やっぱりモツが好きさんが投稿した鳥田中(東京/鐘ヶ淵)の口コミ詳細

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春は山菜・夏は川魚・秋は茸・冬は獣肉・モツは一年中

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掲載保留鳥田中鐘ケ淵、東向島、八広/焼き鳥、鳥料理、日本料理

6

  • 夜の点数:4.7

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.5
6回目

2020/10 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

【★4.7】おまかせ5,000円で地鶏はもちろん岩手産の松茸まで【1384-6】

975文字★

おまかせコース(5,000円)

01.厚岸秋刀魚有馬煮
02.愛媛クエと岩手松茸の酒蒸し
03.黒さつま鶏と丸鶏の冷製鶏スープ 北海道アカウニ
04.京都海老芋 渡り蟹餡掛け
05.京都七谷鴨(窒息鴨)腿肉と胸肉の炭火焼き 山科唐辛子 千住葱 バルサミコ酢ソース
06.鶏スープの白味噌椀(鶉のつくね、トロナス、壬生菜の軸、赤ピーマン、柚子)
07.お造り(淡路カワハギ、脱水したカワハギの肝、江戸前アオリイカ)
08.京都七谷地鶏腿肉のネギ間
09.七谷地鶏の内臓湯引き(レバー、ハツ、砂肝、脾臓)
10.七谷地鶏胸肉ヅケ黄身醤油
11.つくね(七谷地鶏と七谷鴨腿肉のミンチ)
12.叩き盛り合わせ(七谷地鶏胸肉、七谷地鶏腿肉、七谷鴨ハツ)
13.黒さつま鶏ハツモト
14.口直し(蕪の糠漬け、胡瓜の糠漬け、大根の醤油漬け、大根のべったら漬け)
15.黒さつま鶏首皮
16.七谷地鶏のすき焼き
17.真菰筍山椒味噌田楽
18.黒さつま鶏レバー
19.冷製蒸し無花果 八丁味噌のアイス
20.田中農場(埼玉県深谷市)の卵のプリン

追加:広田湾産牡蠣だし鶏そば(900円)など

(注)表示価格は外税です

相変わらずコストパフォーマンス突き抜けたコース内容。
1品あたり250円(+税)なのに6時間炊いて実山椒と合わせた秋刀魚(今や高級魚)からスタート。
愛媛産のクエと岩手産の松茸をクエのアラ汁と酒蒸しにした料理には国産松茸をドッサリ使用。
ここは本当に都内なのかと思うほど、松茸の使い方が狂っています。

京野菜の海老芋(里芋の一種)は揚げてから渡り蟹の餡を掛けてコクをプラス。
先日は某地方都市に在る京味系の和食店で海老芋を食べるも油脂の物足りなさを感じてしまったのですが、
この海老芋は油で揚げた上に、濃厚な渡り蟹の餡まで加えることで、好みの味わいとなっていました。
なお同店(4.19)も京味での修業経験を持つと聞きます。

脱水することでクリーミー感を増したカワハギの肝、レアーに火を入れた地鶏の内臓、鴨のハツなど、
とにかくモツ好きで濃厚な味わいを好む筆者にストライクな美味しさが続いていきました。
仄かに八丁味噌の風味を感じるアイスクリームと無花果、濃厚トロトロ食感のプリンなど、
〆のスイーツまで美味しく堪能して本日も大満足。

  • 2020.10 厚岸秋刀魚有馬煮

  • 2020.10 愛媛クエと岩手松茸の酒蒸し

  • 2020.10 黒さつま鶏と丸鶏の冷製鶏スープ 北海道アカウニ

  • 2020.10 京都海老芋 渡り蟹餡掛け

  • 2020.10 京都七谷鴨(窒息鴨)腿肉と胸肉の炭火焼き 山科唐辛子 千住葱 バルサミコ酢ソース

  • 2020.10 鶏スープの白味噌椀(鶉のつくね、トロナス、壬生菜の軸、赤ピーマン、柚子)

  • 2020.10 お造り(淡路カワハギ、脱水したカワハギの肝、江戸前アオリイカ)

  • 2020.10 京都七谷地鶏腿肉のネギ間

  • 2020.10 七谷地鶏の内臓湯引き(レバー、ハツ、砂肝、脾臓)

