レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2011/12訪問 2024/11/21
本当に美味しい料理と日本酒。それらを無理なく楽しめる神戸北野坂のオトナの居酒屋。
再訪かねての更新です。
今は大将の妹さんである女将を中心に女性3人が仕切るお店に。
もともと兄弟ですから似てて当たり前ですが、心なしかキャラやしゃべり方、笑い方までさらに輪を掛けて似てらっしゃる(笑)
と、お料理の方もお刺身系が無くなるなど若干メニューに変更はあったそうですが、人気の「ネギトロのりで巻いて」や、ポテトサラダも健在。
しっかりと大将の味が引き継がれています。
さて、若干のメニューリニューアルに合わせてワインを呑みながら、アテをいただくスタイルのお客様も増えたそうですが、やはりこちらはチロリでいただく日本酒が素晴らしい。
綺麗な女将と談笑しながら呑む酒もまた格別であります。
---2011/05の投稿---
もう、何度も訪問しているけれど、久々の更新であります。
そう、こちらも随分と人気店になってしまって、予約も取りにくくなってしまいましたが相変わらずウマイです。
今回は口もかなり肥えているであろう元プロスポーツ選手のスポーツキャスターを含む同年代の4人で訪問。うち1人は偶然にもなんとこちらのお店がメインで使っている新潟の酒蔵の関係者の方。いやぁ世間は狭いねと言いながら大盛り上がりの宴となりました。
で、季節の変わり目でもあってか、メニューにも少し変化が。
しばらくお休みだったトウモロコシのかき揚げも復活。それに何故か今まで食べていなかった穴子とたくあんの和え物。これもむちゃくちゃウマイ。
さらには「玉子かけご飯」もグランドメニュー入りと相成った様です。
何より特筆すべきは新潟産の米だけで作った日本酒マッコリ「雪の雹(ゆきのひょう)」。これが甘すぎずさっぱりとしていてとても美味しい。
こちらのメインのお酒と同じ新潟の酒蔵「越つかの酒造」http://www.osakenet.jp/さんが作っておられるそうですが、日本酒が苦手な方はもちろん女性にもぜひぜひお薦め。ワタクシもかなりハマりました。
お連れした皆様も大感激で大満足。
美味しい食事とお酒、楽しい会話。シアワセであります。
---2010/02最初の投稿---
「チロリで味わう日本酒の美味しさを教えてくれたお店」
とにかくまろやかでスッと入ってくるチロリで味わう日本酒は、これまでの私の日本酒の概念を覆してくれました。
それほど強くないのに2合なんてあっという間。
それに見事に調和する和を中心とした創作性の高い味わい。
思わず頬がゆるむシアワセを感じさせてくれるお店です。
一品一品が丁寧に作られていて、ホントにうまい。
ときおり見えるマスターの包丁さばきや盛りつけの姿が、どうにも格好いいと感じてしまうのは私だけでしょうか。
人気メニューの「ネギトロ」は席に着いたら毎回必ず注文してしまう鉄板メニュー。目の前でトロをネギと絡めて包丁で刻み上げて小山にして、短冊のたくあんともちろん本わさび、それを焼き海苔で巻いて。ん〜まい。
神戸の奥座敷「鯰学舎」の味を身近に楽しめる、知る人ぞ知る名店であったりしますが、こちらはカウンター席だけなのでお忍びや込み入った話はNG。
そこだけはちょっと辛いところです(汗
場所柄、8時頃まではほぼ常に満席。この時間帯に行くなら予約は必須です。
逆に8時をすぎれば深夜2時までの営業ということで、わりとゆったりと。
2位
1回
2010/08訪問 2010/08/24
ストレート5★飲食業・接客業のお手本。お店が流行る理由がそこかしこに!
