4回
2025/12 訪問
魚介のオンパレード!駿河キュイジーヌの真骨頂!
【写真①】ドウマンガニ(浜名湖)のフラン
【写真②】游がせ疣鯛のベニエ、茹で卵と玉葱とケイパーのタルタルソース、紅はるか(富士宮)
【写真③】游がせ鯵、レッドオニオンのマリネ、桜海老オイル、乾燥梅肉
【写真④】活アカザエビ
【写真⑤】活アカザエビのソテー、フィンガーライム(伊豆)、トマト(掛川)の低温調理
【写真⑥】活〆白甘鯛、蕪(富士宮)ピュレ、山葵オイル
【写真⑦】パン、ボルディエバター
【写真⑧】活〆金目鯛、きたあかりピュレ、ブイヤベース、銀杏
【写真⑨】朝獲れ生しらすと玉葱と大葉のパイ包み焼き、ブールブランソース
【写真⑩】朝獲れ生しらすと玉葱と大葉のパイ包み焼き、ブールブランソース
【写真⑫】伊勢海老
【写真⑫】炭火焼き伊勢海老の餅麦玄米リゾット、あおさ海苔入り、焼きケール載せ
【写真⑬】苺(きらぴ香)のコンポート、和紅茶のグラニテ
【写真⑭】海洋深層水の塩アイスクリーム
【ドリンク①】NON
【ドリンク②】自家製ジンジャーエール
【ドリンク③】水出し川根茶、蕪の皮エキス入り
【ドリンク④】紫蘇と葡萄のジュース
【ドリンク⑤】食後のコーヒー
表札
外観
2025/12/15 更新
2024/06 訪問
大好きな駿河キュイジーヌに念願の再訪!
焼津市西小川、サスエ前田魚店から歩いてすぐのところにある、The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店、フレンチEAST百名店2023選出店です。
焼津駅からも西焼津駅からも結構距離があるので、自主運行バスやタクシーで行くのが良いと思います。
運良く予約がとれ、2023年2月以来3回目の訪問がやっと実現しました!
静岡遠征1日目のディナーです!
頂いたお料理は次のとおりです。(コース:税込13,200円)
何でも値上がりの現代において、昔から変わらないリーズナブルな価格設定!
[マークの意味]
☆☆超感動>☆感動>◎大好き>〇好き>□普通>△>×
【写真①】とうもろこし(味来、静岡県吉田町:桑高農園)の冷製スープ ☆
オープニングは桑高農園さんのミラクルスイートコーンこと味来の冷製スープから!
超濃厚な甘味が楽しめるうえ、ザラザラ感が無く食べやすい!
焼いたとうもろこしもコロコロと入っているので、食感も香りもより楽しめました!
【写真②】疣鯛のベニエ、トマトペースト、ペコロス ◎
泳がせの疣鯛が登場!
外は軽快なサクサク感、身は潤いあるふっくら感!
少しスパイシーな味付けも面白かったですし、ペコロスの甘みが抜群でした!
【写真③】鯵のマリネ、レッドオニオン ☆
泳がせの鯵はレベチ!
肉厚な身を噛むとじわーっと旨味のある脂が染み出します!
【写真④】泥障烏賊、カリフラワーのピュレ、炭火炙りスナップエンドウ、ゲソとエンペラの烏賊墨ソース ☆
ねっとりとした人肌温度の泥障烏賊の官能的な旨味にうっとり!
エンペラとゲソが旨味たっぷりのイカ墨ソースに混ざっており、ミンチのようなゴロゴロ感が楽しい!
炭火で炙られたスナップエンドウの香りもとても良かったです!
【写真⑤】金目鯛、春キャベツ、トマト、サフランと魚介のスープ ◎
神経締めされたキンメはぷるんと潤いのある身とパワーのある旨味!
春キャベツとサフランスープの相性や、糖度14越えのトマトの甘みも素晴らしかったです!
