yasukawaさんのマイ★ベストレストラン 2014

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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今年は最初から最後まで沖縄出張だったので(まさか1年居るとは思わなかった)、あんまり外食しなかった。
どちらかというと会社帰りに寄れる店とか、そっちのほうが利便性が高く感じた1年。

マイ★ベストレストラン

1位

桝形 (第一通り、新浜松、遠州病院 / 日本料理、すっぽん)

3回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2016/01訪問 2021/07/25

五輪だから、積み重ねた技術と丁寧な仕事の特別な懐石コースを食べる

料亭(懐石料理)のお店「桝形」。創業明治24年、100年以上続いている老舗中の老舗。浜松の飲食店の中でもリーダー的な存在のお店です。
系列店の方の「凡猿」には定期的に行っていたのですが、そろそろ特別な料理を食べにいきたい、オリンピックだしね、と自分に言い聞かせて高級店を予約しました!2年ぶりくらいになるんでしょうか、めっちゃ楽しみ!

オリンピック開幕式の夜に伺ったのですが、街中の駐車場はいっぱい。
東京では宣言中で飲食店が自粛を強いられる中、経営難に陥る店も多いと思うのですが、少しだけ安心はしました。
ウイルス対策をちゃんとしている店も多いので、自らの行動を気を付けつつ、経済活動をしていきたいですね。

桝形は料亭なので懐石料理が美味しいのですが、天ぷらもめちゃくちゃ美味しいです。
迷った挙句、両方を合わせた特殊なコースにしてもらいました。

名前入りのお品書きが、めちゃくちゃ嬉しい。
スペシャル感が増しますね。

どうまん蟹、ウニ、キャビアなど、贅沢の限りを尽くしたような先付。
最初っからこんな高いレベルなの?と思わずにはいられない。
そして地元の「浜松産」にこだわっているところが、また”粋”なんですよね!

続いては小鉢っぽいもの。いろんな味が楽しめて嬉しい。
ほおずきサーモン、寒天寄せ、バイ貝、等の高級懐石料理に出てくる品々。
カステラ玉子はすっぽんエキスが使われていて甘みがすごい。

赤むつ。l高級寿司屋さんでも食べたことのない脂ののったトロで、とろとろ。
舌の上で溶けるとはこのことだと思います。こんな良い赤むつのトロは食べたことない。
質も良いと思うのですが、何より新鮮なんだと思います。

ワサビは目の前でおろしてすぐに出してくれます。
このワサビがまためちゃくちゃ美味しくてそのまま食べたいくらい。

すっぽん塩鍋。
お店は醤油が自慢とのことですが、あえて塩で、とのこと。シンプルに塩にした方がすっぽんの美味しいエキスが味わえるとか。

出汁のスープがめちゃくちゃ美味しい。
なんていうか、こだわりで何時間も煮込んだ美味しいラーメンのスープというか、それくらい美味しい。
生姜で味が調えられているのですが、白ネギにもあっていてこれでご飯が食べたいくらい。
お皿の底まで舐めまわしたいくらい美味しいです。

ここから天ぷらが始まりました。
目の前であげてくれて出してくれるカウンタースタイルで、新鮮な食材を熱いうちに食べさせてくれるので、めちゃくちゃ美味しいです。

まずは車海老のあたま。
カリカリしていて美味しい。

本体(?)の方。こっちはぷりぷりしていて美味しい。
海老ってこんな風に部分で楽しむものなんですね!

塩も3種類(トマト塩、お茶塩、すっぽん塩)と出してくれて、大将がどの塩で食べるのが合うか教えてくれるので知識がなくても大丈夫です。
そして塩と合ってめちゃくちゃ美味しくなるのが不思議。
世の中にソースやドレッシングがあるのが不思議に思えるくらい美味しいです。素の食材が美味しいってほんとすごい体験です。

アスパラガス、しゃきしゃきです。
アスパラガスって苦手な部類だったのですが、これ食べてめちゃくちゃ好きになりました。甘くておいしい。

太刀魚。身がしっかりしているイメージですが、箸でほろりと。いや箸がとまらないですね。

大根の鬼おろし。僕はお酒を飲まないので習慣がないですが、前回感動するくらい美味しかったのこれ。
大根が甘くて美味しいのです。

つゆに入れて天ぷらといっしょにいただくのですが、出汁の美味しさもあってすごい進む。
大根だけでもエンドレスで食べ続けられる。大根ってこんな美味しんだって改めて思った。

