やっぱりモツが好きさんが投稿したむつ五郎(熊本/熊本城前)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

春は山菜・夏は川魚・秋は茸・冬は獣肉・モツは一年中

メッセージを送る

この口コミは、やっぱりモツが好きさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

むつ五郎花畑町、辛島町、熊本城・市役所前/馬肉料理、郷土料理、海鮮

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2012/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

【0001】馬と地魚で感じる熊本の素晴らしさ

2,402文字★

繁華街にある熊本グリーンホテルの地下1階という立地からして最高なむつ五郎
熊本トップクラスの霜降馬刺しや馬の臓物、熊本の地魚などを味わえます。

今回も馬刺(2,200円)、コーネ刺(400円)と同じ皿に盛られて到着。
霜降り馬刺しはルイベ状での提供なので個人的には常温にしてからのほうが美味しいと思いますが、
やはり口の中で脂のとろける馬刺しは最高です。

レバー刺(900円)は新鮮で濃厚な旨味とコリコリした食感がたまりません。
牛が規制され豚や鶏も自粛するお店が多い中、馬のレバ刺しだけでは合法的に提供できます。

脳みそ(800円)といった馬の希少部位が味わえるのも魅力。
甘辛く味つけされた脳みそは独特な旨味と白子のような食感が楽しめます。
一部は肉のような食感もありますが、なかなか面白い部位です。

刺身盛合せ(2,730円)はマグロ、イカ、タイ、ウニ、〆サバ、車海老と盛られています。
確かに美味しいのですが去年の刺し盛りの身震いするほどの美味しさはありませんでした。
その日の仕入れによって魚の味は若干変わるのかも知れません。

この日の満足度からすると☆5は贔屓し過ぎになってしまうのですが、
食べログの口コミ1件目にしたお店で、ここを☆5として他のお店を採点する際の基準にしようとした原点のお店。
変わらず☆5評価にしておきます。
なお店内は満席でした、人気のようで何よりです。
この日は去年色々と教えてくれた大将が不在だったようです。
___________________________________

東京から熊本に旅行で来ております。
十数年前に初めて熊本を訪れて以来、熊本の馬刺しのファンであります。

熊本訪問の際はむつ五郎か菅乃屋へは必ず馬を食べに行きます。
そして今回の旅行で最初に訪れたのがここむつ五郎。
祝日の夜20時過ぎ、お店は比較的空いており友人と一緒にカウンター席へ。
過去に訪れたときは満員だったこともあったので空いていて良かったです。

料理ですが、お通しのゴボウやコンニャクの甘辛煮からしてレベル高し。
お通しの美味しいお店はこれからの料理に期待が膨らみます。

そしてまずは馬のレバ刺しで先制攻撃されます。
九州の甘口醤油と胡麻油が混ざったようなタレと、
新鮮でコリコリの馬レバーが絶妙のハーモニー。
臭みはなく旨味だけしか感じない抜群にレベルの高いレバー。

焼肉酒家えびす事件以後に熊本を訪れるのは初めてだったので、
レバ刺しがメニューにあるのか実は不安でした。
馬ではありませんが東京のモツ焼き屋ではレバ刺しがメニューから消えたので。
無事食べられて良かったです、熊本まで来た甲斐がありました。

馬刺しとコウネ刺しも出てきますが、まだ少し冷たいので待ちます。
個人的には霜降りの馬刺しは、常温に近いほうが脂がとろけて美味いと思います。
それまでは馬の珍刺し、脊髄、脳味噌や馬串などを楽しみます。

座っている目の前にお店の大将がいて、色々と馬の部位について説明してくれます。
珍刺しは馬のペニスの部分をボイルしてあり、豚足のような食感を辛子酢味噌で。
脊髄はまるで白子ポン酢、なめらかな食感です。
脳味噌は脊髄に似た食感を甘辛く炊いた感じで、御飯のおかずになる味付け。
馬のペニスや脊髄や脳味噌を食べられるお店なんてなかなかないでしょう。
美味というよりは珍味といった感じですが、熊本ならではの楽しみ方。

馬串はジューシーに焼けた馬肉と辛子酢味噌のマッチが美味しいです。
バラエティに富む馬料理を肴に生ビールをグビグビといってしまいます。
メニューにあるルージュやマメは入荷なしとのことで断念。

そろそろ常温になってきた馬刺しも感激する美味しさ。
霜降りの馬肉がお口の中でとろけるのです。
こんなに美味い馬刺しは熊本でしか食べたことがないです。

そしてコウネ刺し、馬のタテガミの脂の部分。
脂を刺身で食べるなんて狂気の沙汰かと最初は思ったものですが、
これが全然くどくなくスーッと美味しく食べられてしまいます。

東京のモツ焼き屋でもカシラアブラやキクアブラといった脂の串がありますが、
刺身(火を通さない生)で食べられる脂はちょっとないです。
馬の実力おそるべし。
さすがに脂の塊なので提供される量は少量ですが。

一通り馬を楽しんだあとは、魚も食べるかということで刺し盛りも。
メニューにあった甲貝とは何か大将に尋ねると、
有明海の名産とのことでその甲貝も刺し盛りに入れて貰います。

マグロ、タイ、ブリ、車海老、甲貝の刺し盛り。
この刺し盛りがまた絶品、馬肉料理屋なのに何故魚まで美味いのか。
どの魚介も東京ではなかなか頂けないレベルの高さ。

その中でも鯛の刺身が感動する美味しさでした。
新鮮で弾力のある歯ごたえなのに濃厚な旨味。
こんなに美味しい鯛は今まで食べたことがありません。

本日は馬刺しより鯛刺しに感動してしまいました。
馬刺しは過去にこのお店で何度も食べているのですが、鯛は初体験の衝撃でした。

車海老もプリプリの身が口の中で踊り最高。
熊本の地酒香露も注文し、熊本の山海の恵みに舌鼓。
最後に馬のタン刺しも常温にして食し、その脂の旨味に唸ります。

大将から馬刺しも盛り合わせに出来ると聞きますが、
それは最初に教えて欲しかったです。
次に訪問するときは馬も魚も刺し盛りでいきたいところです。
馬の刺身でも魚の刺身でも大満足です。

モツ好き、馬刺し好き、魚好き、熊本好きな自分にとっては天国のようなお店。
熊本最高のお店、いや日本でも最高クラスのお店です。
___________________________________
2011年12月初投稿、2012年11月更新

  • 2015.5 まとめ用再掲載

  • 2015.5 まとめ用再掲載

  • 2012.11 馬刺(2,200円)、コーネ刺(400円)

  • 2012.11 馬レバー刺(900円)

  • 2012.11 刺身盛合せ(2,730円)マグロ、イカ、タイ、ウニ、〆サバ、車海老

  • 2012.11 馬脳みそ(800円)

  • 2012.11 プレミアムモルツ中生(630円)とお通し

  • 2012.11 メニュー

  • 2012.11 メニューにくまモンが!

2017/05/21 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