  • 2020.10 七谷地鶏胸肉ヅケ黄身醤油

  • 2020.10 つくね(七谷地鶏と七谷鴨腿肉のミンチ)

  • 2020.10 叩き盛り合わせ(七谷地鶏胸肉、七谷地鶏腿肉、七谷鴨ハツ)

  • 2020.10 黒さつま鶏ハツモト

  • 2020.10 口直し(蕪の糠漬け、胡瓜の糠漬け、大根の醤油漬け、大根のべったら漬け)

  • 2020.10 黒さつま鶏首皮

  • 2020.10 七谷地鶏のすき焼き

  • 2020.10 真菰筍山椒味噌田楽

  • 2020.10 黒さつま鶏レバー

  • 2020.10 冷製蒸し無花果 八丁味噌のアイス

  • 2020.10 広田湾産牡蠣だし鶏そば(900円)

  • 2020.10 田中農場(埼玉県深谷市)の卵のプリン

2020/10/24 更新

5回目

2020/06 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

【★4.7】七谷地鶏と割烹料理と十四代の飲み比べ!【1384-5】

1,075文字★

おまかせコース

01.愛知鱧・万願寺唐辛子・賀茂茄子の揚げ出し
02.刺し盛り(瀬戸内イサキ、真鯛、メイタガレイ、シマアジ)
03.京都七谷鴨ロースとハツのロースト
04.根室ムラサキウニ 鹿児島黒さつま鶏と丸鶏のコンソメジュレ掛け
05.鶏スープの煮凝りと島原養殖スッポンのお椀 スッポンの身とエンペラ入り玉子豆腐 エンペラ
06.七谷地鶏 振りそで
07.七谷地鶏の内臓湯引き(レバー、ハツ、砂肝、脾臓)
08.七谷地鶏胸肉の黄身醤油和え
09.つくね
10.漬け物盛り合わせ(胡瓜と蕪の糠漬け、大根醤油漬け、沢庵漬け)
11.七谷地鶏(腿肉と胸肉)タタキ かんずりソース
12.鹿児島黒さつま鶏 レバー
13.七谷地鶏と徳島クレソンのすき焼き
14.蒸し無花果と日本酒アイス
15.はつもと
16.ズッキーニ(上は白トリュフ塩、下は茗荷味噌)
追加:背肝
追加:袖もと
追加:はらみ
追加:ぼんぺた
追加:おたふく
追加:ソリレス
追加:担々麺 冷製(750円)
追加:親子丼(750円)
17.プリン

まずは夏の訪れを感じる旬の鱧からスタート。
刺し盛りは全て瀬戸内の天然物という、イサキ、真鯛、メイタガレイ、シマアジ。
これらは魚体が小さいので熟成させなかったとのことですが抜群に美味しい。
20,000円を超える日本料理店にも負けないクオリティと思います。

七谷鴨の火入れはフレンチ顔負けといったレベルの高さでハツ(心臓)も臭みやクセとは無縁。
良質なムラサキウニとコンソメジュレの組み合わせには、
フレンチの巨匠「北島亭(4.07)」のスペシャリテを思い出しました。

お椀の椀種はスッポンの身をほぐしてエンペラと合わせた玉子豆腐。
椀妻のエンペラはもちろん、玉子豆腐も小骨が障らず、フレンチやイタリアンのような食べやすさ。
いちおう焼鳥屋なのですが開始から1時間ぐらいは鶏が表に出てきませんでした。
(コンソメの出汁やお椀の吸い地に実は鶏を使っています。)

1時間ぐらい経ってからは七谷地鶏をガッツリと楽しめます。
同店(3.97)といえば丹波地鶏でしたが、京都の七谷地鶏、鹿児島の黒さつま鶏も併用。
この日は七谷地鶏メインでしたが丹波地鶏に匹敵する美味しさ。

いつの間にか予約困難となってしまって今や近くて(拙宅から約20分)遠いお店なのですが、
訪れるたびに料理がレベルアップしているような気がします。
ドリンクのランナップも充実してきているようで、
この日は十四代の純米吟醸と十四代の米焼酎を飲み比べていました。

  • 2020.6 愛知鱧・万願寺唐辛子・賀茂茄子の揚げ出し

  • 2020.6 刺し盛り(瀬戸内イサキ、真鯛、メイタガレイ、シマアジ)