【写真⑥】パン、ボルディエバター 〇
広島時代から定番の、海藻が練り込まれた香り高いバター!
バターの量が減っていて安心しました。
過去2回の訪問でもそうでしたが、西シェフの料理はスープが美味しく、パンで拭き取って食べるケースが多いため、バターの出番があまりなかったからです。
【写真⑦⑧】太刀魚と玉葱と大葉のパイ包み焼き、ブールブランソース ☆☆
「くぅ~今回もシラスじゃないかあ!」とも思いましたが、やはりこの太刀魚パイの完成度は凄い!
パイ生地は口の中に滞らない薄さ、中にある泳がせの太刀魚の潤いとふっくら感!
玉葱の甘みに大葉のさっぱり感、コクと酸味が絶妙なソース、そして全体のバランス!
常連さんに飽きられないように改良しようにもどこをいじったらいいのか分からないほどのゴール品な気がします…!
【写真⑨】蓴菜(広島県東広島市黒瀬、平林さん)、貝の出汁ジュレ ☆
遠く離れた焼津で今シーズン初の広島の宝を味わうことに!笑
纏ったプルプルの多さと、弾けるようなパキッとした食感が堪らない!
貝の出汁ジュレによって、静岡の海との融合を楽しみました!
【写真⑩】炭火焼き鹿肉(奥静岡)、じゃがいも(きたあかり)ペースト、塩漬け胡椒 ◎
奥静岡エリア、通称オクシズの鹿肉を最近は起用することがある模様!
ワイルドかつヘルシーな鹿肉にも、定番のきたあかりのペースト&塩漬け胡椒はマッチしるように思いました!
広島から時間をかけて来たかつ、牛の脂への耐性がだんだん低くなってきた私にとっては、ここで榊山牛や高森和牛が出てくる展開よりは非常に嬉しい展開でした!
【写真⑪】平貝とドウマンガニ(大井川)のもち麦リゾット、焼きケール ☆
甘くてコクのあるドウマンガニとプチプチ感が楽しいもち麦のリゾットに、食感も旨味もパワフルな平貝が載っている素敵なリゾット!
ドウマンガニは浜名湖のイメージでしたが、大井川でも獲れるんですね。
焼きケールで焼き海苔のようなパリパリ感を加えるのもナイスアイデアだと思いました!
【写真⑫】長田の桃、白ワインジュレ、ミントシャーベット ◯
全国1、2位を誇る早出しの桃がデザートで登場!
【写真⑬】焙じ茶(川根本町)アイス ◯
強くビターで独特な焙じ香をアイスで味わいました!意外とサッパリ。
【ドリンク①】NON
柑橘の香りと酸味、ほんのり塩味があって好きです。
【ドリンク②】葡萄ジュース
下戸なりに鹿肉に合わせて笑
【ドリンク③】コーヒー
食後の一杯
勢いのある西シェフですが、相変わらず謙虚で実直!
お料理もシンプルに美味しさを追い求めるスタイルで私の好みにストライクです!
凄まじく良心的な価格もありがたいです!
広島から遠く離れた場所への遠征ですが、ホームグラウンドにいるかのような安心感があります!
(奥様の天然キャラがさらに和やかな雰囲気を作り出しています!)
広島→静岡→焼津→馳走西健一という訪問までの道のりは、正直めっちゃ疲れますが、それを考えても再訪する価値アリアリなので、また計画しようと思います!
ありがとうございました!
