ごっちさんのマイ★ベストレストラン 2013

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湘南ラーメン食べ歩記

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

蕎房 猪口屋 (茅ケ崎 / そば、うどん)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥4,000~¥4,999

2013/06訪問 2013/06/30

蕎楽亭で修行した亭主が営む

【2013/6 再訪】

移転に伴いしばらく休業されると聞きつけ訪問した。詳細についてはお店の案内を写真で貼りつけてあるので、そちらを参照願います。

・牛すじ煮込(700円)・・・柔らかな肉と澄んだ肉汁にたっぷりと小葱がのり、香り付けに胡麻が振りかけられている。仕込みに丸二日を要するという人気の酒肴で、肉の旨みがたっぷり含まれたスープは、気がつけば全て飲み干していた。

・会津馬刺(780円)・・・会津の郷土料理の一つに馬刺がある。会津の馬刺は、熊本で知られる霜降りの馬刺とは対照的に、やわらかな赤身肉が特徴となっている。桜肉といわれるのが納得できるほどのよい赤身だ。これをニンニクの効いた特製の辛みそでいただく。この辛みそが馬刺の旨味を引き立ててくれる。

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【2012/10 訪問】

ミシュランで星を獲得した蕎楽亭で修行した亭主が営むお店。その蕎楽亭のHPには「当店で修行していた従業員が茅ヶ崎にお店をOPENしました、よろしくお願いいたします」と書かれてある。これだけで、いやが上にも期待は高まる。お店の予約は土日祝のお昼に限り3組までとなっておりますが、それ以外であれば制限は無いとの事。

着席すると提供されるお茶に口をつけながらメニューに目を通し、まずはお酒と簡単な酒肴を所望するのが蕎麦屋の楽しみ方か。蕎麦屋での酒肴と言えば出し巻き玉子が定番、こちらのお店では伊勢原の寿雀卵を使用している。数あるお酒の中から、無濾過の純米大吟醸「梵 GOLD」をチョイス。美味い蕎麦を食べさせてくれるお店は、お酒も良いものを置いている。

せいろそばとハーフサイズのカレーうどんの組み合わせが人気との事で、そちらをお願いする。手打ち蕎麦屋と言うと蕎麦だけというイメージが強いが、実は明治、昭和から時代を超えてきた老舗蕎麦屋には必ずうどんがメニューに載っていたそう。松翁には蕎麦とうどんとがセットになった「あいもり」があって、蕎麦通もこれを好んできたそう。その松翁で修業した亭主が営むのが、猪口屋の亭主が修行された蕎楽亭、なるほど。

例年では11月中頃からの新蕎麦、今年は早かったらしく、すでに先週から提供が始まっていた。今は島根と鳥取の新蕎麦との事。粗挽きで外一(蕎麦10に小麦1の割合)で打つせいろ、豊かな蕎麦の香りが素晴らしく、喉越しもよい。つゆも甘みと辛みのバランスがとれていて、つゆの旨みが蕎麦をさらに楽しくさせてくれる。

カレーうどんは、鰹のだし汁や醤油の返しをベースにしてカレー粉を足していく一般的な蕎麦屋で提供されるものとは違い、カレー専門店のように何種ものカレー粉をブレンドして香辛料を入れていくのだそう。カレーには果物も使われていて、通年でバナナは使用しているそうだが、今回は柿にリンゴ、あんずのジャムも。これら果物による甘みと酸味を生かし、スパイスの辛さをきかせ仕上げられている。カレーの上には煮詰めた豆乳がかかっているが、これにより食べ進むうちに辛味が強くなるのを中和して程よい清涼感が味わえるようになっている。

  • 蕎麦
  • 中生 エビス樽生(550円)
  • 牛すじ煮込(700円)

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2位

國よし (大磯 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2013/02訪問 2021/11/28

1803年創業の鰻専門料理店

1803年に旅籠の國吉屋として創業し、現在は鰻専門料理店として営業しているお店。ちなみに十八代目となる店主の宮代邦彦氏は、鰻専門料理店となってからは三代目にあたるそう。国道1号線沿いにあるお店は、旅籠から始まった古くから続くお店なだけに、風情ある佇まいとなっています。