  • 2020.6 十四代の純米吟醸

  • 2020.6 京都七谷鴨ロースとハツのロースト

  • 2020.6 根室ムラサキウニ 鹿児島黒さつま鶏と丸鶏のコンソメジュレ掛け

  • 2020.6 鶏スープの煮凝りと島原養殖スッポンのお椀 スッポンの身とエンペラ入り玉子豆腐 エンペラ

  • 2020.6 七谷地鶏 振りそで

  • 2020.6 十四代の米焼酎

  • 2020.6 七谷地鶏の内臓湯引き(レバー、ハツ、砂肝、脾臓)

  • 2020.6 つくね

  • 2020.6 漬け物盛り合わせ(胡瓜と蕪の糠漬け、大根醤油漬け、沢庵漬け)

  • 2020.6 七谷地鶏(腿肉と胸肉)タタキ かんずりソース

  • 2020.6 鹿児島黒さつま鶏 レバー

  • 2020.6 七谷地鶏と徳島クレソンのすき焼き

  • 2020.6 蒸し無花果と日本酒アイス

  • 2020.6 はつもと

  • 2020.6 ズッキーニ(上は白トリュフ塩、下は茗荷味噌)

  • 2020.6 背肝

  • 2020.6 袖もと

  • 2020.6 はらみ

  • 2020.6 ぼんぺた

  • 2020.6 おたふく

  • 2020.6 ソリレス

  • 2020.6 担々麺 冷製(750円)

  • 2020.6 親子丼(750円)

  • 2020.6 プリン

2020/07/01 更新

4回目

2019/12 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

【★4.7】近くて遠い店【1384-4】

1,035文字★

水炊きコース(5,000円+税)

01.千葉竹岡迷い天然トラフグお造り身皮巻き
02.千葉竹岡迷い天然トラフグ白子とコンソメ仕立てのアラ煮凝り
03.岩手三陸ホタテガイ唐揚げ、群馬嬬恋田芹掻き揚げ
04.千葉鴨川カワハギお造り肝乗せ
05.七谷鴨のロースト 鴨ハツ 千寿葱 酢橘
06.丹波地鶏の抱き身漬け 黄身醤油和え、湯引き盛り(丹波地鶏 肝砂肝心臓)
07.香の物(大根醤油漬け、大根べったら漬け、蕪糠漬け、胡瓜糠漬け)
08.丹波地鶏 手羽の唐揚げ
09.丹波地鶏 水炊き(手羽、モモ、ムネ、つくね、野菜)
10.丹波地鶏 はつもと串
11.丹波地鶏 レバー串
12.丹波地鶏 ソリレス串
13.丹波地鶏 水炊き〆雑炊
追加:丹波地鶏 皮串(220円)
追加:丹波地鶏 袖もと串(300円)
追加:丹波地鶏 おたふく串(300円)
追加:丹波地鶏 ぼんぺた串(220円)
14.プリン

5,000円のコースで先付に天白(天然トラフグ)を出してくるという狂った焼鳥店。
日本料理出身のキャリアを活かしているのでしょうか、カワハギの肝は脱水か何か仕事を施しています。
ギュッと旨味の凝縮された肝の美味しさはミシュラン三つ星店で食べたカワハギを遙かに凌駕。
都心であれば鴨ローストまで食べた時点で料理代金5,000円になりそうな気がします。

そこから同店の主力商品「丹波地鶏」が登場。
水炊きは丹波地鶏の手羽中をオーブンで焼いて焙煎してから白湯スープに仕上げており、
薄味で塩に頼らずとも濃厚な旨味を実現していました(なお筆者は塩も加えて楽しみました)。

おまかせコースに一本化したことで串焼きの火入れが更に丁寧になったようで、
ハツモト(ツナギ)は過去最高と思えるぐらい突き抜けた美味しさに。
(とはいえ袖もと、おたふくなど脂っ濃い串は焦げるぐらいもっとウェルダンに焼くほうが好み。)

拙宅からは電車で3駅ぐらいの割と近所に在る同店ですが、
華金でも閑古鳥の鳴いていた初訪問時(2018年5月)とは異なり今や予約必須の超人気店に。
キャンセルが出ても地元のお客さんに電話して席を譲ってしまうようになり、
現在フラッと入ることがほぼ不可能となってしまいました。

