銀座の夜の物語さんが投稿した銀座おかもと(東京/新橋)の口コミ詳細

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夜な夜な都心部を徘徊するチョイ悪オヤジの”食物語”

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銀座の夜の物語 (男性・東京都) 認証済

この口コミは、銀座の夜の物語さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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移転銀座おかもと新橋、内幸町、銀座/日本料理

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
  • 昼の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2016/05 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

銀座コリドー街の ”究極の日本料理”

【夜/昼】[料理・味]5.5*40%+[サービス]5.5*15%+[雰囲気]4.5*10%+[CP]4.5*30%+[酒・ドリンク]3.5*5%=5.00(5.0)
 ※「料理・味」「サービス」を特例で5.5ptで採点しています。ご了承下さい。


■2016.5.2x再訪

なんとラッキーなことに今年2度目の『銀座おかもと』の花山椒です。
このクラスのお店に失礼覚悟ダメもとで連絡した時のOKは、なんともテンションが上がるものです(笑)
元銀座の舌の肥えた女性との訪問でしたが、岡本さんにお任せすれば安心です。

数ある日本料理店でもコース3万円は多くはないですが、ちゃんと納得させてくれる腕はさすがです。
2万円のコースと何が違うのかなぁ…なんて考えながら、厨房内の作業や器の中身をチラ見するのも楽しいです(笑)

夏場少々ご無沙汰してしまいましたが、ボチボチお邪魔しなくてはなりませんね。


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


■2016.4.1x再訪

銀座おかもと』の名物のひとつ ”花山椒” の季節がやってきました。
ざっくり4月中旬から5月下旬までの期間限定商品です。
昨年は私が失念していたため、岡本さんから直接お電話をいただき予約をさせていただきましたが、今年は計画的に予定を立てての訪問となりました(笑)

今回は豚肉と牛肉のしゃぶしゃぶに合わせての登場。
独特の舌触りも良し、たっぷりと出汁を吸い込んで噛めば噛むほど味わい深い花山椒。そしてツンと鼻に抜ける香りが堪りませんね。

これを楽しめるのもまた一年後。
名残惜しいですが、だからこそ価値があるってもんですね(笑)


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


■2016.1.1x再訪

昨夏より火・木・土曜日に限りランチ営業を始めた『銀座おかもと』に、初めてランチでお邪魔しました。
ランチと言っても@20,000円のコースですから、昼に夜ご飯を食べる感覚でしょうか?笑

と言うのも、年末に懇意にしているある有名店の料理長とたまには飯でもご一緒しましょう!という話になり、やはり日曜休みのお店なので夜はなかなか調整が難しいため、いつもお世話になっている『銀座おかもと』さんのランチに白羽の矢が立った訳です。

岡本さんとその料理人の方も旧知の関係。
当日はたまたまなのか、気を利かせてもらったのかは定かではありませんが、我々ふたりで貸切り状態でした。
お陰様で岡本さんを含め、忌憚なくいろいろな話ができ、とても有意義な時間となりました。


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


■2015.12.1x再訪

年内最後の『銀座おかもと』へ
一年間の感謝を込めてお邪魔しました。

この日は一年の〆に相応しい緑タグ=間人蟹(タイザガニ)がお出迎え。
テンション上がりますね。

夏ぐらいからですかね、夜のコースは20,000円のみから30,000円が新たに追加されました。
より一層、岡本さんが伸び伸びと腕を振るうことができるようになり、1万円の差以上に大きな満足感を得られるようになった気がします。
以来、ずっと30,000円のコースをお願いしています。

更に火木土限定でランチもスタート。
コースのみで1万数千円と20,000円の二本立て。
昼の12時一斉スタートなのでお気を付け下さい。


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


■2015.11.x再訪

我が家の大切な記念日。しかも節目の年でした。
その日が日曜日だったので、恐縮しつつ図々しく岡本さんに相談。
家族4人のために定休日にお店を開けていただきました。

当然、他のお客さんも取ったのだと思いきや、当日伺うと私の家族4人のために貸し切りでした。
しかもいつものスタッフ全員総出でしたので、申し訳なさと感謝の気持ちで胸いっぱいです。

