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昼の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 3.0
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|雰囲気 3.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス3.0
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| 雰囲気3.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク- ]
絹のような滑らかなうどんにKOされました。
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ずっぽうどん (ざるうどん)
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よいしょ(揚げ餅うどん)・いなり寿司
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かやくごはん
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2012/09/08 更新
先日、仕事中にみつけたこちらのお店。
区役所からは結構な距離があるのですが、急げばなんとか間に合うギリギリの距離やと思っていたのです。
で、本日。午前中の仕事が昼休みを大幅に超過したので、ランチタイムを抜けたのならと思い切って行ってみました。
……区役所から四天王寺前夕陽ヶ丘くらいかなと思ったら、今、地図を見るともうちょっとありますね。
お店は四天王寺のほど近く。寺田町から四天王寺さんに向かう方がお客さんの中心になるのでしょうか。
それほど大きなお店ではなく、おしゃれな感じというよりは昔ながらのうどん屋さんといった感じです。
ミナミにあるうどんの名店「川福 本店」の暖簾分けで、唯一「川福」の名前を付けているお店とのこと。
いやぁ、前知識一切なしで、「あ、なんか美味しそうな予感がする」だったんですけどね。
メニューだけ見ていると、ごく普通のうどん屋さんのような感じだったのですが、「ずっぽうどん」という見慣れないメニューがまず目に入ったので、それをオーダー。
うどんにはかやくでしょ、と思ってかやくご飯を追加したら「じゃあ、ざるかやくにしますね」と店員さんにいわれました。
あぁ、「ずっぽうどん」ってざるうどんのことだったんだ……じゃ、「よいしょ」とかなんだかまだ訳が分からないメニューがあったのになぁ。
でも、ずっぽうどん単品で700円、かやくご飯(小)単品が280円なのに、セットが730円はお得すぎでしょ。
「ごめんなさい。茹でるのでちょっと時間がかかります。」と、いわれたのですが時間的には10分くらいなら大丈夫。
ゆっくりと待ちながら、趣のある店内を眺めていました。
で、提供された「ずっぽうどん」
凄く綺麗な麺です。絹のように滑らかな細いうどん。昨今流行の極太の讃岐風うどんとは明らかに趣が異なります。
すっと、箸で摘みますが、長い麺でなかなか端までたどり着きません。
ざるそばとはちがって、まずはたっぷりとつゆに浸して、ずるっといきますと……うぉ、なにこの弾力は!
讃岐風うどんの口に入れた瞬間の強烈な食感とは明らかに違います。
見た目では本当に絹のような美しさなので、滑るようなつるっとしたうどんを想像していたのですが、つるっとした滑らかさを持ちながら、それでいで口にした後のモチッとした食感。これは脅威です。
つゆに付けずにそのまま食べても、それだけで幸せになれます。いやぁ、びっくりです。
つゆもクドすぎない爽やかなもの。わさびをちょっと加えるだけで、すっと鼻に通る爽やかな香味がたまりません。
うどんを食べ終わった後、ついつゆだけをちょっと飲んだのですが、喉に醤油のいがらっぽさが来ないんですよ。これも凄い。
かやくごはんは、昔ながらの落ち着く味。具材も油揚げや野菜の穏やかな甘味が、ほっこりとさせます。
ウチのおかんがつくるかやくご飯がこんな感じですね。うどんに本当に合います。
いやぁ、油断していました。
こんなところにこれほどのうどん屋さんがあるとは。「情熱うどん 讃州」や「釜たけうどん」といったお店とは全く方向性が違うのですが、このうどんを食べに来たいと思わせるだけの味でした。
ちなみに「ずっぽ」とは竹のことらしいです。ウチのお隣で「天ずっぽうどん」を食べているお客さんが居ましたが、割った竹にうどんと天ぷらを盛りつけて貼りましたね。
よーし、つぎは「よいしょ」を食べに行こう。
揚げ餅→餅揚げる→持ち上げる→よいしょ なんだって。面白いなぁ。
いやぁ、天王寺区。奥深い。これからが楽しみになった一店でした。