『写真』girffith500さんの日記

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グリの食の放浪記

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食を伝えるためには写真は欠かせないものだ。
店名を聞いたあと、どんな感じのお店なんだろうと考える。
誰かにいろいろと言われても今一伝わらない。
やはり百聞は一見にしかずなのである。

食を綺麗に取ろうと思うと、光とホワイトバランスと明るさ、その上で構図だと思う。

光は基本的に逆行、目の前に光を持ってくる。
食べ物の光沢を表現するには反射を利用するのである。

ホワイトバランスは食べ物をそのままの色彩で伝えるためには最重要項目だ。
でも、窓際などでは室内光と外光のミックスとなり、悩ましいことになる。

明るさ、食べ物を撮る場合には基本的には+1/3ev~+2/3evだと思う。
暗いと発色が悪く、食欲をそそらないのである。

構図、食べ物を斜め方向から撮ることがあっても、水平が基本。
人が食するのに、自らの首を傾けて食を見ることはないのである。

余裕があれば、なるべく食から離して望遠で撮る。
望遠だと歪曲が減って、折角の器の形が歪まず綺麗に写るのである。
でも、立って撮るぐらいにしないと歪曲が減らないので、なかなか難しい。

だが、一人で食しているわけではないので、自分と一緒に来ている仲間うちを始め、
回りで食している方々、飲食を提供しているお店に不快な思いや迷惑をかけないと
いうのは、一番の基本で重要なことである。

ところで、どこかに一眼レフを手に入れたという人が居て、斜めに傾けた写真ばかり撮る。
そして、開放ばかりで食の全体にピントが行き渡らず、何だか良く分からない絵である。
その上、口コミに同じような写真を並べて埋め尽くしているのだから、困ったものである。

今日は最後の3行だけ、言いたいのはw
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