この日はいつもと全く違う料理やスタイルでおもてなしをしていただきました。
せっかくなので、いつもやらないことを自由にやらせてもらいましたと岡本さん。

お陰様で、一生忘れることのできない素敵な記念日となりました。


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


■2015.10.1x再訪


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■2015.8.1x再訪


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■2015.4.2x再訪

岡本さんから「せっかくの花山椒の時季なので、予約が埋まる前にお電話しました…」と直接携帯にお電話いただきました。
本当に申し訳ありません。
いつもお気遣い感謝しております。


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


■2015.2.2x再訪


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■2015.2.x再訪

約半年ぶりに『銀座おかもと』さんへお邪魔しました。
その間、電話で予約を断られること4~5回。
今やなかなか予約が取れないお店となってしまいました。
ファンとしては嬉しいような寂しいような…微妙な気持ちになります。

この日は喉の渇きを癒すため、梅酒のソーダ割りからスタート。
すぐに日本酒に切り替え、先ずは岡本さんお勧めの「底ぬけ 」(新潟 河忠酒造/ 築地 小田原屋が総発売元)を。
何でも年間500本限定生産で飲食店直卸のみの日本酒とか。東京ではまだ二軒目らしいですよ。
その後は初めて飲む日本酒縛りで「黒松白鹿」千年壽 純米大吟醸をいただきました。

岡本さんから「今日のメインは間人蟹(たいざがに)をしゃぶしゃぶで」「京都丹波からすばらしい鹿肉が入っています」と聞いて、久しぶりに岡本さんの料理をいただくことも手伝い、最初からテンション高く、お酒もクイクイ入っていきます(笑)
いやぁ~ホント、今宵も楽しみです。

おまかせのコース内容は下記のとおり。

 1.堀川牛蒡と鮑を炊いてから揚げたもの とろ~りふぐ白子のソース掛け 焼いた蕗の薹

 2.定番!鯖寿司の海苔巻きを手渡しで

 3.名物!からすみ蕎麦 タラの芽の天ぷら添え

 4.海老芋と甘鯛のおかき揚げを蒸したもの 白味噌仕立てのお椀

 5.天然縞鯵の焼き霜 京都の黒い辛味大根掛け 塩昆布

 6.鰆の味噌漬け炭火焼き 白髪ねぎと一緒に

 7.京都丹波の鹿肉の刺身 生姜醤油
   モロコの甘露煮 炙りばちこ
   香箱蟹と絹さや ぷちぷちフィンガーライム
   わさび菜と大根のお浸し

 8.間人蟹のしゃぶしゃぶ
   間人蟹の出汁スープ 水菜 湯葉 蕪をきしめんに見立てて

 9.鯛と菜の花のご飯
   胡桃のお麩の赤出汁
   香の物

10.ヨーグルトのシャーベット 苺のソース あんこと一緒に
   さっぱり生姜入りわらび餅

今日も良かったですねぇ!
どれも甲乙付け難い料理の数々。外れが皆無です。
品数も内容もバリエーションも量も満足度がとても高いですね。
お会計も二人でジャスト6万円。納得です。

日本酒「底ぬけ」も然りですが、やはり市場には出回らない京都の黒い辛味大根や和食では珍しい鹿肉(しかも刺身で)、ぷちぷちとした食感とはじける爽快感が印象的なフィンガーライムなど、腕だけではなく素材に対するこだわりも個性も際立っていました。

もちろんメインの間人蟹も ”幻のズワイ蟹” の呼び名に相応しい逸品。
ブランドの証は緑色のタグ。
よく見ると先日『銀座 座屋』でいただいた間人蟹のタグと同じ船名。
岡本さん曰く、京都丹後半島の間人港には小型の底引き網船が5隻しかないそうで、故に貴重な蟹であると同時にタグに記された船名も5つしかないので被ることもありうるようです。

