があ(大阪)さんが投稿した北新地 湯木 新店(大阪/西梅田)の口コミ詳細

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があの雑食日記

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北新地 湯木 新店北新地、大江橋、渡辺橋/日本料理、海鮮

2

  • 夜の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 2.8
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:4.8

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 2.8
      • |酒・ドリンク -
2回目

2017/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP2.8
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

季節を味わう、本格的な懐石を味わうなら

◆詳しいレビューと大きめの写真はブログでどうぞ
http://utatane.asia/blog/2017/7929/

おいしいもの好きの友人たちと旬の料理を味わいに再訪しました。
この日は、「盛夏のお任せ懐石」¥16,000(税・サービス料別)で。

・四方ガラス敷き皿八寸
 合鴨、かつお胡桃、卵蒲鉾、山もも、白和えとイカの明太和え
 特にかつお胡桃、卵蒲鉾はほっとするうま味。
 蒸しあわびは金箔も振られていて豪華。

・すっぽんの茶碗蒸しあんかけ
 すっぽんのうま味が凝縮された茶碗蒸し、ほのかな香りの生姜餡がまた良く合ってます。

・お造り蓮葉盛り
 鯛、あおりいか、縞アジ、北海道産生ウニ、湯木のこのわた

・鮎の塩焼き 白蒸し、骨煎餅添え
 香りが素晴らしい。骨煎餅がとにかくおいしく頭から丸ごと頂けます。

・鱧すき鍋
 関西の夏は鱧ですね。湯木さん自慢の出汁の中で見事に花を咲かせる鱧はしっかり、しっとりとした弾力の極上品。生姜を出汁にちょっと入れると、さらに香りが広がります。

・銀鱈西京焼き、鰻八幡巻きフライ
 八幡巻きのフライって初体験でした。衣が軽く、美味しさが閉じ込めた印象。とにかくおいしい。

・冷製 彩り夏野菜焚き合わせ
 こちらも湯木さんの出汁を存分に味わえる一皿。生麩がまたいいんだ、これが。

・宮崎牛サーロイン 塩焼き

・炊きたて新生姜・桜えびご飯、赤だし、香物
 見た目も豪華ですが、味も極上。桜えびの香りが強いので、新生姜が死んじゃうかなぁなんて失礼なことを思っていましたが、食べて見るとこれが素晴らしいバランスで、同行者もお替わり続出。

・白桃 西瓜のゼリー寄せ、八朔大福

 なんだか始まりから終わりまで全てが「メイン料理」のような素晴らしい構成でした。
 本当においしい物を大切な人と食べたい時に使えるお店だと思います。

2017/09/07 更新

1回目

2016/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.8
    • | CP2.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP2.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

日本酒の日に最高の席

10月1日は日本酒の日。美味しいもの好きの食べ仲間から、美味しい日本酒と料理をとお誘いがあり、北新地の「湯木 新店」へ。季節ごとに最高の懐石、日本料理を提供されているお店です。

今回は2階の個室を用意頂き、料理はお店にお任せで。日本酒の日を楽しむということで、まずは日本酒「みんな、笑う!」で乾杯。ゆったりとしたペースで本格懐石を楽しませて頂きました。

○前菜

前菜から美しい盛り付けで気持ちが高ぶります。
塩ウニ煮こごり、カニと帆立の菊花なますは穏やかな酸味で、空腹にすっと馴染み、食事の準備が整います。
小ぶりなグレープフルーツを器にした白和えはシャインマスカットと柿、柚子を器にしたイクラのおろし和えと、どちらも鮮やかな色合いに目を奪われます。こちらで頂くイクラはいつも大粒で、噛むとプチッと口の中ではじけるほどの弾力があり新鮮です。
手前の器には卵蒲鉾、八幡巻き、隠元。卵蒲鉾は口にするとほろりとほどけて、まるでデザートのような味わいです。

○煮物椀

椀物はまさに旬の松茸に、旬も終わりに近づいている鱧をあわせたお吸い物。肉厚の鱧は表面を焼いています。湯木さんの滑らかすぎる胡麻豆腐と合わせて柔らかな食感と、松茸の強い弾力とが対比されます。出汁はこれ以上ないというくらい芳醇な香りに参りました。

