フランキーさんが投稿した栄寿司(東京/築地市場)の口コミ詳細

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フランキーのウマい店にはワケがある

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移転栄寿司築地市場、築地、東銀座/寿司

1

  • 昼の点数:3.8

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/05 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

待つほどの価値がある海鮮丼。

職人歴30年以上の大将が営む建物の通路際でこじんまりと営んでいる寿司屋。
一畳ほどのカウンタースペースで一人大将が調理を切り盛りし、15席程のテーブル席をその女将が仕切っている。

この日は祝日の為、築地場内は休みだが、築地場外の飲食店の6割程度は早い時間から営業している。
昼の12時過ぎると、大抵の鮮魚を扱った店舗には行列が出来ている。
こちらのお店もご多分に漏れず、メイン通りよりも奥まった場所に位置するがしっかりと行列がある。
行列は15人ほど。ただ、他店と違い大将一人で調理をしているので、行列が一向に進まない。
30分ほどしてもまったく変わらず、シビレを切らした行列客は諦め顔で別の店に移動する模様。
そんな折、女将が慌ただしく行列の後ろに走り、我々の後ろに並ぼうとするお客に対し
「今日はもうネタがご用意出来ないので、ここで終われせてもらいます。」との一言。
それからはのテーブルに着くまでの1時間は、我々の後ろに並ぼうするお客に、断りを入れる大役を女将に申し付けられ、なんとか店内のテーブル席まで辿り着くことができた。

私が頼んだのは「おまかせ丼」1500円と知人が「鮪うにイクラ丼」2400円

しかし、ここからさらに30分以上待ち、お茶も二杯ほど飲み、空腹も手伝って会話も少なくなった頃にようやくお箸と醤油皿が運ばれはじめてきた。

祝日とはいえ、これほど料理に待つのは正直はじめて。
大将ひとりで作っているので仕方ない気持ちも理解出来る。
女将も申し訳なさそうに優しく言葉をかけて、お茶などを継ぎ足してくれた。

そんな日だったからだとは思うが、この日のどんぶりは凄かった。
最初に運ばれてきた「鮪うにイクラ丼」は案の定のネタ不足が功を奏し、鮪が少ない為にウニとイクラがおびただしい量に増量されている。いつの間にやらイクラとウニに二色丼と化している。

「おまかせ丼」たるや、ネタがてんこ盛りでどんぶりを持つもズッシリと重みを感じるほど。
ネタも大きく切られていて食べても食べても減る気配がない。いつもはのらないイクラやウニものせられてこれぞ宝石箱以外になんと言うべきか。

30分近く時間をかけて、新鮮なネタの数々をキッチリ満喫させていただいた。
帰り際も、大将や女将からエラく待たせたことを詫びられたが、逆に待っただけの満足感をガッツリ感じられる素晴らしいお店であることには違いない。

ごちそうさまでした。
是非、次回は平日に伺います。


  • この日の「鮪ウニいくら丼」2400円

  • この日の「おまかせ丼」1500円

2012/05/05 更新

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