本当に参りました。
でも誤解しないでください別にまったく贔屓ではありません。
あまりにものストレートな5★なので、あら探しする始末。
今回は1週間ほど前から予約をして訪問させていただきました。
いえ、実はそれまでにも幾度となく当日予約の電話を。そりゃあ無理ですわな、当日じゃあ。
にもかかわらずいつも電話口では丁寧な対応で満席を詫びられる。すでに好感度↑
で、ようやく念願叶っての訪問といったところ。
店内はすでに満席。ワタクシ達の席だけが空いていて、そこにはワタシの名入りのメッセージカード。
ちょっと恥ずかしいような嬉しいようなで椅子を引いていただいて着席。
まぁ、とにかくお店のスタッフのお姉様お二人の身のこなしと気配りの素晴らしいこと。
なんでも朝引きの淡路地鶏ということですが、素直にみて刺身も旨い、たたきも旨い。
これまたサーブされたときの説明も爽やかで気持ち良い。
いずれも口に入れた瞬間に思わず笑みがこぼれます。
つづいて串に参ります。串、つまりは焼き鳥についてはこれも意外と好みが多様で賛否多いものなので、比較ではなく口にして旨いと思うかどうか。。。うん、旨いです。ホンマに。鶏肉の旨みが味わえるんですね。
ただ、ちょっと串は大きい。なので一本で結構お腹が膨れちゃいます。
今回はそれほど種類を食べきれませんでしたが一品料理も旨い。特に山芋にアンチョビチーズをのせたものは絶品。
単なる素焼きと思わせるブロッコリもすべてキメが細かく新鮮な野菜にこだわっている様子がうかがえます。
鳥って安いイメージがあるかもしれません。でも本当に旨い鳥ならそうはいかないって当たり前ですよね。
だから言葉の上で焼き鳥でこの価格ってどうなん?って思うかも知れませんが、実際に食べれば納得です。素晴らしいです。
芋焼酎も色々あったし、リクエストしてくださいねって。
味はもちろんのこと、接客とおもてなしの心。これこそが飲食業・接客業のお手本。
そりゃ流行るわ。
3位
1回
2010/03訪問 2010/08/09
美味しいイタリアンと接客の素晴らしさも味わえる神戸らしい隠れ家的レストラン
比較的にランチタイムが人気のお店ではありますが、夜もかなり◎であります。
自家製のパンは姉妹店「セントラル」のブランドでついには百貨店デビューも果たすほど。
ワタクシはグループ発祥のこのお店はオープン当初から利用させていただいており、お気に入りのお店のひとつです。
しかし、以前よりセントラルよりも少し落ち着いたオトナな雰囲気でありましたが、このほど改装されてさらにオトナな良い雰囲気となりました。
何よりのオススメはパスタの「クレマ」。エビ系のクリームソースのパスタですが、これがまた絶妙。少し細めのパスタとの相性がバツグンで、残ったソースはバケットで。これがまた最高!
一時メニューから消えたこともありましたが、今や鉄板メニューとして君臨されておられます。
その他いずれも本物の食材を使った本格的なイタリアンを満喫させてくれます。
今回はメインに黒豚のカツレツを注文。とんかつ、特にドイツのシュニッツェル大好きの私として、少し厳しい目で見ると少々お味があっさりしすぎでパンチに欠けましたが、それでもパン粉の細かさや口当たりの良さは◎でありました。
そう、こちらのお店はスタッフが気持ちよく、程よい加減で接してくれます。目障りでなく、爽やかに、気さくに。
詳しくはないワインでも上手に好みを聞きとって、ホントに絶妙なチョイスをしてくれます。
味は何れもマチガイなし。それに合わせた食事として、ブルーチーズの苦手だった私もこちらのゴルゴンゾーラを食べて以来、チーズへの見方も変わりましたもんね。
友人とワインで楽しく盛り上がるもヨシ、デートで決めるもヨシなお店、オトナごっこもバッチリであります。
エントランス付近から少しだけ顔を覗かせるポートタワーの赤い光が憎い、ワタシにとっては大切な人しか連れて行かないとっておきのお店。
そんなワケでたま〜に訪れるわけであります。
4位
1回
2010/08訪問 2010/08/17
ビールとの相性抜群「イカの唐揚げ」にハマる。美味い上海料理といえばココ。
祝日の遅めの夜に、久しぶりの訪問。
1階から3階までの一棟の店舗のここがほぼ満席の店内。
でもゆっくり過ごせる3階は初の利用となりました。
今日の標的は「イカの唐揚げ」。
同行の友人の超オススメなこれは今日の様な夜にはぴったりなビールの友。
イカの一本丸ごとに筋入れし、からっと揚げているのだろうが、うっすらとしかししっかりついた香ばしい衣とイカのもっちり感が絶妙!
