26回
2020/12 訪問
【★4.5】焼肉屋に行けなくなる【1756-5】
473文字★
カット馬刺し(100g 500円)
黒毛和牛レバー(100g 400円)
黒毛和牛ミノ(100g 350円)
黒毛和牛ホホ肉(100g 400円)
黒毛和牛ハラミ(100g 800円)
(注)表示価格は内税です
香川県のホルモン屋で食べたミノ刺とホホ肉ユッケが美味しかったので同店(3.01)でも購入。
ホホ肉(カシラ)はハラミに比べると筋があって、食感こそ滑らかではなく障る部分もあるのですが、
適度にサシが入っており旨味の強さはハラミ以上とも思う素晴らしさ。
ミノは内臓脂肪付きとなっており「ミノサンド」なイメージ。
(湯掻くなど)お刺身には向いていないので、脂の旨味を活かすためフライパンでソテー。
火を通すことで旨味の活性化した脂肪の旨味に恍惚となっておりました。
そして感動的に美味しいのに、ホホ肉が400円(100g)、ミノが350円(100g)という異常な安さ。
同店はレストランではなく精肉店なので、焼肉屋などに比べて安いのは当たり前なのですが、
これだけ超絶クオリティの内臓肉を小売り店で購入可能とは焼肉屋泣かせ。
2020/12/06 更新
2020/11 訪問
【★4.5】ハラミ常温に戻すべし【1756-4】
594文字★
カット馬刺し(100g 500円)
黒毛和牛レバー(100g 400円)
黒毛和牛ハラミ(100g 800円)
脂肪の融点は動物によって異なり、例えばツキノワグマは脂の融点がメチャクチャ低いので、
真っ白なロースやバラの脂身を凍らせて「熊アイスクリーム」にして食べても美味しいです。
それに対して牛の脂肪は融点が高いので、例えばユッケには脂肪の少ない赤身肉を使うのがセオリー。
さて今回はハラミ(黒毛和牛の霜降りハラミ)を常温に戻してから食べたのですが、
予想通り脂がいつもよりサラッと蕩けて口の中で旨味が爆発しました。
冷温か常温か、融点に近付くか否かで、口溶けが全然変わってくることを痛感。
過去レビューで4.0~4.5と評していたハラミですが今回は4.7ぐらいと思う圧巻の美味しさ。
飲食店の原価率を考えると、本来であれば1人前(100g)2,500円となってもおかしくない極上ハラミ。
(同店はプロも仕入れに訪れるようで先日は9キロも業務買いするお客さんいらっしゃいました。)
このハラミは焼肉屋の繰り出すどんなテイクアウトメニューより秀逸かも知れません。
なお「11月29日」は年に一度の「いいにくセール」として全品値下げの大特価になるそう。
2020年11月29日(日)は定休日なので11月28日(土)がセール開催日。
最近は土曜日も営業していることがあります。
2020/11/28 更新
2020/08 訪問
【★4.5】三度目にして初ハツ【1756-3】
533文字★
カット馬刺し(300g 1,500円)
黒毛和牛ハツ(300g 900円)
黒毛和牛レバー(500g 2,000円)
黒毛和牛ハラミ(300g 2,400円)
購入した商品の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【3.5~4.0】カット馬刺し(300g 1,500円)
赤身系の部位で日によってブレあるも大体は美味しい。
【3.7】黒毛和牛ハツ(300g 900円)
6月と7月は入荷無しで出会えなかった黒毛和牛のハツ(心臓)。
レバーに比べるとどうしてもアッサリした味わいとなっており、
濃厚嗜好の筆者としてはレバー推しになるのですが口直しには良いと思います。
【4.0~5.0】黒毛和牛レバー(500g 2,000円)
過去2回連続で「当たり」だったので500グラムに増量してみましたが今回も当たり。
3回連続で臭みやクセの少ないレバーを出せるお店は希少種。
大当たりの日は5.0満点の美味しさ。
【4.0~4.5】黒毛和牛ハラミ(300g 2,400円)
日によって脂ノリに差異ありますが、この日はサシが凄かったです。
ハラミなのにこれだけ脂肪が乗るのは黒毛和牛ならではでしょう。
脂身が多いので常温以上で味わうのがオススメ。
2020/08/15 更新
2020/07 訪問
【★4.5】ホルモン屋殺し!胡麻油と塩をトッピングした大人のチョコレート【1756-2】
842文字★
カット馬刺し(300g 1,500円)
黒毛和牛レバー(300g 1,200円)
黒毛和牛ハラミ(300g 2,400円)
購入した商品の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【4.0】カット馬刺し(300g 1,500円)
茨城県の某店で3,500円も払って食べた会津産の馬刺しより美味しいような気がします。
2020年6月に食べたとき(前回)よりも好印象。
【5.0】黒毛和牛レバー(300g 1,200円)
マイベスト牛レバー史を振り返ると、生食の規制前は押上まるい(3.76)。
親牛のレバ刺し、仔牛のレバ刺し、親牛のタタキレバーを毎週のように貪り喰らっていました。
まるで高知県のカツオのタタキを思い出すような超厚切りカット牛レバー。
規制後は自分で焼ける「ホルモン焼き屋」である亀戸ホルモン(3.73)。
しかしコロナ禍によって流通が変わったのか、亀戸ホルモンが多店舗展開に走ってしまって質が落ちたのか、
アフターコロナの現在は同店(3.01)がマイベスト牛レバーとして君臨しております。
黒毛和牛のレバー(しかも超良質)を小売りする稀有な存在。