【写真①】とうもろこし(味来、静岡県吉田町:桑高農園)の冷製スープ
【写真②】疣鯛のベニエ、トマトペースト、ペコロス
【写真③】鯵のマリネ、レッドオニオン
【写真④】泥障烏賊、カリフラワーのピュレ、炭火炙りスナップエンドウ、ゲソとエンペラの烏賊墨ソース
【写真⑤】金目鯛、春キャベツ、トマト、サフランと魚介のスープ
【写真⑥】パン、ボルディエバター
【写真⑦】太刀魚と玉ねぎと大葉のパイ包み焼き、ブールブランソース
【写真⑧】太刀魚と玉ねぎと大葉のパイ包み焼き、ブールブランソース
【写真⑨】蓴菜(広島県東広島市黒瀬、平林さん)、貝の出汁ジュレ
【写真⑩】炭火焼き鹿肉(奥静岡)、じゃがいも(きたあかり)ペースト、塩漬け胡椒
【写真⑪】平貝とドウマンガニ(大井川)のもち麦リゾット、焼きケール
【写真⑫】長田の桃、白ワインジュレ、ミントシャーベット
【写真⑬】焙じ茶(川根本町)アイス
【ドリンク①】NON
【ドリンク③】コーヒー
表札
内観
2025/01/02 更新
2023/02 訪問
魅惑のラインナップ!冬の駿河キュイジーヌ!
焼津市西小川、サスエ前田魚店から歩いてすぐのところにある、The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店です。
焼津駅からも西焼津駅からも結構距離があるので、自主運行バスやタクシーで行くのが良いと思います。
2022年9月以来、2回目の訪問です。前日17時から絶食状態での訪問です(笑)
コース開始10分前に玄関の鍵が開けられる仕様になっていました。
頂いたお料理は次のとおりです。(ランチコース:税込13,200円)
[マークの意味]
☆☆超感動>☆感動>◎大好き>〇好き>□普通>△>×
【写真①】菊芋のスープ、榊山牛の生ハム入り ◎
これまで何度も食べた榊山牛生ハムですが、今回は新たな食べ方で!
菊芋がとろとろクリーミーで好きなテイスト!そのスープの熱で半レア感になった生ハムも楽しめました!
【写真②】鮃のカルパッチョ仕立て、人参サラダ ◎
活かしの鮃は脱水されてムチムチかつ濃厚な甘み!
人参のサラダの味付けも好みでした!
【写真③】鮃のえんがわ ◎
旨味のある脂たっぷり、炭火の香りも最高でした!
【写真④⑤】鯖の炭火焼き、エゴママスタードソース、芽キャベツ、緑大根 ☆☆
今回の個人的MVP!
炭火焼きと書きましたが、身は完全にレアです。
とんでもなく美味しい、間違いなく過去No. 1の鯖でした!
活かしなのでプリっとフレッシュ、脂たっぷりなのに「ウッ」となるような重さや臭みは一切なし!
そんなヤバい鯖を、炭でスモークする様に黒くする私の大好きな調理法で!
ヒッコリーの薫香も加わって、あまりにも美味しすぎる!もう笑うしかありませんでした!
【写真⑥〜⑩】赤座海老のソテー ☆
超特大のモンスター赤座海老が登場!
活かしなので跳ねて脱出しようとする個体もいました!
尻尾の方から箸を入れて、プリップリの身を取り出して、海老の味噌やオーブンで2時間じっくり加熱したトマトを付けて頂きました!
ソースなどによる味付けはしていないのに、超濃厚!
美味しすぎて誰も喋らなくなる現象が発生しました!
【写真⑪】パン、ボルディエバター ○
残った赤座海老の味噌やエキスをパンに染み込ませて頂きました!
【写真⑫】白甘鯛の松笠揚げ、シェリービネガーソース、キャベツ ◎
表面パリッパリで身はふっくらの白甘鯛!
それを西シェフが広島におられた頃から好きだったシェリービネガーソースの酸味と共に!
魚とキャベツの合わせもやはり良いですね!
【写真⑬⑭】太刀魚と玉ねぎと大葉のパイ包み焼き、ブールブランソース ☆☆
スペシャリテのパイの中身は前回と同じく太刀魚!
活〆の太刀魚ってなかなか聞くことがないですが、やはり珍しい模様!