その蟹を目の前の板場で岡本さん自らが「豪快」かつ「手際良く」捌きます。
この日も大きなまな板の前の席にご案内いただきましたので、その一部始終が私たちの数十センチ先で丸見えです。
コツのようなものがあるのは分かりますが、会話を中断して思わず魅入ってしまう ”包丁捌き” ですねぇ。
岡本さんは『京都和久傳』の時代から、地元京都の間人蟹は扱い慣れているそうです。

お手すきで次回の予約を相談してみると、テーブル席なら2週間と待たず空いている日があるとのこと。
すかさず家族4人で来ることにして予約しました。
またすぐに伺えるなんて本当に楽しみですね。
   

  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


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■2014.8.9 皆さん "500いいね!" ありがとうございます♡
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■2014.8.x再訪

今日は岡本さんに無理を言ってお願いしました。

真夏の夜の『銀座おかもと
殻付の生雲丹に炊いた伊勢海老のジュレ…いきなり涼しげな一皿からのスタートです。

肉を一切使わない、魚と野菜だけの全10品。
しゃべりながら、飲みながら、自然の流れに身を任せ…
結果、何もメモっていないので、写真の説明もあやふやなところがあります。すみません。

今宵も「獺祭 二割三分」の4合瓶を空け、その後岡本さんのセレクトで「きりんざん 純米大吟醸 ブルーボトル」「呉春 特吟」「菊姫 大吟醸」を少しずつ。

このあとはいつもの『ネ プラス ウルトラ 銀座』へ
楽しい夜になりましたねぇ~笑


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


■2014.6.1x再訪

こちら『銀座おかもと』は私の大好きなお店。
コンスタントに通いたいと思う日本料理店の代表格です。

今宵はハタチの子とのデート。
彼女は日本酒が好きなようで、メニューを一見すると「獺祭がいい!」なんて生意気言いました(笑)
四合瓶があるか?と聞くと、獺祭 磨き二割三分(DASSAI 23)が黙って出てきました。

相手を見て、状況を見て、本当にスマートな接客ですね。
仕入れるのも簡単な酒ではありませんし、その貴重な酒をいつ誰に飲ますのか…まさに腕の見せ所です。

この日は、こちらの定番「からすみ」がいつもの蕎麦ではなくご飯(おこわ)だったのですが、その時はただこれもアリだな!って思っただけでした。
その後…何ともう終わったはずの花山椒がつけ蕎麦で出てきました。

岡本さん曰く「早めに予約をいただいていたので、茹でて冷凍保存しておきました。今年最後の花山椒を温かいつけ蕎麦にしてみました…。」
うん~唸りますね。
だから皆さんはからすみ蕎麦だったのに、私はご飯(おこわ)だったんだ!と気付いてしまいました。

前回あんなに小さかった琵琶湖の稚鮎(5尾付けでした)が、ずいぶん大きくなり若鮎(2尾付け)に成長していました。
花山椒だって ”はしり” でいただいたのに、冷凍保存で特別に、ですからね。

和食ならではの季節の変化、時間の経過を感じつつ、
何かとても居心地のいい時間を過ごさせてもらいました。

腕とハートが超一流の和食人「岡本英嗣」に感謝です。

※メモを取っていないので、多少おぼつかないこともあります。ご了承下さい。


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


■2014.4.x再訪

2ヵ月振りの訪問となりました。

前回、前々回とメインに松葉ガニが続いたので、今日は何を食べさせてくれるのか…とても楽しみに伺いました。

とにかくコースの端から端まで春、春、春… ”春満載!” そして ”春爛漫!”

