ツイストマンさんのマイ★ベストレストラン 2014

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流れる雲にのって♪

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ツイストマン (50代後半・男性・兵庫県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

本当にしんどい1年でした。
年々しんどさが増してきている。

それを旅行で緩和する日々でした。
そのおかげで優良店とも出逢えました。

今年はアタリハズレがはっきり分かれました。
総合評価「☆1つ」のレビューも投稿してしまった。

見直して下方修正した以外では実に6年ぶりの出来事。
逆に優良店との出逢いも多く、「±0」ってところでしょうか。

今年は久しぶりに再訪問で上方修正し、「☆5つ」も付けました。
これも実に3年ぶりの出来事だったのですが、この先は難しいかな。

まだまだ優良店はたくさんあると信じて食べ歩きを続けていきますが…
食べ歩くたびにハードルは上がっていく一方なので簡単じゃないでしょうね。

あと、すでに高評価していたお店に再訪問したケースは除外させて頂きました。
というのも、そうでもしないと初訪問の優良店を推薦してあげられなくなるからです。

そういうわけですので、今年は1位から10位まですべて初訪問のお店が並びました。
一般的なレビュアーが見落とすようなお店が並び、とても私らしいベスト10になりました。

今年、ON/OFFに関わらず私と関わりを持って下さった皆様に感謝の気持ちを込めまして…
マイベストレストランに選ばせてもらったお店への感想を追記し、ご挨拶に代えさせて頂きます。



1位:『上高地ルミエスタホテル』
“地獄に仏”とは、まさにこの事だと思いました。
味よりも雰囲気よりもCPよりも、やっぱりサービスが一番大事なのだと再認識できました。

2位:『カフェ ブリッジ』
仲睦まじいこちらのご夫婦に憧れを抱きました。
オリジナル商品「ヨークシャーサンド」を看板に、城ヶ崎海岸を訪れる方々に優雅な時間を。

3位:『海つばめ』
溢れんばかりのご主人の熱意が詰っています。
和歌山県の名物料理と地酒についての説明が丁寧で、誰でも和歌山通になっちゃいます。

4位:『KINGS』
人は見かけによらず、お店についてもまた同様。
外観から洒落たBARだと思ってて訪問が遅れたでのすが、もっと早くに行っときゃよかった。

5位:『魚斉』
おらが街、自由が丘にまたひとつ名店が誕生。
お店を出た後、若きご主人がお店から飛び出して来て、ご挨拶して頂いた事は忘れません。

6位:『うまかもん若鷹』
今年、一番喋ったのがこのお店だと思います。
九州に特化したお店で、提供する料理は当然のこと、スタッフもみな九州人という徹底ぶり。

7位:『さか本』
人はここまで謙虚になれるんだと教えてくれた。
“実るほど頭を垂れる稲穂かな”という諺は、こちらのご主人の為にある言葉かもしれない。

8位:『手打ちそば つち也』
ここのおっかさんのサービス精神は本物のです。
田舎暮らしを夢見る私にとって、まさに理想としているようなロケーションに心が躍りました。

9位:『くしだ蔵』
こういう出会いがあるから旅行はやめられない。
とても素敵なご夫婦が、100年以上の歴史を持つ蔵で営業する、CDショップ兼カフェです。

10位:『妖怪食品研究所』
これをわらい話で終わらせるせるのは勿体無い。
大人を本気で楽しませる徹底ぶりは、境港のランドマーク的存在と言っても過言ではない。

マイ★ベストレストラン

1位

上高地ルミエスタホテル (上高地その他 / フレンチ、弁当、ホテル)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/07訪問 2014/08/09

極上空間

天は我々を見放した!
正真正銘の“スコール”でした。

ホント、山の天気は変りやすいですねぇ~
今こそ笑い話ですが、その時は地獄のようでした。

よっぽど日頃の行いが悪かったのかと考えさせられました。
上高地で突然の雨に見舞われるなんて、なんとも酷い仕打ちだ。

しかし、「捨てる神あれば拾う神あり」で、こちらに助けていただきました。
靴の中やジーンズは当然のこと、パンツまでびしょ濡れになった私たちを…(涙)

大正池でバスを降り、河童橋まで向かう途中、約1時間にも渡る大雨が降りました。
しかも、事態は予想以上に悪く、行くも戻るも1kmは歩かなくてはならない場所でした。

しばらくは森林の大木の下で雨宿りしていましたが、もう大木も雨よけにもならなくなり…
意を決して先に進む道を選択したのですが、雨はいっこうにおさまらず、むしろ酷くなる一方。

「とりあえずホテルまで辿り着ければどうにかなる」と信じて雷雨の中をひたすら歩き続けました。
そして、ついにホテルに辿り着いたと同時に雨もやみ、ずぶ濡れの私たちはただ立ち尽くすだけで…

いずれにせよ、今着ているものを乾かさなくては、きっと風邪をひくだろうし部屋にも帰れない。
どうにか最初に辿り着いたホテルのロビーで助けを求めたところ、思いっ切り事務的な応対で…

「私どもの日帰り入浴は12:30からとなっております」って、今11時前なんですけど!
で、ロビーで待たせてもらえるかとか、ランドリーサービスはあるかも聞きたかったんだけど…

「おとなりのホテルなら11時から温泉に入れますよ」と、厄介払いしたそうな感じ。
いずれにせよ、1時間半も待っていたら100%風邪をひくと思ったので素直に応じました。

で、こちらには申し訳ないのですが、仕方なくやってきた感じだったんです。
しかし、この選択が大正解で、「地獄に仏」とはまさにこの事ではないかと思いました。

まだ利用するとも告げていないのに、タオルを持ってきてくれた女神。
こちらのフロントスタッフの女性ですが、「本当に大変でしたね」と声をかけてくれた。

それだけではなく、「タオルは何枚でもお使い下さい」との言葉。
さらに、「すぐに新聞紙も用意しますので、少々お待ち下さい」と、神対応。(笑)

しかも、女神はひとりではなく、スタッフ全員が同じ応対。
もうひとりの女性スタッフもそうなら、男性スタッフも同様に温かい応対。

とにかく、タイムリミットは2時間しかないので…
まずは身体を温めてから、あとはひたすらドライヤーフル稼働!