○お造り

この日のお造りは鯛、モンゴウイカ、横和鮪。これも季節に合わせた菊の器で提供されます。
お刺身は新鮮そのもの。特にイカは、どうしてこんなに新鮮で旨味の強いものが大阪で食べられるのか不思議です。美味しいです。

○お凌ぎ

焼き物の前に、月の初めということもあって朔日赤飯が提供されました。商人の町、大阪の習わしとのことで、新しい月を迎えるお祝いのようなお赤飯です。
季節にあった栗赤飯というのが嬉しいですね。

○焼き物・揚げ物

焼き物はクエの西京焼き。……クエを西京焼きで食べるなんて考えてもみませんでした。その周りには子持ち鮎踊り揚げ、辛子蓮根、翡翠銀杏が盛り付けられ、お皿も鮮やかな紅葉皿。目にも美しい一皿です。
クエの西京焼きは、白身の旨味とほんのりと香る味噌の香りが素敵です。なんというか全体的にやっぱり上品ですね。

○鍋物

今日のメインは九州産黒毛和牛と松茸のすき焼きです。美しいサシの入った黒毛和牛と、嘘でしょ?と思うほど豪快にカットした松茸を甘辛の割り下で煮込みすぎないように頂きます。お肉がとにかく柔らかく、割り下にしゃぶしゃぶのようにくぐらせる程度で頂くとそのとろけるような食感に悶絶します。

お店のかたのお薦めにしたがって松茸をお肉で巻いていただいたり、我慢できずに白米に具材をのせて贅沢すぎるすき焼き丼を味わいました。

〆は稲庭うどんをお鍋に入れて、まだまだ残っている和牛と松茸との豪華なもので。

○水菓子

最後は三色半月フルーツゼリー。グレープフルーツの釜に果物とゼリーをつめて半月状にカットしています。これ、美しいですね。果物はキウイ、マンゴー、イチジク。ちょっと下品かもしれませんが、かぶりついてしまいたくなります。添えられたアングレーズクリームは穏やかな甘みで、フルーツに良く合います。

頂いた懐石料理は¥20,000の「錦」になります。松茸の旬から10月20日頃までならば、3日前くらいにお店に連絡頂ければ同じ物を提供できるとのことです。本当に、日本の秋の旬を堪能させて頂きました。ごちそうさまでした。

http://utatane.asia/blog/2016/5861/

【2016.1レビュー】
前から気になっていたんです。
何度かスペシャルな夜の懐石料理を頂いている「北新地 湯木」さん。

こちら、名料亭の「吉兆」の創業者・湯木貞一氏のお孫さんが経営されているお店なんですが、お昼の営業では弁当の代名詞「松花堂弁当」を頂ける松花堂御膳を提供されています。
Wikipediaでも紹介されていますが、「松花堂弁当」は茶室「松花堂」での茶事に湯木貞一さんが、茶室の名前になっている江戸時代の茶人・松花堂昭乗が愛用した煙草盆を模して器に使ったのが始まりとされています。

そんな本家「松花堂弁当」を実直に受け継いでいる料理が食べられるなんてなんとも興奮するじゃないですか。

●松花堂御膳 (¥3,000)

お料理はまず湯木さんの名物の「海鮮の石焼き」から。
酒盗で下味を付けた海老、帆立を熱々に熱した石に乗せて焼き上げて頂きます。

酒盗というとちょっとクセのある香りで苦手な方もいるかと思うのですが、焼き石に具材を乗せた瞬間に立ち上るのは、漁港などで地元の漁師さんが作るような磯の香りの混じった甘い香り。

海老を口にすると、元々の素材の旨みをグッと引き出しており、ちょっと焦げたところも香ばしくて良い感じです。

海鮮の石焼きでほどよく食欲が増進された頃に、松花堂弁当が提供されます。

深い弁当箱の中は十字に仕切られており、煮物、焼き物、揚げ物、お刺身と綺麗な小鉢とともに納められており、見た目にも本当に美しいのですが、この作りはそれぞれの料理の味や匂いが互いに移らないようにしているという機能的な面もあります。