月に一度の電話予約デーはNTTの糞アナウンスをエンドレスに聞く羽目になりますし、
まさに(距離的には)近くても(訪問までのハードルが高いので)遠いお店。
機会があればまた訪れたいものです。

  • 2019.12 千葉竹岡迷い天然トラフグお造り身皮巻き、千葉竹岡迷い天然トラフグ白子とコンソメ仕立てのアラ煮凝り

  • 2019.12 岩手三陸ホタテガイ唐揚げ、群馬嬬恋田芹掻き揚げ

  • 2019.12 千葉鴨川カワハギお造り肝乗せ

  • 2019.12 七谷鴨のロースト 鴨ハツ 千寿葱 酢橘

  • 2019.12 丹波地鶏の抱き身漬け 黄身醤油和え、湯引き盛り(丹波地鶏 肝砂肝心臓)

  • 2019.12 香の物(大根醤油漬け、大根べったら漬け、蕪糠漬け、胡瓜糠漬け)

  • 2019.12 丹波地鶏 手羽の唐揚げ

  • 2019.12 丹波地鶏 水炊き

  • 2019.12 丹波地鶏 ムネ肉、ネギ、つくね(水炊き用)

  • 2019.12 丹波地鶏 モモ肉(水炊き用)

  • 2019.12 丹波地鶏 水炊きスープ

  • 2019.12 丹波地鶏 水炊き(つくね、モモ、手羽、野菜)

  • 2019.12 丹波地鶏 はつもと串

  • 2019.12 丹波地鶏 レバー串

  • 2019.12 丹波地鶏 ソリレス串

  • 2019.12 丹波地鶏 水炊き〆雑炊

  • 2019.12 丹波地鶏 皮串(220円)

  • 2019.12 丹波地鶏 袖もと串(300円)

  • 2019.12 丹波地鶏 おたふく串(300円)

  • 2019.12 丹波地鶏 ぼんぺた串(220円)

  • 2019.12 プリン

2019/12/17 更新

3回目

2019/09 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

【★4.7】高坂鶏も加わって更なる進化を遂げています【1384-3】

1,103文字★

お造り(長崎メイチダイ、横須賀真蛸、小柴真鯛)
京鴨のロースト
湯引き造り 丹波地鶏ハツ、砂肝、レバー、胸肉の黄身和え盛り合わせ ニンニク醤油、胡麻油塩、泡醤油本わさび
あぶり叩き造り 丹波地鶏胸肉抱き身、もも肉盛り合わせ
丹波地鶏すき焼き
高坂鶏すき焼き
香の物(大根、胡瓜、蕪)
高坂鶏ササミ昆布〆と白レバー
ソリ(300円)丹波地鶏 もも関節筋肉
袖もと(300円)丹波地鶏 胸のたもと
海老芋の唐揚げ 祖父江の銀杏
はつもと(300円)丹波地鶏 はつと肝の繋ぎ
おたふく(300円)丹波地鶏 甲状腺、リードヴォー
せせり(250円)丹波地鶏 首小肉
ぼんぺた(220円)丹波地鶏 テールと鶏皮
えんがわ(220円)丹波地鶏 手羽先の先皮
丹波地鶏レバーのパテ(680円)バゲット、レーズンとマカデミアナッツのパンを添えて
つくね卵(380円)つくねと九条葱こだわり卵
肝(250円)丹波地鶏 レバー
はつ(220円)丹波地鶏 心臓
背肝(300円)丹波地鶏 腎臓
ネギ間(220円)丹波地鶏 スネ肉と長葱
鶏そば 濃厚白湯(680円)濃厚白湯スープと京都麺屋棣鄂平打ち麺
親子丼(750円)あぶり叩き用の丹波地鶏とこだわり卵
プリンと抹茶

お通し(500円)はお造り3種、京鴨のロースト、デザートのプリン。
メイチダイが宮崎県の40,000円クラス超高級鮨店で食べたメイチダイより美味しくて驚愕しました。
客単価8,000円以下の焼鳥屋でここまで良質な魚介に出会うのはほとんど奇跡体験です。

事前にリクエストしておいた「すき焼き」は丹波地鶏と高坂鶏(たかさかどり)の食べ比べ。
いずれも関東風の甘辛い割り下より淡い味付けとなっていてミディアムな火入れも理想的。
地鶏ではないのですが高坂鶏の美味しさもキラリと光っていました。

