10回
2022/04 訪問
究極のソースを味わえるフランス料理
すでに6回目の利用ですが、本格フランス料理は久し振りで、リーズナブルに利用したい時は迷わずこちらシェイノ系列のポンドールイノ[黄金の橋(=日本橋)のイノ]。これだけの料理を素晴らしい環境とサービスで、このお値段で味わえるのは今の所、ここをおいて他にはないと思います。
とはいえ今回は、記念日で料理はエキストラ価格の発生する料理をふんだんに頼んだので、単価は16,000円ぐらいになりましたが、グループ店のシェ・イノのスペシャリテ「マリアカラス」を選択した上での、ということですから、この値段でも本当に驚きの価格ではないかと思います。
前菜:ホワイトアスパラと巻き海老とモリーユ茸。エキストラ価格でしたが、これに空豆をあえて季節感たっぷりの逸品。ノーマルメニューの鳥取産ギンギン鮭も半生状態の鮭にパリパリの皮の組み合わせで、これも美味なる逸品。
魚のメイン:鳥取の伝助アナゴを鱧のように骨切りしてフワッと揚げて仕上げた料理。というか骨切りしないとこの穴子は食べられないそう。これに、京橋シェ・イノの創業者、井上旭シェフのスペシャリテソース、アルベールソースをたっぷりかけて食するという何とも贅沢な料理。このアナゴ、相当な極太穴子でなかなか出会えない逸品。そしてアルベールソースは、究極のフレンチを体現するソースで何とも濃厚で香豊かなソース。これぞフレンチという感じ。
そしてシェ・イノのスペシャリテ「マリア・カラス(仔羊のパイ包み焼き)も2名以上から、たしかプラス3,500円の単価でいただきましたが、やはりこれもフォワグラとトリュフの香りと旨味が合わさった究極のペリグーソース。
最後のデザートワゴンでは、濃厚なチョコのテリーヌは外せません。きめの細かなこのチョコは、チョコ好きなら間違いなく唸るようなチョコで、バレンタインの時も別途テイクアウト可能。
以上、今回も期待を上回る料理群で至福の時間を味わうことができました。
2022/04/27 更新
2018/11 訪問
網で捕獲する鹿だそうです
今回も12,000円のコース(税込。サ別)で利用いたしました。4名で伺い、ソムリエールお任せした赤白ボトル計2本+ミネラルウオーターを注文し、おおよそ一人当たり2万円となりました。スムーズなエントリーとともに、丁寧なメニューの説明は、いつも通りで気分をワクワクさせてくれます。
モダンフレンチももちろん美味しいのですが、雰囲気やサービス含め、クラシックベースのフレンチも捨てがたい。今回は、冬の味覚満載での本格フレンチです。
◆松葉ガニのタルタル
松葉ガニの甲羅の上に松葉ガニのカニ肉・うににトウガンやビーズ、カリフラワーなどの各種野菜がトッピングされ、松葉ガニフレンチ風の日本らしい冷製の料理。
◆フォワグラのポワレ ユリ根のクロケットとともに
フォワグラとゆり根のクロケットは、那須でも食べましたが、全く別物の料理でした。こちらはゆり根のクロケットの上にポワレしたフォワグラを載せて香り高いトリュフと合わせて食べる料理。粘性の高いゆり根のコロッケに香り豊かなフォワグラの組み合わせでこれもフレンチらしい王道の味。
◆石垣島ヤイトハタ(ミーバイ)
石垣島で二年かけて養殖されたという高級魚ミーバイを松茸や蕪を入れ、ハマグリのエキスとともに密封されたパックの中で調理された料理で、独創的かつ香りとミーバイの食感が素晴らしい逸品。密封されているので、ハサミで開けてくれた時の香りが広がる感じは、この料理の魅力ですね。
◆鹿のロースト 鹿のコンソメソース
因幡じろうさんの鹿は、散弾銃等で獲るのではなく、網で獲るそうです。そして屠殺の方法が極上なのか、ドリップがほとんど出ないそうです(シェフ談)。
鹿というとローストでのピュアな赤肉のイメージなのですが、この鹿は粘りのある肉質で、ちょっと今までの鹿とは食感が違う印象。噛めば噛むほど味が出てくるような感じのお肉です。これをごぼうなどの野菜とともに濃厚なソースで味わいます。
◆和栗のクリームを使ったデザート
抹茶の粉をかけて、食べるマロンクリームとバニラアイスの組み合わせ。これは王道の味で栗の味が際立っている。
やはり今回もしっかり楽しませていただきました。
2018/12/02 更新
2018/05 訪問
ディナーも期待通りのレベルの高さ
友人より、リーズナブルな価格で本格的なフランス料理を体験したいということで迷わずこちらポンドール・イノを3名で予約。料理とサービスは期待通りのレベルの高さでシェ・イノの系統を受け継ぐソースの美味さは特に際立っていました。
■料理・味
コースはいくつかありましたが、メニューをみますとフランス料理ならではというメニューは、税込サ別の12,000円のメニュー。