パサつきゼロでふっくらな身、薄くてパリッとしたパイ生地、甘みのある玉ねぎ、スッキリ大葉、広島時代から好きなブールブランソース!素晴らしいです!
【写真⑮⑯】榊山牛のサーロイン、人参 ◎
噛めば噛むほど、旨みたっぷりのサラサラ肉汁ジュースが溢れ出すサーロイン!
塩漬け胡椒と合わせて食べるのが好きです。
人参が、スイートポテトか?ってくらいに甘々で驚きでした!
【写真⑰】鮑のリゾット ☆
フニフニで旨みが染み出す焼津の鮑!
裏漉しした肝ソースは苦味なく抜群のコク!
玄米ともち麦が用いられており、プチっとした食感も良いアクセントになります!
柚子の香りもよく、お凌ぎとして出てきそうなほど柔らかい和テイストなので、終盤でも怠くなりません!
【写真⑱】苺のコンポート、ミルクシャーベット ○
みんな大好きいちごミルク!
【写真⑲】ピスタチオアイス ○
安定のピスタチオ!
ドリンク① NON
柑橘の香りと酸味、ほんのり塩味があって好みでした。
ドリンク②葡萄ジュース
下戸なりに榊山牛のサーロインに合わせて笑
ドリンク③コーヒー
食後の一杯
やはり西シェフのお料理は、自分の舌にドストライクです!
凄まじく良心的な価格もありがたいです!
スタッフさんも増えていて、サービスもより良くなっていました。
広島→静岡→焼津→馳走西健一という訪問までの道のりは修行のような大変さですが、それを考えても再訪する価値アリアリなので、また計画しようと思います!
【写真①】菊芋のスープ、榊山牛の生ハム入り
【写真②】鮃のカルパッチョ仕立て、人参サラダ
【写真③】鮃のえんがわ
【写真④】鯖の炭火焼き
【写真⑤】鯖の炭火焼き、エゴママスタードソース、芽キャベツ、緑大根
【写真⑥】赤座海老
【写真⑦】赤座海老
【写真⑧】赤座海老
【写真⑨】赤座海老
【写真⑩】赤座海老のソテー
【写真⑪】パン、ボルディエバター
【写真⑫】白甘鯛の松笠揚げ、シェリービネガーソース、キャベツ
【写真⑬】太刀魚と玉ねぎと大葉のパイ包み焼き、ブールブランソース
【写真⑭】太刀魚と玉ねぎと大葉のパイ包み焼き、ブールブランソース
【写真⑮】榊山牛のサーロイン、人参
【写真⑯】榊山牛のサーロイン、人参
【写真⑰】鮑のリゾット
【写真⑱】苺のコンポート、ミルクシャーベット
【写真⑲】ピスタチオアイス
ドリンク① NON
ドリンク②葡萄ジュース
ドリンク③コーヒー
表札
外観
内観
2024/08/21 更新
2022/09 訪問
決意の移転!駿河キュイジーヌ!
焼津市西小川、2022年6月に広島から静岡に移転オープンしたお店です。
サスエ前田魚店から歩いてすぐのところにあります。
焼津駅からは、自主運行バスやタクシーで行くのがいいと思います。
グランドオープンの日に貸切会のお誘いを頂いていたのですが、仕事の関係で行くことが出来ず、「早く行かなきゃ!」とずっと思っていました!
広島時代(馳走2924)から、西健一シェフのお料理と人柄が非常に好きで、応援を続けていたので、私にとって念願の訪問です!
外観は立派な一軒家のような見た目で、内観は中庭があったり世界地図が背後にあったりと、独特の空間が広がっています。
身長およそ190cmの西シェフが頭を打たないように、色々と高さが調整された調理場になっています。
頂いたお料理は次のとおりです。(ディナーコース:税込13,200円)
[マークの意味]
☆☆超感動>☆感動>◎大好き>〇好き>□普通>△>×
【写真①】どうまん蟹(浜名湖)とコンソメジュレ ☆
ギュッとした食感と濃厚な甘み旨味のどうまん蟹が堪らないです!