そしてオリーブイルでコンフィのように低温調理したという高坂鶏の白レバー。
規制強化の時代となって色々なお店で低温調理レバーに出会うようになりましたが、
凡店の低温調理レバーはボソボソ感が酷くてわざわざ食べたいと思えません。

しかし同店の白レバーはテリーヌの如き官能的な舌触りで、
臭み無く白レバーの濃厚な味わいだけを楽しめて素晴らしかったです。
入荷数が少ないのでレギュラーメニュー化は難しそうですがまた食べたい逸品。

親子丼、鶏そばなど〆メニューを含め、全体的に前回よりレベルアップしているような印象。
毎月1回の予約日には電話が殺到してNTTの糞アナウンスを何度も聞く羽目になる予約困難店ですが、
その人気に驕ることなく日進月歩で進化している優良店。

  • 2019.9 お造り(長崎メイチダイ、横須賀真蛸、小柴真鯛)

  • 2019.9 京鴨のロースト

  • 2019.9 湯引き造り 丹波地鶏ハツ、砂肝、レバー、胸肉の黄身和え盛り合わせ ニンニク醤油、胡麻油塩、泡醤油本わさび

  • 2019.9 あぶり叩き造り 丹波地鶏胸肉抱き身、もも肉盛り合わせ

  • 2019.9 丹波地鶏すき焼き

  • 2019.9 高坂鶏すき焼き

  • 2019.9 香の物(大根、胡瓜、蕪)

  • 2019.9 高坂鶏ササミ昆布〆と白レバー

  • 2019.9 ソリ(300円)丹波地鶏 もも関節筋肉

  • 2019.9 袖もと(300円)丹波地鶏 胸のたもと

  • 2019.9 海老芋の唐揚げ 祖父江の銀杏

  • 2019.9 はつもと(300円)丹波地鶏 はつと肝の繋ぎ

  • 2019.9 おたふく(300円)丹波地鶏 甲状腺、リードヴォー

  • 2019.9 せせり(250円)丹波地鶏 首小肉

  • 2019.9 ぼんぺた(220円)丹波地鶏 テールと鶏皮

  • 2019.9 えんがわ(220円)丹波地鶏 手羽先の先皮

  • 2019.9 丹波地鶏レバーのパテ(680円)バゲット、レーズンとマカデミアナッツのパンを添えて

  • 2019.9 つくね卵(380円)つくねと九条葱こだわり卵

  • 2019.9 肝(250円)丹波地鶏 レバー

  • 2019.9 はつ(220円)丹波地鶏 心臓

  • 2019.9 背肝(300円)丹波地鶏 腎臓

  • 2019.9 ネギ間(220円)丹波地鶏 スネ肉と長葱

  • 2019.9 鶏そば 濃厚白湯(680円)濃厚白湯スープと京都麺屋棣鄂平打ち麺

  • 2019.9 親子丼(750円)あぶり叩き用の丹波地鶏とこだわり卵

  • 2019.9 プリンと抹茶

2019/09/22 更新

2回目

2019/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

【★4.7】紀州備長炭と京鴨で更に進化!【1384-2】

992文字★

お通し(500円)日本酒と黒豆、白湯鶏スープ 白味噌仕立て、銚子4.5kgメジお造り とろろ添え
湯引盛合せ(胸肉昆布〆、レバー、ハツ、砂肝)
胸肉黄身醤油和え
叩き盛合せ(胸肉、腿肉)
京鴨ハツ湯引(ハツモトに近い部位)
スモーク盛合せ(550円)レバー、ハツ、砂肝、カマンベール
京鴨笹身
レバー(200円)
香の物(大根、キュウリ、蕪)
せせり(200円)
長芋
ボンペタ(200円)
金針菜
ソリレス(240円)
ハツ元(300円)
そで元(300円)
背肝(300円)腎臓
ハツ(220円)
おたふく(250円)胸腺
えん側(200円)手羽の皮
皮(200円)
ハラミ(220円)
手羽先(300円)
〆鶏そば醤油白湯(650円)
〆鶏あご片口煮干しそば(650円)
親子丼(700円)
鶏そぼろ丼(650円)
日本一こだわり卵のプリン