電話で予約をしてからの訪問。うな重が焼きあがるのは酒を飲みながらじっくりと待ちたいので、一品料理から定番の「きも焼き/1200円」と 、蒲焼きを玉子焼きで巻いた「うまき/2800円」を電話予約の段階でお願いしておきました。予約した時間より10分ほど早く着いたでしょうか。大磯の駅から歩いて身体も温まったので、まずは日本酒を冷で。そして「特選うな重定食 中/9000円」を注文する事に。

ビールに日本酒に焼酎にワイン、シャンパンとお酒の選択肢が豊富に揃うのも魅力。ワインアドバイザーの店主による自慢の品揃えのワインリストを眺めつつ、きも焼き、うまきで日本酒をちびちびと。本心で言えば、うなぎとワインの組み合わせを楽しみたかったのですが、真昼間からボトルを一人で空けるのは厳しいかなと。

特選うなぎは、養殖ではありますが天然ものと同じく二年以上かけて育てたこだわりのもの(一般的な養殖うなぎは六ヶ月)これを関東風に背開きにして蒸し、紀州備長炭で焼くのだそう。この特選うなぎ、肉厚で脂もしっかりと乗って、かなり美味しい!タレが少なめで、うなぎの美味しさが引き立つ。うなぎ本来の味を堪能できたのは高評価。値段以上の満足感を得られた。ミシュランで星を獲得したのは伊達じゃない。

ミシュランガイド2013 1つ星獲得
ミシュランガイド2012 1つ星獲得

  • 特選うな重定食中(9000円)
  • うまき(2800円)
  • きも焼き(1200円)

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3位

ラ・ターブル・ド・トリウミ (茅ケ崎、北茅ケ崎 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/04訪問 2017/01/28

料理の鉄人で中村孝明氏に勝利

湘南茅ヶ崎の閑静なロケーションに佇むゲストハウスを活かし、隠れ家的なひっそりとくつろげる空間で、その季節ならではの料理が楽しめるお店。オーナーシェフの鳥海 勝氏は、料理の鉄人に挑戦者として出演し、中村孝明氏に見事勝利を収めています。

【4月のおすすめディナー】

◆アミューズ
・名称失念(苦笑)

◆春のスペシャリテ
・フランス産フレッシュ ホワイトアスパラガス
 オランデーズソースとツブ貝のエスカルゴ風

◆二皿目のオードブル
・春の新野菜と海の幸のフェスティバル
 長野産太アスパラと地蛤、赤座海老、帆立貝 etc

◆メインディッシュ
・豪州産 仔羊骨付背肉のロースト
 伝統の香草風味

◆デザート
・ブラッドオレンジと清見オレンジのジュレ

※写真は料理の提供順で並べていますが、TOP写真は相方の頼んだメインディッシュ「解禁になった仏産仔牛フィレ 春の豆類のフランセーズ」にしています ※800円プラス

まさかの前半三連発アスパラ。二皿目のオードブルあたりで赤ワイン。ちなみにワインは赤を飲みたい私と赤が苦手な相方で、あーでもないこーでもない。お店の方にお任せしました(笑)

メインは仔羊骨付背肉のロースト。噛みしめた時に弾ける香り、旨みがすこぶるいい!そしてそれらを覆うように黒系果実、滑らかさとタンニンが巧みにハーモニーを奏でる。次々と現れては消える味の調和をゆっくりと楽しみましたとさ。

コース(7,000円×2)
メイン変更(800円)
シャンパン(1,500円×2)
ワイン(値段失念)
サービス料10%と消費税5%のお会計。

  • 解禁になった仏産仔牛フィレ 春の豆類のフランセーズ
  • (説明なし)
  • オリーブ

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4位

あり田 (社家、門沢橋、愛甲石田 / そば、うどん)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2013/01訪問 2013/04/29