塩を少々つけて、お口に運べばサクッもちっな食感とともに、衣の香ばしさ、イカの風味がふわっと広がり、ビールもススム。意外とまだ流行るほどでは無いこのメニュー。
これ一本の店があってもイケルんちゃう?的な話で盛り上がりながら「イカの唐揚げ」ファンのできあがりでございます。
もちろん他の料理もなかなか美味。
ふかひれの刺身は他のレビュアーさんも絶賛のとおり、スープとはまた違ったうまさ。ネギと生姜の薬味ソースとの素晴らしいハーモニーが食欲をますます盛り上げてくれます。
と、実はビールをうっかりこぼしたんです。
こんなときに接客の善し悪しがでますよね?
少し死角な場所だったにも関わらず、「あ!」と言った瞬間にはおしぼりが数本登場。グッジョブな感じです。
それと、紹興酒もココは美味しくいただけるお店。年度もの数種類があり、飲みやすくクイクイといってしまいます。
ほぼ閉店最後の客となった私たちに、店長からということでココナツプリンのマンゴーソースがけをサービスしてくれました!
普段はまったくと言って良いほどデザートなんて食しない二人なのにぺろりと。
いやあ、これには結構参りました。
ワタシの殿堂入りマンゴープリン(上海で味わったクリスタルジェイドというお店のデザート)の次にお気に入りのデザートに決定であります。
このお店はメニューに価格が載っていない。つまりすべて時価。でもそんなに恐れることはありません。もちろん激安店などではないのは店構えやメニューからも想像できるもの、それより本当に美味しいものを食べさせてくれる上海料理店であるということが嬉しいのであります。もちろん予算があればそれには合わせてくれますしね。
あとやはり中華は大勢で行きたいもの。少人数だと食べたいモノがたくさんありすぎて、頼みきれない残念さが残ります。
-----
前回2月、今回8月再訪。いやぁ、ホンマにウマイです!!!
5位
1回
2010/10訪問 2010/10/27
神戸北野に発見!お気軽フレンチ田舎料理で舌鼓。バーとしても◎
友人の紹介で訪問。
神戸は北野の麓。北野坂通りと山手幹線の交差点を少し北へ、神戸でもジャズで有名なダイニングバー「ソネ」の南隣の細長いビル、その名もペンシルビル2階。
店名が何度読んでもなかなか覚えられないし読めないけれど、どうやら「モゴット」というらしい。
店内はビルの形状に準じた鰻の寝床タイプ。ちょうどその中ほどがエントランスで左がカウンター席、右は個室と厨房というレイアウト。
木枯らし吹く本日は意外なほど静か。おかげでカウンター席はほぼ貸し切りと相成りました。
こちらのカウンター特等席は一番奥の窓際。北野坂を見下ろした夜景が気持ちを和らげてくれます。
聞くとこちらのお店、2010年7月にできたばかり。元々バーを経営していたというオーナーの拘りが随所に見られるオシャレで落ち着ける店内、スタッフのみなさんもとても気さくであります。
お料理はフランスの田舎料理。日々旬の食材を活かした美味しいボリュームたっぷりの料理が楽しめる。そう、本当にボリュームたっぷり。
注文の際にお店の方からも「結構ボリュームありますから控えめと思うくらいで丁度良いですよ」と。
メニューの種類は思ったより豊富では無かったけれど、結構そそる内容のものが多く、オススメと内容を伺いながらチョイス。