2時間で2100円は高いと思っていました。
ですので、下調べの時点でコースから外していました。

しかし、このお値段にはちゃんと理由があるんですねぇ~
高級感漂う雰囲気と、最高の接客応対があれば十分満足!

シンプルに内湯と露天が1つずつでしたが、お風呂も良かった!
そして、狭いながらも清潔感溢れるリラクゼーションスペースもイイ!

そして、帰り際にも女神からとても温かい声をかけてもらい、さらに感動!
「このままでは帰れない」「どこかでお金を落として帰らなければ…」と思い…

ロビーに併設されたカフェを利用しようと思ったのですが、お昼時で混雑のピーク!
「さて、どうしたものか」と考えていたところ、窓の外には青空が広がり始めていました。

すると、こちらにはテラス席がある事に気付き、オリジナル弁当を販売している事に気付いた。
そう、テレビ番組でも紹介された事がある「河童のひるめし」はこちらのオリジナル弁当なんです。

ひとつ1080円という手頃な価格で、一緒に購入すると、ペットボトルのお茶が100円に!
山頂価格?としては良心的だと思いますし、弁当の内容を考慮したら安いと感じるはずです。

地元の食材にこだわったお料理が、竹の皮の弁当箱に全部で8品も入っています。
ビジュアル的にもスペシャルな雰囲気が出ていて、上高地まで来た甲斐があったと思える。


  ~御献立~

粒くるみのおにぎり
上高地かっぱ巻き 御二つ
信州サーモンの地酒粕漬け 炙り焼き
松本名物山賊焼き 若鶏の特製香味ダレ
県内産 豚リブロースの信州みそ焼き
おかあさんの手作り煮物
香の物
杏甘煮


上記のような内容になっています。
どれもレベルが高く文句のつけどころがない。

もしも、このサービスを受けてなかったとしても…
総合評価に「☆☆☆☆」は付けただろうと思います。

言うまでもありませんが、諸手を挙げてオススメします!
次回、上高地を訪れる際は、宿泊したいとまで考えています。

ちなみに、現在のホテル名は『上高地ルミエスタ』となっています。
私たちを地獄から天国へと引き上げてくれて本当に本当にありがとう!

  • 河童のひるめし
  • 河童のひるめしとお茶
  • メニュー看板

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2位

カフェ ブリッジ (城ケ崎海岸 / カフェ、パン、ケーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/10訪問 2014/10/25

魅惑のヨークシャーサンド

ヨークシャーサンドって?
↑そりゃそうなるでしょうね。

ちょっと聞いたことがないんだけど…
そりゃだって、コチラのオリジナルですもん!

コレを食べるためにコチラを訪れる価値は十分!
だって、コチラでしか食べられないものですからネ!

正直なところ、そんなに大きな期待はしていませんでした。
ならばなぜここまでやって来たかというと、それは建物です。

ここまで言って、建物の全体が見てとれる写真を撮ってない私。
というよりは、“撮れなかった”という方が正しい表現だと思います。

というのも、この日はとても天気がよく、テラス席に別のお客さんが…
まぁ、イイワケはこれぐらいにして、コチラの素晴らしさを伝えて参ります。

まず、コチラがどこにあるかと申しますと、東伊豆きっての景勝地城ヶ崎です。
四半世紀前、二十歳の頃に初めて訪れて以来、毎年のように訪れていたのですが…

ここ近年は来られなくなっていて、おそらく5年以上は訪れてなかったと思います。
門脇埼灯台や門脇吊橋、荒々しい半島のエッジ越しに見る紺碧の海は変わってません。

ココは、その門脇埼灯台や門脇吊橋に向かう前に車を停める駐車場のまだ手前です。
とは言っても、目と鼻の先なので、徒歩で5分見ておけば、間違いなく辿り着くと思います。

車道沿いに洒落た洋館が見えてくるので、見逃すことはまずないと思います。
洒落た洋館は珍しいですが、神戸育ちの私にとっては懐かしい風景でもあるんです。

異人館まで歩いて行けるところで育ったもので、慣れ親しんでるんです。
しかし、ここまで立派な洋館となると、やっぱりお高いのかなぁ~って心配になる。

でも、コチラに限って言えば、そんな取り越し苦労は無用です。
とてもリーズナブルで、一般的なカフェより安いんじゃないかなぁ~って思う。

ただ、風格からか少し敷居が高そうに見えるのは事実です。
しかし、ソレについても心配ご無用で、とてもアットホームで居心地がイイ!

とても穏やかで上品なご夫婦が二人三脚で切り盛りしておられます。
ご主人も奥様もホントにいい人で、いつまでも話していたくなるような人柄です。

私たちと同い年か、あるいはちょっと上ぐらいのご夫婦だったのですが…
こんな風に年を重ねられたらいいなぁ~って思うと同時に、こんなカフェやりたい!