蕎麦屋酒を楽しむには最高のお店

「酒を飲まぬくらいなら、蕎麦屋へなんぞ入るな」と池波正太郎は言ったそうだ。蕎麦前なくして蕎麦屋にあらず、なんて言葉もあるほど、蕎麦屋に欠かせないのが酒。もちろん酒を頼まなければいけない、なんて決まりなどないのだけれど、お店の雰囲気や空気感を楽しみながら酒を飲み、ほろ酔い気分になったところで蕎麦をさっと手繰る。私の蕎麦屋の楽しみ方がこれなんですね。で、同じく蕎麦前を楽しむ人になら、きっと気に入ってもらえるお店がこちら。

まずは定番「蕎麦屋の玉子焼き」から。浜名湖産の青のりが入っています。どの蕎麦屋にもある王道のひと皿ですが、丁寧に作られたその味にさらなる期待が高まります。店主から勧められた「無添加マカデミアナッツ」は、殻付きのまま極限までローストされたもの。ひと口頬張れば、サクサクとしたうっとりする歯ざわりで、芳醇なナッツの香りが広がります。意外でしたが、日本酒との相性もいいんですね。そして蕎麦前で外せないのが「鴨ロース焼き」ですね。柔らかい鴨の胸肉、長ねぎがまた美味しい。

せいろは石臼挽きそば粉八割と小麦粉二割で打った、のどごし重視の二八蕎麦、とメニューに説明がありました。供された蕎麦を見ると細切り。なぜ細く長い蕎麦切りの形に仕上げるのかと考えると、やはり「のどごしの美味さを楽しみたいから」という答えになると思うんですよね。もちろん、のどごしだけじゃなく香りもいい。風味も濃厚で腰もしっかりとある蕎麦を、ざっと手繰ってのどごしを楽しむ幸せといったら。

ちなみに、ご主人も奥様も話好き。いや、話好きと言うか蕎麦好きなんですね。どんな事でも聞けばにこにこと嬉しそうにお話を聞かせてくれます。帰りも外まで見送りに出てきてくれました。味も間違いないですが、この人柄だよなぁ、お店に惚れ込むのは。お店の方と絡みたい人は飯時を外して行ってみてください。逆にほっといて欲しい人は忙しい時間帯を選んだ方がいいかもしれません(笑)

  • せいろ(700円)
  • スモークづくしうどん(1000円)
  • スモークづくしうどん

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5位

うなぎ亭 友栄 (風祭、入生田 / うなぎ、日本料理、すっぽん)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2013/07訪問 2021/11/28

食べログうなぎ部門全国一位

現時点で食べログうなぎ部門全国一位、さらにはミシュランでも二年連続で星を獲得している名店。予約やコース料理に関しては七月と八月に限り不可となっているので、現在は待ちを覚悟で訪問する必要があるのですが、席の用意ができたら携帯に連絡をくれるシステムなので、駐車場の車の中で待つ事も、近場のお土産屋さんでぶらぶらしながら待つ事も可能となっているのが嬉しいですね。また、席の予約時に注文も聞いてくれるので、基本的には席に座るなりすぐに料理にありつく事が出来るようになっているのも嬉しいポイント。

まずはつまみで軽く酒を楽しもうと、割きたてのきもをわさびで、他には手作りの塩からを注文し、うなぎの焼き上がりを日本酒を飲みながらゆったり待つ事にします。割きたてのきもは「たれorわさび」を選ぶ事が出来るのですが、たれの場合は玉子の黄身を絡めて、わさびではきもの味が直接味わえる仕上がりになっていて、それぞれに違いがあってどちらも楽しめるようになっています。うなぎの塩からは酒飲みには必須のアイテムと言えるでしょうか。日本酒には特に合いますよ。

焼津直送の最高ランクの「アオうなぎ」はとろりとした仕上がりで、タレも甘みが控えめでうなぎ本来の味が楽しめる仕上がり。上うな重でも3150円というのは昨今の情勢を考えるとコストパフォーマンスには優れているのではないでしょうか。以前はもう少し高い金額でしたが、仕入れの安定により値下げされています。薄味かなという場合は卓上にタレが置かれているので、好みで調整する事は可能になっています。この値段でこの味にこのサービスは素晴らしい。

ミシュランガイド2013 1つ星獲得
ミシュランガイド2012 1つ星獲得

  • 上うな重(3150円)
  • 割きたてのきも わさび(1050円)
  • 手作りの塩から うなぎ(630円)