アオイリイカ。ちょっとレモンしぼっていただきました。すごい深い味わい。

まいたけ。キノコ苦手であんまり食べないのですが、ここの天ぷらで僕は克服済です。
まいたけの天ぷらおいしい。

生岩牡蠣。食べるのを避けてきたので見分けられないですが、めちゃくちゃ良く新鮮な牡蠣とのことです。
そして、この季節の生牡蠣は当たりにくいらしいです。板前さんの知識、すごく勉強になる。

オクラ。上手にうすく天ぷらにしてあってすごい。

はも。目の前で骨を切るのをやっていて、技術の凄さを感じる。

しいたけ。これも豊潤で美味しい。

うなぎ。うなぎの天ぷらってあんまり食べたこと無いですね。
タレのも美味しいけど、これはうなぎの素の美味しさがわかる。なんでタレの味をつけちゃうんだろ?ってなります。

とうもろこし。大好物。
系列店の居酒屋「凡猿」の方でとうもろこしのかき揚げめちゃくちゃ食べるのですが、ほんと甘くて美味しいです。

かぼちゃ。低温でじっくりと加熱していくと甘みが増すんですって。
ケーキみたいにふわふわでとろける甘さです。スイートポテトをこえるんじゃないか。

とうもろこしの衣を使った天ぷらをやる予定っぽかったですが、急遽スープをもらいました。
牛乳を使ってないらしいのですが、クリーミーで甘くて美味しい。
つぶつぶの食感も良いですね。

峯野牛のステーキの天ぷら。これもあんまり食べたことないけど、もう間違いなく美味しいにきまってる。
脂がとじこめられて、中は赤くてジューシー、外は香ばしさがあってすごく良い。海苔も合いますね。

天竜川の鮎。
まな板の上で飛び跳ねてるというか、今まで水槽にいたやつを目の前で捌いてくれました。
僕は今までこういう姿そのままのやつを食べるのが苦手なのですが、これは頭からいけました。
頭の部分とか苦いと思っていたのですが、これは普通に美味しくて、魚ってこんな美味しいんだって思いました。
なんか無人島で生きていけそうな、そんな可能性すら感じましたね(僕は捌けないけど)。

甘鯛の骨蒸し。
懐石料理だと鍋が定番ですが、夏の暑い時なので、こういう形にしてくれたみたい。
魚料理に慣れていない僕には箸の使い方すらよく分からないのですが、普通に食べ方を教えてもらいました。
鯛って美味しいですね。

伊勢海老のリゾット。
ご飯の部分を何にするか悩んでくれたようですが、一番美味しく食べられると選ばれたのがこれ。
コース終盤で少しお腹もいっぱいになってきたのですが、食べ始めたらもう止まらなくて物足りないくらい食べました。
伊勢海老の濃厚な旨味もそうですが、ご飯や味付けの部分が丁寧なんでしょうか。とにかく美味しかったです。
付け合わせの味噌も美味しかった。

最後にデザート。
季節のフルートとしてシャインマスカット、マンゴー、白桃。そして三ケ日ミカンのアイス。
どれも普通に甘く美味しくて間違いが無く、品質を気にして選びまくったものなんだろうな、と思います。

お茶の色、めちゃくちゃキレイだった!
料理もサービスも最高だった。
また来月いきたい。

僕の所得では普通は手に届かない高級店なのですが、やっぱりたまに行くとヒエラルキーが分かるというか、違いが再確認できますね。
値段というより、食材の質や積み上げた技術、丁寧な仕事。いわゆるプロの仕事です。
僕もプロとして、自分の仕事が他人に認められるようにちゃんとやろうと再確認できます。

http://www.masugata.jp/


リブートした百余年の老舗料亭「桝形」来週から新装開店グルメ和食2020年11月14日 12:56

日本料理「桝形」が新装開店するとのことで、レセプションを兼ねた前倒しの食事会に行ってきました!
来週月曜日、11月16日からリニューアルオープンするそうです。

料亭に分類される高級なお店なので、特別な日に行きたいですね。
着物の女将やスタッフの気遣いも丁寧で、大人の味と雰囲気に酔えます。
 

場所は凡猿と同じ桝形ビルの上階になります。完全予約制なので、エレベーターで上がるのですが関係ない人が入ってこないようにするために通常時はエレベーターがお店のあるフロアに止まらないようになっているそうですが、まだ新装オープン前だったからかも。この時は、まず凡猿の店の方に入って店員さんに案内してもらうという手順になるとのことでした。