(注)表示価格は外税です

年明けということでお通しも正月バージョンでしょうか。
少量の日本酒とやわらかな黒豆、蓮根もちと海老芋の入った白味噌椀からスタート。
クロマグロのメジは脂ノリ良くて焼鳥屋で扱う魚介とは思えないレベルの高さ。

丸で仕入れてお店で捌く丹波地鶏が同店の主力商品と思うのですが、
これからは京鴨も仕入れるようで、先行して入手したというハツとササミを試してみました。
軽く湯引きしたハツ刺しはハツモトに近い部位ということで食感に妙味あります。
丹波地鶏のハツにも負けない美味しさで気に入りました。

お店で生肉から燻したというスモーク盛りもレアーな火入れで個性的な美味しさ。
いつもは林檎のチップで燻しているようですが本日は桜のチップ。
丹波地鶏のレアーなスモークを楽しめるお店も他になかなか無いと思います。

焼き台の炭火を紀州備長炭に変えたそうで焼鳥もパワーアップ。
丹波地鶏の大振り串焼きが200円台という下町価格。
前回は品切れで今回初めて食べた「そで元」は脂身なのですがサッパリしています。
イメージとしては胸肉の脂身だけを上品に味わえるような味わい。

8ヶ月前は食べログのスコアも無く華金でも余裕で入れたのですが今やスコア4.03に。
予約必須な近くて遠いお店になってしまいましたがチャンスがあればまた訪れたいものです。
日本酒もプレミアムなものをお手頃価格で楽しめます(掲載写真をご参照ください)。

  • 2019.1 日本酒と黒豆

  • 2019.1 白湯鶏スープ 白味噌仕立て

  • 2019.1 銚子4.5kgメジお造り とろろ添え

  • 2019.1 湯引盛合せ(胸肉昆布〆、レバー、ハツ、砂肝)

  • 2019.1 叩き盛合せ(胸肉、腿肉)

  • 2019.1 京鴨ハツ湯引(ハツモトに近い部位)

  • 2019.1 スモーク盛合せ(550円)レバー、ハツ、砂肝、カマンベール

  • 2019.1 京鴨笹身

  • 2019.1 レバー(200円)

  • 2019.1 香の物(大根、キュウリ、蕪)

  • 2019.1 せせり(200円)

  • 2019.1 長芋

  • 2019.1 ボンペタ(200円)

  • 2019.1 金針菜

  • 2019.1 ソリレス(240円)

  • 2019.1 ハツ元(300円)、そで元(300円)

  • 2019.1 背肝(300円)腎臓

  • 2019.1 ハツ(220円)

  • 2019.1 おたふく(250円)胸腺

  • 2019.1 えん側(200円)手羽の皮

  • 2019.1 皮(200円)

  • 2019.1 ハラミ(220円)

  • 2019.1 手羽先(300円)

  • 2019.1 〆鶏そば醤油白湯(650円)

  • 2019.1 〆鶏あご片口煮干しそば(650円)

  • 2019.1 親子丼(700円)

  • 2019.1 鶏そぼろ丼(650円)

  • 2019.1 日本一こだわり卵のプリン

  • 2019.1 日本酒メニュー

2019/01/12 更新

1回目

2018/05 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

【★4.7】丸から捌いた「丹波地鶏」が圧巻!(しかも下町価格)【1384】

3,200文字★

東武伊勢崎線の鐘ヶ淵駅(墨田区)というマイナーな場所に凄い焼鳥屋が隠れていました。
扱う鶏は市場を通さずに産地から直送している京都の丹波地鶏。
丸のまま仕入れてお店で捌くので、絶対数こそ少ないですが希少部位の取り扱い豊富。

地鶏ならではの軽やかな脂を楽しめる、ボンペタ、えん側、はつもと、おたふく、せぎも。
モツラー(希少部位の独特な食感を好む人)でアブラー(脂を愛する人)な人間には垂涎のラインナップ。
丹波地鶏の焼鳥でありながら1串200円以下という価格設定もコストパフォーマンス凄まじいです。

そして湯引きにしたレバー、ハツ、砂肝、タタキにしたモモ肉、ムネ肉(ムネ肉はユッケ風でも)など。
焼鳥以外のサイドメニューも圧巻の美味しさ。
丹波地鶏の素材力を火入れと味付けの絶妙な塩梅で最大限に引き上げています。