どの料理ももちろん美味しいのですが、焼き魚とともに添えられている「生麩の蒲焼き」は、これも祖父・湯木貞一さんから受け継いだお店の名物。

生麩の滑らかな柔らかさと、心地よい弾力の食感、そして他の調理法ではなかなか味わえないタレと合わさった力強い旨みが何よりも特徴的な逸品です。

柚子の香りと噛みしめるほどに心が和らぐ煮物、旬のお魚の美味しさをそのまま味わうお刺身、サクッと食感の心地よい天ぷら、ご飯との相性が素晴らしい山椒しらすと、どの料理も日本料理の素晴らしさを感じさせていただけるのですが、それも含めてどうしても味わって頂きたいのがこちらのお味噌汁。

具材は厚揚げと旬の鰤、白味噌仕立てのお味噌汁。
一口、口にするとふわっと味噌の甘みを追いかけるように出汁の美味しさが広がります。大きめにカットされた長葱と厚揚げを包む出汁の美味しさは言葉が出なくなるくらい驚いて、一拍おくとため息がでてしまいます。

日本料理の基礎はやはり出汁で、その出汁の美味しさを本当に目一杯学ぶことができます。

柚子シャーベットを頂いて、ほうじ茶でくつろいで、席を立つ頃には料理以上のものを頂いたような気分にさえさせてくださいます。

お昼のメニューは、¥1,800円の鯛茶漬御膳から、¥5,000のミニ懐石、お祝い事にお薦めの¥7,000の特別懐石まで。
なかなか普段使いにはお薦めできるお店ではありませんが、卒業、就職、結婚、両親への感謝の席、ここぞという時に、本物の日本料理を味わっていただければと本当に思います。

あぁ、大満足の昼食でした。

【2016.1再訪時レビュー】
この間、こちらで初めてランチに伺って、松花堂御膳を頂いたのですが……新年会で伺ったときの記事をアップするのを忘れていたことに気づいてしまいました。
ランチの「松花堂御前」は後ほどに先延ばしして、いつものメンバーで、今年も素敵な食に出会えますよう祈って頂いてきた豪華な新年会の思いでをご紹介。

【詳しい内容と大きめの写真はブログでどうぞ】
http://utatane.asia/blog/2016/4491/

○新年の懐石(¥15,000/税・サ別)

・座付膳 八寸
・煮物椀 蛤 潮仕立て
・お造り (平目の薄造り、イカ・エビ)
・お凌ぎ カラスミ赤飯
・焼物 鯛、白子
・炊き合わせ 鰤大根
・鍋物 河内鴨のすき鍋、雑炊
・水菓子

 干支の器や、カラスミを添えた赤飯など正月らしい料理が満載。
 とにかく美味い出汁と、器も含めた総合的な演出。
 どの料理もため息が出るほど素晴らしいのですが、個人的にはこの日は平目の薄造りと、鍋を頂いた後の雑炊に悶絶しました。
 本当に特別な日に、特別な人と味わってほしい料理です。

【2015.5レビュー】
相変わらずの食いしん坊4人で、季節が春から夏へと移り変わっていくタイミングで湯木さんへ行きたいねと話をしていたら、他にも行ってみたいという方がいらっしゃったので、この日は7人で北新地の湯木さんを再訪しました。
7人ということもあって、場所は本店ではなく、堂島に近い所にある新店。こちらの2階は本店よりもちょっとだけ広めのお部屋があるので、こういう時に便利です。
湯木さん自家製の梅酒を食前酒に頂いて、梅雨前に初夏を感じる会席を頂きました。

◆皐月会席 (¥16,000(飲み物・サービス料別))

●座付膳 旬味 冷菜

この日の最初の料理は冷菜の座付膳。
涼やかなガラス製の皿に、淵に取っ手が付いたような趣のある食器で、蓴菜(じゅんさい)などを頂きます。
新芽なのにゼラチン質はたっぷり。滑らかな大和芋の上に新鮮な生ウニと蒸しアワビ。豪華すぎるにもほどがありますが、主役はウニやアワビではなく蓴菜。
土佐酢のさっぱりとした味わいに、プルプルの蓴菜がたまりません。ウニもアワビもその味わいを全く邪魔しないのが本当にビックリします。