お店の中はテーブル席とカウンター。
天ぷら懐石の場合はカウンター席のみだそうです。

テーブル席は個室になっています。
お座敷ですが、テーブルなので楽です。
窓の外には有楽町の眺めが見えます。周囲はビルですが、夜景をこの高さから見下ろすことがあまりないので気持ちいいですね。

個室ですが、アップライトでのライティングで天井に陰影ができていて、とても綺麗。

今回はてんぷらも頂けるとのことで、カウンター席。
少し背の高いバーカウンターのようなシートでしたが、クッションも高級でひじ掛けもなんだかふんわりしていて居心地の良い座席でした。

先付け。
味も細工も丁寧でこれからの料理に期待感があがります。
普段食べられない見事な料理です。

コラーゲンたっぷりの、すっぽん。
美味しい出汁みたいな味なのですが、聞いたらすっぽんの味なんですって。すっぽんってグロテスクで敬遠されがちですが、めちゃくちゃ美味しいです。ちょっと衝撃的でした。美容と健康にも良いのでこれから積極的に食べていきたいですね。

フグ刺し、お刺身。
あまり聞かない魚の名前もあり、勉強になります。
すごい新鮮で美味しいのは、早朝から釣り場で店主自ら仕入れて状態が良いのを大事に運んでくるからだそうです。通常の流通ルートを通らないので、素材の品質が良いのですね。料理は準備段階からですね。

焼き物で、ブランド豚や鰻など。鰻の白焼きにワサビで食べるの贅沢で好き。

牡蠣にゆばを和えたものだtったと思うのですが、甘くて美味しかった!

いくらに蟹肉のカクテル。いくらが立派!

ここから天ぷらです。
伊勢海老には金粉がのってて高級…!そしてインスタ映えMAX!

3種類の塩を好みで使って食べるのですが、迷ったら店主がおすすめの塩を教えてくれます。
岩塩とお茶の塩とすっぽんの塩だっけ? おすすめはすっぽんの塩で旨味がすごいです!

大根。天ぷらにたっぷり乗せて食べるのですがめちゃくちゃ美味しい。大根ってこんな美味しいんだというくらい美味しい。なんなら最後の方は大根だけおかわりしながら食べてました。

このつゆに天ぷらを浸して、大根をザクザクかけてかきこむのです!この食べ方良いな。

魚の皮の部分も僕は苦手なのですが、皮ってお菓子みたいで美味しいんですね。

揚げたての海老をすぐに食べられるように原宿スタイルで渡されたりもして楽しい。

いろんなものを次々に出してくれるのですが、写真に撮り忘れてます。食材は店主が丁寧に教えてくれます。
出てくる料理に合うお酒の銘柄を教えてくれるので、お酒と料理のマリアージュが楽しめます。
詳しくないので名前を忘れたけど、幻の銘酒と呼ばれるお酒も出てきてびっくりしました。

いちじくの天ぷら美味しかった・・・たらふく食べたい。

普段は魚のしっぽは食べないのですが。しっぽまで美味しく揚げられてるので食べてしまいました。本当にお菓子です。

〆はすっぽん雑炊か茶そばか選べるとのことですが、散々迷ったあげく雑炊にしました。ここの雑炊は食材が良いから出汁がきてて雑炊が美味しいんですよ。

最後にデザート。熱くて甘い大学芋に冷たいアイスクリームのコラボレーション。
最後まで気を抜けずに美味しい。

僕の所得だと少しハードル高めなお店になるのですが、ここぞという特別な時に利用したいですね。


僕の人生であんまり料亭って行く機会もないのですが、お財布と相談しつつも勇気を出して行ってみました。
非常に雰囲気が良く、外商の人たちが商談でよく使うというのも頷けます。

「カウンター席」か「個室」、どちらでもと言われたので、カウンター席に。

以前までだったら必ず個室にしてたんですけど、最近はカウンター席にするようにしています。

料理人の人たちと話をしたり、料理についての想いを聞いたり、そういうのが大切だと思うようになりました。
街中の飲食店の人たちも、それぞれ浜松市街地の現状をなんとかしたいみたいで、色々と考えているみたいです。
僕も「街中活性化」と口だけで言ってるようにはならないように、自らも週末は街中に行こう、と強く思うようになりました。有言実行大事。