あぁ~、1日もはやく田舎に移住したいなぁ~って想いがつのるばかりです。
東京は嫌いじゃないし、今のところ仕事はココにしかないし、だけどそろそろ移住したい。

死ぬ時は生まれ故郷の神戸に帰ろうと考えているのですが、それまでの間だけでも…
都会生まれで都会育ちの私としては、からだが自由に動くうちに田舎暮らししたいんですよねぇ~

と、そんな想いを増幅させてくれたコチラの名物「ヨークシャーサンド」をご紹介しますネ!
写真を見てピンと来た方もいらっしゃるかと思いますが、食事系シュークリームとでも言いましょうか…

シューの中にクリームではなくて肉や野菜などを挟んで、ハンバーガーのようにして食べるんです。
最初は、ちょっと奇を衒った感じがしたのですが、一口食べて「ゴメンナサイね」と素直に出てきました。(笑)

コレ、めちゃくちゃ美味いんですけど、どうしたらいいでしょうか!ネ?(←紹介して差し上げて)w
というわけで、この場を借りて、「ヨークシャーサンドってすごく美味い!」と、声を大にしてお伝えします。

種類はたくさんあるのですが、その日その日であるものとないものがありますので…
来店してから奥様かご主人に尋ねてもらって、なにかと融通もきくと思いますので相談も気軽にネ。

今回はスパイシーチキンとスモークサーモンとクリームチキンをいただきました。
ともにひとつ500円なのですが、巷で流行りのグルメバーガーに比べたら安いものですよね。

ちなみに、内容によってはもっと安価のヨークシャーサンドもあります。
ヨークシャーサンドを包んでいる紙ごとギューっと握って口に入るサイズにして食べます。

具材が美味しいのは当然のこと、シューがしっとりしていてイイ!
これがもしパサパサの生地だったら、おやつにしかならないと思うんですよねぇ~

ホント、ありそうでなかったよく出来た食べ物だと感心します。
あと、ソフトドリンクがリーズナブルなところもセールスポイントだと思います。

実はコチラ、世界のビールが楽しめちゃったりもするんですよねぇ~
ただ、コチラを訪れる際はどうしても車になるでしょうから、私は飲めませんが…(^^;)

いろんなところでけっこう飲んでるし、世界のビール大好きなんだけどなぁ~
ここまで読んで下さった方、どうしましす?(笑) もう行くっきゃないんじゃないでしょうか?(^^)/

  • ヨークシャーサンド(スパイシーチキン)
  • アイスティー(アールグレイ)
  • ヨークシャーサンド(スモークサーモンとクリームチキン)

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3位

海つばめ (紀伊勝浦 / 居酒屋、海鮮、くじら料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2014/10訪問 2014/10/26

和歌山を食べ呑みつくすなら

ココ!
海つばめ!

海燕ジョーの奇跡!
↑立つんだ!(←じゃない)w

↑トキニンザブロウ主演の映画ね。
↑トキトウサブロウって読むんですよ!(^^;)

連想ゲームにしても展開が酷すぎるよ!(←ご尤も)
そんな30年も前の映画の話は置いておくとして…(だね)w

『那智勝浦温泉 ホテル浦島リゾート&スパ』の中で営業中です。
こういう施設内にある居酒屋で、ココほど本気の居酒屋は初めてかも。

和歌山の食材を使用した郷土料理と、和歌山の地酒を提供してくれます。
和歌山を愛する熱きご主人と、それを支える奥さんが二人三脚で営んでいます。

なんといっても、ココを訪れたなら「地酒6種飲み比べセット」は外せない。
日本酒党ならずとも、せっかくココまでやって来たのなら和歌山を呑みつくせ!

この日の銘柄等については、写真の方でご確認いただくとして…
なにが凄いって、これらの特徴をすらすら説明していく奥様が凄いんです!

その間、他のテーブルからオーダーが入ったら大変です。
説明を一旦中断して、オーダーをとったりお酒を注いだりと大忙し。

ご主人は調理場から出られない状態ですし…
ここで気になったのが、スタッフらしき女性がそこに居たこと。

確認してないので間違っていたらゴメンね。
カウンターで食事してたんだけど、手伝ってあげて欲しい。

最初はそんなちょっとした事が気になってたりしてたんだけど…
後半はそれどころではなく、ご夫婦の“和歌山愛”に圧倒されるばかり。

お料理の説明と地酒の説明が大忙しで、ちょっと気の毒になってくる程です。
私たちはこういうサービスが大好きなので問題ないのですが、慣れない人はどうだろう?