●煮物椀

椀物は海老真薯。ふわっふわのとろけるような食感の真薯の中には、大ぶりの海老。白い真薯には梅肉の赤が良く似合います。
これに合わせるのが鮮やかな緑のよもぎ豆腐。こちらは見た目はしっかりとしているのに、口にするとよもぎの香りが口いっぱいに広がります。そして食感はなスープのような滑らかさ。
これだけ滑らかなのに、椀の中では形を保っているのが不思議なくらい。
もちろん、湯木さん自慢の出汁ががっしりと支え、心地良い美味しさに包まれます。

●お造り

この日のお造りは鯛、烏賊、鯵。新鮮なお魚に本わさび、生海苔を合わせて頂きます。
醤油も刺身醤油、胡麻醤油とこんな所にも手間がかかっています。
梅酒をお替わりして、さらに堪能。刺身って、色々な所で頂きますが、本当に旬や鮮度って大事なのを考えさせられますね。

●お凌ぎ

大皿で提供された途端に歓声が挙がった伝助穴子の棒寿司。
一人一人に取り分けていただいたのですが、このお皿がまた素敵。ちょうどこの季節にあった菖蒲が目に入るように盛り付けされています。
穴子はふっくらと肉厚で、酢飯は柔らか。空気を適度に含んで、酢は抑えめで穴子の美味しさを前面に出した大阪寿司。湯木の珍味・このわたも添えられていてこれも凄いですね。


こちらもどうぞと、胡桃に鰹節を和えた和え物と、白和えがまたとてつもなく美味しいので、ついつい差し出された日本酒をぐびりっ。ここに来るとついついあまり量を飲めないはずのお酒が進みます。

●旬味 海鮮しゃぶしゃぶ

続いては、初夏から夏にかけての旬の鱧をしゃぶしゃぶで。
まだまだ「走り」と言われる時期で、同行者も含めて今年はじめての鱧です。

旬は「走り」「盛り」「なごり」と時期が移り変わるのですが、食材が出始めの「走り」の鱧、終盤の「なごり」の鯛の白子を同時にしゃぶしゃぶにします。しかも、鍋の中には旬の「盛り」の新玉葱。季節を大事にする日本料理らしい趣向です。
繊細な鱧をちょうど良い茹で加減にするために、お店の方におまかせ。

「走り」とは思えないほど肉厚の鱧を、自家製のちり酢か梅肉醤油で頂きます。このちり酢、酸味と出汁のバランスが最高なので、これだけでも舐めてしまいそうになるんですよね。
鱧には梅肉と思っていましたが、ちり酢も良いですね。

※※まだまだ続くので、続きはブログで↓
http://utatane.asia/blog/2015/3346/

【2014.12 再訪レビュー】
鴨です! 河内鴨です!
年末も押し迫ったある日、鍋にしませんか? とのお誘いがありました。場所は、先日、最高の日本料理を頂いた「湯木 新店」。
クエ鍋も良いらしいのですが、この日の朝に絞めたばかりの河内鴨が良いとのことだったので、そちらにすることに。

河内鴨のすき鍋コース (¥10,000/飲み物別)

まずは、席についてゆったりとした気分で乾杯。すっと出していただくお料理が、やっぱりさっそく凄い。
正月を控えた黒豆や、〆すぎていないすっきりとしたお寿司、やわらかな牛蒡の穴子巻き、家では絶対に作ることができないほんのりとした甘味の玉子……一口食べてため息。

「これはお酒が飲みたくなりますよねぇ。」と言うと、湯木さんがお薦めとして出してきて下さったのが、神戸・灘の日本酒「福寿」。
なんと、あの山中伸弥教授がノーベル賞受賞時の晩餐会で振る舞われたお酒だとか。口に含むと、とにかくすっと馴染むすっきりとした香り。これは気をつけないと飲み過ぎてしまう……

なんて思っていると、お刺身ですよ。
もちろん、前回教えて頂いたイカの刺身に自家製のこのわたをまぶして食べて……ふぅ。
漬けが浅めのこのわたと、すっきりとした清酒が合いすぎて、ついついこの時点でワタクシ、飲み過ぎ。
あしらいで真ん中にみえる胡瓜。これ、ちいさな細工を組み合わせているのではなく、一つの細工なんですよ。料理人って凄いですよねぇ。