山椒の花、名実ともに痺れました。
メインの琵琶湖産稚鮎は旨すぎて言葉もありません。
鯛の白子、初めていただきました。

今日は岡本さん渾身の料理の数々と連れとの会話を全力でエンジョイしに行ったので、写真のみでメモは取りませんでした。
詳しいことは食べに行って下さい(笑)

お酒は…黒龍 大吟醸 ”龍”を3合か4合と日本酒スパーク”澪” をいただきました。

やっぱり『銀座おかもと』さんは最高ですね!

そして今宵も気付いたら『ネ プラス ウルトラ 銀座』の個室で酔っ払っていました(苦笑)


※ご主人 岡本英嗣さん

  岡山出身 中学卒業後料理の世界へ 岡山で9年半修業
  京都和久傳☆☆へ 1年目は玄関掃きからのリスタート 最終的に料理長に
  麻布幸村☆☆☆ 料理長
  3店舗計22年のキャリア
  満を持して 銀座おかもと を開店 今年(平成26年)41歳になります

  実直で謙虚な懐の深い料理人です!(おこがましいですが、私の人物評です) 


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


■2014.1.2x再訪

1ヶ月ちょいでの再来店となりました。
2013年、最終的に最高得点をつけさせていただいたお店ですからね。
私もワクワク、連れもワクワク、とても楽しみに伺いました。

今日は板場の目の前の特等席に案内してもらいました。
岡本さんの包丁さばき、盛り付け、繊細な手先の動きが目と鼻の先に見ることができます!
まな板の上は照明の具合もとてもよく、松葉ガニをさばいたり、ふぐ白子に串打ちをしているところなど、かなり格好いい写真も撮れました。
もちろん写真映えするためではなく、作業がし易いよう手元を照らすスポット・ライトが設置されているだけだとは思いますが(笑)

いきなり驚かされたのは…

ドリンク・メニューを広げながら「メニュー増やしました!」と言われたこと。
お互い野暮なのでその件についてそれ以上の会話はしませんでしたが、前回の来店後の口コミに、強いて言えばの注釈付きで「小さな店ですから致し方ないのかも知れませんが、ドリンクがもう少し豊富だといいですね。」とコメントしたことを受けてとの一言と察しました。

あらためて前回のドリンク・メニューと見比べてみると、久保田千寿や純米大吟醸2種、燗酒3種、焼酎は村尾、ミネラルウォーターなどなどがプラスされて随分充実しているではありませんか!

にもかかわらず、食後に車で行く先があったため、最初から最後までオールフリーを飲む私…本当に申し訳ございませんでした。

さて、この日の料理内容は、

 1.前菜4点盛り…水引が敷かれています。1月中はお正月の雰囲気を残しつつ(月初に比べるとフェードアウトさせつつあるそうです)の素敵な盛り付け、盛りだくさんの内容です。

 2.焼き鯖寿司(海苔巻きスタイルにて)

 3.ふぐ白子焼き…目の前でさばかれたプリップリのふぐ白子。串打ちされて炭火の上へ。アツアツ&トロトロ、当たり前に旨いです。タラの芽(季節感的に自信ないのですが、たぶん)の天ぷらが添えられています。

 4.香箱ガニ(松葉ガニの雌) …メスはオスに比べてかなり小さいサイズです。細い足も1本1本剥いて、お腹の身も骨を抜きほぐして食べやすく&美しく盛り付けて、最後に卵を載せた逸品。いい仕事しています。ちなみにチーム岡本は毎日午前9時から仕込みを始めるそうですよ。集中力と緊張感を維持するために、途中1時間半ほどの休憩を挟むそうですが。

 5.海老芋と焼餅の白味噌椀…甘味のある白味噌を、こんなに上品で美味しく仕上げるのはさすがです。

 6.天然しまあじ刺身…お造りは物凄い大判のしまあじの刺身です。8kgクラスの大物だそうです。これに付け合せのセリ・山芋・塩昆布と一緒に巻いてやさしめの生姜酢で、味・食感も含めた交響曲の完成です。

