fiveroyalesさんが投稿した紫仙庵(東京/武蔵小山)の口コミ詳細

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fiveroyales (男性・神奈川県) 認証済

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閉店紫仙庵武蔵小山/そば

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/02 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

住宅地の中には、今日だけのボクの素敵な空間があった♪

ボクの通った小学校からは、かなり近いところにある。

今日は久しぶりに暖かったが、夕暮れ時になると急に冷えた。
ボクは山手線目黒駅で改札を出ると、すぐさまネックウォーマーを着けた。
権之助坂を左手の歩道から暫く歩いて、大鳥神社交差点で信号が青に変わるのを待つ。

さらに歩き、多摩大学付属の中高の脇を歩いた。
この辺りには目黒通りを挟んで、家具、小物を置く落ち着いた店舗がある。

さらに歩いて、油面の交差点を左手に折れた。
住宅地の色合いが、一気に広がった。
6時を既に廻った時刻の景色を、ボクは目を右、左へと動かし記憶の隅に留めていた。

さらに5分位歩くと、道路の幅員が狭くなった。
そして、仄かに「蕎麦」の文字が浮かんでいた。

紫仙庵
5年前に使えなかったからの、リベンジかな…

入り口から、薄暗がりの素敵な店内までへの、短い間の雰囲気を楽しんだ。
扉を開ける前に奥の庭を眺めたが、残念ながらよくは見えなかった。

扉を開けると、身体が引き締まった、筋肉質のご主人がいた。
名前を告げると店内への入店を促され、花番さんへと客であるボクを受け継がれた。
ご高齢の花番さんがひとり…
最後まで、優しく、そして、付かず離れず接客した。

店内は、4人テーブルが2つ、そして小上がりのテーブルは8人だ。
ボクの前に、小上がりでは女性が2人料理を楽しんでいたが、ボクの入店直後、中年2人の男女が来て席は埋まった。

先ずは瓶ビールと蕎麦がき、出汁巻き玉子をお願いした。
時間がかかる料理だとのことだったので、こちらオリジナルで限定の「クリームチーズ大吟醸粕漬け」を追加した。
先ずは、チーズが届いた。
小振りで4切れのチーズは、ねっとりして粕漬けの味わいが漂う。
小さいから、大切に大切に、ビールで流し込んだ。

15分ほどで、待望の蕎麦がきは到着した。
その頃には、チーズは全て無くなっていた。
海苔と綺麗に擦り下ろされた山葵が付く。
醤油を、刺しチョコに注ぐ。
蕎麦がきには、超辛口の日本酒を合わせた。
プラスプーンで、蕎麦がきをこそげ落として醤油に付け口に運ぶ。
コレを繰り返した。
もっちりしていて、ちょっとばかり甘みをじんわりと感じた。
山葵醤油に付けることで、甘みと醤油、そして山葵のツンとくる芳醇さを感じた。
超大辛口の日本酒らいふく(茨城県)は、うってつけの組み合わせだった。

暫くして大振りの、出汁巻き玉子が提供された。
黄金色の料理には、大根おろしと楽しめる。
おろしに醤油を垂らし、大き目の料理に付けて口にした。
既に日本酒は大辛口のあき開き水神(岩手県)にスイッチしていた。
料理はホンノリした甘さで、出汁の旨味がじんわりとくる。
おろし醤油に付けることで、味は引き締まり、料理本来の旨味は際立った。
これに水神との相性は、すこぶる良かった。

このあと、板わさ、カタクチいわしを楽しんだ。
残っている水神と、楽しめた。

〆の蕎麦は「鴨汁せいろ」で、蕎麦は3枚にした。
気を利かせたご主人は、蕎麦を変えてくれた。
旨味、鴨からのコクが存分に伝わる。
蕎麦は違うのがわかったが、何がどうなのかはわからない。

8時半終了だったが、次から次へとお客さまが来ては、断られていた。
一回に、3組だけしか利用できない空間。
至近の武蔵小山、不動前といった駅からは離れている。
しかし使えた時には、気持ちが豊かになった。

会計を済ませると、ご主人は表情を変えずにボクに話しかけた。
「よく、召し上がりましたね。昨日テレビに出て今日の昼は大変だったんですよ。」

料理、雰囲気、接客と、充分に楽しむことができた。
店を出て、さっき来た道を戻る。
空を見ると、淡く星が瞬(またた)いている。
ちっぽけな自分でも、頑張れば楽しい時間を過ごせるんだよな。
そんな気持ちで、歩みを進めた。

  • 先ずは、仄かなヒカリが視界に入った。

  • 落ち着いた入り口なのだった。

  • 実は、左手には素晴らしい庭がある。

  • さて、いよいよの入店なのだ。

  • 料理のお品書き

  • 日本酒のお品書き

  • 吟醸酒、焼酎のお品書き

  • 打ち場スペース♪素晴らしい料理は、ここからなのだ!

  • 入り口正面の会計場

  • サッポロラガー中瓶(700円)

  • 蕎麦がきには、海苔、山葵と一緒に!

  • ぷるんとして、もっちりの蕎麦がき

  • ちょっと古風な、お手洗い♪

  • 小上がりの座敷、8人は座れる。

  • カタクチいわし(350円)

  • サービスのくち休め♪

  • 鴨汁セイロ(1500円)に、蕎麦は3枚つけた。全て違う蕎麦を楽しんだ。

  • 蕎麦は3種類だったが、全て喉ごしはよい。

  • 鴨肉を箸で摘んでみよう。

  • ドロンとした蕎麦湯。これで、〆だった。

2015/02/21 更新

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