お刺身盛り合わせ

非常に丁寧に造っていただきました。どれも新鮮で美味しいです。
老舗という歴史の重みは食材にもこだわりがあり、漁師の方と直接契約しているそうです。
つまり、東京の高級店に流れてしまうような(←高く買い取ってくれるので)一番良い魚を譲ってもらえるのです。
地元を愛し、地元から愛されるようなお店でないと、なかなかこうはいかないですね。

サラダ

ここから先は、写真だけ見ても美味しさが伝わるかと思います。

もずく

イカそうめん

↑これかなり美味しい。ツルツルいけます!

桝形まんじゅう

名物だというのでどんなだろうと思ったけど、じゃがいもで再構築した中に、たまねぎやバターなどが入って本当に北海道はでっかいどーです。

天ぷら

茄子を中心にいろいろもらう。
美味しい茄子を食べてからナス好きになりました。

食べたい食材をいえば、なんでも作ってくれるそうです。素敵。

鴨の肉だったと思います。

スッポンの入った茶わん蒸し

牛肉。
焼き方に特徴あったので焼き方聞いたら「企業秘密」とのことでした。
網目ないし、串を通した後もないので不思議なのですが。
軽くあぶってオーブンで熱を通して焼いたりとか、いろいろ手間かけてそうですね。

茶そば

女将が「おすすめ」と言ったので。
確かに美味しい。仕事のプレッシャーでやられている胃にも優しいです。

女将さんはちゃんと着物を着て、優しそうな人で、気遣いも素晴らしく、ゆったりと楽しい食事をさせていただきました。
食事中は雰囲気作りも大切だとは思うのですが、くっつきすぎず離れすぎず、本当にリラックスして食事ができました。
おだやかな笑顔の素晴らしい女性を、久しぶりにみた気がします。

デザート

メロン、ぶどう、桃のシャーベットに、アイス等。新名物の「すっぽん生キャラメル」もついてきます。

料理のひとつひとつが丁寧で質が高く、これが料亭なんだ、と感じたひとときでした。

ファーストフードや格安チェーン店のレストランが増える中で、本当の食べ物の美味しさや、自分が住んでいる地元浜松でとれる食材というのを知るということは、自分の人生にプラスになることだと思います。
ハンバーガーやカレーが好きで美味しいというのも否定しないですが、旬の食材・本物の食材というのは、生命の大切さを知ることと同じで、他の人にもぜひ食べてほしいです。

自分に子供がいたら、この料理で育ってほしい、浜松を知ってほしい、と心から思います。

バブルの時代ならお得意様の接待に企業が使用するイメージだと思うのですが、特別な日に、大切な人に、常日頃の想いをこめて心のこもったサービスをしたいと思うなら、このお店がベストな選択だと思います。

すっぽん生キャラメル

お土産にできるというので、購入。
ちょっとお洒落な木箱風の入れ物に入っています。お土産に最適。
父母にプレゼントしたけど、あんまり褒める人たちではないのだけれど、かなり美味しいと喜んでいたので、相当美味しいのだと思います。
ちなみに「すっぽん」なので、かなり元気になれます。元気ない時にオススメ。
気が付かなかったけど、今レシート見たら、少し安くしてくれてた。ありがとうございます!

料亭の雰囲気も堪能し、美味しい料理に舌鼓をうち、街中活性化への想いも聞けて、なんだか充実した1日でした。

お値段、29,780円ナリ。
ごちそうさま。

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2014/09/19 追加
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http://yasukawa.hamazo.tv/e5627653.html

街中の老舗懐石料理の店「桝形(ますがた)」へ行ってきました!

このお店は由緒正しい100年以上も続く高級店なのですが、僕のような未熟な人間でも受け入れてくれるありがたいお店です。
とにかく食材が美味しい! 経験豊富な職人が目利きによって、その日の市場で仕入れた旬の食材をお皿に出してくれます。生簀でさっきまで生きていたものを出してくれたり。
浜松産の食材にもこだわっているので、味付けではなく食材の美味しい食べ方や旬のものを教えてくれるので、なんというか「浜松に住む人として浜松と一体になれる」そんな感覚にもなります。

そんなお店が、新たに「天ぷら懐石」をスタートさせたと聞き、さっそく食べに行ってきました!
天ぷら懐石ですが、コースで1万円というお値段設定。高級食材の天ぷらをこれでもか! というぐらい食べられる贅沢なコースです。松茸、アワビ等、高級食材が次々に出てきます。

大切な人と、大切な日に、一緒に楽しんで想い出にしたくなり料理ですね。


まずは、お刺身の盛り合わせが出てきます。
これだけでも、すでに美味しい。

いろんな魚の美味しいところを楽しめます。
舞阪産生しらすも最高!