そして、そして、出ました河内鴨。
もう、見た目から明らかに違います。ウチが知っている鴨とは違う濃厚そうな深い赤と、脂がのった照り。
お出汁が自慢とのことで、最初にお出汁だけを飲ませて頂くと……これがまた凄い。飲み干す美味さで、「凄いですよ、これ」というと、次は柚子胡椒をちょっと入れてみて試して見て下さいと……またまた飲み干してしまって。駄目だ、鍋に行く前にお出汁だけでお腹がパンパンになってしまいそう。
そんなお出汁で作る鍋が美味しくないはずがありません。お薦めに従って、厚めに切って頂いている鴨をしゃぶしゃぶに近いほどのゆで加減で口に入れると、またまた凄すぎ!
ウチは「鴨肉って堅い」と思っていたんですが、こちらの鴨はほどよい弾力なのに旨味が強くてびっくりします。
特につくねを食べると、その旨味の強さがはっきりと出てきますね。水菜と一緒に、白ネギと一緒にもう手が止まりません。
ほへぇ……と感心していると、新そばで「鴨鍋をやったら、このお出汁でお蕎麦も食べて欲しいですね」と。うわぁ、たまらないです!
鍋でしっかりと鴨肉の旨味が移っているので、このお蕎麦も美味しいこと!

もちろんお鍋の〆は雑炊で。河内鴨の旨味をたっぷりと含んだ雑炊…………これは絶品です。今まで食べてきた雑炊で一番とウチよりもグルメな同行者が絶賛していましたが、ウチも同感。ここまででお腹は一杯のはずなのに、全員おかわりでもう入りません。
とんでもない忘年会になりましたが、これで1万円なら大満足です。また、新年会もこちらでというお話をば……うーん、行きたくなってきた。

http://utatane.asia/blog/2015/2562/

【初訪問時 2014.11レビュー】

facebookで繋がっている食べ友だちからお誘いを受けて、今年一番の贅沢な夕食を楽しませていただきました。

◆錦秋の湯木コース(税・サ別¥20,000)

 全11品の懐石。お料理は季節に合わせて、完全にお任せですが、事前にお願いしていただければ同様の献立で作って頂けるとのこと。

・座付膳 渡り蟹、おくら、温玉、蒸し鮑
・煮物椀 丸残月(すっぽん)、入麺
・造里  鯛、イカ、カンパチ、このわた
・石焼  車海老、帆立貝柱、椎茸、青唐 酒盗・トリュフオイル
・旬鮮  寒鰤腹身、白子、菊菜のしゃぶしゃぶ
・八寸  檸檬釜 肝煮煮凍り、かぼす釜いくら 等
・揚物  太刀魚、栗、舞茸の天ぷら、翡翠銀杏
・焚合  焼き穴子、ほうれん草、蕪、海老芋、赤パプリカ
・強肴  黒毛和牛サーロイン寿喜鍋
・御食事 土鍋炊きの白御飯、自家製明太子、白菜漬、西京仕立てのお味噌汁
・水菓子 彩りフルーツゼリー、抹茶と小豆のアイスクリーム

 座付膳から花籠で提供され、同行者の女性からは歓声があがるほど。
 季節の素材に、季節の花々、そして料理にあった器。一品目から息が止まりそうになってしまうほど、素晴らしい料理の数々。
 蒸しアワビは驚くほどに柔らかく、月を模したスッポンの丸残月は食べやすいように一口サイズにされている。
 造里(お造り)は、紅葉の絵皿に萩の簀巻に包まれて登場。この絵皿、半分が秋の紅葉のモミジに、半面がまだ紅葉していない青いモミジになっていて、お店の自家製のこのわたはイカにあわせると……信じられない位、磯の香りが豊かで、塩辛すぎない、まさに絶品……イヤだ、こんなの食べたら日常に戻れなくなる!!