そこがちょっと心配になるぐらい、普通の居酒屋とは違います。
私が日本酒党だと知ると、とうとうご主人みずから説明しに来て下さいました。

珍しいものをちょっとずつサービスしていただきました。
地元ならではのおもてなしで、「☆4つ半」付けるに相応しいサービスです。

お料理も珍しいもののオンパレードです。
イルカは伊豆でも食べられるので、ソレ以外のものをいただきました。

中でも、紀州産の深海海老を使用した「クモエビのから揚げ」でしょうね。
くじらのの胸ヒレを茹でて刻んだという「テッパ」もなかなか美味しかったです。

「マンボー腸ゆで」も面白かったんだけど、一番はやっぱり「マグロレアカツ」ですね。
あと、地酒は勿論の事、絶対に飲んでみて欲しいのは「じゃばら酒(吉村秀雄商店)」です。

いろいろとオススメは尽きないのですが、なんといってもココはご夫婦のサービスでしょうね。
最後にひとくちいただいた古酒とアイスクリームのハーモニーは忘れられない味となりました。

「和歌山で一番になりたいんです!」というご主人の意気込み通り、気合いの入った居酒屋です。
この真摯な姿勢を貫けば、きっと和歌山で一番の居酒屋になれると思うので、あとは奥さんを大事にネ!(・ωー)~☆

  • マグロレアカツ
  • テッパとウツボの干物
  • クモエビのから揚げ

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4位

KINGS (緑が丘、大岡山、奥沢 / ダイニングバー、居酒屋、日本酒バー)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2015/02訪問 2015/03/07

KING OF KINGS

【2015年2月】

また来ちゃった。
楽しい店だからなぁ~

当然の再訪問というワケです。
今回も楽しませてくれましたよ!

もっとはやく再訪したかったんだけど…
新たなる未知へと突き進んでいるのでなかなか…

↑ソレって『スタートレックV』のサブタイトルでは?
はい、レナード・ニモイさんの追悼の意味を込めて…( -人-)

今回は遠方からの友人を2人連れ、合計3人でお邪魔しました。
ついでに言っておくと、この日の3軒目として利用させて貰いました。

かなり気持ちよく酔っていたのですが、さらに気持ちよくさせてくれました。
もう多くを語る必要はないと思うので「スパイシーチキンカレーを〆に…」とだけ。(^^)v


【2014年11月】

駅前の王様。
『KINGS』登場!

で、ココ何屋さん?
ちょっとわかりにくい。

で、ちょっと入りにくい。
うぅ~ん、どうしたものか?

悩んだら、行くが男のさだめ。
これが優良店との出会いに発展!

これだから食べ歩きはやめられない。
では、どう良かったのかを紹介して参ります。

まずはこちらの場所、緑が丘駅の真ん前だって事。
大井町線の中でも、かなり地味な部類に入る駅である。

数年前は、1日平均乗降客数が5千人を切っていたのですが…
バリアフリー工事も完成し、一昨年あたりからかなり盛り返している。

1日平均乗降客数が1万人に達する勢いで、駅前にも変化が出始めました。
その変化のひとつがこちらで、以前は『フランス食堂 フーヴェール』があった場所。

外観の見た目がバーラウンジって雰囲気で、ちょっと敷居が高そうに感じる。
1階に出されたメニュー看板がなければ、私たちも入っていなかったかもしれない。

ですが、階段を上った先はパラダイスですので、勇気を出して上りましょう!
何のパラダイスかと申しますと、意外にも日本酒のパラダイスなんですよねぇ~

日本全国の地酒を取り揃えながら、つまみは築地の魚に拘っています。
この外観からは、そんなにも純和風なお店だとは想像もできないですよね。

最初の登録カテゴリーからは、お店の雰囲気が伝わらないので…
ご主人に了承を得て、カテゴリーに“居酒屋”を追加させてもらいました。

こうする事によって、グッと身近になった気がしませんか?
本当なら“ダイニングバー”って方がしっくりくるのかもしれませんが…

地酒の解説をしてくれる2人の姿を見たら“居酒屋”だよ。
そう思ったわけですが、まだその2人を紹介してなかったですね。

若い男性が2人で切り盛りするこちらなのですが…
その辺りは前の『フランス食堂 フーヴェール』に似ています。

ホール担当は、笑顔が素敵な20代です。
ご主人は栃木出身で、若き日のパパイヤ鈴木似ですw

若き日のパパイヤ鈴木って、すんごいイケメンなんですよ!
少年隊なんかと同期で、アイドル?歌手志望だったんですよねぇ~

たしか、少年隊の植草克秀と東山紀之とは同じ高校に通っていたはず。
そんな若き日のパパイヤ鈴木の情報は、これだけあれば十分ですよね?(笑)

そんな事より、全国の地酒と拘りのおつまみを紹介していかないとですよ!(←誰?)w
まずは拘りのおつまみからご紹介していきたいと思いますが、ホントに魚が新鮮でビックリ!

店内に用意されたおすすめメニューには、それらの産地まで記載されていて安心感が得られる。
中でも、お店の自慢の逸品でもあり、青森のイカを使ったという「自家製イカの塩辛」は絶品でした。

新鮮なワタを織り成す見事なオレンジ色に、柚子の黄色がアクセントを添える。
まさにベストなマッチングで、その「自家製イカの塩辛」と各種地酒との相性も抜群にイイ!

刺身類はハズレがなく、今度は鹿児島産という「天然カンパチ」も最高!
また北に戻って、青森産という「白子ポン酢」も絶品で、南へ北へと大忙しです。(笑)

それは地酒の品揃えにも言える事で、地域に拘らない品揃えです。
ご主人の地元でもある栃木の地酒にはちょっと力を入れているようですが…

奈良や滋賀や佐賀といった、あまり見掛けないものも多い。
その中から6種類の地酒をいただいたのですが、どれもなかなかでした。

何をいただいたかは、写真を参照って事で…(^^;)
ひとつひとつの感想を書いているとえらい事になっちゃいますので…

ってか、語れるほど日本酒通じゃないしね。
日本酒党なのは間違いありませんが、評論家ではないので…

そんな『KINGS』の〆はガッツリです。
この日はお奨めの「ビーフシチュー」をいただきましたが…

拘りのカレーが自慢ですってよ!
また、パスタも用意されているので女性も嬉しいね。

色々とご紹介して参りましたが…
何がイイって、2人のサービスが最高にイイ!

