39回
2019/12 訪問
【冬季限定】生姜醤油中華そば 830円
冬季限定メニュー「生姜醤油中華そば」の提供が始まったというので、年末のご挨拶も兼ねて愛しい嫁さんと一緒に訪問してきた。折しもクリスマスイブイブの話だ。
ウチからクルマで10分ほど。ドンドン商店街から久保山を掠めて保土ヶ谷駅の東口側に抜ける道を通り、国道を挟んでお店の斜向かいにあるコインパーキングへ停めた。いつもの場所だ。20分100円。
ご参考までに、ドンドン商店街の歴史を紐解いたホームページURLを以下に記す。
https://dondon-shotenkai.jimdofree.com/
横断歩道を渡って、お店に18:30頃入店。半分ほどの客入りと空いていた。
夜営業はスープが残り少ないというTwitter告知のせいか、平日夜クリスマスイブイブのせいか、後客も少なくて後半は殆ど貸切状態に。『なんだか開店1年目の頃みたいだね~』と嫁さんが呟く。
現時点で食べログ評価平均3.9点台のお店だが、こういう日もあるみたい。まあ、空いてたおかげで店主さんと沢山お話できたからいっか(笑)。
券売機で食券を購入、私も嫁さんも冬季限定メニュー「生姜醤油中華そば」830円。私は「寿雀卵の味玉」120円をトッピングで付けた。嫁さんはお気に入りの「炙りチャーシュー丼」330円も。食券を渡してから10分程での提供となった。
さて、今シーズンの「生姜醤油中華そば」はどうか?結論を先に書くと私好みでとても美味しかった。
まずはスープ。生姜の風味を感じさせつつ、鶏の旨みもしっかり感じる。醤油と鶏油とのバランスも素晴らしい。生姜の効能でじんわりと身体が火照った。素性の良い上等な生姜を使ってそうだ。
麺もまた良い感じ。表面がつるりとしてズルズルっと啜り上げるのが楽しい。手打ちで手揉みなので、ウネウネしておりスープを良く絡め取ってくる。その度に生姜の香りがふんわり漂う。そして、噛んだ時のクニクニした食感も堪らない。ゆっくり食べていると麺がスープを吸って経時変化するのだが、嫁さんはその変化も楽しんでいた。私はお腹が空いていたので瞬殺だったが。
「寿雀卵の味玉」は見た目の色も濃いが、その黄身の味も濃く感じる。改めて、味わい深い卵だと思う。
チャーシューやメンマは言うに及ばず、生揚げ醤油や小麦粉も含めどれも良い素材を使っているのがわかる。私の様な駄舌でもそう感じるってことは、良い素材をちゃんと適切に調理しているって証拠だべな。どんだけ良い素材を使っても、調理がダメなら引き立たないものだ。そういう観点から考えると、店主・櫻井さんの腕前は凄いと思う。そして、研鑽に甘えることなく日々精進している努力家だ。
初めてこの限定メニューを食べた嫁さんも大満足。私は昨シーズンも食べたけど、更に進化している様な気がした。それは麺のせいなのか、スープの配合バランスなのか、あるいは私自身の好みと体調にバッチリ合ったせいか?わからないげっちょ、美味しく感じたんだからそれでイイじゃんな。
総じて満足度が高かった。冬季限定と言わずレギュラー化して欲しいメニューだ。でも、限定だからこそ期待感というか目に見えないプラス要素が加わるのかもしれない。寒い冬に身も心も温まる逸杯だった。
次の訪問は子供が産まれて落ち着いてから。あるいは、赤ちゃんの世話を交代でしつつ、私と嫁さんどっちか一人だけで食べに来るか。その時の状況次第だが、こちらのお店の中華そばをまた食べたくなることは間違いない。
ご馳走様。
昨日のクリスマスイブは既報の様に贅沢なランチを堪能したので、夜はウチ飲み。嫁さんの美味しい手料理に舌鼓を打って、たまたま無料のBS-TVで放映していたBOOWYの渋公ライブに感動して涙した。歳を取ると涙腺が緩くなるってのは本当だな。
2019/12/25 更新
2019/11 訪問
味玉中華そば(煮干) 920円
出産予定日まで2か月を切った愛しい嫁さんは外出するのが億劫になってきた様だ。お腹もだいぶ大きくなり身動きに制約が出てきたし、元々貧血気味なのもある。週末に二人でラーメンを食べに外食する機会も減ってきた。無理は禁物だ。
なので、最近は嫁さんの行きたいお店&食べたいジャンルを最優先している。私の方は平日仕事"の"ついでに何とでもなるので(笑)。
先週の土曜日、愛しい嫁さんのリクエストはこちらのお店ご指定。こちらのお店で提供される醤油を食べたい気分とのこと。土日の昼営業は混むので、夜営業に狙いを定めて行ってきた。
クルマはいつものコインパーキングへ停めた。お店と国道を挟んで斜向かいのとこだ。20分100円。
新調したタイヤは100kmくらい走行してイイ感じに皮が剥けた。wetな路面での性能、静粛性、高速安定性は思った以上に良好だ。しかし、この週末は雨模様だったのでdry路面の全開走行を試せていない。タイヤのカテゴリー的にサーキットへ持ち込む気は無いが、他のクルマに迷惑をかけないclosed空間で0-100Km/h加速とスラローム及びフルブレーキングは試さねば。いっそ仕事にかこつけてやっちまうか?
閑話休題。
お店には18:20頃の到着で店内満席。外待ち1名、中待ち3名。平日は比較的空いているとの情報もあるが、土日は混雑している様だ。平日に行ければ良いのだが。でも、私の仕事的には水曜が望ましいけど、こちらのお店は水曜定休なのだ。まあ、仕方ない。
待つこと5分程で食券を買って中待ち。こちらのお店の券売機は入口自動ドアのセンサ範囲内にあるため、食券を買っている最中や中待ちの位置によっては自動ドアが反応して開いてしまう。
保土ヶ谷駅周辺の地形は丘に囲まれて谷を形成しており、谷底めがけて風が強く吹くのだ。これから寒い季節。ドアが開くと冷たい風が店内へ吹き込むので、自動ドアのセンサにキャッチされない様に気を付けた。
その後、10分ちょっとでテーブル席へと案内された。
私は「味玉中華そば(煮干)」920円と「小ライス」100円にした。嫁さんはお目当ての「中華そば(醤油)」800円と「炙りチャーシュー丼」330円。
「味玉中華そば(煮干)」、照明の入射角度によって色合いが変化して見える。とはいえ、セメント煮干とは違ってクリアな感じだ。
麺は他のラーメンと共通だろうか。自家製の手揉みで太く縮れており小麦の風味も良い。高級小麦はるゆたかと国産小麦の粉をブレンド。店内の製麺室で店主さんが製麺している。
その麺を持ち上げて啜ってみると、手揉みで縮れた部位がスープを掬い取ってくる。そうすると煮干の風味が鼻孔を刺激する。嫁さんが食べた「中華そば(醤油)」ならば生揚醤油の独特な香りを楽しめるが、「味玉中華そば(煮干)」は煮干が主体だ。
スープの見た目はクリアな感じだが、煮干感はしっかりある。苦みもあるが甘みもあるタイプで、煮干特有の旨みが舌の付け根を刺激する。店内に積まれた段ボール箱には千葉県の九十九里と記載があった。
ここ数年で新規開店したラーメン専門店全般に言えることかもしれないが、こちらのお店も生産者とのつながりを重視している様だ。煮干に限ったことではなく味玉だってそう。現場に出向いて生産者と話をして自分の目で見て物を確認。それって、高い品質を保つ為に必要なことだと思う。そういうことも鑑みると、最も安いメニューが800円というのは妥当に感じるのだ。
勿論、例えば町(街)中華で500円の安いラーメンには別の意味で良さがある。私も町(街)中華好きだ。でも、それはそれ、これはこれ。私的には同じ判断基準で比較できないと思っている。
こちらのお店で煮干系を食べたのは1年以上前だったが、今回も同じ様に楽しめた。品質を維持している証拠だべな。嫁さんも醤油を堪能して「炙りチャーシュー丼」にも大満足だった様子。良かった。嫁さんが喜んでくれるのが一番嬉しい。
子供が産まれる前にもう1回くらい訪問できるかな?その場合は醤油を食べたい。今回食べた煮干も美味しかったが、やっぱり醤油の方が私好みだ。
ご馳走様。
味玉中華そば(煮干)
味玉中華そば(煮干) 麺リフトアップ
手前が味玉中華そば(煮干)、奥が中華そば(醤油)
券売機 2019.11.23
店舗内観(給水機など)
店舗内観(製麺室)
近くのコインパーキング、国道を挟んで斜向かい、20分100円
新調したタイヤもいい感じで剥けてきた
2019/11/25 更新
2019/10 訪問
つけそば 850円
さっきまでラグビーを観ていた。日本代表の勝利で愛しい嫁さんと一緒に大盛り上がり。正直言ってにわかラグビーファンでルールすらよく知らないが、とても面白かった。あれは格闘技に近いものがあるよね。アドレナリンがドクドク出た。ベイスターズの鬱憤をこちらで発散できたかな・・・?まあ、それもアリだべさ。
ってことで、ラグビーを観終わって興奮冷めやらぬ中で食べログ記事を執筆。
一昨日の夕飯はこちらのお店で。近畿方面からの出張帰り後、自宅へ戻ってから保土ヶ谷へと繰り出した。クルマはいつものコインパーキングへ。お店と道路を挟んで対面の傾斜があるところだ。20分100円。
20時前の入店で八割ほどの客入り。時間が遅かったのでもっと空いているかと思ったが、仕事帰りの勤め人らしきお客さんで賑わっていた。