つきだしとして、薄く切って軽くトーストされたバケットと一緒に出てきた色んなチーズとをかじりながら(これもまた旨かった)待っていると前菜の盛り合わせがそれぞれに取り分けてサーブ。
いずれも旨い。いや〜旨い。キッシュ好きのワタクシも納得。これは次の料理が楽しみです。
で、やってきたのがすじ、じゃがいも、ベーコンに半熟玉子が添えられた料理。よく煮込まれてしっかり味のとおったすじとジャガイモのハーモニー。それに半熟玉子で優しさが加わります。
続いて紅ズワイガニのサラダ。蟹の美味さはもちろん、酸っぱくなくされど甘くないさっぱりした絶妙なドレッシングとの相性も抜群です。
これにメインの黒豚と旬野菜のココット。黒豚はジューシーで風味豊か。それに野菜がとにかく美味しい。それに忠告通りのボリューム。大満足であります。
そうそう、ドリンクは最初はいつもの通り生ビール、続いてはオススメの赤ワインをグラスで数杯いただきました。赤ワインもとっても美味しくて、これは良い店見つけたなあと。
カウンター奥にディスプレイされたフルーツ達をふんだんに使ったカクテルもオススメだとか。深夜も営業しているから旨いものが食べられるバーとしても重宝しそうです。雰囲気もイイですしね。
6位
1回
2011/02訪問 2011/02/13
追記:2011/2
-----
すでに数え切れないほど幾度となく訪問させていただいているわけですが、またぶり返して寒くなってきた今、あらためてこちらの鍋を堪能しましたので追記致します。
そう、今回の注文は久しぶりに「すみれ鍋」。
こちらは肉はもちろん魚介類もたっぷりのお鍋。もちろん醤油ベースの方でお願いしました。
いやぁやっぱりウマイ。
時期的にも魚介類が美味しい頃合いだからなのもあるのでしょうか、久しぶりに雑炊までたどり着いたのであります。
もちろんこれが絶品!!
舌の肥えた相棒も、「これまでの人生で2番目に美味しい雑炊」と絶賛。少々残すかと思っていたはずが、すべてキレイに平らげてしまいました。
いろんなダシの出たスープ。これは旨くないはずありませんよね。
追記:2010/4
-----
いつも訪問するとついついタイトルの「名物肉鍋」ばかりを食べてしまうのでありますが、今回はオススメの「博多水炊き」をいただきました。
これはお店で一昼夜じっくり煮込んで作った天然のコラーゲンとヒアルロン酸がたっぷりの白濁スープが自慢のお鍋であります。
まずはスープだけをお猪口で、少々の塩コショウとともに一杯。うむ、これはウマイ!
すでに鍋に入って煮込まれている骨付きのぶつ切り鶏肉がこれまた旨い。
つくねやキャベツはポン酢で食べても、こりゃあうまい。
やっぱ鍋はいいやね〜、と。
またココにお気に入りの鍋がひとつ増えたのでありました。
-----
鍋好きの私としてはタマラナイ、しょうゆベースの肉鍋。
鍋はやっぱり出汁でしょと、ひと口飲んではシアワセを感じずにはいられない味です。
卓上に置かれた「カレー粉」を手元の取り皿の中にひとふり、いやぁホントにはまります。
もちろんお肉も神戸牛だけにとっても柔らかくて、甘くって、とろけて。。。
てな感じでまたついつい出汁を飲み過ぎて、ついつい「追い出汁お願いしますm(_ _)m」と相成ります。
締めはうどん・ラーメン・雑炊から選べますが、これまたこの出汁を楽しめるアイテムだけに、毎回どれにするか悩まされるところです。