 7.焼き松葉ガニ…足・腹・爪と次々に焼き上がる松葉ガニ。本物は甘味が違います。身を取り易いように、箸を入れる向きまで親切に教えてくれます。この日は兵庫県浜坂産の松葉ガニ。第十八永晃丸が水揚げしたというタグを見せてもらいました。

 8.蟹味噌甲羅焼き…ただひたすら旨いです。これで松葉ガニの全てを食べつくした感じです。満足!食感にクワイ煎餅が添えられています。

 9.手打ち蕎麦 辛味大根のせ…パンチの効いた口直し

10.鱈白子のスープ…とてもマイルドで甘味もある白子のスープの具材は、何ときしめんに見立てたカブです。泡が飛び散るかと思うほどグツグツに煮立てられた、オープンキッチンならではの逸品です。とても美味しかったです。

11.鯛と百合根のご飯…百合根は通常食感のアクセントに使うことが多いので、柔らかく炊き込まれているのが果たしてどうなのかなぁとは思いました。今回はホタテ・フライ付きです。揚げ物好きとしては、〆にちょこっとが嬉しく幸せな気分になります。美味しいので完食してしまいますが、結構ボリュームのあるコースです。残ったご飯は持ち帰りOKです。

12.デザート…さっぱりとしたヨーグルトのシャーベット、小豆、苺のソース&みじん切りの柚子の食感とそれを噛んだ時の口の中に広がる香りがたまらない柚子の葛餅です。

今回も素晴らしい料理の数々を楽しませていただいた岡本さんに感謝です。

1月ぎりぎりに滑り込んだ恩恵でしょうか、帰り際に京都・嘉楽本舗の干支飴をお土産に頂戴し、今回もエレベータの扉が閉まるまでお見送りを受けながら店を後にしました。


  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


銀座おかもと』は銀座のコリドー街の新橋寄り、2Fに『俺のフレンチ Table Taku』が入っているビルの5Fにあります。
同ビルは2年ほど前に”俺の”シリーズを展開する俺の株式会社が買い取った自社ビルと聞いています。
またこの『おかもと』は”俺の”シリーズとは一線を画した形であまり表にはでてきませんが、俺の株式会社が経営する「ミシュランの星を獲りに行ったお店」と言われています。

と言うのも、店主岡本英嗣さんは京都のミシュラン☆☆『京都和久傳』や東京の☆☆☆常連の麻布『幸村』で料理長を務め上げた名料理人で、その彼が自らの名を冠したお店を出店したのですからそのインパクトは強烈です。
そしてオープン後半年も経たないうちに、ある意味当然のように2013年版ミシュラン☆☆を獲得し、最新の2014年版でも同じく☆☆をキープしているのです。

ちなみにやはり俺の株式会社が経営していて『銀座おかもと』から100m程度のところの裏路地に位置する立ち飲み割烹『銀座しまだ』の島田さん(現『俺の割烹 銀座本店』料理長)とは、岡本さんによると『京都和久傳』でほぼ同期の間柄だそうです。

先週、私がわざわざ『銀座しまだ』に行ったのもこういった背景があるので、『銀座おかもと』に行く前に是非『銀座しまだ』を再確認しておきたかったからなのです。
海老芋の煮付けを出された時に「向こうでは唐揚げでしたね」とニヤニヤ笑いながら、そんな話を岡本さんに振ってみると、一瞬止まった後「しまだ、ですか?」「あんなに安くやられたらかなわないですよ」なんて苦笑いしいました。

さて「僭越ながら日本料理の究極の姿をお客様と共有させていただきたい」とまで言い切る岡本さんの料理とは…
こちらのお店は月替わりの20,000円(別別?)コースのみの提供です。

