figureさんが投稿したロオジエ(東京/銀座)の口コミ詳細

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私の食べ歩き

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ロオジエ銀座、新橋、内幸町/フレンチ

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2010/01 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

ロオジエへのみち。

岡半 本店を訪ねたときに、ロオジエを発見しました。
その後「いつかはロオジエ」と思っていましたが、ヴェルデ0205さんの口コミを見て、意を決して予約をしました。

最初の心配事は、どんな服装で行けば良いのかです。
私は、クリーニングしたスーツにハンカチーフを差しました。
妻は、イトーヨーカ堂で買ったカットソーに、黒のジャケットを着て出かけました。
グランメゾンと言われる三ツ星レストランですので、ドレスアップすればするほど、場に合うと思いました。

次の心配事は、お酒はどんな頼み方をすれば良いのかです。
日ごろは、ビールや焼酎中心ですので、シャンパンやワインは飲みなれていませんし、何万円もするワインがでてきても困りますが、出たとこ勝負で臨みました。

さて、ロオジエには、11時50分ごろに付きました。
入口は回転ドアと、ドアマンがいるドアの二箇所がありました。

ドアマンいるドアから入ると、大きな外国人の方に出迎えていただきました。
名前を告げ、コートをクロークに預け、クロークの直ぐ横のソファに座って待ちました。ソファは4人が座ると満席になります。

正午ごろ、名前を呼ばれました。
エレベータでと言われましたが、螺旋階段が気になったので、階段をリクエストしました。

ダイニングは落ち着いた感じでした。
席に案内されると、壁側に座りやすくするため、テーブルを少し動かし、「どうぞ」と言っているように聞こえるのですが、はっきり聞き取れないので早くも凍っていたら、「女性の方どうぞ」って感じに聞こえたので、妻に座るように言いました。
自宅に帰ってから気が付いたのですが、レディーファーストの世界にいたことを忘れていました。そう、階段もレディーファーストではなかったでした。
そして、私も席に着くことができました。

直ぐに、ソムリエの方がきて、「飲み物はどうされるか」って感じに聞かれたので、「最初はシャンパーニュで」と伝えると、「あっさり系、・・・」とタイプを聞かれたので、「あっさり系を」と伝えました。

直ぐに、ソムリエの方がグラスとシャンパーニュの瓶を持ってきて、瓶からグラスに注ぎ、注いだシャンパーニュの説明をしました。

グラスを持ち上げ、乾杯をして一口飲むか、否かのタイミングで、メニューを渡されました。
9000円のコースにして、前菜、主菜、デザートを選びました。
どれも名前だけではイメージできませんし、説明を聞いてもイメージできませんでした。
「牛ホホ肉」とか、「リゾット」などのわずかなキーワードを頼りに、注文をしました。

直ぐに、木の箱に入った7、8種類のパンを持ってきました。
私は、食パンとクロワッサンのようなパンを選びました。
食パンは、そのままでも美味しいですが、料理にとてもあったと思いました。

12時20分、アミューズブーシュ(お通しのようなもの)が運ばれてきました。
名前とどんな料理だったかは忘れましたが、普段食べなれない味わいを楽しみながら、あっと言うまに食べ終わりました。

ソムリエの方が「ワインを用意するか、グラスワインもある」って言う感じで聞いてきたので、「妻は水にする、私は少し休む」と伝えました。
水は、せっかくだらかガス入りが良いと思いどんなのがあるか聞いたところ、「ハード、中間、ソフトの3タイプがある」って感じの説明があり、ソフト系のBadoit(バドワー)をお願いしました。

直ぐに、ちょっと変わった素敵なグラスに、Badoitが注がれました。
一口飲んでみると、飲みやすいと思いました。
その後、水が少なくなるたびに、頼まなくてもBadoitが注がれました。