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6位

Shot Bar アンバータイム (平塚 / バー)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2014/01訪問 2014/01/06

1000本以上のボトルを眺めながら・・・

2014/1 

新年を迎えた直後、今年最初に飲みたい酒がある、と向かいました。マスターに「あけましておめでとうございます」と挨拶をしたところで、お願いをしたのはボンド・マティーニです。作中のレシピ材料であるキナ・リレは現在製造されておらず、後継銘柄であるリレ社のリレ・ブランで代用するところが多いかと思いますが、アンバーではマルティーニ社のキナ・マルティーニを使用しております。おかわりで頼んだ二杯目は約100年前のバカラのグラスで。なるほど、一杯目で出てきたら貴重なグラスで「乾杯!」をやっちゃうからかな、なんて事を考えつつ、新年早々美味しいお酒が飲めて幸せでした(^-^)

点数を3.7→4.1に上方修正
2014/01訪問時の写真追加
2013/10訪問時の写真追加

2013/7

日常の喧噪を忘れ、ゆったりとお酒を楽しみたい。そんな時にうってつけなのがここ。緊張と緩和が心地好い、大人のBarと言うのかな。落ち着いたアンティークな店内は、まさにお酒の宝庫といった感じで、なんと1000本以上のボトルが並んでいます。このバックバーに居並ぶボトルたちを眺めているだけで愉しめます。

マスターは、美味しいお酒を提供してくれるのはもちろんのこと、会話術にも長けていて、また、すべての人が静かにお酒を楽しめるよう心を配っています。店の空気感は、店と客とでつくるもの。自分の時間や空間として、大事に思えるBarとして、スマートでありたいけれど、私は毎回へべれけ(泣)

さて、とある日。マティーニやテキーラを飲んで気分が良くなった私は、酒はあれこれ飲むけど、ウイスキーを美味しいと思って飲んだ事がない。マッカランやオールドパーなら飲んだけど、美味しいとは思えない。だけどウイスキーを美味しいと思って飲んでみたいと、この日の予算が一万円で収まるようにとお願いしてみた。

最初に出てきたのは「ボウモア 1966 36年」いきなり美味しいと思えるのが出てきた。調子に乗ってもう一杯お願いしたら、次に出てきたのは「インバーゴードン 1965 43年」ふははは、これも美味しい。こうやって自分好みの酒を探すのもBarの楽しみ方ですかね。マスターの自宅の倉庫にもまだまだお酒があるそうで、そんな話を聞きながら飲んでいると、時間が過ぎるのはあっという間。この日の会計は9,600円でした。

ちなみに、お店で一番高いのは「ラフロイグ 1908 12年」でショットで4万円。いつの日か、これを飲んでみたいもんだ。

  • ボンド・マティーニ(2014/1)
  • LAPHROAIG(2013/10)
  • El Tesoro(2013/10)

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7位

鳥料理もりや (平塚 / 鳥料理、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/08訪問 2013/08/07

名店「鳥竹」の味を今に受け継ぐ

【2013/8 再訪】

「鳥洗い」が食べたくなり一人でふらりと。生の鳥のささみに表面だけ熱を通し、それを氷の上に並べたもので、わさびをのせて食べるとこれがもう絶品。今回は〆に初めて「とり茶漬け」を頼んだのですが、これは鳥洗いの茶漬けになるのですね。鳥スープのじんわり沁みる美味しさ、肉だけを醤油につけて食べてもいいですし、これも相当に美味しいです。さて会計時「雰囲気変わりましたけど、ごっちさんですよね」おおう名前までばれてる。前回訪問時は相当にベロベロだったようで(記憶なくしてます、笑)そんな話を聞いて、いやはやお恥ずかしい限りでございます。でもまた、ベロベロになりに伺います(笑)

【2013/3 再訪】

これまで載せたものと被らない料理写真を追加。淡白な鶏ささみと納豆が上手く調和した「ささみ納豆和え」は酒がすすむ味。鳥竹時代は揚げor焼きで選べたと思う「手羽から揚げ」は、今は揚げのみでの提供となっているのかな。お店の名物である「チキンライス」はいつも持ち帰りでしか食べた事がなく、お店で食べたのは今回が初めて。鳥竹時代からこちらのご主人がずっと作っていたんですよね。さすがの美味しさで今回も満足満腹です(^-^)