1.素材へのこだわり、探究心がスゴイ。ありきたりのものは使わない主義ですね。
2.食材を生かすことに長けている。食材の種類・状態によってシンプルに提供するものと物凄い手間を掛けた料理のメリハリが効いている。
3.品数が極端に多い。出し惜しみをせず、自慢の料理をいろいろ味わってもらいたいという店主の心意気が伝わってくる。
4.意識されているのかは分かりませんが、品はあるが上品すぎない、肩の凝らない料理が嬉しいですね。
5.味付けの妙。偏らない、飽きさせない、濃すぎない…この繊細なバランス感覚は褒めるしかないですね。

ちなみにこの日のメインは松葉ガニ。こんな3品をいただきました。

1.小ぶりのメスを丁寧に剥いて、美しく甲羅に盛り付け、その上に溢れんばかりの卵を掛けた一品。
2.目の前の板場で岡本さん自らによって豪快に捌かれたオスの炭火焼き(足・爪・腹)。香ばしさ、火の入り具合が絶妙な一品。
3.カニみそとほぐし身を合わせてくわいチップを添えた、濃厚すぎず味わい深い、おつまみ的な一品。

尚、来年の2月まではメインの松葉ガニを使い続け、その他の料理は月毎に替えるとのことでした。

これだけの選りすぐりの食材を使い、最高峰の”腕”をライブで見ることができ、食べきれない程の品数のコース価格が2万円(飲み物・税サ込で2名58,000円でした)というのは、私の経験上、コストパフォーマンスにもかなり優れていると思います。

強いて悪いところを探せば、カウンター8席と4名テーブル席×1の小さな店ですから致し方ないのかも知れませんが、ドリンクがもう少し豊富だといいですね。
種類が少ないのだったら、この料理にはこれを飲め!的な有無を言わせないこだわりの日本酒なんかを用意するといいかも知れません。このクラスの店ならそれもアリだと思いますよ。

これだけのキャリアがありながら、全く偉ぶらず、とても丁寧に受答えをしてくれる岡本さんは素晴らしい料理人だと感じました。
キリっとした鋭い眼光で包丁を振るいつつ、客に向ける眼差しはとても優しいものでした。
敢えて全面オープン・キッチンのお店にしたことも頷けます。
若いお弟子さんも、こんな師匠の元で修業をしているからでしょうか、とても生き生きと仕事をしており、何かほのぼのとした気分になりました。

最後はエレベータの扉が閉まるまで、店主岡本さん自身が腰を90度に曲げてお見送りをしてくれました。

年の瀬に、本当に素晴らしいお店と料理人に出会うことができました。
”感謝”