12時30分、前菜が運ばれてきました。
妻の「ビーツのサラダとパルメザンチーズのムース カカオとピーナッツのテュイル添え」は、赤い色が鮮やかで見た目がとても綺麗でした。
私の「ピスターチオ入り鴨のテリーヌ パイナップルのチャツネ添え ロングペッパー風味」は、鴨の内臓も入っているそうで、普段食べなれない味わいを楽しみながら、少しずついただきました。

12時55分、スープ「帆立貝のブルーテ 白子のロワイヤルと共に」が運ばれてきました。コーヒーカップに入ったスープは3段構成で、下が白子の茶碗蒸し風、中間がとろりとした感じで、上が泡でした。
最初はそれぞれの味を確かめ、最後は混ぜていただきました。

そろそろ妻の飲み残したシャンパーニュも飲み終わったので、グラスワインをいただくことにしました。
ソムリエの方に「グラスワインの白を」って伝えると、「あっさり系、ふくよか系、フルーティー系のどれ」って感じに聞かれました。
ふくよかってどんな感じか興味があったので、「ふくよかで」と伝えました。

ものすごく大きなワイングラスに、Languedoc( ラングドック )の白が注がれました。
色は濃く、味わいはこれまで飲んだことがないような、正にふくやかって感じでした。

13時15分、主菜が運ばれてきました。
妻の「牛ホホ肉のブレゼ(蒸し煮)とセロリラブ(野菜の名前)のパルマンティエ風 トンカ豆のオイルと共に」は、円形に整えられた牛ホホ肉の上に、マッシポテトのようなものが載っていて、ブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせたロマネクスが添えられていました。
私の「シャンピニオンのリゾット 鶏手羽先のファルシィ ローリエの香り」は、同じく円形に整えられたリゾットの上にエリンギが載っていました(写真参照)。その隣には、ホウレンソウを詰めた手羽先が付いていました。見た目も豪華で、食べても美味しかったです。

13時35分、主菜のお皿が片付けられ、テーブルのパン屑が掃除されました。

ここで、ちょっとトイレに行ってきました。

13時40分、プレデセールがテーブルにセットされました。お口直しとのことです。
小さな瓶に入ったシャーベットが美味しかったです。
クリームブリュレは、ちょっと甘すぎました。
ここらまで来ると結構お腹がいっぱいです。
マカロンは、色鮮やかで綺麗でしたが、持ち帰らせていただきました。

13時55分、デセール(デザート)が運ばれてきました。
妻の「マンダリンオレンジのラビオリ シトラスのフルスティアン」は、ちょっと甘めだったそうです(写真参照)。
私の「赤いフルーツとライチのコンポート ロゼシャンパーニュのジュレ エルダーフラワーのシャーベット」は、大人のデザートでした。

14時10分、プチフールです。
私は、カカオ70%のチョコレート、シュークリーム、プチタルト、プチケーキをお願いしました。
いつも欲張りの妻も、お腹がいっぱいらしく、5種類と遠慮していました。
プチフールは、コーヒーを飲みながら、いただきました。

14時50分、会計をしました。
帰りはエレベーターで下り、1階にいた係りの方に螺旋階段で記念写真をお願いしました。
その後、コートに袖をとおし、ドアマンのいるドアからお店を出ました。

入店から出店まで、約3時間のハレの日を楽しみました。


妻の感想は、「素材をグジャグジャにして、固めた感じの料理だった」とのことです。
私も同意しましたが、どれもはじめていただく味わいのものばかりで、美味しかったです。シャンパーニュ、ふくよかな白ワイン、微炭酸水も美味しかったです。

日ごろの昼食代からすると2月分くらいでしたが、年に一度はこうしたハレの日があっても良いなと思いました。一生に一度くらいは、グランメゾンと言われるところで食事するのも悪くはありません。
今考えると、レディーファースト以外にも、マナー違反をしていた可能性がありますが、それなりに楽しいひと時を過ごすことができ、満足度は最高です。
予算があればまた行きたいと言うことで、★は5つとしました。

  • ブランの主菜、リゾットと手羽先の詰め物

  • オレンジのデザート

2011/04/29 更新

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