「アミューズ(地鮎のフリット他)」「ホワイトアスパラソテー」「フォワグラのポワレ」「アイナメ低温ロティ」「子羊ロースト」「デザート」「茶菓子」という王道メニュー。デザートは、ティラミスの再校正、びわのジュレ、グリーンピースの各種取り揃えとデザートだけは変化球系。これにビール小瓶3本、白ワインボトル1本で計56,050円とこのメニューのディナーにしては、とってもリーズナブルでした。
ホワイトアスパラは期待通りの食感。ホタテフリット、トマトの他、グリーンともかけあわせた複雑系。フォワグラは、とうもろこしとうまく組み合わせたマデラ酒のソースで、フランス料理ならではの旨みが凝縮した一品。アイナメは、生加減と火の入り加減のファジーな感じがロイヤルソースというこれもまた複雑系ソースと相俟ってこれもフランス料理という一品。お肉は見事なピンク色の子羊。
この後、デザートに茶菓子にコーヒーと降るスペックメニューで終了です。特に茶菓子のマカロンは、薄い皮の食感と濃厚な味わいが私好みで最後のご褒美でした。
■サービス
さりげなく素敵なサービスですね。お客さんに気づかせさせずに、ちゃんと気配りしている点は、さすがプロフェショナル。いわゆるグランメゾンよりもレベルが高いのではと思わせる、給仕の仕方や気配りで、2回目の利用でディナーは初めてだったのですが、今回が特に好印象でした。
ご馳走様でした。今回も他の方にも安心して薦められる素晴らしいレストランでした。
2018/09/16 更新
2017/07 訪問
雰囲気・サービス・料理共に本格派なのにリーズナブルなフレンチ「ポンドール・イノ」
真夏のフレンチ、第2弾ということで、日本橋室町のポンドール・イノに行ってまいりました。
ここはいいですね。明るく開放的かつ豪華な雰囲気の中で本格フレンチらしいサーヴィスに基づき、手の込んだ本格派で、これぞ「フランス料理」と言わざるを得ない最高の料理が味わえるレストランでした。
◯料理・味
3名で伺い、私はメニューD(税込5,940円・10%サービス料別)の前菜+魚+肉+デザートワゴンで、通常のフレンチにあるアミューズ(先付け)とミニャルディーズ(茶菓子)はありませんが一皿あたりのボリュームがマックス値で十分なため、お腹的には、デザートワゴンの時点でお腹いっぱい状態でした。
前菜は、鮎の炭焼きにヴィネグレットソース。これにきゅうりや固めた粉チーズに鮎のパテを加えた、実に日本的なのにフランス的料理で、これは文句なしの絶品。ふわっとしてこんがりの、ほんのりとした香りの残った鮎にサクッとしたチーズ、カリッとした中骨(素揚げしたもの)、そしてさっぱりとしたきゅうりが、口の中で程よく調和するのは、本格フランス料理ならではですね。
魚料理は、甘鯛(グジ)の松笠揚げにトマトのラタトゥイユ的ソース(ロイヤルソースというらしい)を絡ませで揚げたてのオカヒジキを載せる。サクッとしたアマダイの衣とふんわりとした白身に濃厚でソース。これは、しっかりした料理で重厚感抜群。
肉料理は岩中豚をじっくりグリルしたというボリューム満点のお肉にエシャレットソース。綺麗なピンク色で、弾力のある豚肉。最近牛肉よりも豚肉の方が気に入ってしまっているので、肉フレンチは連チャンで豚肉です。
デザートワゴンは、プリン、パッションとマンゴーのムース、ガトーショコラ、レモンのタルト、イチジクのタルトだったかな。プリンはしっとりとした大人のプリン、ガトーショコラは砂糖の抑えめにしてカカオの味が際立つ。レモンのタルトは、ホワイトチョコと生クリームの濃厚さえおさっぱりとしたレモンに合わせてさっくりとしたタルトで味わう。
◯サーヴィス・雰囲気
食器類は、レイノーオンパレードで、実に素敵。カトラリーはエルキューイの銀食器でいかにもの品揃え。
給仕のメンバーは3名で、皆様もれなく、フランス料理らしい落ち着きと淑やかさで素晴らしい。切れ目のないサーヴと程よい気遣いで、満席状態にもかかわらず、バタバタしていない点も素敵です。
店内は、窓が大きく、天井高高く、気持ちの良い空間。かといって、ライトな感じではなく、落ち着いた重厚さも持ち合わせている本格フランス料理店らしい佇まいです。
2022/04/27 更新
今年3度目のポンドール・イノ。
4名で伺い、17,000円のコースにマリアカラスメイン3800円プラスに各種アルコール、そしてショコラのお土産2点計3,830円で、二人分換算合計61,120円でした。したがってお土産除くと単価28,645円と3万円以内に収まりました。
10回目のの利用ですが、安定しているし、やっぱりソースが際立っている。日本の食材を完璧に使いこなしつつ、ちゃんとした本格フランス料理をリーズナブルに味わいたいなら、間違いなく現時点ここが一番のフランス料理だと言えます。
メニュー
アミューズ:炭火焼きしたは鰆を生姜香るチミシュリソースで
前菜 :能登産 加能ガニの冷製 カリフラワーのムースとともに
魚メイン :香ばしくあげた”リ スフレ”を纏った白甘鯛サフランソース
肉メイン :子羊のパイ包み焼き マリア・カラス
デザート :アマゾンカカオ香るクレープスフレ 秋の装い