  • 今日の主役 間人蟹(たいざがに) 2015.2.x

  • 間人蟹のしゃぶしゃぶ 2015.2.x

  • 鯖寿司の海苔巻き 2015.2.x

  • 天然縞鯵の焼き霜 京都の黒い辛味大根 塩昆布 2015.2.x

  • 間人蟹が目の前で捌かれます さすがの手際よさです 2015.2.x

  • 堀川牛蒡と鮑を炊いてから揚げたもの ふぐ白子ソース 焼いた蕗の薹 2015.2.x

  • 鯖寿司の海苔巻き 2015.2.x

  • からすみ蕎麦 タラの芽の天ぷら 2015.2.x

  • からすみ蕎麦 2015.2.x

  • タラの芽の天ぷら 2015.2.x

  • 海老芋と甘鯛のおかき揚げを蒸したもの 白味噌仕立て 2015.2.x

  • 天然縞鯵の焼き霜 京都の黒い辛味大根 塩昆布 2015.2.x

  • 京都の黒い辛味大根(左) 市場には出回っていない品 2015.2.x

  • 鰆の味噌漬け炭火焼き 白髪ねぎ 2015.2.x

  • 京都丹波の鹿の刺身 モロコと炙りばちこ 香箱蟹と絹さや わさび菜と大根のお浸し 2015.2.x

  • 京都丹波の鹿の刺身 2015.2.x

  • モロコ 炙りばちこ 2015.2.x

  • 香箱蟹と絹さや ぷちぷちフィンガーライム 2015.2.x

  • わさび菜と大根のお浸し 2015.2.x

  • 今日の主役 間人蟹(たいざがに) 2015.2.x

  • 間人蟹 グリーンタグ 海運丸 2015.2.x

  • 間人蟹が目の前で捌かれます 2015.2.x

  • 鍋の具材 間人蟹 湯葉 蕪 別皿に水菜 2015.2.x

  • 岡本さん自らしゃぶしゃぶ 2015.2.x

  • 間人蟹のしゃぶしゃぶ 2015.2.x

  • 間人蟹のしゃぶしゃぶ 立派な足です 2015.2.x

  • 間人蟹の出汁スープ 水菜 湯葉 蕪をきしめんに見立てて 2015.2.x

  • 鯛と菜の花のご飯 2015.2.x

  • お食事 鯛と菜の花のご飯 胡桃のお麩の赤出汁 香の物 2015.2.x

  • 鯛と菜の花のご飯 2015.2.x

  • 鯛と菜の花のご飯 〆はおこげで 2015.2.x

  • ヨーグルトのシャーベット 生姜入りわらび餅 2015.2.x

  • ヨーグルトのシャーベット 苺のソース あんこ 2015.2.x

  • 生姜入りわらび餅 2015.2.x

  • 生姜入りわらび餅 2015.2.x

  • 春満載! 2014.4.x 花山椒(山椒の花)