天ぷらが始まる前に、もう一皿、焼き物が。
金目鯛の西京焼きです。キンメですよ、金目鯛。上品な味付けが鯛とあってて奥深い。

横にある黄色いのは、栗と芋を合わせたものだそうです。
この色がまた、和風の雰囲気を出していて、お皿の上が世界を作っているのですよ!


こんな感じで、目の前で捌いて作ってくれます。
職人さんの技を愉しむのもいいのですね。
生簀から出したばかりの海老などもビッチビチしながら料理されていきます。

目の前のお皿に、揚げた品を1品ずつ置いていってくれるスタイルです。
食材の説明もしてくれるので、ビギナーにも安心。

天ぷら懐石のコースですが、このようにカウンターでふるまってもらうので、カウンター席の4人ぶんしか席がありません。
少ない席を取り合うことになるので、念のため予約した方がいいかもですね!


まずは最初に天ぷら! 車海老の前脚。
こうして食べるの初めてですが、香ばしくて食感もパリパリした感じで、なかなかいいですね。

やけに香りがいいな、と思っていたら、油を良いものを使っているので、その香りだそうです。
とにかく隅から隅までこだわったこの天ぷら、みんなにも食べてほしい。


次に本体。
ぷりっぷりでふわっふわで美味しい! 揚げたてで濃厚な海老の美味しさが味わえます。

ちなみに天つゆではなく、塩でいただきます。


次は、鱧!
2つあるのは、塩で食べる用と梅肉で食べる用。
好きに食べてもいいのはもちろんなのですが、こんな風に美味しい食べ方の提案までしてくれます。
この鱧は柔らかく細かい骨のいやらしさもなく、食べやすい!
これみんなに食べてほしい。


目の前には、ありとあらゆる高級食材が出番を待ち構えています。
そういえば「桝形」は今でこそ老舗割烹料理のお店ですが、スタートは天ぷら屋さんだったそうです。

『カルメン故郷に帰る』とか『二十四の瞳』とかで有名な、浜松が生んだ名映画監督「木下惠介」さんが通ったお店で、木下監督は「白魚のかき揚げ」が大好物だったと記録されています。

(ソース)木下家の食通息子 | エピソード 木下惠介生誕100年|松竹株式会社(公式)
http://www.shochiku.co.jp/kinoshita/content/episode/06.html

ちゃんと文献にも「桝形」と残ってる!
そんな天ぷらが、100余年の時を超えて目の前にあるのですから、大興奮。
偉大な名映画監督が愛した「白魚のかき揚げ」、大きな仕事の前には僕も食べさせてもらおうかな。良いクリエイティブができるかも!
クリエイター必見の、浜松名物料理になるかもですね。


櫨。
魚の違いがなんとなく分かってきた(気がする雰囲気)


銀杏。
あんまり好きではない食材なのですが、これ食べて普通に美味しい!
苦手な食材をまたひとつ克服できてしまった気がする。


白ゴーヤー&アスパラ。

アスパラは甘かった!
白ゴーヤーは不思議に最近食べ慣れている気がするけど。少し苦みがあるけど、普通のゴーヤーよりは苦みが微量でさっぱりしている。
白い種類は新種ではなく最初からある種類で、沖縄では緑が主流ですが、台湾では白いゴーヤーの方が多く流通しているそうです。