静岡の幻の蟹が、広島時代から好きだったコンソメジュレと見事にマッチ!
思わず笑顔になるスタートの一品でした!
【写真②③】榊山牛の生ハム(もも肉)☆
馳走啐啄一十の平野大将開発の榊山牛生ハム!
何度か口にしていますがやはり美味しい!
静岡に榊山牛の素晴らしさを広めていってほしいです!
【写真④】活〆カンパチ エゴマのマスタードソース フィンガーライム ◎
先ほどまで生きていたというカンパチが分厚くカットされており、フレッシュな弾力が素敵でした!
ソースはマスタードらしい香りはありますが、辛くはありません。
フィンガーライムで清涼感をプラスして、美味しく頂きました!
【写真⑤】活〆ジンドウイカと茶豆 ☆
先ほど活〆されたものにも関わらず、寝かせたかの様なねっとり感と強い旨味!
このジンドウイカには驚きました!
茶豆は枝豆よりも小ぶりながら、豆の味がとても濃く、イカ墨の甘み、ほうじ茶パウダーの香ばしさも加わって、とても美味しかったです!
【写真⑥】鮑と原木椎茸 ◎
地物の鮑をフランス産バターで!
山の鮑と言われる椎茸とともに、肉厚で香りよく、シンプルに美味しい一品でした!
肝ソースも苦みなしで好みでした!
【写真⑦】メバルとトマトのブイヤベース 〇
甲殻類の香りを感じるとても美味しいブイヤベース!
メバルは派手さは無くても、堅実にブイヤベースの味を受け止めていました!
オーブンで2時間加熱されたトマトも濃厚で美味しかったです!
【写真⑧】パンとボルディエバター 〇
広島時代から定番の、海藻が練り込まれた香り高いバター!
懐かしいですが、先述の美味しいブイヤベースをパンに染み込ませて食べたので、バターはあまり出番がありませんでした。
【写真⑨⑩】黒鯥の炭火焼き 山椒ソース 茄子ペースト ☆
広島時代から西シェフの黒鯥を使ったお料理が好きだったので、注目の一品でした!
真っ黒ですが、これは焦げているのではなく、炭を纏わせるようにスモークした結果、真っ黒になっています。
ふっくらとした旨味たっぷりの身とサクサクの皮に山椒ソース、とても好きなテイストです!
【写真⑪⑫⑬】太刀魚と玉ねぎと大葉のパイ包み焼き ブールブランソース ☆☆
広島時代に頂いたことのあるパイとは、比べ物にならないほど改良・レベルアップしていて、本当に驚き感動しました!
パイ生地が薄くなったことで、口の中に滞らなくなり、焼き時間を変えたことにより、中のお魚がレア感を維持してふっくらしていました!
さらには大葉がさっぱりと全体のバランスを整えていて、素晴らしい役目をしていました!
広島時代から好きだった、ほのかな酸味のブールブランソースも健在!
太刀魚らしい香り、甘い玉ねぎ、最高でした!
目の前で包む光景が見られるのが嬉しいです!
今回は太刀魚でしたが、金目鯛やしらすなど、他のお魚のバージョンもあるので、再訪した時が楽しみです!
【写真⑭⑮】榊山牛のハラミ ◎
来ました!榊山牛のハラミ!
お皿の中央に大きな塊でポテンと鎮座!
ぷにぷにしているので若干切りにくいですが、噛めば噛むほどな旨味は流石!
ポルト酒を使ったソースや塩漬け胡椒との相性も抜群でした!
【写真⑯】白甘鯛の松笠焼き 青海苔のリゾット ◎
白甘鯛の松笠焼きはパリッパリの鱗とふっくらとした甘い身が安定の素晴らしさ!
