やっぱりモツが好きさんが投稿した比内地鶏本格焼酎 海舟(東京/亀有)の口コミ詳細

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比内地鶏本格焼酎 海舟亀有/焼き鳥、居酒屋、鳥料理

21

  • 夜の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2017/07 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

【1230】赤提灯系の焼鳥では三指に入る超名店と思います!

2,645文字★

下町亀有に在りながら高級地鶏の比内地鶏を扱う焼鳥屋(大山鶏も扱います)。
しかもお通し(300円)に車海老の酔っ払い海老を出すということで気になっていたお店。
この日はタイ料理店のワラポンを6人で利用していたのですが、
比内地鶏のもも肉一枚焼き(1,500円)もシェアすれば安く試せるかと打算的に二次会利用。

結論を先に申し上げると、1軒目利用でもっと早く訪れておくべきお店でした。
最近は車海老をたまにしか仕入れていないようで酔っ払い海老には出会えなかったのですが、
火入れ良く炭火で焼き上げた比内地鶏と大山鶏が感動クラスの美味しさ。

しかも大山鶏の焼鳥はほとんどが140円以下という下町価格。
ミシュランに載るような1串200~300円を超える高級焼鳥はともかく、
1串150円前後でミシュラン店に負けないレベルの焼鳥って希少なのです。
比内地鶏の焼鳥は流石に250~400円となってしまいますが値段相応に美味しくて大串でした。

店内は厨房を囲むL字カウンター8席。
4人テーブル2卓と6人テーブル1卓、合わせて22席の小さなお店。
厨房の大将とホールの女性で切り盛りしていました、焼き台の火力は炭火。

飲み物はエビス樽生 中(380円)を注文、小(100円)まであって下戸にも優しい設定。
赤星(サッポロラガー)中瓶は480円、チューハイとウーロンハイは280円で下町価格。
村尾(980円)、魔王(880円)、赤もぐら(680円)など芋焼酎22種類を揃えていました。
同席者の1人は蔵の師魂(480円)をひたすら飲んでいたような気がします。

食べた料理は以下の通り。

ササミのゼリー寄せ(お通し)
冷しトマト(230円)
おしんこ(290円)
レバパテ(680円)
比内地鶏 もも肉 一枚焼き(1,500円)
比内地鶏 もも肉(350円)
大山鶏 ササミ わさび(140円)
大山鶏 砂肝(130円)
大山鶏 ボンジリ(100円)
大山鶏 つくね(140円)
大山鶏 つくね温玉(190円)
大山鶏 チーズつくね(190円)
焼鳥丼(490円)

前述の通りお通しが酔っ払い海老ではなくて残念だったのですが代役のゼリー寄せも非凡。
300円のお通しにしては手が込んでいてお店の心意気のようなものを感じられます。
シットリしたササミがゼリーを纏っていて食感良好。

冷しトマトとおしんこは同席者たちが野菜補給のために注文したもので興味無かったのですが、
意外なことに同席者がトマトが美味しいと感嘆の声を上げています。
下町の居酒屋で出るようなトマトが美味しいわけないだろうと疑いながら食べてみたのですが、
信じられないぐらい高糖度のトマトでこれは参りました。

下町に在りながら比内地鶏を仕入れるほど食材にこだわりの強いお店。
トマトにもこだわっているのでしょうか。
お新香は既製品のように思いますが色々と盛られて290円はリーズナブル。

とりわさ(350円)は売り切れ、白レバーのたたき、比内地鶏むね肉のたたきも売り切れ、
週末21時半の訪問ということもあって売り切れているメニューが多かったです。
比内地鶏の希少部位など美味しいものは早いもの勝ちなのかも知れません。
その意味でも二次会より1軒目利用で訪れるべきお店でした。

気を取り直して注文したレバパテですがバターのような固形タイプ。
添えられたバゲットに塗って食べましたがレバー臭さが無くてレベル高し。
タマネギも入っているようでタマネギの甘みと風味が良いアクセントになっていてパテも非凡。

6人でシェア出来るからと注文した「比内地鶏 もも肉 一枚焼き」。
皮はパリッと身はシットリ、地鶏ならではの歯応えもあって文句無しに美味しい。
同店では大山鶏も美味しいので1,500円は悩ましいですが比内地鶏の実力は確かでした。

焼鳥は比内地鶏と大山鶏の盛り合せ(5本 840円)で注文してみました。
内容は比内地鶏 もも肉(350円)、大山鶏 ササミ わさび(140円)、大山鶏 砂肝(130円)、
大山鶏 ボンジリ(100円)、大山鶏 つくね(140円)の5本で単品より20円お得。

比内地鶏は1枚焼きでも食べているので被りますが、一口大に焼き上げた焼鳥は食感が変わります。
「焼鳥」として味わう比内地鶏のモモ肉に舌鼓。
美味しい地鶏なので何度食べても味の感動は薄れません。
しかし費用対効果という点で圧倒的だったのは何といっても大山鶏。

ササミは大振りカットで、これが1串140円なのかと驚愕しました。
外側は火がしっかり入っているのですが内側はピンク色でレアー。
しかしレアーでありながら仄かに温かくて高級焼鳥店顔負けの火入れ。
高級焼鳥店で食べた1串250円を超えるササミより美味しいかも知れません。

砂肝は丁寧に筋を落としたものが6カット、ボンジリは丁寧に尾骨を落としたものが7カット。
ボンジリに至ってはこれで1串100円という驚安で価格設定を間違えているレベル。
立ち飲み焼鳥のような串の値段でこんなに丁寧で美味しいボンジリを味わえるとは信じられません。

そして同席者の1人が最高評価を下していた「つくね」。
見た目は五平餅タイプのつくねですが挽き肉が驚くほどフワフワしていてジューシー。
高級レストラン慣れしている同席者が1串140円のつくねに感銘を受けたようです。
追加でチーズつくね、つくね温玉を注文してしまったほどに。

最後の〆は(おそらく大山鶏の)ネギマ、つくね、獅子唐が乗った焼鳥丼。
比内地鶏のモモ肉を食べてしまった後だったのでネギマのモモはどうしても見劣ってしまって、
お米も自分の理想より少しやわらかめだったのですが、この日のお支払いは1人あたり2,325円。

二次会利用で安く済んだという面があるにしても凄まじいコストパフォーマンスの高さ。
10,000円を超える高級焼鳥で散財したときより感動が大きいぐらいの充実した内容でした。
亀有にはまかやという有名な焼鳥屋もありますが、焼鳥の火入れは同店のほうが好み。
これはもう鶏嘉(亀戸)や(三ノ輪)などと並ぶ下町焼鳥の超名店と呼べるかも知れません。
比内地鶏のお造り盛り合わせなど気になるメニューが他にも多数あって近日中の再訪必至。

  • 2017.7 比内地鶏 もも肉 一枚焼き(1,500円)

  • 2017.7 大山鶏 ササミ わさび(140円)

  • 2017.7 レバパテ(680円)

  • 2017.7 比内地鶏 もも肉(350円)

  • 2017.7 大山鶏 チーズつくね(1串190円)

  • 2017.7 大山鶏 つくね(140円)

  • 2017.7 おしんこ(290円)

  • 2017.7 焼鳥丼(490円)

  • 2017.7 大山鶏 砂肝(130円)

  • 2017.7 冷しトマト(230円)

  • 2017.7 大山鶏 ボンジリ(100円)

  • 2017.7 大山鶏 つくね温玉(190円)

  • 2017.7 ササミのゼリー寄せ(お通し)

2017/07/18 更新

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