【2012/11 訪問】

2011年3月31日に惜しまれながら閉店した平塚の名店「鳥竹」の味を受け継ぐお店。焼鳥屋ではなく「鳥料理」のお店です。鳥竹の息子さんという声をよく耳にしますが、それは誤った情報でございやす。いつも混んでいる印象があるので、家が近いという事もあって、天候が悪い日を選んでちょくちょくお邪魔させてもらっています。

個人的におすすめなのが「鳥洗い」です。生の鳥のささみに表面だけ熱を通し、それを氷の上に並べたもの。わさび醤油でいただくのですが、これがもう絶品。見た目の美しさも最高でしょ。同じく定番メニューの「とりわさ」も鳥料理のお店ならではの美味しさ、鳥の旨みが堪能出来ますね。いつもどちらを頼むかで悩んで、結局両方食べるという暴挙に出てしまいます(笑)

また、こちらのお店で外す事が出来ないのは「ももから揚げ」でしょう。注文時に半分にカットするかを聞かれますので、半分でお願いするとハーフカットされて出てきます。最後に頼むべきは、このお店の名物である「チキンライス」です。胡椒を使って味付けがされていて、胡椒多めの辛口で注文される人も多く見受けられます。これも絶対に外せません。どんなにお腹がいっぱいであろうと、最後はこれで〆たいところ。持ち帰りも可能なので、お土産にもおすすめです。

  • 鳥洗い(800円) 2013/8
  • つくね(480円) 2013/8
  • いとこ焼き(540円) 2013/8

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8位

旬菜 せきね (湯河原 / そば、居酒屋、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/03訪問 2013/03/27

酒はしずかにのむべかりけり

口コミのタイトル「酒はしずかにのむべかりけり」は、手書きメニューの中に紛れて飾られていた店主の言葉。料理人人生50年以上という店主は、金田中香港や伊豆長岡石亭の料理長だったそう。以前は同じく湯河原は温泉付き別荘地「万葉郷」の一角で、自宅を改装して始めた蕎麦屋を営んでいた。一時期休業されていましたが、少しの休憩を挟んで、駅前の地に今の割烹スタイルのお店として復活を遂げた。

最初にお通しが三品供される(写真無)ので、まずはそれらをゆっくり味わってから、今が旬と書かれた白子の天ぷらと、定番メニューから手造りカニしゆまい&手造りカラスミを注文。常時30種類以上を数えるという多彩な品書きは、どれも魅力的です。最後はもちろん手打そばで〆たいところ。炊き込み御飯をサービスでいただき、満足いく食事となりました。

白子天ぷら(900円)・・・外側カリっと、中身はトロっと。白子のなんとも心地よい芳醇な味わいが、てんぷらの衣と絶妙な味のハーモニーに仕上がっています。春の味覚の、ふきのとうの天ぷらも。しかし旬の白子は本当に美味ですね。個人的には白子には日本酒、特に辛口の純米が良く合うと思います。とは言え、この日はビールばかりを飲んだのですが(笑)

手造りカラスミ(950円)・・・日本三大珍味の一つであるカラスミ。ねっとりとした塩分の濃いチーズのような味わい。白子で精巣、カラスミで卵巣。酒の肴には最高でしょ(笑)

ところでこちらのお店、ミシュランにて星を獲得しています。湯河原にはミシュランの会長の別荘があるので掲載店舗数が多い、なんて話をよく聞きますが、なるほど。言われてみれば名店揃いの箱根からの選出はないから、そういった関係はあるのかもしれないですね。

ミシュランガイド2013 1つ星獲得
ミシュランガイド2012 1つ星獲得

  • 白子天ぷら(900円)
  • 手造りカニしゆまい(950円)
  • 手造りカラスミ(950円)

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9位

鎌倉みよし (鎌倉 / うどん、天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2013/03訪問 2013/04/05