お通し代として400円を徴収されるのですが、鱧、山菜、漬物、デザートと4品を出す大盤振る舞い。
素材力、火入れ、味付けと、三拍子揃っているお店なのですが、何とお値段まで安いです。
まさに下町ならではの「奇跡の焼鳥屋」と呼べそうな素晴らしいお店です。

店内は厨房を囲むL字カウンターに10席、奥の座敷に最大8名、焼き台の火力は炭火です。
北区の赤羽から通っているというご兄弟はいずれも日本料理出身。
御年80というお母さまと家族経営で切り盛りしています(赤羽から鐘ヶ淵というのも不思議です)。
卓上の爪楊枝は既成品ではなく削ったと思われるお手製、山葵もお店で磨り下ろしているので美味。
食器にもこだわりを感じられて、赤提灯系の大衆焼鳥とは一線を画していました(価格は大衆的です)。

アサヒスーパードライ 生(480円)
キリンラガー 中ビン(550円)
サッポロ黒ラベル 中ビン(550円)
酎ハイ(380円)金宮ハイボール

お通し(400円)天草鱧焼霜 土佐酢ゼリー、庄内産赤みず油炒め、自家製漬物、食後にアールグレイのゼリー
湯引きお造り 大(650円)レバー、ハツ、砂肝、胸★
叩きお造り 大(650円)もも正肉、胸肉★★
和牛と地鶏はらみの味噌煮込み(600円)
ポテトサラダ(450円)
地鶏のリエット(600円)もも正肉の白ワイン煮肉寄せ
~焼鳥~
レバー(180円)
はつ(180円)★★
せせり(180円)★
皮(180円)★
つくね(180円)★
ハラミ(200円)
もも(180円)
ボンペタ(180円)★★
えん側(200円)★
はつもと(200円)★
おたふく(200円)★★
せぎも(200円)★

※表示価格は外税です、末尾★がオススメ!

まずお通しに骨切りした鱧の焼き霜が出てきます、日本料理出身のご兄弟の矜持でしょうか。
土佐酢の酸味こそ筆者の理想より強めなのですが小骨の障らない鱧の骨切り良し。
鱧の下には湯剥きしたミニトマト、空豆、茄子、独活、茗荷など隠れていて「夏」を感じる装い。

油炒めにしたという山形県の山菜「赤みず」も独特の食感が素晴らしい。
自家製の漬物は大根、蕪、胡瓜、特に大根の漬物が美味しかったです。
鳥のお店なのに日本料理で先制パンチを放ってきます。

「湯引き」は刺身のようなレバー、ハツ、砂肝を、甘醤油、胡麻油塩、大蒜醤油で。
臭みなく濃厚さや甘みを感じられてプリップリのレバーが超絶な美味しさ。
ムネ肉の湯引きは黄身醤油と合わせてユッケ風となっていました。

そして「叩き」では丹波地鶏のモモとムネの旨味をダイレクトに味わえて感激しました。
皮目の火入れ良し、タレの味付けも理想的で、丹波地鶏の素材が最大限に引き出されています。
これだけ美味しい鶏刺しは滅多に出会えません、比内地鶏の刺身より美味しいと思ったぐらい。

和牛と地鶏はらみの味噌煮込みは、八丁味噌ベースなので甘めですが嫌な甘さは無し。
クタクタに煮込んだ丹波地鶏のハラミが和牛の白モツと同じような食感となっていて新たな発見。

ポテトサラダは兵庫の日本一こだわり卵の半熟味玉、丹波地鶏のそぼろ、アメーラトマト、クレソン添え。
丹波地鶏を捌いているときに出る「肉カス」を上手く活用したそぼろ。
ポテサラ自体はオーソドックスなタイプで少しパサついて凡庸に思ったのですが、
そぼろ、味玉、甘くて美味しいアメーラトマトなどトッピングが450円に見合う価値。

リエットはマスタード、アメーラトマト、バゲット、マカデミアナッツとレーズンのパン添え。
ホロホロと解けてシットリ食感の丹波地鶏モモのリエットがなかなか美味しいです。
もっともダイレクトな旨味が凄まじかった「叩き」には見劣りするでしょうか。