  • 1.生雲丹 炊いた伊勢海老のジュレ 2014.8.x

  • 4.お椀 隠れている鱧とご対面 2014.8.x

  • 5.からすみ蕎麦 2014.8.x

  • 6.鮎の塩焼き と 山椒ソース 2014.8.x

  • 2.鯖の手巻き寿司 2014.8.x

  • 3.前菜4種 2014.8.x

  • 3-1くらげだっけ??覚えてません 2014.8.x

  • 3-2 玉蜀黍の天ぷら 2014.8.x

  • 3-3 煮鮑 2014.8.x

  • 3-4 もずく酢 オクラ?? 2014.8.x

  • 4.お椀 鱧のあられ揚げ 蓮根 冬瓜 2014.8.x

  • 7.マナガツオの唐揚げ 2014.8.x

  • 8.蛸の子 万願寺唐辛子 賀茂ナス の煮物 2014.8.x

  • 9.淡路島産鱧 韓国産松茸 煮浸し 2014.8.x

  • 10-1 土鍋ご飯 炊き上がり 2014.8.x

  • 10-2 新生姜と海苔のご飯 2014.8.x

  • 10-3 香の物 2014.8.x

  • 10-4 赤出汁 2014.8.x

  • 10.お食事 新生姜と海苔のご飯 赤出汁 香の物 2014.8.x

  • 11.ヨーグルトのシャーベット マンゴーソース 2014.8.x

  • 仕事中 鱧の骨切り 2014.8.x

  • 春満載! 2014.4.x 琵琶湖の稚鮎

  • 鱧 鱧 鱧… 2014.6.1x

  • 特別に!花山椒の温かいつけ蕎麦 2014.6.1x

  • 太刀魚とひよこ豆?の土鍋炊き込みご飯 2014.6.1x

  • 鮎 鮎 鮎… 2014.6.1x

  • 獺祭 磨き二割三分 DASSAI 23 2014.6.1x

  • ? 2014.6.1x

  • 前菜6種 2014.6.1x

  • 前菜1 ソラマメ 2014.6.1x

  • 前菜2 とり貝 2014.6.1x

  • 前菜3 2014.6.1x

  • 前菜4 トウモロコシの掻き揚げ 2014.6.1x

  • 前菜5 2014.6.1x

  • 前菜6 2014.6.1x

  • じゅんさいと貝類(だったかな?)のお椀 2014.6.1x

  • からすみご飯(おこわ?) 2014.6.1x

  • 琵琶湖の若鮎(氷で〆ています) 2014.6.1x

  • 琵琶湖の若鮎(串打ち) 2014.6.1x

  • 琵琶湖の若鮎(焼き上がり 暫く冷ましてましたね) 2014.6.1x

  • 琵琶湖の若鮎 2014.6.1x

  • 鰻 2014.6.1x

  • 沖縄産もずく 湯葉のすり流し 2014.6.1x

  • 鱧 鱧 鱧… 2014.6.1x

  • 鱧のお椀 2014.6.1x

  • 鱧にはやっぱり梅! 2014.6.1x

  • 鱧のお椀 2014.6.1x

  • 鱧がどっさり 2014.6.1x

  • 花山椒の温かいつけ蕎麦 2014.6.1x

  • 花山椒の温かいつけ蕎麦 (つけ汁)2014.6.1x

  • 花山椒の温かいつけ蕎麦 (蕎麦)2014.6.1x

  • 太刀魚とひよこ豆?の土鍋炊き込みご飯 2014.6.1x

  • 太刀魚とひよこ豆?の土鍋炊き込みご飯 2014.6.1x

  • 香の物 2014.6.1x

  • デザート1 ヨーグルト・シャーベット マンゴーソース掛け 2014.6.1x

  • デザート2 餡子の春巻き 抹茶ソース掛け 2014.6.1x

  • 春満載! 2014.4.x 琵琶湖の稚鮎

  • 春満載! 2014.4.x 蕗とじゃこ

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x 名物!からすみ蕎麦

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x 鯛の白子が…

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x

  • 春満載! 2014.4.x 山椒の花が…

  • 春満載! 2014.4.4x

  • 春満載! 2014.4.x 山椒の花

  • 春満載! 2014.4.x 山椒の花

  • 1.前菜盛り(正月の雰囲気を残しつつ…) 2014.1.2x

  • 1.前菜① 2014.1.2x

  • 1.前菜② 2014.1.2x

  • 1.前菜③ 2014.1.2x

  • 1.前菜④ 2014.1.2x

  • 2.焼き鯖寿司(海苔巻き) 2014.1.2x

  • ふぐの白子、串打ち 2014.1.2x

  • 3.ふぐ白子焼き 2014.1.2x

  • 4.香箱蟹(松葉ガニの雌) 2014.1.2x

  • 5.海老芋と焼餅の白味噌椀 2014.1.2x

  • 6.天然しまあじ刺身 セリ・山芋・塩昆布・生姜酢 2014.1.2x

  • 松葉ガニ、サバキ中 2014.1.2x

  • 松葉ガニ、解体後 2014.1.2x

  • 7.焼き松葉ガニ 2014.1.2x

  • 7.焼き松葉ガニ 2014.1.2x

  • 8.蟹味噌甲羅焼き クワイ煎餅 2014.1.2x

  • 9.手打ち蕎麦 辛味大根 2014.1.2x

  • 10.蕪をきしめん状 鱈白子のスープ 2014.1.2x

  • 炊き上がった釜 2014.1.2x

  • 11.鯛と百合根のご飯 2014.1.2x

  • 11.〆(鯛と百合根のご飯 他) 2014.1.2x

  • 11.ほたてフライ 2014.1.2x

  • 11.香の物 2014.1.2x

  • 12.ヨーグルトのシャーベット あずき 苺ソース 2014.1.2x

  • 13.柚子の葛餅(そのままと白味噌掛け) 2014.1.2x

  • 前菜盛り

  • 掛かっているのはカラスミ

  • 鯖寿司(海苔巻き)

  • 上品な白味噌のお椀

  • 松葉ガニ(メス)

  • 焼き松葉ガニ(オス)

  • カニみそwithくわいチップ

  • 蕎麦

  • 海老芋の煮付け

  • 栗と茸の土鍋ご飯

  • 〆のお食事セット

  • 大粒のカキフライ

  • 赤だし

  • お新香

  • フルーツは柿

  • 葛餅ゆず風味

2016/09/12 更新

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