浜名湖の青海苔と茶のパウダーによって、リゾットというかお粥のような優しい和テイストで、黒鯥→パイ→ハラミと続いた強めの流れからのご飯ものとして、丁度いい穏やかな〆になりました!
【写真⑰】マンゴー 白ワインジュレ ミントシャーベット 〇
マンゴーと言えば宮崎を連想しますが、なんとこれも焼津産!
清涼感のあるデザートでした!
【写真⑱】落花生のアイス 〇
真っ白なのでミルクアイスかと思いましたが、香りを嗅ぐと、落花生の香ばしい香りがしました!
ジェラートの様なシャリシャリ系ではなく、ねっとり濃厚なクリーム系でした!
【写真⑲】食後のコーヒー
西シェフのお料理が自分の舌にストライクなのは分かっていたことではありますが、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました!
このラインナップ、ボリューム、クオリティでお会計が15,000円を切るという凄まじく良心的な価格にも驚きです!
これだけの満足感がありながらも、今回は登場機会のなかった、もち旨鰹や金目鯛や桜海老などの焼津の素晴らしい海の幸がまだまだ控えているという…焼津恐るべしです!
やっぱり私は西シェフのお料理が大好きであると再認識しました!
また寒い季節に訪問を計画したいです!
【写真①】どうまん蟹(浜名湖)とコンソメジュレ
【写真②】榊山牛の生ハム(もも肉)
【写真③】榊山牛の生ハム(もも肉)
【写真④】活〆カンパチ エゴマのマスタードソース フィンガーライム
【写真⑤】活〆ジンドウイカと茶豆
【写真⑥】鮑と原木椎茸
【写真⑦】メバルとトマトのブイヤベース
【写真⑧】パンとボルディエバター
【写真⑨】黒鯥の炭火焼き
【写真⑩】黒鯥の炭火焼き 山椒ソース 茄子ペースト
【写真⑪】太刀魚と玉ねぎと大葉のパイ包み焼き
【写真⑫】太刀魚と玉ねぎと大葉のパイ包み焼き
【写真⑬】太刀魚と玉ねぎと大葉のパイ包み焼き
【写真⑭】榊山牛のハラミ
【写真⑮】榊山牛のハラミ
【写真⑯】白甘鯛の松笠焼き 青海苔のリゾット
【写真⑰】マンゴー 白ワインジュレ ミントシャーベット
【写真⑱】落花生のアイス
【写真⑲】食後のコーヒー
表札
玄関ドア
外観1
外観2
世界地図1
世界地図2
カトラリー(龍泉)
中庭
2024/02/16 更新
焼津市西小川、サスエ前田魚店から歩いてすぐのところにある、The Tabelog Award 2025 Gold 受賞店、フレンチEAST百名店2025選出店です。
焼津駅から結構距離があるので、自主運行バス(ゆりかもめ)やタクシーで行くのが良いと思います。
静岡ひとり旅2日目の夜はもちろんこちらへ!
昨年6月以来、4年連続4回目の訪問がやっと実現しました!
頂いたお料理は次のとおりです。
おまかせコース(税込16,500円)
[マークの意味]
☆☆超感動>☆感動>◎大好き>〇好き>□普通>△>×
【写真①】ドウマンガニ(浜名湖)のフラン ☆
ドウマンガニのパワフルな旨味と甘みを、昆布出汁が用いられた和テイストで滑らかなフランが優しく受け止めます!
最高のスタートでした!
【写真②】游がせ疣鯛のベニエ、茹で卵と玉葱とケイパーのタルタルソース、紅はるか(富士宮) ☆
保水力抜群、フワッと揚げられているのに瑞々しくジューシーな疣鯛!
ケイパーのスパイシーさがよく合います!
【写真③】游がせ鯵、レッドオニオンのマリネ、桜海老オイル、乾燥梅肉 ☆
桜海老を食べて育ったモチモチな鯵の滋味に唸らされます!