うどん、天ぷら、日本酒、全てが魅力的

手打の釜揚うどんと和食のお店。まずは天ぷらを肴に日本酒を、とメニューを眺めていると、日本酒が豊富な事に驚きます。なんでも毎月第三土曜に日本酒の会を「全国各地から様々な酒を仕入れ、スタンド形式で飲み放題2500円、しかもうどん付き!」で開催していて、私が行った日がその翌日。余った酒に関しては、売り切れ終了でワンコインでの提供になるようで、普段より品揃えが豊富だったんですね。ちなみにご主人は利酒師の資格をお持ちのようです。

日本酒の会 品書き(※一月)
而今(三重)純米吟醸 千本錦
貴(山口)無濾過生原酒
鳳凰美田(栃木)純米吟醸無濾過かすみ生
いずみ橋(神奈川)粉雪にごり純米吟醸生原酒
賀茂金秀(広島)純米しぼりたて生
花陽浴(埼玉)純米吟醸生原酒
手取川(兵庫)特別純米 瓶燗急冷
屋守(東京)成分無調整生
七本槍(滋賀)純米しぼりたて生原酒
白瀑(秋田)純米生にごり
これが飲み放題とはすごい∑(゚Д゚)

酒肴に活穴子と季節野菜の天ぷら盛合せ、幻魚(げんげ)の天ぷらを注文。穴子の天ぷらは箸がサクッと入る軽快な揚げ具合、衣は薄く油っぽさも感じない。さっくりと揚げられ、中の身はふっくらふわふわで美味しい。幻魚はヌルヌルとした深海魚で、上越・糸魚川地域や富山県の一部でしか食されてない珍しい魚。しかし珍しいから「幻魚」ではなく、誰も食べない下の下の魚という意味で 幻魚と書いて「げんげ」と呼ばれるんだとか。身は思ったよりもふっくらしていて淡白で美味しいのですが、頭やワタの部分はほのかな苦味も感じます。酒が進む味である事は間違いない。

〆に頼んだのは鶏汁うどん。ネギの風味と鶏の脂の旨みが溶け込んだ、ちょっと甘めなつけ汁。手打ちの麺はモチモチとしてしなやか。酒と天ぷらである程度はお腹も満足していたけれど、ペロッと平らげてしまいました。いや、ものすごく満足しました。今度は日本酒の会の時に訪問して酔い潰れたいと思います(笑)

  • 店舗外観
  • 活穴子と季節野菜 天ぷら盛合せ(980円)
  • 幻魚(580円)

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10位

粋や 旬月 (横手 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/09訪問 2013/09/13

CPにも味にも大満足です

行く直前に予約の電話をして訪問。その際に「コースが2,500円からありますが、3,000円や3,500円のコースを頼まれる方が多いです」との説明を受け、3,500円のコースをお願いしました。

◆旬月四宝皿・・・写真一枚目

右上から時計回りに、枝豆の饅頭とジャガイモ、生かすべの煮物、南瓜豆腐と冬瓜と蛸の柔らか煮、お刺身。秋田では「エイ」の事を「かすべ」と呼ぶんです。

◆焼物・・・写真二枚目

マナガツオです。身の張って美味いのが初夏から夏にかけて、ところが俳句の世界では冬の季語になっているという謎。小皿に入っているのは馬刺しです。

この日は彼女を親に紹介する為に帰省していて、まぁ話に花が咲いたと言いますか、酔って記憶には無くともデジカメに記録している私が、普通に写真を撮り忘れました。

◆強肴・・・写真撮り忘れ。横手牛が出ました。

◆揚物・・・写真撮り忘れ。車海老と甘鯛と茄子の天ぷらが出ました。

◆食事・・・写真三枚目。マグロ、メヌケ、関サバのにぎりです。

◆腕物・・・写真撮り忘れ。秋田の郷土料理、いものこ汁が出ました。

◆菓子・・・写真撮り忘れ&記憶無し(笑)

3,500円でこの内容はすごい。CPの面ではもちろん、味にも大満足です。個人的にはもう少しワインの品揃えが充実していると嬉しいかなとは思いますが、実家に帰省する度にお邪魔したい良店を発見しました。

  • 旬月四宝皿
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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