お料理のお味も大事ですが…
なんと言ってもこれが基本ですからね。

めっちゃフレンドリーで…
お客との間に垣根を作らない2人。

2人は自然にやってますが…
コレ、意外と出来そうで出来ないです。

でもって、意外とあっさりしていて…
このバランス感覚がいいんですよねぇ~

そういうわけで、文句なしの赤星です。
ちょっと教えたくない気もするんだけどねぇ~

楽しい事は多くの人たちと共有しないとね。
独り占めしたい気持ちを堪えてオススメしちゃう!

  • スパイシーチキンカレー
  • カネナカ 家伝造り 生酛純米(山口)
  • アサリの酒蒸し

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5位

魚斉 (自由が丘、奥沢、緑が丘 / 海鮮、居酒屋、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2014/02訪問 2014/02/23

捕れ立て鮮魚と各地の地酒

ウオー!
『銀魚』がなくなってる!

ギョギョギョ!
今度も“魚”のお店みたいだぞ!

その名も『魚斉』!
等々力の人気店が自由が丘にやってきた!

等々力で評判だった鮮魚のお店…
『うおいちばん』を一時休業してまでの開店だそうです。

気合いの入り方が伝わってきますねぇ~
オープンしてまだ2週間という頃、飛び込みでお邪魔しました。

店先でメニューを見ている時に呼び込まれた。
気持ちは決まっていたので、ふたつ返事で店内へと引き込まれた。

週末とあって大盛況の店内、1階はほぼ満席だった。
カウンター席しか空いていなかったのですが、テーブル席もあるとの事。

どうやら個室もあるとの事で、2階へと案内されました。
小ぢんまりした空間ですが、しっかりと仕切られた個室に案内してもらいました。

清潔感ある明るい店内にスタンダードジャズのBGMが合う。
それもさることながら、遠くで聴こえる他のお客たちの会話や笑い声がイイ感じのBGM。

それもこれも雰囲気作りがちゃんと出来ているからだと感じました。
とにかくサービスがよく、中でも接客応対が素晴らしく、どのスタッフも同じベクトルなんです。

この時点でアタリを確信したのですが、お料理のクオリティも高いです。
味をメインにお店全体を評価する方にも高く評価されるお店じゃないかなぁ~って思いました。

まず、タイトルの「捕れ立て鮮魚と各地の地酒」という謳い文句ですが…
これは等々力にあった『うおいちばん』の謳い文句であり、こちら『魚斉』にも踏襲されているはず。

屋号から想像してもそうであるように、やっぱり鮮魚をいただくべきでしょう。
そう考え、まずはなにより「刺身盛り(サゴチ・方々・金目鯛・スミイカ・天然真鯛・〆鯖)」1780円を注文。

それに合わせるお酒は「ZEROMAN(福島)純米無ろ過生酒」800円をチョイス。
梅水晶と呼ばれる事が多い「サメ軟骨の梅和え」480円と「縁側ポン酢」580円も同時にオーダーしました。

まず、なにより最初に出される「お通し」のクオリティの高さに驚かされた。
鎌倉野菜をオクラで和えたものと言っていた気がするのですが、内容なんてどうでもいいぐらい美味い。

これでほとんど冷酒を飲んでしまうという羽目になってしまい…
言わずと知れた銘酒、「天狗舞(石川)山廃純米」950円をぬる燗で持ってきてもらいました。

追加注文した「子持ちやりいか姿汐焼」860円も美味く…
そのモチモチ感は初めて体験する食感で、アッという間に食べ終わってしまいました。

それとは正反対の食感と思われる一品を〆に…
そう思い、「春野菜天ぷら(蕾菜・プチヴェール・筍・海老芋)」1000円を注文。

これがまた珍しい野菜を使っていまして…
プチヴェールなんて、名称すらまったく聞いたことがない野菜でした。

ケールとメキャベツを交配させた野菜との事で…
調べてみたら、なんと日本で作られた野菜なんですって!

蕾菜だって、関東ではまだまだ珍しい野菜ですよね?
「博多の春を告げる個性派新野菜」と、キャッチフレーズもある。

蕾のような形をしているところからつけられた名前だそうで…
そのキャッチフレーズ通り、主に福岡県で栽培されているようです。

このように、鮮魚以外のお料理もクオリティが高く…
どれも各地の地酒に合うように作られているように感じました。

しかし、ワインにも力を入れているようで…
お客を選ばない姿勢と言いましょうか、イイ感じでした。

最後はご主人が店先までお見送り。
寒空の下、白衣のまま自己紹介していただきました。

その後、今回の来店のお礼と…
その感謝の意を表して深々と頭を下げられました。

いやぁ~、完全に参りました。
カウンター席を選んでおけばよかったと後悔。

そうすれば満点だったかも。
3年以上出ていない総合評価☆5つです。

次回、カウンターに座り…
久しぶりに満点をつけようと思います。

  • 刺身盛り(サゴチ・方々・金目鯛・スミイカ・天然真鯛・〆鯖)
  • 子持ちやりいか姿汐焼
  • サメ軟骨の梅和え

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6位

うまかもん若鷹 (荏原中延、戸越、中延 / 居酒屋、郷土料理、もつ鍋)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/05訪問 2014/05/05

底抜け!!!!!

