5回
2018/02 訪問
【1144-4】レンコン尽くしモツ尽くし
795文字★
赤星ラガービール中瓶(380円)
ふるふれ宇治抹茶ハイ(480円)
キンミヤ焼酎1升瓶(2,200円)
串焼き盛り合わせ7種(1,000円)
タン元(180円)
サシハラミ(180円)
トロテッポー(180円)
心残り串(200円)
和牛マルチョウ(280円)
肉刺し三種盛り合わせ(980円)レバー、ハツ、タン
極上牛のハラポン(780円)
れんこんサラダ(580円)
れんこんのフレンチフライ(480円)
ホクホクれんこん ふろふき風(680円)
れんこんのはさみ揚げ~海老とたたき鶏~(780円)
しらすとれんこんの味噌ピザ(880円)
れんこんのからし味噌ふりゃ~(480円)
ホタテの塩辛(380円)
ポテトサラダ(380円)
たたきラー油きゅうり(280円)
あんこうタルタル(580円)
沖縄スパイラルポテトフライ(480円)京カレースパイス
九州醤油のとりから(280円)
7人で利用して蓮根メニューもかなり制覇してきました。
熊本の辛子蓮根のような料理もメニューに加えて欲しいと願っていましたが、
この日は黒板メニューに「れんこんのからし味噌ふりゃ~(480円)」が登場。
新作とのことですが、熊本の「辛子蓮根」の黄色い衣をフライの衣に置き換えたような装い。
このほうがアジフライなど他のフライ料理との汎用性も高く良いアイディアではないでしょうか。
熊本で食べた揚げたての辛子蓮根を思い出すような鮮烈さ。
初めての試みとしてはトロテッポー串と和牛マルチョウ串を塩味でもリクエストしてみました。
トロテッポーは塩にするとタレより豚臭さが目立って、確かにタレ味がデフォルトとなっているのも納得。
和牛マルチョウは塩のほうがサッパリするので、これはこれでアリではないでしょうか。
座敷の個室席が掘りごたつ式に改装されていたりと少しずつ進化しているようにも感じます。
2018.2 和牛マルチョウ(1串280円)
2018.2 ホクホクれんこん ふろふき風(680円)
2018.2 肉刺し三種盛り合わせ(980円)レバー、ハツ、タン
2018.2 ポテトサラダ(380円)
2018.2 ふるふれ宇治抹茶ハイ(480円)
2018.2 トロテッポー(1串180円)、心残り串(1串200円)
2018.2 れんこんのフレンチフライ(480円)
2018.2 大山どりハツ(180円)、豚バラ(130円)、皮(130円)
2018.2 れんこんサラダ(580円)
2018.2 しらすとれんこんの味噌ピザ(880円)
2018/03/18 更新
2017/12 訪問
【1144-3】また行きます
417文字★
シロ(180円)
タン元(180円)
サシハラミ(180円)
トロテッポー(180円)
和牛マルチョウ(280円)
極上牛のハラポン(780円)
れんこんのフレンチフライ(480円)
アジフライ(180円)
男爵コロッケ(130円)
水炊きの雑炊で〆たというのに焼鳥唐揚ハイボールからの2軒目に利用。
お気に入りのシロ、タン元、サシハラミ、トロテッポー、そして和牛マルチョウ。
180円~と高めですが串焼きは相変わらず美味しい(空腹で味わったほうがもっと美味しいと思いますが)。
鈴木農園直送の土浦蓮根を使ったメニューが11種類あるのですが、
個人的には「蓮根の天ぷら」と「辛子蓮根(熊本の郷土料理)」も加えて欲しいところ。
アジフライとコロッケは安いのですが、味という面ではモッタリ感あってそこそこでしょうか。
今回はコンディション不良で堪能しきれなかったので、あらためて2月にまた行きます。
2017.12 和牛マルチョウ(280円)
2017.12 タン元(180円)、サシハラミ(180円)
2017.12 極上牛のハラポン(780円)
2017.12 れんこんのフレンチフライ(480円)
2017.12 アジフライ(180円)
2017.12 トロテッポー(180円)、シロ(180円)
2017.12 男爵コロッケ(130円)
2018/02/17 更新
2017/04 訪問
【1144-2】内臓脂肪に唸る
912文字★
ポテトサラダ(380円)
もつ煮チーズ(480円)
しめじとなめたけ冷奴(330円)
ほうれん草とみょうがの浅漬(380円)
クリームチーズチャンジャ(480円)
串焼き盛り合わせ7種(1,000円)
