銀座の夜の物語さんが投稿したレストランエール(東京/銀座)の口コミ詳細

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夜な夜な都心部を徘徊するチョイ悪オヤジの”食物語”

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銀座の夜の物語 (男性・東京都) 認証済

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レストランエール銀座、東銀座、有楽町/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2016/05 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

カジュアル・フレンチの ”極み”

【夜】[料理・味]4.5*40%+[サービス]4.5*15%+[雰囲気]4.0*10%+[CP]5.0*30%+[酒・ドリンク]4.5*5%=4.60(4.6)


■2016.5.2x再訪

1カ月ほど前に初めてお邪魔した時、強烈なインパクト受けた『レストラン エール』にメンバーを替えて早くも再訪です。
勢い込みすぎて、まだコースメニューが変わっていなかったようで、確認の電話の際にお店側から説明があったので可能な限りの配慮をお願いしました。
写真を見比べてみると、半分以上入れ替えてくれているので、お気遣いに感謝です。

この日のコース内容は次のとおりです。
もちろん6,800円(サ・税別)となります。

 1.アミューズ タルトタタン・フォアグラのソフトクリーム・カプレーゼのマカロン仕立て

 2.スペシャリテ 野菜のパフェ or エール(+500円)

 3.前菜 ポーピエット コンソメジュレで巻いたずわい蟹と富士山麓マス バルサミコとフランボワーズとライムのソース

 4.魚料理 ヒメダイのムニエル バターとアンチョビとカラスミのソース ラタトゥイユと燻製卵添え

 5.肉料理 鴨のキャラメリゼ 鴨の出汁のソース or 鹿児島産ブランド豚のソテー 豚の出汁のソース フォアグラのポワレ(+500円)

 6.カクテル 食べるピニャコラーダ 炭酸を注入したチェリー マイナス195度の液体窒素

 7.デセール 薔薇の雫 ジャスミン茶のムース フランボワーズのソースとパウダー ライチのソルベ 薔薇のエキス

 8.お茶菓子 コーヒー 紅茶 ハーブティー

前回にも増して美しく、エレガントな料理の数々。
このお値段でこれだけ ”魅せる” 料理を手抜きなく提供してくれるのは本当に感動ものです。
シェフの美的センスと手間を惜しまない料理に対する姿勢は称賛に値すると思いますね。
またチェンジしていただいた料理の完成度も非常に高く、ある意味前回を凌ぐ出来栄え。懐の深さも感じます。

次回はメニューがガラッと変わった時期を狙ってお邪魔したいと思います。


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


銀座5丁目の中央通り沿いにある「ニューメルサ」がリニューアルし新たに「EXIT MELSA(イグジットメルサ)」として生まれ変わったのが昨秋のこと。
そこの8階に誕生したのがこちら『レストラン エール』です。

以前はただの食堂街のイメージでしたが、久しぶりにメルサに足を踏み入れてみてビックリ!
8階のフロアは中々オシャレに生まれ変わっていました。
そして目指すお店はエレベータを下りてすぐ左手にありました。

すぐにスタッフがお出迎え。
店内は白基調のシンプルな内装ですが、好感が持てます。
色鮮やかな数々の料理の引き立て役に徹しているのでしょうか。。。?

ディナーコースは、何とおまかせの6,800円(サ・税別)のみ。
銀座4丁目の交差点から程近い中央通り沿いで、これは破格の金額と思います。
食べる前から金額だけでモノを申すのはNGかも知れませんが、銀座を本拠に食べ歩く私としてはそれだけでかなりの衝撃ですね。

ドリンクも秀逸。
特にソムリエが料理に合わせてシャンパーニュ・赤・白からチョイスしてくれる5杯で4,500円のコースは、お得にいろいろ飲めて素晴らしいと思います。
また同じ卓でも、たとえば肉が仔牛と鴨のように選んだ料理が違うと、ソムリエらしい蘊蓄(うんちく)と共に違ったワインが提供されたりもします。
一方、ソフトドリンクもフルーツ系を中心に満足できる品揃えでした。

この日のコース内容は次のとおりです。

 1.アミューズ タルトタタン・チョコバナナ・カプレーゼ

 2.スペシャリテ 野菜のパフェ or エール(+500円)

 3.前菜 ミニチュア 稚鮎

 4.魚料理 真鯛のパプール 白ワインソースとイカスミソース

 5.肉料理 鴨のキャラメリゼ or 仔牛のソテー 旬野菜と共に フォアグラのポワレ(+500円)

 6.アバンデセール ホルシュタイナー 苺

 7.お茶菓子 コーヒー 紅茶

まずもって、どの料理もフェミニンでどこまでも美しい!
この金額でこの料理を見せつけられては、女性を中心に人気が沸騰する訳ですよね。当然のことです。
もちろん商売ですから、利益を出すために食材原価そのものはかなり抑えているのでしょうが、そんな下衆の勘繰りなんて吹き飛んでしまうほど入念な下ごしらえと丁寧な仕事をされています。それは提供された料理を見れば一目瞭然です。

オープンキッチンなので、中の様子が垣間見れますが、厨房内に常に7~8名。
1回転30名の客のために、数多くの料理人が手を動かし続けています。
ホールスタッフもオーナーソムリエを含め4~5名います。オーナーがサービスマンだからか、サービスレベルもかなりのクオリティです。
これで商売が成り立つのか、、、とこちらが余計な心配をしてしまうほどの圧倒的な商品力とコストパフォーマンスを実現しており、ただただ感動!

銀座には星の数ほどフレンチレストランが存在します。
名前が通っている店はコース料理だけで軒並み2万~3万円が相場です。
そんな中、銀座の中でも超が付く一等地で異彩を放つこちらのお店。
この場所で、このお値段で、これだけの料理とサービスを提供することは、並大抵の努力ではできないことだと思います。
是非、これからもポリシーを貫き、このスタイルを維持、進化させていただきたいと願うばかりですね。

カジュアル・フレンチの ”極み” ここにあり!
『銀座の夜の物語』に新しい1ページが加わった、そんなステキな夜となりました。

2016/06/24 更新

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