日本人史上最強の兄弟喧嘩!?
↑それって“若貴”の話じゃないの?

ハイ、九州名物料理『うまかもん若鷹』です。
↑ハイじゃねーだろ、ハイじゃ…(←小芝居終了?)w

九州で“若鷹”と来れば福岡ダイエーホークスですよねぇ~
↑神戸出身だからダイエーに執着しちゃうのは仕方ないけど…(^^;)

現在は、福岡ソフトバンクホークスって、みんな知ってるよね?
南海時代からホークス一筋のあぶさんは引退してしまいましたが…

って、このネタが必要か否かの判断は皆様に委ねます。(笑)
ならびに、これから話す内容を信じるか信じないかもあなた次第。w

食いしん坊に有益な都市伝説をご紹介したいと思います。
裏路地でひっそりと営むお店に悪いお店はないという都市伝説。

今の今、私が独自に発信する都市伝説ですが…
信じるか信じないかはあなた次第。(←しつこいわ!)www

いつもながら野球バカの私でゴメンなさい。
プロレスファンならきっとピンと来る屋号なんですよね?

ガキの頃からプロレスを観ない私。
なので、現役プロレスラーの名前は全然知らない。

そういうワケで、調べちゃいましたよ!
通称“ジェット”こと若鷹ジェット信介さんのお店です。

九州出身の“ジェット”が九州男児を招集!?
九州出身の男だけで運営される男らしい居酒屋なんです。

最寄り駅は東急池上線の荏原中延になります。
徒歩2~3分という高い利便性を誇るのですが、立地条件が…

お世辞にも好立地とは言えないスナック街で…(^^;)
この場所でランチ営業するという男らしさに惚れちゃうワケです。(爆)

それ以外にも男らしさが炸裂しまくってるんですよねぇ~
前述の通り、厳しい立地条件でありながら無定休&通し営業という暴挙!(ノ゚ο゚)ノ

始発が走り出すまで営業しているお店とは思えないでしょ?
でもって、それをたった2名で切り盛りしているってんだから正気の沙汰じゃない!(←オイ!)w

その2名の九州男児がフレンドリーで愛すべきキャラクターなんです。
プロレスに興味がない私ではありますが、今回はこの2人に「☆半分」追加させてもらいました。(^^)v

Comme d'habitude、総合評価したとしても「☆4つ」は付けられるお店です。
↑なんでいきなりフランス語なんだよ!(←読みにくいじゃねーか!)←つーか、意味が通じないだろ!(^^;)

実はコレ(Comme d'habitude)、シナトラが唄った「マイウェイ」の原曲なんですよ!
フランク・シナトラの声を愛する私が「原曲の方がイイ!」と思ったぐらいなので是非とも聴いてみて!(←何の話?)w

はい、またまた脱線脱線のレビューとなってしまいましたが…(^^;)
こちらの2人と話しをしても同様で、とにかく底抜けに明るくて気持ちのよい青年だってことなんです。(^^)/

もちろん、ランチの内容も充実していてお値段以上の感動です。
なにせボリューミーで、メインディッシュ以外に刺身と小鉢が付いてきて、仕舞いにゃ甘味まで…

お味もかなりのもので、名物「チキン南蛮」は外せないだろう。
まず、チキンの柔らかさが印象的で、ドカ盛りのタルタルソースとの相性も抜群でした!

でもやっぱココは夜が楽しいんじゃないかなぁ~って思う。
これだけ話が楽しいって事は、絶対にお酒も美味いって事ですからネ!(^^)v

お酒って誰とどこで飲むかが一番重要ですからね。
ココならひとりで飲みにきても十分に楽しめること請け合いだ!(^^)/

関さばが安く食べられるところも魅力的です。
次回は必ず夜にお邪魔したいと今から楽しみにしています。

底抜けの笑顔は明日への活力!
みんなも元気をもらいに暖簾をくぐって欲しいなぁ~♪

  • チキン南蛮
  • 刺身と甘口醤油
  • 小鉢と漬物

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7位

さか本 (西大井、戸越公園、下神明 / そば、うどん、丼)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/12訪問 2014/12/16

心に届く

実るほど頭を垂れる稲穂かな
心に届く正真正銘の接客でした。

今年一番心に響いたかもしれない。
気持ちのこもった言葉はスッと入ってくる。

ご主人が自然体だからこそ為せる業なのだろう。
当然のように腰が低くサービスの塊のようなご主人。

昔ながらの外観に、何の変哲もない店内の様子。
普通に見れば、むしろ冴えない町のそば屋に見える。

しかし、地元民に愛されているから淘汰されない。
力の続く限り、この場所で頑張って欲しいと願います。

ここでレビューが終わっちゃいそうな流れですけど…(^^;)
ここからが本文ですので、最後までお付き合いのほど宜しく。

まず暖簾をくぐると、いきなりおばぁちゃんの手助けをしていて…
足が悪いおばぁちゃんに手を貸しながら~の、私に対する接客応対。

とにかく挨拶の数が半端じゃなく、しかもすべてに血が通っているんです。
少しせっかちな様子でお店を切り盛りするご主人の仕事っぷりは手抜きがない。

地味で平凡な昔ながらの町のそば屋を舞台に繰り広げられる現実は心に届く物語。
とにかく腰が低く実直なご主人が主役をつとめるこの物語に終わりがない事を強く願う。

まぁ、堅苦しい話は抜きにして、とにかくこの雰囲気をじっくり堪能できた事を嬉しく思います。
今回いただいた「カレーライスともりそばのセット」750円にも大満足で、今年のベスト10にも選出。

お味自体は平均よりちょっと上ぐらいだと思うのですが、気持ちがいいからより美味しく感じる。
私が思うに、一般的な人間の味覚なんて、感情によって左右されるものだと思っていますので…

「もりそば」「そばつゆ」「そば湯」と、どれをとっても平均的な町のそば屋のソレでした。
しかし、野菜がごろごろ入った具沢山の「カレーライス」には、誰でもグッとくるんじゃない?