お店のスタッフは溌剌としていて気持ち良く、とくに女の子は感じのよい子が多いです。
普段の食事にはちょっと値ははりますが、少しでも特別な食事なら◎です。
神戸外の方の接待なら、喜ばれること間違いなし。デートにも幸せ感じれるオススメの鍋屋さんです。
少し前に移転(といっても近くですが)で路面店の2階建てとなり、個室が充実。これは嬉しい。
でもワタクシ、実は膝が弱くて座敷は少々苦手です。
7位
1回
2010/09訪問 2010/09/17
先代がこの北野のゾウビル2階でお店をやっていたもう20数年まえからお世話になってる牛タン専門店。
まぁ、神戸で牛タン料理といえばほとんどの方がココを言うでしょう。
ワタクシも過去には接待やらデートやらでも使わせて頂いたもんです。
さて、実は今回の訪問は数年ぶり。別に避けていたわけでもないんですが、まぁいつも予約で一杯だし。。。
この日は偶然か夕方の予約にも関わらずサクッと予約がとれ、いざ。
丁度大将がカウンター越しにウロウロする前あたりに座り相方を待つ間、大将と軽く談笑しながら突き出しの牛タンの味噌漬けを生ビールのあてに。
本日はたん平コースで牛タン刺身から始まって、石焼き(量増えました?)と、次々出て参ります。
しかし牛タンはあっさりしていてイイ。それでいて旨みもたっぷり。牛一頭からほんの少ししかとれない部位だけに本当はかなり貴重なんですよね、牛タンって。
こちらの牛タンは主に宮崎産が多いらしいんですが、例の問題で仕入がとっても困難に。
ってなわけで次から次へと掛かってくる予約電話に空席がありながらもネタ切れで断る状況に。あー良かった、ワタクシらの分はあったねと。
大将曰く、「ウチは牛タン専門やから、ホンマにエエ牛タンが手に入らなくなったら店閉めます!」って。
などと話ながら、大将自ら赤身肉石焼を焼いてくれました。いやぁ気持ちも入ってて美味しい。手が空いても何かしておきたいんでしょうね。
お約束のタンシチューも美味で、シメにはたんごはんでお腹いっぱい。
大将はもちろんスタッフもみんな気さくで元気な神戸の名物店のひとつ。
これからもよろしくお願いします。
8位
1回
2010/09訪問 2011/02/07
めちゃうまサイドメニューが充実!!座って食べれる「つむじ」のらーめん
2010/12追記
--
もうあれから幾度となく伺ってはいるものの、ここのところちょっとお腹の出具合が気になり出して、少し控えめな今日この頃であります。
この日は忘年会やら何やらでひとしきり賑わった後、深夜ひとりふらりと寄ってみたところ、丁度こちらの味をプロデュースしている雄のマスターが。
で、この冷やし担々麺食べた?と。いえ冬だし冷やしはねとワタシ。まぁひとくちくらいどーぞ食べてみてということで、ちょっと頂いたのであります。
ま、やはりというか、マスターのお薦めだけあってこれは旨い。冷麺的な冷やしではなく、常温的なそれはつけ麺として特製のごまだれに付けていただくのですが、これはスバラシイ。いやほんとに絶品であります。
ラーメンとは異なる少し縮れた玉子麺を専用に使っていて、それもまた味わいを深めている。
こちらのラーメンはちょっとと言う方でも、これはぜひ食べてみて欲しい。旨い。担々麺とはいっても激辛系ではなく優しい辛さが、またこの上なく合っている様に思う。
また新しい誘惑が増えたのでありました。
2010/09