タン元(180円)
サシハラミ(180円)
トロテッポー(180円)
シロ(180円)
和牛マルチョウ(280円)
極上牛のハラポン(780円)
四元豚の塩わさトンテキ(880円)
肉刺しレバー(380円)
肉刺しタン(380円)
肉刺しハラミ(380円)
肉刺しハツ(380円)
肉刺しコブクロ(280円)
あんこうタルタル(580円)
沖縄スパイラルポテトフライ 京カレースパイス(480円)
ふわったまとろろオーブン焼き(480円)
試作品のローストビーフ(サービス)
肉刺しが炙りから低温調理に変わったようで全種類試してみました。
炙りのときより食感が良くなっていたのですが全て同じような味付け。
低温調理モツ刺しで最高クラスと思う豚小家(小岩)では自由な味付けが可能で、
例えば胡麻油塩でシンプルにモツを活かすような味付けも試したいところ。
トロテッポー、シロ、和牛マルチョウは前回に続いて素晴らしかったです。
プロが最適に火入れしたマルチョウは有名焼肉店で食べるより遥かに美味しい。
1串280円なのでやきとん店としては高値ですが焼肉店に比べれば破格の安さ。
トロテッポー、シロはじんちゃん(本郷三丁目)に匹敵するレベルの蕩ける美味しさ。
タン元、サシハラミは前回に比べると脂とジューシーさに劣りましたが、
これら5種類だけ食べて帰れば4.5級の満足度になりそうです。
モツ以外に居酒屋メニューも充実しているので楽しみ方は色々。
ホタテ塩辛といぶりがっこ入りのポテトサラダ、沖縄スパイラルポテトフライ、
ふわったまとろろなどモツの合間に良い肴となります。
ボトルで入れた金宮の一升瓶が2,100円と安く、生ビールも380円~。
4時間ぐらい飲んで食べても5,000円で済んだのでやはり安いです。
モツ好きで飲兵衛な人にとっては素晴らしき優良店。
2017.4 シロ(1串180円)
2017.4 サシハラミ(1串180円)
2017.4 四元豚の塩わさトンテキ(880円)
2017.4 肉刺しハラミ(380円)
2017.4 もつ煮チーズ(480円)
2017.4 ふわったまとろろオーブン焼き(480円)
2017.4 タン元(1串180円)
2017.4 トロテッポー(180円)、和牛マルチョウ(280円)
2017.4 極上牛のハラポン(780円)
2017.4 あんこうタルタル(580円)
2017.4 ポテトサラダ(380円)
2017.4 肉刺しタン(380円)
2017.4 しめじとなめたけ冷奴(330円)
2017.4 肉刺しレバー(380円)
2017.4 ほうれん草とみょうがの浅漬(380円)
2017.4 肉刺しハツ(380円)
2017.4 肉刺しコブクロ(280円)
2017.4 沖縄スパイラルポテトフライ 京カレースパイス(480円)
2017.4 クリームチーズチャンジャ(480円)
2017.4 試作品のローストビーフ(サービス)
2017/06/06 更新
2016/12 訪問
【1144】都市型やきとん店の最高峰
2,903文字★
ばりとんっ(飯田橋)元店長が池袋に独立開業したという「えん家」。
居酒屋メニューも充実していますが主力商品は豚モツ(やきとん)。
1串180円と下町に比べると都心価格なのですがハイクオリティでボリューミー。
値段に相応する確かな実力を感じられます。
そして下町のモツ焼き屋には無い魅力もいくつか有しています。
まずは豚のモツに限らず牛のモツも美味しいこと。
ハラミ、マルチョウは凡百の焼肉店を超越するレベルの高さでありながら、
焼肉店より安くて、しかもプロの火入れで味わえるというオマケ付き。
また下町のモツ焼き屋には野菜が美味しくないという弱点があるのですが、
同店は土浦の農園から蓮根を直接仕入れるなど野菜にもこだわり。
下町のモツ焼き屋より客単価は高くなりますが、それに見合う価値を伴っています。
モツだけでなく野菜も求めるホルモン女子には高ポイントとなるかも知れません。
更に最大52席というキャパシティの広さもモツ焼き屋にしては珍しいです。
宴会でも利用出来てしまう使い勝手の良いお店と言えるでしょう。
巨大ターミナル駅の池袋から徒歩圏という好立地と合わせて大きな武器。
その上サッポロラガー(赤星)中瓶380円、キンミヤ一升瓶のボトル2,100円。
アルコールが安いので串の値段の高さが気にならなくなります。