券売機で食券を購入、私も嫁さんも「つけそば」850円にした。10月の消費税増税に伴って「つけそば」も800円から850円に値上げとなった。使っている材料仕入れ価格の上昇等を鑑みると、値上げは致し方ないところだろう。むしろ品質低下だけは避けて欲しいと思う。
また、最も値が張りそうなチャーシューについてはトッピング「チャーシュー2枚増し(豚肩ロース1枚/豚バラ1枚)」150円の設定も追加された。値上げで客離れしないよう店主さんも色々と考えたのだろう。個人事業主ってのは大変だな。
さて、久しぶりに食べた「つけそば」、麺が変更となっていた。何をどう変えたのか?詳しくは知らない。私は食べ手であって作り手ではないから。食べ手って楽だよね、カネ払って食べて感想つぶやくだけだから。
但し、食べ手だからこそSNS等での発言や配信には気を付けようと思う。客が神様で何を言ってもイイなんて考え方は時代錯誤だと思う(所謂Z級居酒屋などお店側に明らかな非がある場合を除く)。作り手のラーメン屋さんは個人事業主であり、人間として対等の立場だと思うのだ。あ、いや、勿論、好みや口に合う合わないはある。それは人それぞれだ。
だから、食べログやTwitterなどのSNSも含め、お店のことを思ってアドバイスって感じならば店主さんも受け止めてくれるだろうし、こちらのお店のファンの方を刺激しないで済むのではなかろうか。
例えば、他のレビュアさんが荷物置きのカゴについて記事で指摘していたが、それは私も改善した方が良いかなと思った。荷物ではなく足の置き場に戸惑うことがあったからだ。カゴを小さいサイズにするのも手だが、常に荷物置きカゴを足元に置くのではなく必要に応じて出すのは如何だろうか?お店側の手間は増えるが、神様ではなく庶民の客の意見としてご一考頂ければと思う。
閑話休題。
端的に表現するならば、麺の食感は『フワっとしてややモチ』だ。なんじゃそりゃ?感じたことそのまんまだ。「つけそば」の麺は、打ってからあまり寝かせないのはこれまで同様なのだろうか。んだげっちょ、これまでよっかモチっと感が増した気がするのだ。ってことは配合を変えているってことだろうか。手揉みの縮れ具合もイイ感じで、つけ汁を良く汲み取ってくる。この麺、これまでよっか好きだな~!素直に美味しいと思う。
つけ汁の構成はこれまで同様と思われるが、麺の進化もちゃんと馴染んでいるように感じてしまう。それはつまり、トータルバランスも考えて麺を変更しているからだろうと思う。
嫁さんも大満足だった。私にとって嫁さんが喜んでくれるのが最も嬉しい。
こちらのお店の店主さんは日々精進して努力している。それを感じ取れるからこそ応援する気持ちになるし、なんてったってハマっこだ。消費税増税の影響なんて気にならないくらい我々夫婦お気に入りのお店であることに変わりない。にわかじゃないよ(笑)。
ご馳走様。
2019/10/14 更新
2019/09 訪問
【2周年記念】かながわ鶏と湘南シャモの中華そば 1000円
保土ヶ谷にあるこちらのお店は9/15で2周年。そして、2周年記念として本日9/16に限定メニューが提供された。勿論、我々夫婦も先ほど行って食べてきた。
こちらのお店のご主人は横浜市内の某高校出身で生粋の"浜っ子"。府中の麺創研で修行しており、鴇@藤沢の店主さんとは切磋琢磨する間柄だ。我々夫婦は割と初期から通い始めたのだが、味は勿論のことだが店主さんの人柄にも惚れた。我々夫婦はベイスターズ大好きだし、"浜っ子"も大好きだ。応援せずにはいられない(笑)。
つか、いつものコインパーキング(20分100円)へ停めてお店へ行ってみたら、1時間前の到着で既に7~8人くらいが開店待ち。気合い入った皆さん達だ。
開店前の店内を覗いてみたら、お孫さんらしき赤ちゃんをあやすお祖父ちゃんがいらっしゃった。外から見ていてほのぼのした。
後客も続々、親しい麺友さんも来たのでご挨拶。開店15分前には50人以上の行列になっていた。その長蛇の列を見た店主さんが早開けしてくれて11:20頃に開店。
券売機で食券を購入、私は【2周年記念】本日9/16限定の「かながわ鶏と湘南シャモの中華そば」1000円に「寿雀卵の味玉」120円をトッピング。サイドメニューで「炙りチャーシュー丼」300円。愛しい嫁さんは「かながわ鶏と湘南シャモの中華そば」1000円と「寿雀卵の卵かけご飯」260円。
テーブル席に座ってからはさほど待たずに出来上がってきた。
「かながわ鶏と湘南シャモの中華そば」、ピロピロした手もみの太麺は見た目もソソる。ちゅるちゅるした表面だが縮れているので後述の滋味深いスープを存分に絡めとってくる。噛んでみれば力強くしっかりした食感を楽しめる。そして時間経過と共に麺がスープを吸って変化するのだが、決してクダクダにならないところも素晴らしい。これまでの麺を一新したとのこと。まさに3年目の手もみ麺だ。これがレギュラーメニューの醤油と合わさったらどうなるのか?つけそばの麺はどうなるのか?気になる。
スープは、レギュラーメニューの醤油と比べて出汁を感じさせる仕上がり。恐らく、店主さんは普段よっか敢えて醤油タレの配分を控えめにしたのではなかろうか。希少だという神奈川県産のかながわ鶏と湘南シャモの旨みがじんわりと胃腸に染み入る感じ。レギュラーの醤油が立った感じも好きだが、こういう仕上がりも味わい深くて美味しいと思う。
具のチャーシューは神奈川県産やまゆりポークの肩ロース大判焼豚とのこと。しっかりした歯応え。余計な味付けはせず素材本来の旨みを活かしている。つか、上述の滋味深いスープが染みているという点では、中華そば一杯としてトータルで完成形ということか。コリコリしたメンマも九条ネギも同様。黄身が濃厚な味玉も然り。
140食くらい用意したらしいけれど、15時頃でスープ切れ終了となったようだ。大勢のお客さんが2周年を祝いに来てくれた様で良かった。
総じて言うと力強さもあり優しさもあり、まるで店主さんの人柄を表すかのような素晴らしい一杯だった。我々夫婦好みの味であり美味しかった。食べることが出来て良かった。
2周年おめでとうございます。3年目も夫婦で通いますので宜しくお願い致します。
ご馳走様。
2019/09/16 更新
2019/08 訪問
【昼限定】梅の山かけ冷やし塩らぁ麺 900円
暑い!暑い!暑い!こんな暑い日、冷やしラーメンは如何だろうか?キリっとして美味いやつだ。保土ヶ谷にあるこちらのお店では、夏季限定メニューとして「梅の山かけ冷やし塩らぁ麺」の提供が開始された。
このメニュー、昼営業だけの限定販売で価格は900円。残念ながら大盛は不可だ。平日だけではなく土日もやってくれるのが嬉しい。ちなみに、こちらのお店の定休日は8月から毎週水曜に変更となった。訪問を計画されている方はご注意あれ。
ってことで、今日の昼はこちらのお店で。この限定メニューを食べたいという愛しい嫁さんの気合いが尋常ではなく、早起きして開店PPをゲットした。10:45頃の到着、クルマはお店の斜向かいにあるいつものコインパーキングへ停めた。20分100円。
夏だから当たり前かもしれないが、今日もうだるような暑さだ。横浜の最高気温は34℃らしいけど、体感気温は体温くらいありそうな気もする。幸いにしてお店前は日陰になっており直射日光は避けられたものの、風が吹かないとサウナ状態。途中で店主さんが嫁さんに声をかけてくれたのも嬉しかった。
後客は徐々に増えて開店時には10数名。
券売機で食券を購入、私も嫁さんも「梅の山かけ冷やし塩らぁ麺」900円。私はサイドメニューから「炙りチャーシュー丼」300円、嫁さんは「寿雀卵の卵かけご飯」260円にした。
待つこと10分程での提供となった。冷やし故に手間がかかるせいか、後客の特製醤油が先に提供された。まあ、我々夫婦はそういうのわかっているから大丈夫。嫁さんと談笑したり、店主さんの調理する所作を観ていたりすると飽きない。
「梅の山かけ冷やし塩らぁ麺」、見た目はやはり黄金色のスープ上に載せられた山かけが印象的。その上の青菜も涼しげだ。こうきたか!まさにメニュー名の通りでダイレクト。
麺をリフトアップして撮影後、そのままズルズルっと啜ってみる。ん!?この麺、めっちゃ好きな感じだ!水でキッチリとシメられておりコシがあってプリプリだ。店主さんに聞いたらレギュラーで使っている麺と同じとのこと。茹でた後に冷やすだけで、こんなに違うもんなのね。正直、驚いた。もともとウェービーな手揉み麺なので、スープとの絡みも良い。
そのスープ、キリっとした塩でコクもあって旨みが滲み出ている感じ。レギュラーメニューの塩も好きだが、冷やしは更にキリっと感が増す。鰹と煮干しと昆布の和風出汁だそうな。それ故にか、多少オイリーにも関わらずクドく感じない。
そして、肝心の山かけだ。トロっとしてフワっと柔らかく麺にもよく絡む。梅の爽やかな酸味が織り込まれており、山かけと麺を混ぜ混ぜして啜ると口の中に清涼感が広がる。酸味が強すぎず絶妙な塩梅。
ん!これは好みの味わいだ!美味い!!
