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八寸と瓢箪の各段
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八寸（名物の玉子、鱧の南蛮？、棗の餅粉揚げ、笹寿司）
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瓢箪、「一帯青松路迷わず」と書かれている。
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瓢箪の一の段、ナス・湯葉ほか
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瓢箪の二の段、さかな
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瓢箪の三の段、まめ
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茶室からの眺め、贅沢な時間。
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じっくり焼かれた鮎、美味しい。
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とうふとのりなどの椀、これも美味しい。
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最後の粥のセット
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美しい御飯、ご飯、ごはん・・
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歴史や風情を感じる佇まい。
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私は、京都の旦那衆ではありません。ましてや、政治家でも、文化人でも、学者でもありません。
しかし、思い切って電話をして、朝食を予約しました。
８月までは、古い趣の有る本店の茶室で、朝粥がいただける。
昼とか、夜は敷居（値段）が高いが、６０００円なら何とかなるだろう。
既に８時と、１０時はいっぱいで、９時からになりました。
お店は迷うことなく、直ぐに見つかりました。
お店と言っても、お店っぽくなく、表現のしようがありませんので、写真をみてください。
店頭で座って待っていると、中からお店の方が出てきたので、名前を告げました。
ちょっとしたら、名前を呼ばれ、いくつかある茶室の一室に案内されました。
ガラス戸越しは、苔むした庭の緑が鮮やかで、涼しげでした。
まずは、おしぼりと、昆布と梅のお茶が出ました。このお茶を飲むと、さっぱりした感じになりました。
ここで「お飲みのものは」と聞かれたので、「ビール」と答えていました。
最初は、八寸と瓢箪型の器に入った三段の料理です。
八寸は、名物の半熟玉子、鱧の南蛮？、ナツメの餅粉揚げ、笹寿司で、どれも美味しくいただきました。
冷えた茶室で、目に鮮やかな緑の苔庭、名物の半熟玉子、そして喉を潤すビール。
瓢箪型の器には、「一帯青松路不迷」と書かれていました。
実は「青」と「路」が読めなかったので、教えていただきました。
下の段は、なす、湯葉ほかでした。中の段はさかなでした。上の段は聞いたところ「○○まめ」との説明でした。
どれから食べようか迷います。
次ぎに、じっくり焼かれた鮎と、豆腐の椀が運ばれてきました。
どちらも、美味しかったです。特に豆腐の椀は、体がよみがえる感じがしました。
最後は、お粥のセットです。自分で茶碗によそい、好みで餡をかけていただきます。
妻は、「餡をかけない方が美味しい」と言って、そのまま食していました。
約１時間で朝食は終わりました。
ちなみに、ビールは８５０円でした。
一食６０００円は、私としてはロオジエに次いで高い食事です。
しかし、食事のほかに京都を楽しむということも含め、★は４つ半としました。
なお、別館は少し安いようですが、私は高くても本店をお薦めします。
また、いつかは会席をいただきたい♪