美味しい、安い、使い勝手が良いと、三拍子揃った都市型モツ焼きの超優良店。
この日食べた料理は以下の通り。
枕崎産カツオのたたき(430円)
特製ポテトサラダ(380円)〇
コブクロ刺(280円)
炙りタン刺(380円)
極上牛ハラポン(780円)◎
生ハムユッケ(380円)
沖縄スパムチーズカツ(380円)
アジフライ(180円)
タン元(180円)◎
大山どりレバー(180円)
レバー(180円)
サシハラミ(180円)◎
トロテッポー(180円)◎
シロ(180円)◎
九州醤油のとりから(280円)
和牛マルチョウ(280円)◎
厚切れんこんチップス(380円)〇
ヤゲンナンコツ(130円→サービス)
ナンコツの唐揚げ(380円)
しらすとれんこんのピザ(880円)
ふわったまとろろ焼き(480円)〇
エッグタルト(サービス)
◎→強くお勧めしたいメニュー、〇→お勧めしたいメニュー
餅は餅屋、モツはモツ屋ではありますが魚は流石に専門外のようでカツオは凡庸。
身に水っぽさのようなものを感じてしまいました。
しかしフライにしたアジはサイズが大きくて180円とコストパフォーマンス抜群。
油と衣の力によってアジも刺身で食べるより美味しく化けているように思います。
モツ以外に非凡なセンスを感じたのが特製ポテトサラダ。
マヨネーズなのかクリームなのか滑らかなポテサラ自体が市販のポテサラとは別格。
細かく刻んだイブリガッコとホタテの塩辛が添えられていて、
これらのアイテムがポテサラと相性良くて美味しさを引き立てていました。
ホタテの塩辛はクセが少なくてマイルド、万人に受け入れられやすい塩辛でしょう。
コブクロ刺はひょっとこ(人形町)など名店クラスのコブクロに比べるとそこそこ。
とはいえ280円と安いので値段を超える価値を感じられます。
タン刺しは表面を炙っているので、どうしても生のタンの滑らかさは失っています。
個人的にはタンを楽しむのであれば串のタン元のほうが遥かにお勧め。
そしてお店の評価を一気に引き上げたハラポン(牛ハラミおろしポン酢)。
高級焼肉店の霜降りハラミに比べると赤身系のハラミではあるのですが、
赤身肉かつ内臓肉ならではの旨味の強さがあって肉の繊維もホロホロやわらかいです。
中程度の焼肉店で出てくる1人前1,000円のハラミより美味しい。
お店側でジューシーに焼き上げて提供してくれるので火入れの妙もあります。
更にポン酢の酸味がまろやかで味付けにもセンスを感じられました。
780円以下で楽しめる牛ハラミとしてはトップクラスかも知れません。
金竜山(白金)のハラミがいくら美味しいと言っても1人前2,500円なのです。
生ハムユッケ、スパムチーズカツ(店長は沖縄出身らしい)はアイディア商品。
鶏の唐揚げは南九州の甘口醤油で漬け込んであって面白いです。
なかなかボリュームがあって280円という価格設定も良心的でしょう。
さて同店の専門分野である「やきとん(モツ焼き)」。
1串180円と下町の安いモツ焼き屋に比べると倍ぐらいのお値段ではあるのですが、
シロとトロテッポーは豚小家(小岩)を思い出すような食感で驚愕。
2016年オープンの新しいお店ということで色々と研究したうえでの出店でしょうか。
フワフワ食感のシロ、パリッと蕩けるテッポウが堪らない美味しさ。
タン元は脂が乗ってジューシーで、秋元屋系の某店ではこのクラスのタン元が1串300円。
そう考えると1串180円でも安く思えるぐらいのクオリティの高さ。
サシハラミは脂を纏ったようなハラミがジューシーで口の中を旨味が駆け抜けます。
豚のハラミとしてこれは5.0トップクラスでしょう。
万を超える高級レストランにも行きましたが、高級店でも敵わない美味しさです。
それを180円で味わえてしまうのがモツ焼き屋の素晴らしいところ。
レバーと鶏レバーは悪くないのですが火入れがもう少しレアーなほうが理想。
このあたりはコンプライアンスとの兼ね合いもあるので難しいところでしょう。
サービスで食べたヤゲンナンコツだけは残念ながら普通でした。
普通じゃない美味しさだったのが和牛マルチョウ。
1串280円ではあるもののプリップリのマルチョウがたっぷり串に刺さっており、
焼肉店でのマルチョウの販売価格を考えると280円でもお得なぐらいです。
しかもプロが焼き上げているのでマルチョウが縮まらずプリップリのまま。