--
立ち食いも良いけれど、やっぱり座って食べたいなぁと、そんな事を呟いていたら「実は間もなく座って食べれるお店を作るんです」といつものおっきな店員さん。
いやぁそれは嬉しい。さらにメニューも充実するとか。
場所はお気に入りの総菜居酒屋「やす田」と同じ三角マーケットの一階。良く通る路でもあって大変ありがたい。
で、オープン初日イベントは100円で振る舞うとかで、いっぱいなので避けて翌日深夜に訪問。
お店は作り的には本来カウンターだけなのだろうけれど、開店時間は午後8時ということで、入居ビルの周囲の(物販系)店舗はすでに閉店済み。そこでカウンターの背面は丸ごと解放し、続くビル内の廊下にアウトドアテーブルセットも拡げてオープンカフェならぬオープンらーめんという拡張式店舗。
早速メニューを拝見するといつものらーめん系以外に、餃子やチャーハン、唐揚げにチャーシュー丼まであるではないか。
これは正に中華の四天王プラスワンといったところ。
もちろんいろいろ食べちゃおうということで、先ずは生ビールに続いて
・特製餃子200円
・ニラ玉餃子300円
・ふわふわ玉子のチャーシュー丼380円
・チャーハン380円
・鶏のからあげ400円
を注文。(この日はなんとらーめん無しで)
餃子は結構大きめの一人前6個。意外とにんにくは控えめであっさりな感じだけれど旨い。特にニラ玉はニラの風味でより◎。
チャーシュー丼は特製ソースをお好みの量だけ掛けて食べる。むむっこれはなんだ。旨いぞ。子供たちでも絶対気に入りそうな優しい味がとにかく旨い。ちょっと大袈裟だけれど目から鱗な衝撃。
チャーハンも凄いボリューム。たぶんごはんは優に二膳分はあるのでは?と思うほど。もちろん米はパラパラで絶妙なバランスの黄金炒飯といえるもの。焼きめし好きとしては嬉しいさらに大盛りも500円、いったいどんなボリュームなんだ?
鶏のからあげは見た目フツーの家庭的な唐揚げ。かと思いきや、ほのかな香味?が旨い。もちろん衣はさくっと、中はジューシーなそれ。ビールがススムすすむ。
とまぁ、らーめんも旨いけれど、その他のサイドメニューにベタ惚れしてしまいました。
いずれもひと味違うとはこのことでしょうね。
ここではチュウハイも焼酎もあるし、これまでよりは結構呑んでゆっくりできるお店になってとっても嬉しゅうございます。
9位
1回
2010/05訪問 2010/05/11
蜆の赤だし、千切キャベツてんこ盛りのとんかつ定食。これぞとんかつの極み!
実はワタクシの大好物はとんかつであります。
旨いと聞けば、できるだけ馳せ参じます。(残念ながらとんかつ談義はあまりされませんが)
とんかつ太郎。ここは先代の大将の頃、丁度十数年前からの神戸のとんかつではNo.1のお気に入り。
ここも東京スタイルのとんかつですね。
素朴で狭く古い店内はともかく、不器用ながらとんかつへの思いが伝わってくる大将でした。(急なご病気でご引退、確かすでにお亡くなりだったっけ)
今は正しく継がれた跡継ぎさんが、そのまんまの内容でとんかつ太郎を切り盛りされておられます。
さて、神戸ナンバーワンのとんかつ定食のポイントを少し。
・程よいパン粉の大きさ:これ結構重要。
・かなり細めの千切キャベツてんこ盛り:これ鉄板。
・揚げ加減:これは賛否もあるけど、僕は好き。
・蜆の赤だし:とんかつと言えば蜆の赤だし。これも重要!