具は低温調理したチャーシューとメンマと刻み葱。そして、見た目のアクセントにもなっている青菜は小松菜だ。勿論、完飲完食。つーか、ご飯をスープに投入して冷やし雑炊ちっくにして食べるのもアリだと思う。
『結局、こういうのが旨い!』まさにその通りだと思う。美味しかった。愛しい嫁さんも大満足。
初訪の方はまず醤油だと思うが、何回か行かれている方は是非お試しあれ。暑い夏にピッタリの限定メニューだ。繰り返しになるが、昼のみの限定。いつまでやるかは不明だが、少なくとも8月いっぱいは提供すると思われる。
ご馳走様。
さて、ベイスターズは今夜も巨人との首位決戦。TV観戦予定。昨日、菅野をKOしただけに今夜も楽しみだ。
2019/08/03 更新
2019/07 訪問
チャーシューそば(醤油) 970円
食べログでレビュアーをやっていればご存じの方も多いと思うが、お店のTOPに表示される食べログ評価平均点はレビュアーがつけた点数を単純平均したものではない。
基本的には、影響度が高いレビュアーの多くが高評価を付ければ食べログ評価平均点も高くなる仕組みだ。逆も然りで、影響度が高いレビュアーの多くが低評価を付ければ、食べログ評価平均点は低くなる。
ちなみに、フォロワー数は影響度に直接関係しない。フォロワー数だけが多くても影響度は高くならないってことだ。また、写真だけの投稿数が多くても、口コミが無い行っただけの投稿数が多くても影響度には殆ど効かない。
影響度に効くのは口コミ数だ。何千人もフォロー/フォロワーがいても、口コミ数が数10件程度だと影響度は皆無。下手すりゃメッセージ機能すら使えない初心者扱いだ。口コミ数100件程度でも初級扱いで影響度は小さい。口コミ数500件前後でようやく中くらいの影響度(現在の私)。1000件以上の口コミを書いているレビュアーは影響度高だ。
運営側では口コミのジャンルも考慮しているようで、特定ジャンルの口コミ数が突出して多いレビュアーは、そのジャンルへの影響度比率が高くなるようだ。私の様にラーメンの口コミ記事が多いレビュアーの場合、ラーメンへの影響度比率は高いが、洋食の口コミを書いても影響度は低いという感じだ。
さて、何が言いたいか?
実は先日、こちらのお店の食べログ評価平均点が高いことに対して情報操作しているのでは?とTwitter上でつぶやいた人がいたのだ。
しかし、それは上記の食べログ評価平均点の仕組みを知らない人の憶測だ。情報操作などは無い。
こちらのお店で食べて好みに合わなかった場合、なんで食べログ評価平均点がこんなに高いの?って思う人もいるだろう。例えば、家系ラーメンが大好きな人ならば中華そば自体そんなに好きじゃないって人もいるだろうし(私は家系ラーメンも好きなので、家系を否定している訳ではなく、あくまでも一例)、似たように見える淡麗な中華そばでもスッキリ系が好きだったり細麺が好みだったりと好みは人それぞれだ。
また、そもそもラーメンを食べ慣れない人にしてみれば、予約困難な寿司屋や有名なシェフのいるフレンチやイタリアン等の食べログ評価平均点と比べて首をかしげるかもしれない。たかがラーメンでしょ?良い素材使ってるだけじゃないの?って。
でもね、こちらのお店の食べログ評価平均点が高いのは、こちらのお店に高評価を付けた影響度の高いレビュアー数が多いだけなんだよね。端的に言えば、その影響度の高いレビュアーの皆様の好みってことだ。なので、食べログ評価平均点は全ての人が納得するとは限らないって訳だ。
こちらのお店の口コミ数は現在100件程度。それでも立派な数だと思うが、例えば同じ横浜市内の有名店である鶏喰@吉野町は500件以上。母数に5倍も差がある。現時点では鶏喰よりこちらのお店の方が評価平均点が高いけれど、この先どうなるか?わからない。影響度の高いレビュアーが今後も数多く来店して高評価すれば現在の評価平均点を維持もしくは更に高くなるだろうし、その逆もあり得る。
私的には、こちらのお店にはこちらのお店の良さがあり、鶏喰には鶏喰の良さがあると思っている。正直どちらも美味いと思う。どちらがより好きか?は、それこそ好みの問題だ。
私は本来お店とお店を比較するのはナンセンスだと思っているが、上記説明のため止むなく鶏喰を引き合いに出した。両方のお店やそのファンの方には申し訳無いと思っている。ご容赦願いたい。
そんなことよっか、こちらのお店の店主さんもスタッフも日々頑張っていることは間違いない。店主さんは義理人情に厚く頑張り屋さんなのだ。
前置きが長くなった。
今日、こちらのお店で夕飯を食べてきた。
クルマは道路を挟んで斜向かいにあるいつものコインパーキングへ停めた。20分100円。
19時頃の入店で八割程の客入り。土日は行列するが、平日夜は空いている。超有名なお店を除き、大抵のラーメン屋さんが平日はそんなもんだ。と思っていたら、後客が続々と来てすぐ満席になり中待ちも出来た。その後は落ち着いた様なので、19時過ぎがピーク時間だったようだ。
券売機で食券を購入、「チャーシューそば(醤油)」970円と「寿雀卵の卵かけご飯」260円にした。愛しい嫁さんは「味玉つけそば」920円。
カウンター席の右端2席へと案内され、食券を渡してしばし待ち。明るすぎない照明は疲れなくてイイ感じ。相変わらず清潔感もあって居心地も良い。
タイミングが悪かったせいか先客の分がまだ出ていなかった。まあ、嫁さんと歓談していたので問題は無い。15分程かかって出来上がってきた。
「チャーシューそば(醤油)」、見た目からして肉感満載。こちらのお店の基本メニューである「中華そば(醤油)」をベースにチャーシューを増したメニューだ。その肉を掻き分けて麺をリフトアップして撮影。リフトアップと同時にふんわりと醤油の香りが漂う。但し、一般的な醤油と異なり生揚醤油を使っているせいか、その香りは複雑な感じ。祖母の実家の蔵の奥にある味噌を入れたツボの近くで嗅いだことのある香りというか。味噌じゃなくて醤油なんだげっちょな。もっとも、醤油も味噌も日本独自の食文化に違いない。
ふと、麺を啜るのを思いとどまってレンゲでスープを飲む。コクがあってマイルドな味わいに思わず『美味しい~』とつぶやいてしまう。
こちらのお店では、ヨネビシ醤油製の生揚醤油を使っている。生揚醤油は端的に言うと"絞りたて"だ。"火入れ"と"ろ過"をせず、余計な添加物が入っていない。この生揚醤油が一般家庭に出回ることは殆ど無い。保存料が入っておらず品質管理が大変なので、そこら辺のスーパーでは販売していないからだ。一般家庭で使っている醤油は、"火入れ"と"ろ過"をして尚且つ保存料や添加物が入っている。最近では"火入れ"と"ろ過"をしただけの生醤油も出回っているが。
生揚醤油は"火入れ"と"ろ過"をしていないから酵母菌などの微生物がいる。なので、その香りも味も何だか複雑に感じるんだべな。この生揚醤油に信州黄金シャモ丸鶏からなるスープが合わさるのだから、香りも味も旨みも幾重に重なる様だ。とはいえ、単に良い素材を使っているだけではなく、出汁や油分も含めそれぞれの配合を工夫し、丸鶏からしっかり旨みを抽出し、スープと合わさる麺の相性も考えているだろう。ちゃんと調理しているのだ。だからこそ、生揚醤油の個性を活かしつつもトータルバランスが取れていると感じる。ただ、以前食べた時よっか醤油の主張が控えめになった気がする。微妙に調整しているのか、食べ手である私の体調の変化か。それとも駄舌がもっと駄目になったか(笑)。
そして麺は国産小麦を使った自家製。厨房の隣に製麺室があって店主さんが手作りで手打ちで手揉みしている。この麺も好きだ。中太で縮れており、上記の美味しいスープを存分に絡め取る。表面がツルっとしており喉越しが良く、噛めばモチっとした食感が楽しめる。弾力性があるとまでは言わないが、程度の差こそあれ大抵の人がモチっと感じるのではなかろうか。加水率は中くらいで、食べ進むうちにスープが染みて色と食感が若干変化してくるのも面白い。スープが口当たりの優しいマイルドな今時のイケメン役者だとすれば、麺は艶やかなボディーをクネクネさせる踊り子か。両者とも存在感があって観衆(食べる者)を飽きさせない。
尚、麺に関しては開店初期からマイナーチェンジが何回かあったと思う。その度に少し変えたかな?と思ったりするのだが、これまで店主さんに直接確認したことはない。今度、思い切って聞いてみようかしら。でも、調理の邪魔をするのも何だしな。