そして炭火で火入れ良く焼き上げた「焼鳥」。
レバーだけは何故か湯引きのときと異なり臭みや苦味があって残念だったのですが、
血管(ここがハツモトとなります)付きのハツは大振りジューシーで桁違いに美味しい。
湯引きのハツも脂付きで良かったのですが、焼鳥は次元が違います、これはもう5.0満点クラスのハツ。

せせり(首肉)は身厚で歯応えあって良いです、180円で丹波地鶏がこのボリュームとは驚き。
皮も最高峰と思う「比内地鶏の皮」には素材力で少し負けるのですが比内地鶏はお値段の高さも桁違い。
180円で楽しめる皮としては最高ランクに美味しいのではないでしょうか。

つくねにはムネ肉も使っているのか僅かにパサつくのですが大部分はフワフワでジューシー。
パサつきの代償として肉感は強くなっているので、この方向性も正しいと思います。
大葉も入っているでしょうか、このつくねも180円とは思えないレベルの高さ。

ハラミは丹波地鶏にしては意外とアッサリした旨味という印象でしたが独特の歯応えは魅力的。
モモはミディアム以上に火を入れているようで、叩きとの差別化は図れているのですが、
叩きのときの圧倒的に美味しいモモと比べてしまうと少し残念に思ってしまいました。

ボンペタはボンジリと尻のあたりの部位の混成串のようです。
中骨を抜いているのに表面積の広いボンジリから感じる脂の旨味が圧巻。
比内地鶏のみさき(雌のボンジリ)すら凌駕しているのではないでしょうか。
アブラー(脂を愛する人)であれば必ず食べて欲しい逸品。

えん側は手羽先の先の「皮の部分」を骨から剥がした部位だそうです。
「皮」と似ているのですが、こちらのほうがコラーゲン的なプリプリ食感を楽しめて魅力的。
はつもとは、レバー寄りかハツ寄りかで言えばハツ寄りで、これも間違い無い美味しさ。

そしてアブラーな筆者には本日の白眉とも思った「おたふく(胸腺)」。
牛の胸腺もフォアグラのように凄まじい脂ノリのことがありますが、
こちらも牛のコプチャンの脂や豚のキクアブラを思い出すような内臓脂肪の塊。
地鶏だからか牛や豚の内臓脂肪より脂が軽やかで、一方で旨味は鮮烈なので素晴らしいです。

せぎも(腎臓)はお店によってはクセが強いことがありますが、丹波地鶏の同店はクセとは無縁でピュア。
プリプリと脂も付いていて、内臓特有の旨味の強さを純に楽しめて、これも秀逸な逸品。
レバーがハズレの日でも背肝があれば十分です。

この日は袖もと(200円)が品切れ、この部位も脂身だそうで激しく気になります。
丹波地鶏を丸で仕入れており、特定部位だけを仕入れているわけではないので、
どうしても日によって出会える部位が変わるのでしょうが、どの部位も概ね値段を遥かに超える美味しさ。

食後にはブランマンジェのような濃厚でクリーミーなムースを乗せたアールグレイのゼリーと玄米茶。
上にはコアントローに漬けた杏子も乗っていて手が込んでいます。
これでお通し代400円とは信じられません。
気になるメニューがまだありますし、これは再訪必至でしょう。

  • 2018.5 おたふく(200円)

  • 2018.5 えん側(200円)

  • 2018.5 叩きお造り 大(650円)もも正肉、胸肉※二等分した後です

  • 2018.5 はつもと(200円)

  • 2018.5 ボンペタ(180円)

  • 2018.5 湯引きお造り 大(650円)レバー、ハツ、砂肝

  • 2018.5 湯引きお造り 大(650円)胸

  • 2018.5 せぎも(200円)

  • 2018.5 ポテトサラダ(450円)

  • 2018.5 和牛と地鶏はらみの味噌煮込み(600円)

  • 2018.5 はつ(180円)

  • 2018.5 つくね(180円)

  • 2018.5 もも(180円)

  • 2018.5 皮(180円)

  • 2018.5 地鶏のリエット(600円)もも正肉の白ワイン煮肉寄せ

  • 2018.5 ハラミ(200円)

  • 2018.5 レバー(180円)

  • 2018.5 せせり(180円)

  • 2018.5 お通し(400円)天草鱧焼霜 土佐酢ゼリー、庄内産赤みず油炒め、自家製漬物

  • 2018.5 店舗外観

2019/01/10 更新

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