・とんかつソースはゴマだれもあり:混ぜても旨い。
・ごはんはお代わりOK:大食の方には嬉しい。
・で、付いてくる沢庵2枚:これも素朴で好きです。
あと、サイドオーダーでのお気に入り「白菜のお漬物」。
昆布と合わせて幾十にも重ね合わせたもの、それを3〜4センチ程度の四角いブロックにカットして出してくれます。これも毎回注文するお気に入り。
ま、とにかく「さくっ、ジュワー」なとんかつです。幸せ感じさせてくれます。ぜひ一度お試しあれ。
ネタが無くなると閉店してしまうので、早めの時間帯に行くことをおススメします。
10位
1回
2011/05訪問 2011/05/31
神戸北野ハンター坂、スタンダードなバーでゆったり過ごす癒しのひととき。
えー、ワタクシの最もお薦めのバーなんであります。
ほぼオープン当初からのお客ですので、30年以上通っていることになりましょうか。
でも、贔屓ではなくフェアに評価させていただいてもこの通り。
ここ神戸北野のハンター坂は今やこの食べログの評価では全国でも5位以内のトップを争うバーがなんと2件(ル・サロン/ラグーナ)も存在するという場所。
もちろん他にも素晴らしいバーが色々とある地域なんであります。
なぜ神戸のこの急な坂道のこの場所にバーが栄えるのかということは別として、神戸の人間のひとりとして、何だかとても誇らしい限り。
とは言うものの小市民なワタクシにはこれらの素晴らしいバーは少々敷居が高うございます。
いえね、やっぱりここまでのお店になってくると、行く方もそれなりに色々ビシッとキマってないとねぇ。。。
というわけで、それなりにゆったりと楽しい時間が過ごせて、本当に美味しいお酒が楽しめるお店。ある程度手頃なお店。
そのひとつがここ、北野スキャンダルでございます。
ちょっとドキッとするような店名ではありますが、マスターは実に優しくあたりが柔らかで、時折コミカルな可愛らしさも持ち合わせた紳士。
半地下に入るようなエントランスから店内に入ると左が約10席程度のカウンター、右は一段下がったお部屋の様なつくりで、最大6人掛けのテーブル&ソファ席が2つに二人掛けの小さなテーブル席が2つ。落ち着いた調度品と柔らかな照明がしっとりとした優しい時間をくれます。
お酒は研究熱心で真面目なマスター自身が特にこだわりのあるウイスキーが実に豊富、ワインはもちろん様々なカクテルもばっちりと、本当に納得のホンモノの美味しい一杯を出してくれます。
それにいつもちょっとしたフルーツやチーズ、たまには自家製の小さな焼きたてパンなど、本当に気の利いたつまみを用意してくれて、お連れした紳士淑女の皆々様も大いに感激。
こんなに本格的で雰囲気も良くて、本当に美味しいお酒がいただけて、、、それでいてお会計も意外とお優しい。
これがあるからこそ、この急なハンター坂をえっちら登って、つい行ってしまうんですよね。
それにずっと開いてるいつも開いてるって感じ。なんと元旦以外は無休で朝5時まで。頭が下がります。
---2009年9月の最初の投稿---
「神戸の北野らしいスタンダードなバー」
30周年を迎えた神戸は北野のスタンダードなバー。
スタンダードであればこそのバーテンとしての資質や趣。そして店内の雰囲気。
いずれもちょっと大人気分を味わいながら(とはいえワタクシ充分にオッサンですが)神戸の夜を楽しめるお店。
モルト系のウイスキーはマスターのこだわりが見えるところではありますが、個人的にウイスキーはあまり好きではないのでもっぱらナンパなカクテルで。
しかし、毎度ながらテキトウな要望だけで作ってくれるカクテルはホントに美味しい。
先日はクルマだったので、残念ながらノンアルコールとなりましたが、この時に作ってくれたホットレモンがこれまた絶妙。レモンの酸っぱさと蜂蜜で、まさに整えられた甘さが、ホッとする時間をくれました。
気さくなマスター(昔に交通事故で喉を痛めておられるので少々聞き取りづらいかも)の爽やかで、時には少々コミカルな動きに目をやりながら、同伴者との楽しい時間がゆっくりと流れる、落ち着いたお店です。
ほぼ今年、2010年から始めたと言っても過言ではないこの食べログ。初期よりお気に入りの「けいすい」がマイベストレストランの第一位であります。お酒が美味しく頂けるお店は良いものです。
続く二位はこの食べログで知り、周囲の評判を聞いて伺ったお店。噂通り、いやそれ以上のスバラシイお店に感動しましたね。
三位、ここのお店はオープン当初、つまりもう15、6年くらいお世話になっているお店。贔屓でなくともその美味しさと空気は心地よいハズです。
と、小さな街、神戸を中心にウロウロしているわけでありますが、それでも街を歩けばこんなにたくさん、こんなに様々なお店があることに改めて驚かされます。
シアワセの一里塚を求めて、今宵はどこに行こうかと。