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夜の点数:5.0
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 5.0
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|CP -
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気5.0
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| 酒・ドリンク- ]
静寂と心地よさを感じるお店 『游花舎』
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店内の雰囲気(あまり良い写真やないね)
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2005/11/23 更新
5点だけは簡単に付けるまいと思っていたのですが……つけてしまいました。
地下鉄動物園前駅のフェスティバルゲートやジャンジャン横丁とは反対側である南側の商店街の中にあるお店です。土蔵を改装しており、実は看板も何もお店のある位置を示すものがないので、知った人と一緒に行かないと場所が分からないんじゃないでしょうか。
重たい鉄扉を開いて店内に入ると、蔵づくりの高い天井と密閉された静寂の空間に吸い込まれそうになってしまいます。
店内は大きなテーブルが一つ設置されているだけで、個室もカウンターもありません。14,5人が定員といったところでしょうか。カップルもいて、一つ席を空けて座っているのですが狭々しいといった感じはせず、本当に心地よい空間にいると感じます。
11月に女性を連れて再訪しました。前回は上司に連れて行ってもらって「ばんめし」というコース料理でしたが、結構量が多かったので、今回はアラカルトで注文してみました。
刺身の盛り合わせは季節らしく鰤、アオリイカ、鯛、鮫の軟骨の4種。鮫の軟骨は梅で、鰤はおろし大根、鯛は粗塩とちょっとした事ですが新鮮な刺身を美味しく食べてもらおうという心遣いが嬉しいですね。
この日はその他に、「なすと青菜のあんかけ」「だし巻き卵」「海老の湯葉巻き揚げ」「青菜の炒め物」と食べて、「稲庭うどん」で締めました。稲庭うどんは冷水でよくしめられていて、しこしことした歯ごたえで喉を心地よく通り過ぎていきます。
飲み物は焼酎、日本酒が中心ですが、黒豆や日本酒の和いん(ワイン)が変わっていて、またこれが飲みやすくてついつい飲んでしまいます。最後は蕎麦茶でほっこりとしました。
店の奥さんも「寒くないですか? 膝掛けありますよ」と女性に声をかけたり、お薦め料理などを気軽に聞けて、しかも二人の会話が弾みだしたらすっと厨房に消えて食事の進み具合を気にかけてくださったり、とても満足できるお店でした。料金も前回が上司のおごりだったので把握していませんでしたが、充分二人で1万円以内でお腹いっぱいになるくらいは食べることができました。この点も2重丸です。
一見さんお断りのお店ではありませんが、できれば記念日などに前もって予約されて行くことをお薦めします。
('05.11.22)
(ここから下は前回の感想)
前回は上司に連れられていったので料理はコース料理でした。コース料理は一緒に行った上司があまり食べないということもありましたが、かなり多めだったように感じます。
最初に絹ごし豆腐とごま豆腐が奴としてサーブされてきたのですが、口に入れた瞬間。(あ、これは当たりやな……)と感じました。
刺身や焼き魚は特にごちゃごちゃと余計な手間をかけることなく丁寧に料理として提供されてきますし、一方で冬瓜の煮浸しや、焼き茄子にとろろをかけた料理は抑えめの味付けの中に、だしのうま味が滲みてきます。
料理を盛りつけている器はオリジナルで焼いたものと聞きました。料理にあったじつに朴訥とした味わいのある器でした。
お酒も地酒をご主人が選んでいるとのこと。有名どころが揃っているとかそういうのではなく、料理にあった日本酒を楽しめました。私はかなりお酒が弱いのですが、つい飲み過ぎてしまいました。
個人的に嬉しかったのは蕎麦茶があったこと。酔い覚ましに熱いお茶を飲みながら最後まで料理を楽しめました。
Yahoo!グルメには地図が載っていますが、他のグルメサイトでは非公開になっているようです。隠れ家的な良いお店で、私も実はあまり人に教えたくありません(笑)。そういうわけで、写真もぶれた写真だけの公開になってしまいますが……ごめんなさい。