脂がかなり強いので好き嫌いは激しく分かれると思いますが、
アブラー(脂を愛する人)であれば4.0を超える評価になるでしょう。
そして土浦の農園から直送しているという蓮根。
表面に黒いブツブツがあって独特なのですが確かに普通の蓮根より旨味が鮮烈。
揚げてチップスにしても、しらすとピザ生地に乗せても美味しかったです。
ナンコツの唐揚げは、鶏ひざ、ヤゲン、イカナンコツの3種類の唐揚げ。
意外なヒットだったのが「ふわったまとろろ焼き」。
とろろ、卵、白出汁を合わせたものを鉄板で焼き上げたようです。
やわらかい食感で優しい味わいでありながら出汁の旨味しっかり。
最後のエッグタルトまでさりげなく美味しくて気持ち良く帰れます。
メニューが豊富で何をチョイスするかによって満足度が大きく変わりそうですが、
かなりの確率でホームラン(級に美味しい料理)が出ました。
モツラー(モツを愛する人)であればモツ中心に攻めることで幸せになれそうです。
2016.12 大山どりレバー(180円)、レバー(180円)、サシハラミ(1串180円)
2016.12 和牛マルチョウ(1串280円)
2016.12 特製ポテトサラダ(380円)
2016.12 極上牛ハラポン(780円)
2016.12 厚切れんこんチップス(380円)
2016.12 ふわったまとろろ焼き(480円)
2016.12 枕崎産カツオのたたき(430円)
2016.12 沖縄スパムチーズカツ(380円)
2016.12 コブクロ刺(280円)
2016.12 炙りタン刺(380円)
2016.12 タン元(1串180円)
2016.12 トロテッポー(1串180円)、シロ(1串180円)
2016.12 アジフライ(1枚180円)
2016.12 九州醤油のとりから(280円)
2016.12 生ハムユッケ(380円)
2016.12 ナンコツの唐揚げ(380円)
2016.12 しらすとれんこんのピザ(880円)
2016.12 ヤゲンナンコツ(130円→サービス)
2016.12 エッグタルト(サービス)
2016.12 店舗外観
2017/06/06 更新
968文字★
タン元(180円)
サシハラミ(180円)
トロテッポー(180円)
シロ(180円)
心残り串(200円)
和牛マルチョウ(280円)
肉刺 コメカミ(380円)
肉刺 テッポー(380円)
※上記のメニューが同店における個人的なオススメです。
新年度から仕入れ価格が高騰したのでしょうか。
2ヶ月前には380円だった赤星ラガービール中瓶が430円に値上がり。
押上のまるいでもドリンク価格が値上がりとなっていました。
アベノミクスの影響なのか日本ではインフレが進んでいることを実感します。
下町のモツ焼き屋に比べると串焼きの値段こそ高いのですがクオリティは確か。
串の値段は高めですが(値上がりしたとはいえまだ)ドリンク価格は安いので、
特に飲み中心に楽しむ人にはコストパフォーマンス高くなります。
巨大ターミナル駅である池袋には美味しいと思えるモツ焼きのお店が少なくて、
モツラーの皆さんもそれをよく分かっているのか、同店は平日の月曜日から満席の人気店。
初訪問時に比べるとかなりお客さん増えている印象です。
しかし人気の高さにオペレーションなど追いついていない部分もあるのか。
いくつか課題に感じた部分がありました。
【課題その1】
タンモトを1組1本しか提供できないと言われました。
14人の利用なのに1組(14人)1本は厳しいのではないでしょうか(結局2本来ましたが7人で1本)。
希少部位なので仕方ない面もありますが心残り串も今回は14人で1本。
仕入れルートが強化されると嬉しいです。
【課題その2】
終盤に瓶ビール(赤星もオリオンも)が全て売り切れてしまったと言われました。
瓶ビールは在庫があっても腐らないと思いますし、居酒屋であればストックしておいて欲しいところ。
同店では瓶ビールのコストパフォーマンスが高いということもあります。
【課題その3】
今まで完璧な火入れだった和牛マルチョウが今回に限っては若焼きとなってしまっていました。
ぬるい内臓脂肪は美味しくないのです、アブラ系の部位は若焼きではなく、よく焼きが定石。
焼き師が変わったのか、注文が増えて対応しきれなくなっているのか分かりませんが残念でした。
既に人気店ではありますが、更なる進化を期待したいところです。