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昼の点数:5.0
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 -
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[ 料理・味-
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| 酒・ドリンク- ]
もりそば 中盛 ~個人的原点つけ麺~
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もりそば 中盛(2玉) 1,050円
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2025/12/01 更新
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[ 料理・味-
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| サービス-
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| 雰囲気-
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| CP-
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| 酒・ドリンク- ]
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もりそば(中盛) 950円
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2025/12/01 更新
久々にうかがった。
西宮の城ヶ堀に店舗があるときから20年以上通い続ける店である。
この店で初めて「つけ麺」という麺料理を認知し、体験した。それ以来「好きな麺類は?」と聞かれれば「つけ麺」と答えることにしている。
個人的に「原点」と呼べる唯一の店である。
西宮から早稲田に引っ越され、2015年3月16日に「和楽大勝軒」として尼崎の久々知に兵庫県へと凱旋帰郷された。オープン日に2時間前から並び、開店一番乗りを果たしたのは密かな自慢である。
そうか。もう10年になるのか。
尼崎でのオープン当時は昼から夜まで営業されていたが、徐々に営業時間が削減されていき、今では土日の昼間だけ。訪店のハードルは上がったが、それでいい、と個人的には思う。
ご主人と女将さんの負担がないように、長く続けられるようにやっていただければ、それでいい。
あの素晴らしい「もりそば」を1日でも長く、皆に提供し続けていただければ、それに勝る喜びは無いと、心から思う次第である。
エモーショナルな話はさておく。味の話である。
スープは甘、酸が目立ちつつ、動物系の旨味、魚介の風味が基底部で下支えしている。
麺は中太ストレートで、若干柔らか目。ただスープとの調和良く、あえてこうしているのか、結果そうなったのか。
少し変化をつけたい時は、卓上におろしニンニクも置いてあるが、もう一つ、銀の缶に入った調味料を覗いてみてほしい。
豆板醤、酢、ニラ、ニンニクなどがブレンドされた調味料と思われるが、これが実によくできている。スープに入れてもいいが、僕は麺に絡めていただくことを激奨したい。酸味、辛味、旨味が加わり、それを絡めれば麺だけでまぜそばとしていただけるほどの構成力を持った調味料である。
細かな変化はあろうし、日々のブレもそこそこ感じはするが、総じて初めて食べた時からほぼ変わらぬ印象を持たせてくれる。
僕にとってつけ麺の中庸を取りつつ、最上質。これなんだよなぁ、これ。と食べる度に思わせてくれる一杯。
それが和楽大勝軒のもりそばである。
結局、エモーショナル前面押しの文章になった。
でも、そうなってしまう存在なのである。
こういうものに出会った幸福を噛みしめながら、またいただきたいと思う。