とても丁寧作られていると実感できる仕上がりで、なんだかほっこりする味です。
ホントに心が温まるお料理で、故郷が恋しくなっちゃうようなお料理だとも言えます。

久しぶりに人間らしい気持ちを取り戻せたような気すらしてきます。
そんな気持ちでお店を後にすると、当たり前の風景も違って見えるから不思議。

都会で暮らすうちに段々と失くしつつある気持ちなんでしょうね。
もうそろそろ都会とサヨナラする時期が近づいてきていると実感しました。

こういうお店を食べ歩いているレビュアーはとても少ない。
ましてや、こういうお店を高く評価するレビュアーは皆無に等しい。

だからこそこのスタイルで続けて行きたいと思います。
これからも、こちらのようなお店と出逢える事を祈っています。

  • カレーライス
  • もりそば
  • そば湯

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8位

手打ちそば つち也 (富士宮市その他 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/05訪問 2014/06/03

大自然に抱かれて

秘密基地みたい!
別荘地に潜むそば処です。

なんて表現すればいいんだろう?
田舎のおばちゃん家って雰囲気ですかね。

駐車場から玄関までの小径がそそりますねぇ~
BGMもない店内では粛々とそば劇場が始まります。

最初、静かすぎて妙な緊張感が漂っていたのですが…
お店を切り盛りするご夫婦の人柄に触れ気持ちが解れます。

「本当におおらかな方なんだろうなぁ~」と思わせる優しい笑顔。
思いっきりフレンドリーに話しかけてくれるところも私の好みだった。

とても潔いメニュー構成も、「これでこそそば処だ!」って感じでイイ!
さらに、旬を過ぎた「せりそば」と自然薯を使う「とろろそば」はないとの事。

これはとても残念だったのですが、そこはサービスのよさで補ってくれました。
まずはお茶請けとして「わらび」を超シンプルに茹でたものを出して下さいました。

さらに、「もらいものなんだけど食べて」と赤飯をサービスしてくれました。
ですが、「鴨せいろ」を注文した私だけ、なぜか「白ごはん」が付いてきました。

冷たいそばにごはんという組み合わせはさすがにちょっと…(^^;)
すると、「ごはんに鴨汁を少しかけてサラサラと食べてみて」とお母さん。

言われたとおりにやってみるとこれが美味いのなんの!
そばが提供される前、薬味と一緒に出される豆腐も美味かった。

どれをとっても素朴な田舎料理なんですが…
それが郷愁を誘うというか、懐かし気分にさせてくれます。

野菜が中心の「天ぷら」もGOOD!
特に苦みばしったたらの芽が美味しかったです。

そばも悪くないと思います。
手打ちかつ乱切りで歯応えが楽しめます。

つゆはサラッとした感じ。
茹で湯の「そば湯」と共にあっさりです。

どこをとっても私の好みですが…
まぁ、なんと言ってもお二人の人柄でしょうね。

ざっくばらんなご主人がイイ味出してます。
で、お母さんの底抜けな明るさには心洗われます。

店内に置かれた薪ストーブもイイ味出してます。
それにくべる薪が店先に積まれている光景も堪らない。

都会に疲れた人は1度来てみるといいと思います。
下手な病院なんかより、イイ薬になるんじゃないかなぁ~(^^)

  •  もりそば
  •  天ぷら
  • わらび(サービス品)

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9位

くしだ蔵 (伊豆急下田 / カフェ、喫茶店、インドカレー)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/10訪問 2014/10/21

やさしくなれる

きっと優しくなれる。
いや、間違いないネ。

下田は人情溢れる町です。
こんな町で暮らしたいなぁ~

10年ぶりぐらいだったんだけど…
昨日もココに居たかのような気分だ。

丸1日でも散策していられる町ですね。
マシュー・ペリーの目にはどう映ったのか?

そう考えると歴史を身近に感じられますよね。
自由に飛び回るイソヒヨドリに花壇で眠るネコ…

なにもかもがいとおしく思えてくるから不思議だ。
なにより、人懐っこい地元のおばあちゃんが最高!

今回は『道の駅開国下田みなと』から歩いて来ました。
下田公園まで歩き、折り返しはペリーロードを歩きました。

その途中、地元のおばあちゃんが気さくに声をかけてくれました。
自分の家の前に毎日やってくるアオサギがエサをとれないという話。

主役を目の前にして「下手くそで」「下手くそで」を連呼するおばあちゃん。
そんな最中も、主役は必至でエサとりに励んでいるのだが、やっぱ獲れない。

非常に見付けにくいのですが、大砲の写真の奥の方をご覧下さい。
大砲の向こう側にちょこっと移っているのが今回の主役のアオサギです。

アオサギは都内の水辺でもちょくちょく見掛けますが…
そのアオサギが狙っている魚たちまで見える光景は珍しいですよね。

川と海が繋がる汽水域だと思うのですが…
そこに波打つ恐ろしいほどの小魚の大群に目を疑いました。(驚)

最初、川の流れに見えていたんです。
しかし、よく見ると、小魚の大群がうごめいていたんです!