なんて思っていたら、食べ終わった時に店主さんが話しかけてきてくれた。近々、つけそばの麺を変えるとのこと。嫁さんは期せずして変更前のつけそばにありつけた訳だ。
具は、やはりメニュー名のチャーシューが主役であろう。豚肩ロースと豚バラの2種だが、どちらも私好みの肉感があるというか。硬すぎず柔らかすぎず、噛む楽しさがある。味付けは素材の味を活かしつつも適度であり、丁寧に調理されていた。そのまま食べても良いし、麺と一緒に食べても良い。後述のご飯に載せて食べるのもアリだ。
「寿雀卵の卵かけご飯」、その名の通りで、ご飯と寿雀卵の生玉子が殻を割らない状態で提供される。衛生面でどうか?いまや牛丼などのファストフード店でもこの様に提供されるのが一般的だし、個人的には玉子を自分で割る行為が楽しい。今回、玉子を割ったら何と双子だった。なんだか嬉しい。ご飯の上に卵をかけて、生揚醤油を垂らして食べる。寿雀卵だけちゅるちゅる啜ってもそんなに味は濃くないが、生揚醤油が抜群に合う。生きた卵と生きた酵母菌の協奏曲はコク深く円やかだ。最終的には、「チャーシューそば(醤油)」のスープをかけて完飲完食。
総じて我々夫婦好みの味であり美味しかった。食べログの評価平均点や各レビュアーの口コミ記事がどうであろうと、それはあくまでも参考情報でしかない。我々夫婦はこちらのお店へこれからも定期的に通う。味も好みだけど、店主さんの人柄も好きなんだよね。
そうそう、こちらのお店は2019年8月から定休日が水曜に変更となる。訪問を計画されている方は注意されたし。
ご馳走様。
付記;
今回の記事はいつも以上に長文で、しかも珍しく真面目な話が主体だった。好みは人それぞれなので、私の評価点やこの記事に必ずしも共感して頂けるとは思っていないが、この悪筆乱文を最後まで読んで頂いた方に感謝したい。
口コミに関しては、個人的には件数よっか内容の方が大事だと思っている。内容が伴った記事件数を増やしていければ理想的だ。それも自分が好きなジャンルで。
ところで、食べログ評価平均点が影響度の高いレビュアーに左右されることを悪用する輩もいるらしい。特にZ級居酒屋と呼ばれる悪質なお店と連携していることが多いんだとか。マイレビュア様がまとめ記事を作成されているので、詳しくは下記URLを参照されたし。
https://tabelog.com/matome/11305/
尚、上記まとめ記事にはZ級居酒屋と対比のため良店も含まれる。
チャーシューそば(醤油)
チャーシューそば(醤油) 麺リフトアップ
チャーシューそば(醤油)、寿雀卵の卵かけご飯
寿雀卵の卵かけご飯(殻を割ったら双子だった)
味玉つけそば
券売機(上段) 2019年8月から定休日が水曜に変更
券売機(下段)
お店と道路を挟んで斜向かいにあるコインパーキング 20分100円
2019/07/25 更新
2019/06 訪問
チャーシューそば(塩) 970円
久しぶりにこちらのお店の塩が食べたくなったので、今日の夜営業で愛しい嫁さんと一緒に食べてきた。
結論を先に書くと我々夫婦好みの味で大変満足した。食べログでも平均点がかなり高い点数になってきているが、それは伊達じゃないと思う。我々夫婦お気に入りのお店なので何だか嬉しい。
仕事を終えて帰宅後、クルマで出発。南太田のドンドン商店街を通り抜け、清水ケ丘公園の近くを通過してトンネルを抜けると保土ヶ谷駅東口近くに出られる。国道1号は狩場方面への右車線がいつもの様に渋滞していたけど、左車線はスイスイだ。お店と道路を挟んで斜向かいにあるコインパーキングへクルマを停めた。30分200円。
お店には19:30頃の到着。ちょうど満席。これまで平日の夜営業は比較的空いていたのだが、地元客も着実に増えてきたようだ。
まずは券売機で食券を購入、「チャーシューそば(塩)」970円と「ライス」100円にした。嫁さんは「味玉中華そば(醤油)」890円。
そーいや、こちらのお店の塩はいつ食べたっけか?調べてみたら昨年11月だった。およそ半年ぶりだ。その間は醤油や限定を食べたっけな。
食券をスタッフへ渡して中待ち。
テーブル席の先客が食べ終わったので、さほど待たずに入れ替わりで座ることが出来た。
そこから提供まで10分ほどかかったが気にしない。居心地が良い雰囲気の中、嫁さんと歓談して待った。
「チャーシューそば(塩)」、その見た目がとても美しく感じる。あくまで自分自身の経験論でしかないが、見た目と中身が相反したことは少ない。
黄金色に輝くスープをレンゲで啜ってみると、乾物系も含めた出汁の旨みが口の中に広がる。次いで、丸鶏と塩ダレと油分の絶妙な配合によるコクと奥行きを感じた。天日干しの塩を使っており、角が立ち過ぎていないのも好印象。下処理も含めて素材の良さを巧く引き出している様な丁寧さを感じるスープだ。一般家庭でこのスープを作ろうとしたら大変だろう。うちの嫁さんは料理上手だが、ラーメンだけは手を出さない。その難しさがわかっているからだ。
プルプルした自家製麺は中太で程よく縮れており、麺を持ち上げると上述の美味しいスープを引き連れてくる。噛めばモチモチした歯ざわりで、小麦の香りとスープが融合。鼻でも舌でも味わうと、脳内には快楽物質が分泌される。こりゃ堪らん!麺をズルズル啜り上げる行動が止まらない。
具はやはりチャーシューだろう。私はこちらのお店のチャーシューがとても気に入っている。柔らかさと噛み応えのバランスが丁度良いのだ。モモ肉とバラ肉、部位こそ異なれど素性の良い肉をちゃんと調理しているのを感じ取れる。味付けも濃過ぎず丁度良い。「ライス」にチャーシューを載せて食べた。米にも合う。美味い。
嫁さんも久しぶりに醤油を堪能していた。
ということで、冒頭記した様にやっぱり私好みの味だった。ともすれば全体的にクラシックな味わいにも思えるが、そうではない。例えば、20年前30年前の古臭い塩ラーメンとは似て非なるものだ(古臭い塩ラーメンには別の良さがあるけど)。
こちらのお店の店主さんは努力家で日々精進している。妥協などせず、色々な意見に耳を傾けているであろう。好みは人それぞれだから、全ての客を満足させることは不可能かもしれない。んだげっちょ、我々夫婦の様にこちらのお店が好きなファンはきっと増えていくと思う。
ご馳走様。
付記;
私は評論家でもないし駄舌なので偉そうに語る気はないげっちょ、私の好みに近い方の参考になればと思ってレビュー記事を書いている。私の記事を読んで違うと感じた方も少なからずいらっしゃるだろう。その場合、他のレビュアー様の記事を読まれるかと思うが、それでもスッキリしない場合は所謂ラーメン本の情報を参考にされると良いと思う。
ラーメン本に掲載されているラーメン評論家やライターの皆様の意見は無視できない。神とは思わないけれど、少なくともこの道のプロだ。一般人よっか舌が研ぎ澄まされているべな。
例えば、こちらのお店は昨年TRY新人賞を受賞しており、審査員の皆さんも実際に訪れ食べて評価している。ラーメンWalkerやラーメンぴあ等にも掲載されている。ご参考まで。
2019/06/19 更新
2019/04 訪問
限定 生青海苔まぜそば 880円
昨日の夕飯は保土ヶ谷にあるこちらのお店で。ついこないだ訪問したばっかだが、愛しい嫁さんがTwitterで珍しい限定メニューをやるって情報をキャッチしたので。この日だけの限定30食だったが、夜営業でも15食残っていた。結論を先に書くと、大変満足した。とても面白い内容のまぜそばで、新鮮な感動を得られた。食べることが出来て良かったと思う。
ウチからクルマでいつものコインパーキングへ。20分100円。お店と国道を挟んで斜向かいの入口傾斜がキツイとこだ。
お店には18:30過ぎの到着。まずは券売機で食券を購入してスタッフさんに渡した。私も嫁さんも限定メニューの「生青海苔まぜそば」880円と「〆の追い飯 ミニわかめご飯」120円。
割とすぐにカウンター席へ座れたものの、ちょうど混みあっており先客の分がこれから調理だった。提供まで10分ちょっとかかったが、お店の居心地が良く嫁さんと雑談していたので特に問題ない。
「生青海苔まぜそば」、桜エビとホタルイカとたたみいわしが載った見た目に驚く。普段、こちらのお店で提供されるのは丸鶏など動物系を使ったメニューが主体だけに、ギャップがあって面白い。こうきたか!と。
早速、麺をリフトアップしてみると磯の風味がブワっと広がる。ん?自家製のウネった太麺に生青海苔が纏わりついている。ますます面白い。写真をもどかしく撮り終えて、そのまま麺を口に運ぶ。
うぉ!美味い!!