レストランではなく精肉店なのでレバーを自由自在に調理可能なのもストロングポイント。
この日は1瓶800円のワインパミス入りの塩と、一般的な胡麻油の倍値となる高級胡麻油をトッピング。
「大人のチョコレート」300グラムを貪り喰らっていました。
前述まるいでは毎週レバーを食べていると、日によってクオリティのブレを感じたのですが、
とりあえず同店は2ヶ月連続で「大当たり」ということで安定感も素晴らしいです。
レストランではなく精肉店なので当たり前ですが、外食の3分の1の安さもストロングポイント。
【4.0】黒毛和牛ハラミ(300g 2,400円)
馬刺しは前回より好印象もハラミは前回のほうが好印象。
とはいえ霜降りの黒毛和牛300グラムが2,400円という安さは相変わらず素晴らしいです。
2020/07/04 更新
2020/06 訪問
【★4.0】焼肉屋泣かせ!黒毛和牛のハラミとレバー【1756】
1,515文字★
北千住に焼肉材料の持ち帰り専門店(精肉店)があると聞いてやって来ました。
営業日は火曜~金曜の平日のみ、営業時間は14時~18時という、訪問ハードルの高いお店。
タン(アメリカ産牛)以外のハラミやレバーなど全て黒毛和牛という「河の家(3.01)」。
16時頃に訪れたところ黒毛和牛のハツ(100g 300円)だけ既に売り切れ。
6月11日(木)にはスジ煮込みを販売するようで予約(1人1つまで)を受け付けていました。
男女2名で切り盛りする小さなお店です。
黒毛和牛 牛もつ煮込み(500円)
アメリカ産牛 タン(100g 500円)
馬刺し(100g 450円)+カット代(50円)
黒毛和牛レバー(100g 400円)
黒毛和牛ハラミ(100g 800円)
購入した商品の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点、表示価格は内税です
【3.2】黒毛和牛 牛もつ煮込み(500円)
黒毛和牛のコプチャン(小腸)、シマチョウ(大腸)、フワ(肺)と蒟蒻を煮込んでいます。
薄味の味噌で仕上げた素材ダイレクトな味わいなのですが、
それが災いしたのかモツ特有の獣臭さがムワッと襲ってきました。
東京三大煮込みと評される月島「岸田屋(3.79)」の洗練された煮込みとは異なり、
かなり粗削りな直球ストレートの煮込みで、人によって激しく好みが分かれそうです。
馬刺しに添えられたニンニクなど香りの強い食材を加えて、アレンジした後のほうが好みに近付きました。
【3.3】アメリカ産牛 タン(100g 500円)
タンだけ残念ながら黒タン(黒毛和牛)では無いのですが見た目は良かったので購入してみました。
しかし半解凍状態となっておりテンションダウン(輸入物だからでしょうか)。
ミディアムぐらいに火を入れてみましたが、黒タンほど肉質やわらかく無くて蕩けません。
例えば大手スーパーのイオンではタスマニアビーフの牛タンを販売しており、
ケミカルな味付けこそ気になるも、アメリカンビーフの牛タンより良質と思いました。
やはり同店で購入すべきは黒毛和牛のパーツなのでしょう。
【3.5】馬刺し(100g 450円)+カット代(50円)
カット代を含めて500円ポッキリで馬刺しを楽しめるので試しにと購入してみました。
希望すればニンニク(おろしニンニク)を添えてくれてタレも付きます。
赤身メインな肉質でロースというよりモモに近い部位なのかも知れませんが、
アッサリ淡泊ながら旨味そこそこ楽しめてワンコインなら悪くないです。
【4.0】黒毛和牛レバー(100g 400円)
臭み少なくて旨味をしっかりと感じられる良質なレバー。
食べログ4.00を超えるハイスコアな焼肉店であっても、
このレベルのレバーを出せるお店は少ないのではないでしょうか。
一昔前であれば1人前800円~1,200円のレバ刺しになっていたと思います。
【4.5】黒毛和牛ハラミ(100g 800円)
希望すればタレで味付け処理してくれます(今回は甘口ダレを塗してあります)。
黒毛和牛だけあって綺麗にサシが入っており、赤身の多い輸入牛ハラミとは別格なのだと実感。
しかも脂の融点が低いようでレアーに炙ってもミディアに焼き上げても美味しい。
内臓肉(横隔膜)のハラミならではの力強い旨味と脂の蕩けを楽しめて圧巻の美味しさ。
外食であれば1皿2,000円~2,500円でも喜んで貪るのではないでしょうか。
このレベルの霜降りハラミを小売りしているお店なんて他にまず無いと思います。
訪問ハードルは高いですがモツラー(肉より内臓が好きな人)であれば抑えておきたい1軒。
2020.6 黒毛和牛 牛もつ煮込み(500円)
2020.6 アメリカ産牛 タン(100g 500円)
2020.6 黒毛和牛レバー(100g 400円)
2020.6 黒毛和牛ハラミ(100g 800円)
2020.6 馬刺し(100g 450円)+カット代(50円)
2020/06/10 更新
244文字★
年末は12月28日まで、年始は1月14日から営業を再開するようです。
この日はカイノミ(100g 700円)の入荷がありました。
ホルモンに強みを持つ同店(3.01)ですが黒毛和牛のカイノミも赤身系の旨味あって美味しいです。
小腸、丸腸、ハチノスで牛モツ煮込みを自作してみたのですが、
ハチノスはともかく小腸も丸腸も脂が多いので、しっかり煮込んで脂を落としたほうが好み。
非冷凍フレッシュなホルモンなのでしょう。
煮込んでもそこまで縮まらず美味しい煮込みが出来上がりました。