ふた旅さんが投稿した割烹こめを(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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小麦を纏って生きている民。

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割烹こめを麻布十番、赤羽橋、六本木/日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2025/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

生涯記憶に残る料理

麻布十番駅からほど近く、地下に広がる落ち着いた空間の〈割烹こめを〉。この日は【11月12月の夕餉】「お米のペアリングで味わう蟹のうまみ」をいただきました。“お米が主役の割烹”という唯一無二のコンセプト通り、料理はすべて米との関係性を軸に構成されていて、最初から最後まで一貫した世界観を楽しめます。

カウンター越しに料理を手がける店主さんは、実は格闘技イベント「ブレイキングダウン」に出場経験があるという異色の経歴の持ち主。店主さんのファンの方と同じ時間帯だったこともあってより一層色んなお話を聞けたような気がします。緊張感のある割烹でありながら不思議と距離の近い、心地よい空気感が生まれていました。料理に向き合う真剣さと、人柄の柔らかさのバランスが印象的です。

コースはまず炊きたてのお米から始まり、煮えばなの甘みと香りに一気に引き込まれます。八寸では季節感ある品々が並び、どれも主張しすぎず、次に続く蟹料理への期待を高めてくれる構成。ここから本格的な蟹尽くしがスタートします。

刺身では毛蟹や越前蟹の旨みの違いを楽しめ、特に毛蟹の手巻き鮨は、香りの立つ海苔と濃厚な身のバランスが秀逸。蟹の春巻きや西京焼き、甲羅盛りと調理法を変えながらも、どの一皿も“蟹の旨みをどう引き出すか”が明確で、食べ進めるほどに完成度の高さを実感します。

中でも印象に残ったのは蟹味噌のしゃぶしゃぶ。温めた濃厚な味噌に蟹をくぐらせると、香りとコクが一気に広がり、思わず無言になる美味しさ。ここに合わせるお米の存在感も素晴らしく、まさに「お米のペアリング」を体感できる瞬間でした。

〆の蟹の炊き込みご飯は、せこがにとズワイガニの旨みが米一粒一粒に染み込み、満足感の高い締め。
愛媛のいただみきかん大福はみかん自体のジューシーさといい、求肥のやわらかさなめらかさが堪らなかったです。

生涯の記憶に残る食事体験でした。特別な夜に選びたくなる一軒です。

2025/12/14 更新

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