トルコに行ってきました。
ギリシャ文化(多神教)、ローマ文化(多神教,カソリック)、ビザンチン文化(ギリシャ正教)、セルジューク文化(イスラム)、オスマン文化(イスラム)、共和国文化(無宗教?)、ありとあらゆる文化がミックスされた文化としては、トルコエリア(アナトリア地方といったらよいでしょうか?)は、他の追随を許さないのではないでしょうか?
そんなトルコの料理もやはり、これまでの歴史に裏打ちされた、実に幅広く、奥の深い料理といえるのではと思います。
特にエーゲ海沿岸は、地中海系料理が多い。景色もオリーブ畑や果物畑が頻繁に観られるイタリア南部やスペインの景色とよく似ています。
●オリーブ
オリーブを多用します。特にオリーブは、スペインに次いで生産量世界第2位。イタリアよりも多いのです。身は勿論、オリーブオイルは欠かせない。
●シーフード
特に魚はシンプルな塩焼きでも十分おいしい。
●トルコ風ピッツァ
イタリア同様、生地も様々なものあり。私達は薄地の生地で作ったミートピッツァを食す。これは美味。ひき肉の旨みが際立っています。
●ヨーグルト
ブルガリアが起源だとは言われていますが、ヨーグルトの語源は、トルコ語。ヨーグルトといっても、その使い方は、日本と違って幅広い。スープにも使うし、煮込み料理にも使います。この場合は、砂糖などは使わず、塩をベースにした味となっており、これがなかなか日本人にはつらい。食べ慣れれば美味しいのでしょうが。。。
そのほか、写真に掲載した前菜は本当においしい。ラタトゥイユ的なものから、メキシコ料理のサルサ風の味付けの野菜の和え物、味のないヨーグルトの練ったものなど、どこか食べたことあるものとどこでも食べたことないものが渾然一体となっている点が非常に面白い。
トルコ料理、新しい発見です。