上海では、日本でも有名な2つの店に行ってきました。
【小揚生煎館】★★★★ 呉江路54号
いつも行列の焼き饅頭屋。中国では「生煎」と呼びます。日本では、町田に支店があるそうです。
値段は、8個で4.5元(=4.5元×13円=約60円)。これも激安。
ちょうど
ホワイト餃子の皮でショウロンポウを作ったイメージ。ホワイト餃子のような厚い皮の中に肉汁たっぷりの具が入っています。
熱いので、そのまま食べると舌が火傷します。まず皮をちょっとだけ口でちぎり、スープを吸いながら徐々に皮と具を頬ほおばるのが安全な食べ方。
基本的に焼き饅頭は、どこで食べてもそれなりに美味しいですが、ここのは、他と違って大ぶりで肉汁もふんだん。現地人が並ぶのもうなずけます。
私が利用した呉江路店は、再開発でまもなく閉店の模様。移転先は不明ですが、有名店なので、インターネット等で調べればすぐにわかるのではと思います。
【南翔饅頭店】★★★★
豫園の中心にあるいわずと知れた超有名店。上海を訪れた4回(全て観光)のうち、3回は利用しました。
1階はテイクアウト。2階は庶民向け。3階は注文してから作るという噂の高級店。2階はいつも込んでいるので、3階をお奨めします。日本人にとっては3階でも十分安いです。
ここのショーロンポウは、皮の弾力がなんともいえない。上海でも日本でもチェーン展開している
ディンタイフォンと比較すると、皮は厚め。肉汁は、こっちの方が私の好み。具の食感もプリプリで当然蒸したてです。
ショーロンポウは、作りたて・蒸したてでないとこの味・食感は出せないと思います。その点、この店は間違いなく作りたて・蒸したて。
ただし、蟹入りなどのマイナーメニューを選ぶと時間が経ったものが供される可能性があります。浮気せず、オーソドックスな豚肉のショーロンポーをお奨めします。