(*´Д`)
正直に言うと、多少なりとも生臭いんだべなーと思っていたのだ。ところが、良い意味で私の憶測と異なっていた。塩味が控えめの生青海苔だが、磯の風味はそのままに生臭くない。これは具のホタルイカも同様。きっと、下処理が良いのだろう。酒飲みなら好きであろうイカ肝の独特の苦みを伴う風味も損なわず、尚且つ甘みと旨みが共存してるっつーか。
そして、この生青海苔の効能なのか、麺の小麦の風味と噛んだ時のモチモチ食感が更に引き立っている気がした。滑らかな舌触りで喉越しも良い。
麺に合わさるタレは最初塩ベースかと思ったのだが、店主さんに確認したところ(仕事中に話しかけてすいません)、煮干とのこと。私の駄舌っぷりを暴露したことになるが、塩かと思うくらいさりげない感じ。エッヂが立ち過ぎず、丁度良い塩梅で上品に仕上がっている。
桜エビのジャリジャリした感じがアクセントになっており、たたみいわしに至ってはラーメン(正確には、まぜそばだが)に入っているのは初めてかも?たたみいわしって、そのまま食べるとお煎餅ちっくだが、タレに浸すとフワっとした食感になって変化を楽しめた。
味変という意味ではレモンを絞るのも面白い発想。これこそ生臭かったら逆効果だべな。上品な仕上がりであるが故にレモンの酸味も活きてくる。
「〆の追い飯 ミニわかめご飯」は、そのまま食べると薄味。んだげっちょ、タレの残った丼に投入して茶漬け風にするとブーストがかかる。薄味だからこそわかめの風味が活きて、尚且つタレの煮干と残った生青海苔も活きて三重奏を奏でる訳だ。勿論、完食。
冒頭にも記したが、新鮮な感動を得られたし何より好みの味で美味しかった。とても気に入ったので、機会があれば又やって欲しい限定メニューだ。
ご馳走様。
2019/04/18 更新
2019/04 訪問
チャーシューそば(醤油) 970円
横浜の桜が満開から散りかけで見頃だった先週の土曜日、保土ヶ谷にあるこちらのお店で昼食。近頃、私の心の中で醤油熱がヒートアップしており、醤油が人気のお店を意識的に巡っている。
つか、こちらのお店、気が付けば現時点で食べログ評価3.69点になってるし。あれ?こないだ訪問した時まで3.5点台だったような?いつの間に!?って感じだ。TRY新人賞のしょう油部門で6位にも入選したし、地元客も着実に増えているようだし、もはや押しも押されぬ人気店か。割と初期から通っているので、何だか感慨深い。店主さんは横浜生まれの横浜育ちなので、応援したくなるのも人情だべさ。
いつものコインパーキングへクルマを停めた。国道1号を挟んで斜向かいにある。20分100円。
コインパーキングからは横断歩道を渡って徒歩1分くらい。開店時間11:30に対して20分前の到着で開店待ち5人。後客も多数で開店時には20人以上の行列になった。
開店後、券売機で食券を購入。私は「チャーシューそば(醤油)」970円と「寿雀卵の卵かけご飯」260円、愛しい嫁さんは「チャーシューそば(塩)」970円と「寿雀卵の卵かけご飯」260円。食券をスタッフさんに渡したら、久しぶりにカウンター席へと案内されたので店主さんと少し会話できた。相変わらずシャイな笑顔が素敵な店主さん、丁寧な所作も変わらず好印象。厨房内と対面する形のI字型カウンター席で、厨房内には店主さんの他に男性スタッフ1名、接客担当の女性スタッフ1名という体制。
「チャーシューそば(醤油)」、店主さんからカウンター越しに受け取った瞬間から醤油の香りが漂う。この香り、何故こんなにソソるんだろう?やはり日本人だからか?もどかしく麺のリフトアップ写真を撮り終え、スープをレンゲですくって飲む。前述の香りが鼻孔をくすぐり、油分が多めで熱々なスープが舌先から付け根まで行きわたる。キリっとして重厚な醤油を感じさせつつ、動物系(信州黄金シャモ等)の旨みが押し寄せてくる。そして、食べ進むうちにダシを感じるのも変化があって楽しい。
複数の小麦をブレンドしたという自家製麺は、小麦の風味をちゃんと感じさせつつ噛んだ時のモチっとした食感も心地良い。ややウェーブしており、上述の美味しいスープを存分に絡め取ってくる。開業当初からマイナーチェンジを重ねてきており、どんどん進化している。叶うことならば、開業当初と現在のを並べて食べ比べてしてみたい。
低温調理の豚チャーシューはモモとバラの2種。どちらもシットリして柔らかく、それでいて噛み応えもある。そのまま食べても良し、白飯に載せて食べても良し。枚数的にも文句なし。
ちゃんとした具材、ちゃんとした調理、これで970円という価格設定は本当にお得だと思う。
「寿雀卵の卵かけご飯」は卵そのものも大したもんだが、一緒に提供される醤油も秀逸だ。ウソだと思うなら是非試してみて欲しい。味が濃い醤油なのでちょっとでイイと思う。醤油をたらしてかき混ぜて食べると、至福の瞬間が待っている。最終的には上述の絶品スープを投入して、おじや風にして完飲完食。美味しかった!