 全ての料理に最高の素材と、最高の技が施されていて、「どうすれば美味しい料理を提供できるか」という心が込められているように感じました。
 風邪気味だったのに、同行者とお酒もたっぷり飲んで……翌朝まで大変なことになりましたが、後悔していません。

 1階にはテーブル和室、2階には座敷と完全個室でゆったりとした最高の時間を味わえます。

 普段使いに、なんて到底出来ませんが、いつか親父を連れて行ってみたいと思います。

 食べログ用にちょっと抑えて書いてはいますが、気持ち丸出しの文章を読んで頂ける方はブログへも是非どうぞ↓
 http://utatane.asia/blog/2014/2227/

  • 2016.10 椀物(松茸、鱧、胡麻豆腐)

  • 2016.10 黒毛和牛と松茸のすき焼き

  • 2016.10 黒毛和牛と松茸のすき焼き

  • 2016.10 黒毛和牛と松茸のすき焼き

  • 2016.10 黒毛和牛と松茸のすき焼き

  • 2016.10

  • 2016.10

  • 2016.10 前菜

  • 2016.10 前菜

  • 2016.10 松茸・黒毛和牛すきやきご飯

  • 2016.10

  • 2016.10 前菜

  • 2016.10

  • 2016.10

  • 2016.10 お造り

  • 2016.10 お凌ぎ(朔日赤飯)

  • 2016.10

  • 2016.10 焼き物(クエの西京焼き)

  • 2016.10 黒毛和牛と松茸のすき焼き

  • 2016.10 黒毛和牛と松茸のすき焼き

  • 2016.10 旬の松茸!

  • 2016.10 〆は稲庭うどんで

  • 2016.10 水菓子

  • 2016.1 柚子シャーベット

  • 2016.1 海鮮の石焼き

  • 2016.1 松花堂弁当

  • 2016.1 煮物椀 蛤 潮仕立て

  • 2016.1 平目の薄造り

  • 2016.1 お造り

  • 2016.1 お凌ぎ(カラスミ、赤飯)

  • 2016.1 炊き合わせ

  • 2016.1 河内鴨すき鍋

  • 2016.1 炊き合わせ

  • 2016.1 河内鴨すき鍋

  • 2016.1 河内鴨すき鍋

  • 2016.1 河内鴨すき鍋(雑炊)

  • 2016.1 水菓子

  • 2016.1 座付き膳

  • 2016.1 煮物椀 蛤 潮仕立て

  • 2016.1 平目の薄造り

  • 2016.1 お造り

  • 2016.1 お凌ぎ(カラスミ、赤飯)

  • 2016.1

  • 2016.1 焼き物

  • 2015.5 若鮎の塩焼き

  • 2015.5 海鮮しゃぶしゃぶ

  • 2015.5 海鮮しゃぶしゃぶ

  • 2015.5

  • 2015.5 座付膳 旬味 冷菜

  • 2015.5 海老真薯 蓬豆富

  • 2015.5 稚鮎、たたみ鰯の揚げ物

  • 2015.5 冷製炊き合わせ

  • 2015.5 新生姜炊込み御飯

  • 2015.5 お造り

  • 2015.5 お造り

  • 2015.5 伝助あなご 大阪寿司

  • 2015.5 伝助あなご 大阪寿司

  • 2015.5

  • 2015.5

  • 2015.5

  • 2015.5 海鮮しゃぶしゃぶ

  • 2015.5 海鮮しゃぶしゃぶ

  • 座月膳

  • 座月膳 蒸し鮑、渡り蟹

  • 煮物椀 丸残月

  • 造里

  • 造里 イカ、このわた

  • 石焼 車海老、帆立貝柱

  • 石焼

  • 旬鮮

  • 旬鮮 寒鰤しゃぶしゃぶ

  • 八寸

  • 八寸 白和え、かつお胡桃

  • 揚物 太刀魚、舞茸、翡翠銀杏

  • 焚合 焼き穴子と蕪、海老芋

  • 強肴 黒毛和牛サーロイン寿喜鍋

  • 土鍋炊き白御飯

  • 白菜漬、湯木の明太子

  • 汁 西京仕立て鯛カマ身

  • 彩りフルーツゼリー

  • 抹茶と小豆のアイスクリーム

  • 上喜元

  • 伯楽星

  • 獺祭 スパークリング

2016/10/06 更新

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