それだけの大群を目の前に1匹も獲れない。
そりゃ「下手くそ」と言われても仕方ないかなぁ~(^^;)

1日中そこで頑張ってるそうですが…
夕方やってくるコサギにエサをとられるとの事。

さらに「鴨にエサをくれてんの」と…
こんな話を全力でしてくれたおばあちゃん。

嗚呼、東京に帰りたくないなぁ~
現実は厳しいけど頑張らなくっちゃネ!

頑張ってお金を貯めて…
またココに戻ってきたいものです。

と、長い長い前置きを経て…
ようやくここからが本編になります。(笑)

散策の途中で見付けた喫茶店をご紹介します。
『くしだ蔵』という名のとおり、蔵をそのまま利用しています。

伊豆らしく、なまこ壁が印象的な外観で観光客の目を惹きます。
しかし、店内はとてもスタイリッシュで、開放感ある高い天上がイイ!

店内に流れるのは少しブルージーなロックで、これまたセンスがイイ!
壁面の棚にCDがズラッと並んでいるのですが、このCDは販売用との事。

そう、コチラはCDショップも兼ねたカフェなんですねぇ~
ものすごく感じのイイご主人と奥さんが二人で切り盛りしています。

最初はご主人だけが奥のPCの前に座っていて…
しばらくしたら、自転車で奥さんがどこかから帰ってきました。

なぜかそこから店番をバトンタッチして…
今度はご主人が自転車でどこかへ出掛けて行きました。

この感じ、なんかイイよねぇ~(^^)
晩年はこういう風に暮らせたらいいよねぇ~(^^)

お味の感想は必要ですか?
食べログだから書いておかなきゃダメか!?

とても美味しかったです。
この充実感なので、当然の感想です。

単純ながらこの通り。
これ以上の言葉はありません。

人生の楽園…
下田に来たら寄ってみて!

  • コーヒーフロート
  • アイスカフェ・オレ
  • お冷

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10位

妖怪食品研究所 (境港、馬場崎町 / 和菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/03訪問 2014/04/06

妖菓 目玉おやじ

これにて遂に完結!
鬼太郎シリーズ第四弾です!

第一弾は『本舗目玉おやじまんじゅう』!
続いて第二弾は妖怪ラテが楽しめる『妖怪茶屋』!

昨日ご紹介の第三弾は「一反もめん焼」の『ごっつぉ屋』!
そして感動のフィナーレを飾るのはコチラ『妖怪食品研究所』です!

もうここまでくると敬意を表して脱帽するしかありませんよね?(^^;)
ご覧の通り、見た目のインパクトは絶大で、これだけでも購入する価値アリ!

しかも細部にまでこだわっていて、ひとつ350円とは思えない充実した内容。
インターネット販売もなく地方発送もしないという徹底ぶりも来店客には嬉しい限り。

↓ 妖怪食品研究所のホームページに実際に掲載されているご挨拶をご紹介しておきますね。
遠路はるばる境港まで足を運んで下さった方々へ敬意を表し、店頭での販売のみとしています。

この希少性が観光客の購買意欲を上手に刺激して行列が出来るほどの人気に繋がったのでしょうか。
その上、見た目だけでもグッとくるのに、中身も老舗和菓子店が作る上生菓子という素性の逸品なんです。

1874年創業で140年の歴史がある老舗『彩雲堂』という和菓子店が製造しているとの事。
まずは外側ですが、白い部分はねりきりで、目玉の中心にある赤と黒の部分はようかんなんだって!

その内側に入っているのはこしあんで、蜜漬けの栗が練りこまれているんですよねぇ~
すべてベテランの職人による手造りという事で、量産が難しいのか売り切れ御免となっています。

私の説明なんかより、妖怪食品研究所のホームページが面白いので見てみて!
こちらをチェックしてみてちょーだい! → 妖怪食品研究所のホームページ

とにもかくにもサービス精神の旺盛な研究員揃いでして…(^^;)
商品の説明は当然の事、写真の撮り方まで個人授業してくれます。(爆)

そりゃ、各メディアがとびつくワケですねぇ~
取材された数は、私が訪れたお店の中で1番かもしれません。

実際に訪れるとガッカリするお店が多いのですが…
今回はその逆で、ここまで有名なお店とは知らずに訪れたので…

事前に情報を持っている方の何倍も楽しめたと思います。
もう完全に乗せられちゃって、いろんな写真に挑戦してみました!(^^)v

その評価については読んで下さった皆様に委ねるとして…
しつこいようですが、本当に徹底されつくした町づくりなんですよねぇ~

タクシー会社も全面協力体制で、行灯が目玉おやじだった。(^^:)
交番も“鬼太郎交番”って名称だし、空港だって“米子鬼太郎空港”だからね。

大人の心をゆさぶるのにも十分すぎる町づくりだと思いますねぇ~
ココでしか買えない「妖菓 目玉おやじ」ですので、境港を訪れたら行かなきゃでしょ?

高級和菓子でありながら、妖菓子でもあるところもイイよね?(;^ω^A
鳥取を訪れる際は、この世で1番怪しい和菓子店『妖怪食品研究所』に1度はおいでよ♪(^^)/

  • 妖菓 目玉おやじ
  • 妖菓 目玉おやじ
  • 妖菓 目玉おやじ

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