ご馳走様。
2019/04/09 更新
2019/01 訪問
生姜醤油中華そば 800円
一昨日、夕飯は保土ヶ谷にあるこちらのお店で。昨年11月以来だ。今年初訪問だったのでご挨拶も兼ねて。
仕事帰り、愛しい嫁さんがクルマで迎えに来てくれた。クルマの運転が上手な嫁さんで助かる。運転を交代して国道1号で保土ヶ谷へ。平日の夕方は保土ヶ谷橋交差点で戸塚方面への右折レーンがある右車線は大混雑するけれど、井土ヶ谷方面へ行く左車線はスイスイだ。その左車線沿いにあるコインパーキングへクルマを停めた。いつもの入口が坂道になっているとこ。20分100円。
18:30頃の到着で店内は半分ほどの客入り。券売機で食券を購入して店員さんへ渡す。私は限定「生姜醤油中華そば」800円を「大盛」100円で。追加トッピングで「チャーシュー4枚増し」200円、「ライス」100円も付けた。欲張り?お腹が空いていたのだ。嫁さんは「味玉中華そば・醤油」890円。
丁度いつものテーブル席が空いており、そこへ案内された。黒を基調としたシックで落ち着く店内は変わらず。店主さんの素敵なはにかんだ笑顔も変わらず。やはり良いお店だ。
強いて気になる点を挙げるなら、入口の自動ドアが開くと風の通りが良すぎて少し寒いってことぐらい。こればっかりはお店の構造的に仕方ないか。
それと、江戸時代で言うところの旧東海道保土ヶ谷宿は起伏に富んだ地形だ。保土ヶ谷区今井町あたりの海抜が約100mで天王町が約0mだから、ざっくり100mの高低差。そりゃ、風も強いべさ。
そんなこんなと待つこと10分程で出来上がってきた。
限定「生姜醤油中華そば」、見た目の美しさもさることながら、撮影のため麺をリフトアップした瞬間に生姜の香りがブワっと漂ってきた。スープを啜ってみると、確かに生姜が効いている。但し、生姜だけが主張するのではなく醤油と巧みに調和しており、尚且つ鶏の旨みも感じる。油分が比較的多めで熱々なのも好印象。寒い夜に適した構成だ。身体の芯から熱くなってくる。
なんつったらいいのか、こちらのお店の特徴でもある醤油を活かした仕上がりなのだ。スッキリ上品って感じではなく、かと言って野暮ったい感じでもない。若々しさと力強さの中に優しさがあるっつーか。比喩的な表現しかできない己の舌の未熟さを嘆く。まあ、でも、好みの味であり美味しく感じたことは間違いない。
前回、塩を食べた際に麺の変化に気が付いたのだが、このしっかりした麺は塩よりも醤油スープの方が合う気がする。平打ちの太麺で程良く縮れておりスープとの絡みも良い。上述の生姜醤油スープをしっかり連れてくる。
具は、何と言ってもチャーシューだべな。追加トッピングで「チャーシュー4枚増し」にしたのだが、豚肩ロース2枚と豚バラ2枚という構成。肩は脂が少なく、バラは脂が多い。人それぞれ好みがあると思うけれど、私はどちらも好きだ。基本的にシットリして肉感がある。まさに上等なお肉。「ライス」を包んで食べるのも一興だ。
メンマと青物も勿論だが、付け合わせの刻みネギはシャキシャキした食感でアクセントになっており、生姜醤油スープとのマッチングが良い。可愛らしいナルトはチャームポイント。
総じて言うと、こちらのお店らしく醤油を活かした生姜醤油って感じ。大寒は過ぎたがまだまだ寒い日は続いているので、この限定「生姜醤油中華そば」で身体を内から温めれば風邪の予防になるかも。嫁さんも「味玉中華そば・醤油」を堪能していた。今年もお世話になりますので宜しくお願いします。
ご馳走様。
2019/02/01 更新
2018/11 訪問
チャーシューそば(塩) 970円
一昨日のお昼は保土ヶ谷駅近くにあるこちらのお店で。こちらのお店、TRY新人賞の醤油部門で第6位に入賞、ラーメンWalker神奈川の新店ベスト3にも入った。メディアに取り上げられると一気に客が増えるというが、この日も我々の後は長い行列が出来ていた。タイミング良くちょっと待ったぐらいで座れたのはラッキーだったようだ。
クルマはいつものコインパーキングへ停めた。お店と国道を挟んで斜向かいにある。20分100円。このコインパーキング、出口は坂の傾斜がキツイので車高が低いクルマはフロント下部をこすらないよう注意が必要だ。
お店には12時過ぎの到着。まずは券売機で食券を購入。私は「チャーシューそば(塩)」970円と「寿雀卵の玉子かけご飯」260円。嫁さんは「特製中華そば(醤油)」990円を「大盛」100円で。食券を店員さんに渡してから10分ほどで着席、その後5分ほどで出来上がってきた。
「チャーシューそば(塩)」、そう、久しぶりにこのお店の塩が食べたくなったのだ。見た目は良い意味で変わらず、黄金色に輝くスープ。麺は・・・、あれ?持ち上げがやや重くなって縮れが穏やかになったような?
気を取り直してスープを啜る。うん、美味い。これこれ。一見すると端麗っぽいが、その実は力強さがあって旨みが押し寄せてくる。若干、塩分濃度が控えめになった気もするが、乾物系のダシを活かしつつベースの鶏も含めたトータルバランスが素晴らしい。尚且つコク深さというか奥行きがあって飽きずに飲めちゃう。私好みバッチリだ。
麺は、やはり若干変えたようだ。前に食べたのは3月。その時と比べると、少しだけ重くなって縮れが穏やかになった気がする。小麦の配分や加水率とかは駄舌な私にはわからないけど(苦笑)。私的には前の方が軽めのピロピロ感を楽しめて好きだが、これはこれでアリか。いや、むしろ万人受けするかもしれない。しっかりめな印象で喉越しも良い。
肉感のあるチャーシューはバラもロースも絶品だ。チャーシューで「寿雀卵の玉子かけご飯」の白飯を巻いて食べる。スープの旨みをまとったチャーシューは己の肉汁も相まって猛烈に舌の付け根を刺激する。いま思い出して書いているだけでヨダレが出てきた。たまらん。
〆は寿雀卵の玉子を溶かしたご飯に、嫁さんの特製醤油スープを頂戴してぶっかけてスルスルっと口に流し込む。美味い。
総じていうと、何だかんだで納得の味だった。店主さんは日々努力に励んでいるようだ。今後も楽しみ。
ご馳走様。
2018/11/13 更新
2018/09 訪問
1周年限定 三大地鶏の中華そば 1000円
今日のお昼は保土ヶ谷駅近くにあるこちらのお店で。本日(9/15)で1周年。愛しい嫁さんと一緒に通い始め、私の食べログや嫁さんのTwitterに載せてないのも含め10回は伺ったかな。我々夫婦お気に入りのお店だ。
いつものコインパーキング(20分100円)へクルマを停めて、開店の30分ほど前に到着。既に10人ほど外待ちが出来ていた。並びに加わる。我々の後からも続々と来て、開店時には30人くらいになった。生憎の雨模様だが、1年でこんだけ集客力がついたってことか。近所の人も多そうだったし、地元に根付いてきたことの証しでもあるな。なんて思っていたら、麺友さんも来たのでご挨拶。
さて、今日は1周年限定メニューのみ。「三大地鶏の中華そば」1000円だ。券売機で食券を購入。「寿雀卵の卵かけご飯」260円もつけた。中待ち10分ほどでテーブル席へ座ることが出来た。
今日は、店主さんの他に奥様とスタッフ2人の合計4人体制。奥様にお会いするのは久しぶり。ウチの嫁さんのことを覚えていてくれたようで嬉しい。店主さんの笑顔も相変わらず素敵だ。
限定メニューに絞った営業のせいか、回転が早かった。着席後はさほど待たずに出来上がってきた。
「三大地鶏の中華そば」、見た目からして美味そう。三大地鶏ってのは、比内地鶏・名古屋コーチン・薩摩地鶏だそうな。その丸鶏を使ったスープを啜ってみると、鶏の旨味が押し寄せてくる感じ。それでいて、このお店の特徴でもある醤油とのバランスが抜群に良い。油分はやや多めだが、それによってスープが熱々なのも好印象。
麺も普段とは異なり、ハナマンテンの新麦をブレンドした自家製手揉みとのこと。熟成を短くし、手揉み時間は普段の3倍らしい。実際に食べてみると、なるほど確かにコシが強かった。太くて縮れており前述の美味しいスープを存分に絡めとってくる。普段のモチプルピロピロ麺も好きだが、このコシの強い縮れ麺も好きだな。
具はやまゆりポークのローストポークがめっちゃ美味い。ややシットリしつつ、肉の旨味も感じる。
「寿雀卵の卵かけご飯」についてはこれまで何度も紹介しているので、多くを語る必要はあるまい。素材を活かした自然な味わいってやつだ。もっとも、今回の限定メニューのスープをかけて食べたら更に美味しく感じたげっちょな。
この1年の集大成的な?うん、間違いなく美味しかった。2年目も定期的に訪問して楽しみたい。
ご馳走様。
1周年、おめでとうございます。
2018/09/15 更新
2018/07 訪問
特製中華そば・煮干 990円
こないだの土曜日、夕飯は保土ヶ谷にあるこちらのお店で。今年3月以来と少し間が空いてしまった。今回のお目当ては新しく始まった煮干。クルマは、旧国道1号を挟んでお店のはす向かいにあるコインパーキングへ停めた。20分100円。