足し算ですが、非常に一体感を感じます!
【写真④⑤】アカザエビのソテー、フィンガーライム(伊豆)、トマト(掛川)の低温調理 ☆☆
今日もまた会えました、解禁直後のアカザエビ!
底曳き網ではなく籠漁なので活きの良さがレベチ!目の前で跳ねます!
レアな火入れでぷりっぷり、海老味噌を活かした見事な味付けに震えます!
【写真⑥】活〆白甘鯛、蕪(富士宮)ピュレ、山葵オイル ☆
パリパリ鱗とふっくらとした身は言うまでもなく最高!
素朴な甘みの蕪ピュレ、そこに山葵オイルが仄かに香ります!
【写真⑦】パン、ボルディエバター ◎
広島時代からの定番!
スタッフ人数が増えたからか、パンもバターも温度がこれまでよりも良いと感じました!
西シェフの美味しいソースを最後の一滴まで拭き取って味わうための重要なパンです!
【写真⑧】活〆金目鯛、きたあかりピュレ、ブイヤベース、銀杏 ☆
来ました活〆金目鯛!脂ノリノリ、ぷっくりハリがあって、旨味はクリア!
こちらのブイヤベースは甲殻類不使用なので、濃い色の割にはスッキリ軽やか!
【写真⑨⑩】朝獲れ生しらすと玉葱と大葉のパイ包み焼き、ブールブランソース ☆☆
パイ包み焼きの中身、4回目にしてついに初の生しらす!
太刀魚のパイももちろん好きですが、さすがに初のしらすは嬉しい!
レアなしらすの甘み、玉葱の甘み、大葉のスッキリ感、ソースのコクと酸味、足し算なのに実に自然な一体感!
食べ進めるとしらすに熱が加わって、プルプルからフワフワへ食感の変化も楽しめます!
【写真⑪⑫】炭火焼き伊勢海老の餅麦玄米リゾット、あおさ海苔入り、焼きケール載せ ☆☆
炭の香りを纏ったプリプリの伊勢海老が、プチプチ食感の餅麦玄米リゾットにON!
あおさと焼きケールの親和性も高い!終盤ですが、食べる手が止まらない!
【写真⑬】苺(きらぴ香)のコンポート、和紅茶のグラニテ ◎
凝縮された甘みのきらぴ香を、コンポートで更に凝縮!
【写真⑭】海洋深層水の塩アイスクリーム ◎
甘みが引き立つ自然な塩味!
シンプルながら焼津ならではのデザート!
半分くらい食べ進めたところで、海水をさらにスプレーして、味変も楽しめます!
【ドリンク①】NON
【ドリンク②】自家製ジンジャーエール
【ドリンク③】水出し川根茶、蕪の皮エキス入り
白甘鯛+蕪ピュレの一品に合わせていただきました。
蕪ピュレの甘みをスパっと切るスッキリドリンクでした。
【ドリンク④】紫蘇と葡萄のジュース
活〆金目鯛+ブイヤベースと生しらすパイ包み焼き+ブールブランソースの二品に合わせていただきました。
ブイヤベースにもブールブランソースにもしっくりきました!
【ドリンク⑤】食後のコーヒー
お肉無しオール魚の構成にされてからは初めての訪問となりましたが、やはりわざわざ焼津に来たからには、オール魚の振り切ったコース構成は非常に嬉しいと感じました!
それぞれのスペシャルな海の幸を活かしたソース使いや火入れ、広島時代から西シェフのお料理は好みでしたが、ここまで完成度が高くなるとは!
支払総額は何と19,000円台!
会計時に数字が2ではなく1から始まっており、たまげました!ありがたや…
もっと訪問頻度を上げたいのですが、広島からの遠さだけがネック…!来年も必ず年1回は!
最高の静岡遠征になりました!ありがとうございました!