19時過ぎの到着で先客1名と空いていた。券売機で食券を購入。私は「特製中華そば・煮干」990円と「寿雀卵の卵かけご飯」260円。愛しい嫁さんは「特製中華そば・塩」990円を「大盛」100円で。
店主さんに食券を渡して、いつものテーブル席へと座る。奥様は不在。店主さんと男性店員さんの2名体制になったようだ。しかし、シックで落ち着いた雰囲気は変わらず。居心地の良さも変わらない。
我々が待っている間、次々とお客さんが訪れてアっと言う間にほぼ満席になった。どうやらタイミングが良かったようだ。
その後、10分ほどで出来上がってきた。
「特製中華そば・煮干」、提供されると同時にふんわりと煮干の匂いが香る。さっそくスープを啜ってみると、
エグミをあえて残したと思われるスープはマイルドとビターの中間くらい。甘すぎず苦すぎずだ。醤油ダレとのバランスも良く、味わい深い仕上がりになっている。これならば、煮干系が苦手な人でもイケるのではないか?実際、煮干が苦手な嫁さんに味見して貰ったが、大丈夫そうだった。
ややウェーブした太麺はチュルチュル感とモチモチ感が両立しており美味い。厨房の横に設置された製麺室は伊達じゃないよな。
具はチャーシューが好みのタイプ。しっとりした肩ロースも甘みのある豚バラも、どちらも甲乙つけがたい。低温調理でややピンク色がかっているが、スープの温度で色が変化してしまう。レアなのが好きな人は早めに食べるかよけておいた方がイイ。逆にレアなのが苦手な人はスープに浸して味を纏わせて楽しむとイイべな。
「寿雀卵の卵かけご飯」も久しぶりに食べたが、自然な感じでスッと喉を通過する感じ。サラっといけちゃうのだ。そのネーミングから特別に濃厚な何かを期待しちゃう人もいるだろうが、そうではない。過度に強調されていない、そう、自然な味わいだ。毎朝食卓にのぼる姿を想像してみて欲しい。もっとも、この寿雀卵はなかなか入手困難らしいが。
帰り際、店主さんに挨拶した時のニコっとした笑顔が素敵だった。やはり、良いお店だ。真面目な店主さんの人柄が滲み出ているというか。
そうそう、夏季限定で「本枯鰹の山かけ冷やしらぁめん」880円も始めたらしい。1日20食限定だ。次回、今年の夏が終わる前に再訪問せねば。
ご馳走様。
2018/07/17 更新
2018/03 訪問
特製中華そば・塩 990円
先日、保土ヶ谷駅近くにあるこちらのお店で夕飯。今年1月以来の訪問。お店から国道を隔てたはす向かいにあるコインパーキングへクルマを停めた。20分100円。
18時30過ぎ頃の到着で先客数名と空いていたが、我々の後に続々と後客が来店してほぼ満席となった。客層は帰宅途中のサラリーマン的な人が多いように見受けられた。地元に根付いた感がある。
券売機で「特製中華そば・塩」990円と「大盛」100円の食券を購入。嫁さんも同じ。
食券を女将さんに手渡し、テーブル席へと座る。その後、8分ほどでの提供となった。
「特製中華そば・塩」は実に美しいルックス。なんだか光り輝いているように見えるのは気のせいか?その黄金色のスープは、塩ダレと乾物系ダシのバランスが絶妙。
ダシだけが際立つアッサリしたスープではなく、ちゃんと塩がいて、ダシも引き立っている。塩分濃度は少し濃い目だが、飲ませるタイプのスープ。美味しい。
中太で縮れた手もみ麺は、先日から高級小麦はるゆたかを加えてブラッシュアップしているという。いわれてみればプルプル感と小麦感が増したような気もするが、駄舌なのでこの表現が適切なのか自信がない(苦笑)。胸を張って言えるのは、私好みの麺であるということ。大盛にして正解だった。
っていうか、現状に満足せずブラッシュアップを続ける店主さんの心意気が素晴らしいと思う。
特製の具は、チャーシューが豚バラと肩ロースの2種×2枚。豚バラは脂身が多いけれど、なめらかで上質な脂の甘みを感じた。でも、どちらかと言えば肩ロースの方が私好み。まず噛んだ時の肉感が心地良い。バラに比べて脂身が少ないけれどパサパサせず適度にしっとり。肉が前述の美味しいスープを吸い込んでおり、口の中で旨味が炸裂する感じ。
寿雀卵の味玉は赤みがかった黄身が濃厚でトロっとしている。TKGでライスと楽しむのも良いが、こうやってスープに浸し味玉単体で食べるのも乙な感じだ。太すぎず細すぎないメンマは歯ざわりも良く、スープを邪魔しない味付け。
総じて、我々夫婦の好みにバッチリ合うラーメンだった。そのせいか、食べ終わってもまだ食べたい気分が収まらなかった。
黒を基調としたシックな店内は落ち着いた雰囲気で居心地が良い。店主さんの真摯な姿勢と女将さんの丁寧な接客も気持ちが良い。良いお店だ。ますます気に入ってしまった。
ご馳走様。
2018/03/28 更新
2018/01 訪問
味玉中華そば・塩 890円
今日の夕飯は保土ヶ谷駅近くにあるこちらのお店で。
嫁さんの体調が良く無いので、気分転換に一緒に好きなラーメンでも外食すっかと。それと、Twitter時代の先輩であり、嫁さんとも共通の麺友さんからの情報で「塩が出たぞ」と。それから、昨年末に訪問した際に店主さんから年明けに塩を出すかも?と伺っていたので。
こりゃ、こちらのお店さ行くしかねえべした。
(`・ω・´)
19時前の到着で店内は8割ほどの客入り。クルマは前回と同じコインパーキングへ停めた。
券売機で塩があることを確認し、味玉中華そば・塩の食券を購入。奥様へ手渡してテーブル席へと座る。やはり、このぐらいの客入りの方が落ち着いた雰囲気で居心地が良い。
さほど待たずに出来上がってきた。黄金色に輝くスープは、厳選した塩からなるタレがキリっとしている。啜り始めは少ししょっぱめでハッキリした味わいだが、食べ進むうちに軍鶏と乾物も含めたダシ感がコクと旨味を演出しているのに気付く。おお!これは実に好みの味だ。
太めで縮れた麺もスープとの絡みが良い。つか、以前よりもモチプル感がアップしている様に感じられたので、帰り際に店主さんへ麺を変えたのか確認したが、醤油と同じ麺とのこと。塩の方がスープに合う麺なのか、店主さんの日々努力の賜物なのか。具は変わらず味玉もチャーシューも秀逸。炙りチャーシュー丼(300円)に上述の美味しいスープを投入して完飲完食。
嫁さんも美味しいと喜んでいたので、連れてきて良かった。満足度が高かったので評価点を上方修正した。今年も宜しくお願いします。
ご馳走様。
2018/01/20 更新
2017/12 訪問
特製 中華そば 990円
昨日の夕飯はこちらのお店で。マイレビュアーのエイさんが先日行かれており、そのレビューを拝見したら私もまた食べたくなった。
お店は保土ヶ谷駅からほど近い距離にあるが、例によって我々はクルマ。国道1号を挟んで反対側にあるコインパーキングへクルマを停めた(20分200円)。
19時半過ぎ頃に到着、入店しようとしたら何と我々でラストとのこと。スープ切れか?ギリギリセーフ!
しかし、ご飯が1杯分しか無いとのことだったので、寿雀卵の卵かけご飯は嫁さんとシェアした。券売機で食券を買って、店員さん(店主さんの奥様だろうか?)に渡した。こちらの店員さん、店内待ち用の椅子を出してくれたり要所要所で気がきく方だった。サービス点を加点して評価を上方修正。
さて、前回はつけ麺だったので、久しぶりとなった中華そばだが、やはり好みの味であることを再確認した。
生醤油の芳醇な香りが漂うスープは、飲み始めは鶏の旨みが先に立っているように感じ、飲み進むと醤油感と中和、後半は醤油が鶏を追い越すように感じられた。コクがあってしっかりした味わいで実に好み。
麺は日々改良しているのだろうか?今回食べた印象だと、前よりもチュルチュル感が増したというか(チュルチュルって何だよ!?って突っ込みは大いに歓迎だ)。私的には、今回の方がより気持ち良く感じられた。具は2種あるチャーシューがどちらも秀逸。味玉と寿雀卵の卵かけご飯は言うまでもなく美味。
うん、やっぱ好きな方向性だ。美味しい。
ご馳走様。
食べ終わった後、店主さんとお話することが出来た。来年は塩も検討しているとか。楽しみ〜
2017/12/29 更新
2017/11 訪問
チャーシューつけそば 1000円 / 寿雀卵の卵かけご飯 260円
今日は祝日。嫁さんと一緒にちょっと遅めのランチは、保土ヶ谷にあるこちらのお店で。そう、つけそばリベンジすべく3度目の訪問だ。
クルマは国道1号沿いのコインパーキングへ停めた。お店と道路を挟んで対面。18分100円と微妙な刻みの料金。すぐ近くに20分100円のとこがあったけど、そちらは坂の上で停めずらそうだったからまあいっか。
14時頃の到着でほぼ満席と繁盛していた。ドキドキしながら券売機を覗くと・・・、
つけそば、あった!めっちゃ嬉しい!!
ヽ(*^ω^*)ノ
今日は店主さんと女性店員さんの2人体制。店員さんに食券を渡し、入口すぐのテーブル席へと座る。提供まで少し時間はかかったが、満席だったので仕方ない。それと、中華そばよりも手間がかかるようだ。店主さんがわざわざ持ってきてくれた。恐縮です。
と思ったら、店主さんが声をかけてくれた。顔を覚えて頂いたようだ。嬉しい。ますますこのお店に愛着が湧いてきた。
さて、チャーシューつけそば、実食。まずは麺だ。太めでしっかりと固めにしめられており、噛んでみるとモチモチした食感が気持ち良い。この麺、めっちゃ好みだわ。美味い。気に入った。そして、レモンを麺にかけて更にサッパリさせる味変も可能だが、私は味変しない方が好きだな。
つけ汁はやや酸味があり、サッパリした味わい。鶏と醤油のバランスが良いのだが、どちらも控えめな印象。そう、クールな感じだ。中華そばは重厚なボディでホットな印象だが、つけそばはこうきたか。対比が面白い。
チャーシューはピンク色したのが3枚載っており、つけ汁の中に例のパストラミ風の肉が刻んでゴロゴロと入っている。うむ、この肉達も好きだわ。
寿雀卵の卵かけご飯に上述のサッパリしたスープをかけて食べると、中華そばのスープとはまた違った味わいを楽しめた。つか、そもそも寿雀卵自体が美味しいので、そのままガブガブ食べたいのをグッと堪えた。
最後はスープ割で〆。綺麗な黄色でカツオダシ。総じてオーソドックスなスタイルだけど、自家製の麺が生かされている構成だと感じた。美味しかったので評価を上方修正。また来よう。
ご馳走様。
2017/11/23 更新
2017/11 訪問
チャーシューそば 970円 / 寿雀卵の卵かけご飯 260円
先日の平日、夕食はこちらのお店で。つけそばを食べてみたくって、嫁さんと一緒に再訪した。
クルマは前回訪問時と同じ岩井町のコインパーキングに停めた。料金は40分200円(写真参照)。奥まった場所にあるせいか、停まっているクルマは殆どいない。ウチからだと、南太田のドンドン商店街を通り抜けて岩井町へアクセスしやすいので、保土ヶ谷駅東口周辺のお店へ行くには、このコインパーキングがとても便利だ。
19:30過ぎ頃の入店で先客数名と空いていたが、後客が続々と来店。保土ヶ谷駅から帰宅する人達が、お店を覗いて入ったり入らなかったりといった感じ。
そんでもって、お店の入口付近にある券売機で食券を買おうとしたら・・・、
つけそばのボタンに×マークが・・・。売り切れか?
念のためお店のTwitterをチェックしたが、売り切れの情報は無かった。逆に、つけそば有りますとも書いていなかったが。つーか、Twitterで売り切れ情報や告知等をするならば、中途半端だと困ると思うのは私だけか?
(´・ω・`)
まあ、でも、お店の人も調理しながら接客しながら更にTwitterやるのは大変だよな。。失礼。
しゃーないんで、気分を切り替えてチャーシューそばと寿雀卵の卵かけご飯の食券を購入。店主さんと店員さん(奥様だろうか?)の二人体制だった。店員さんに食券を渡し、テーブル席に案内された。
着席後、8分ほどで出来上がってきた。チャーシューそばと特製の違いは、玉子が載らないけどチャーシューが増える。他の構成要素は同じと思われる。
油分が多めだが濃厚でコクのあるスープは芳醇な醬油の香りを纏っており、後半になるとダシの旨みを感じるのは前回と同様。うむ、このスープ、やはり私好みの方向性だ。
前回は気づかなかったのだが、国産小麦をブレンドしたという手揉みの平打ち麺は、時間経過に伴い色が若干変化することに気がついた。醬油の色に染まってくるというか。後半はややダレ気味にも思える。グダグダになる程ではないが、早めに食べるのが良さそうだ。
具はやはりチャーシューが秀逸。仄かにピンク色した肩ロースはしっとりして肉食った感がある。豚バラは小さめだけどパストラミちっくでスパイシー。寿雀卵の卵かけご飯とチャーシューを一緒に食べると何だか贅沢している気分になった。途中で卓上の胡椒を振りかけてみたら、スパイシーさが強調された。これはこれでアリかな。
今回つけそばを食べることが出来ず残念だったが、また日を改めて再訪しようと思う。
ご馳走様。
2017/11/20 更新
2017/11 訪問
特製中華そば 990円
先日のお昼に嫁さんと一緒にこちらのお店で食べた。お店は旧国道一号沿いで保土ヶ谷駅の近く。お店の駐車場は無いため、クルマは近くのコインパーキングへ停めた。コインパーキングは岩井町の方からアクセスする感じで、ちょっと分かりづらい場所だった。この辺りは旧国道一号に向かって急斜面になっており坂も多い。おまけにこの近くにある保土ヶ谷橋の交差点は渋滞の名所だ。クルマで来訪を予定している方はご注意あれ。
(`・ω・´)
今年9月オープンの噂の新店ということで、平日でも並ぶかな~?なんて思いつつ行ってみたら、行列は無かったものの店内半分ほどの客入り。お店入口にある券売機で特製中華そばの食券を購入。つけそばもあるようだったが、初訪なので券売機左上の法則に従ってみた。
店主さんに食券を渡し、カウンター席に座って待つこと10分弱くらいでの提供だった。店主さんのワンオペなので時間がかかるようだが、調理も接客も丁寧で好感がもてる。
さてさて、特製中華そばだが、まずはその外観がなかなか美しい。お味の方はとスープを啜ってみて、最初は流行りの清湯かなーと思ったが、濃厚な鶏の旨みと芳醇な醬油の香りに加え、食べ進むうちにダシの旨みが追いかけてきて美味しい。キリっとした醬油というよりも、濃厚だが円やかで甘みがある感じ。
む、これは好きなやつかも。
平打ちで手揉みのややウェーブした麺は、ツルモチって感じで面白い食感。でも、この麺に関しては好き嫌いが分かれるかも?もっとチュルチュルでピラピラなのが好きな人もいるべな。あるいは今はやりのツルパツ系か。まあ、個人的にはこの麺もアリかなーと思った。
具は味玉の黄身がめっちゃ濃くて美味い。吉野町の某有名店が一時期提供していた玉子と比べたくなった。これは!と思って、寿雀卵の卵かけご飯260円も追加して嫁さんとシェアした。やはり黄身が濃厚で美味い。前述の濃厚な鶏の旨みが溢れるスープにドボンして完食。
チャーシューは肩ロースとバラの2種。これも丁寧な仕事っぷりが伺える逸品だった。ピンク色しててスープに浸し過ぎると色が変わっちゃう系だ。メンマは細切りなので、太めでコリっとした方が好きな方には少し物足りないかも。とはいえ、これだけ具材が入った特製で990円というのは、強気の値段設定にみえて実はコスパが良いのかもしれない。昨今は特製で1000円をオーバーするお店も多いしな。
トータルでみてレベルの高い新店であることに間違い無いと思う。また、マイレビュアーさんも何人か行っておられたのでレビューを拝見したが、その当時に比べてブラッシュアップしているのかもしれない。藤沢の鴇や俳優のツマブキさんと関係があるという話もあり、ネタ的にも面白い。
今回食べてみて私好みの方向性だったので、ウチからそんなに遠くないし、次回はつけそばを食べに再訪しようと思う。
ご馳走様。
2017/11/16 更新
丸鶏からなるスープがベース。醤油は生揚げ醤油を用いており独特の風味。塩は天日干しを用いており乾物系ダシとのバランスが絶妙。太く縮れてモチモチした麺も好みのタイプ。落ち着いた店内の雰囲気も良く、接客も丁寧。
2018/03/28 更新