紋甲イカ。深みのある味。


太刀魚。
身が締まっていて力強い。

(写真無し)
穴子。
ぷりぷりしていて美味しい。タレの印象が強いけど、こうして食べると普通に美味しいですね。


鮎。まるごと1本。
頭からかぶりついても柔らかい。苦みもなく身が甘い。


ピーナッツの豆腐。沖縄のジーマーミー豆腐ですね。
山葵だけで食べます。
これ本当に美味しかった。1ダースくらい欲しい。

そしてラストスパートで、高級食材のステージへ。


松茸。
目の前で調理してくれるので本物に決まってるのですが、なかなか感動の瞬間ですね。
香りを愉しんで、とのことです。


このへんから、写真が分かんない。
そして興奮して撮ってないのがたくさんある。

(写真なし)
料理は、イチジク、カマス、なめこ、サンマ、アワビ、黒むつ、です。


車海老の脳をオオバで包んだもの。
オオバも海老も苦手なんだけど、普通に美味しい。


伊勢海老。
結構大きい部位。さすがのおいしさ。揚げたてホクホク、ぷくぷくプリプリです。

(写真なし)
ラストに、海苔を巻いたウニ。


締めに、「かき揚げうどん」+「天丼」「天ぷら茶漬け」の3種類から選べるそうです。
3人で行ったので、別々のものを注文してみました!


かき揚げ+うどん

さっぱりしたかったら、これですね!
確かうどんも美味しいのを仕入れてたはず。


天丼。

味付けが上品でくどくない。少しもの足りないかな、と思ったら、この1品が丁度いい。
食べやすくて箸が進みます。


天ぷら茶漬け。

さらさらといただけて、ボリューム感もあり。迷ったらこれですかね。

どれも食べたいくらいで本当に迷ってしまいますね!


最後はデザート。
三ヶ日みかんのシャーベットでした。
さっぱりしていて、最後に相応しい一品。喉ごしもすっきりです。これも美味しい。
量的にも大満足です。

こんな感じで、高級食材のオンパレードを天ぷらで楽しむ、というコースです。
1万円という値段設定が高いとみるか安いとみるかですが、安いに決まってます!
一生かけてお目にかかるような美味しい高級食材が一気に楽しめちゃうわけですよ!
しかも老舗の料理長自ら、腕を奮ってもらえるんですよ!

ということで、来月もう一回食べに行こうと思います。
これでまた仕事を頑張れます!

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(↓2014/10/29追加)

浜松にいらしたお客様が帰り際に「鰻の美味しい店ってどこですか?」と聞かれることも多いのですが・・・。
うなぎ屋さんって、夜遅くまでやってないので、会社帰りくらいの時間帯に行くのが難しいのですよ!

という理由で、もんもんとしていたのですが、自信を持っておすすめできるお店があったのでご紹介。
そのお店とは。

老舗の割烹料理のお店の作る「うなぎ」!
それだけでも美味しそう。

こういう高級料亭のお店では、職人さんが認める美味しい食材が入らない限りメニューに出さないので、はずれは絶対にありません。
この鰻も相当の良いルートから仕入れたようですが、それをオーナーシェフである大将自ら捌いて蒸して焼いてくれるというのですから、これはもう期待感バリバリです。
日本料理の料理人って、包丁技がすごいから、なんでもできるんですって!


で、いつもはカウンターなのですが、お客さんで繁盛していたこともあって、個室に移動。


たぶん僕は桝形さんの個室で食べるの初めてだと思います。


まずはいつも通りに、小皿から。
丁寧な仕事でいつも美味しい。最近ここで食べる塩辛のおいしさに目覚めました。
まじいくらでもいけますよ。


というわけで、うなぎ実食。


この太さ! 大きさ! すごく立派。料亭のテーブルに出されるに相応しい、堂々とした姿です。

見ての通りの、天然ものと見間違うがごときの大物ぶりのぷりぷり感。
僕クラスが食べていいのかと神に問いたいくらいのクオリティです。

口に含むと、優しく豊かな甘さが広がり、食べ応えがあります。
身がぷりぷりとしていて厚く、なかなか食べたことのないような立派なもの。

味付けは、通常のうなぎ屋のように甘くなく、上品な甘さです。
なんていうか、なんだろう? 料亭らしいというか、そんなちょっと高級感のあるような味。
こればっかりは伝えきれないので、食べてみてほしいです。


最後に、肝のお吸い物。
身の大きさに相応しい立派な肝ですね。
こちらのお吸い物も上品な味で、最後をしめるに相応しいものでした。

そもそものベースとなる「うなぎ」の仕入れが良いので、そのへんのうなぎ屋さんと比べても全然美味しいです。
気になるお値段は、1,800円~3,500円といったところ。

急に鰻を食べたくなったり、急にもてなす必要があったりとした場合にもすごく便利。
街中なので新幹線や電車が近くて、お客様の送迎にも便利だしね!

かなり美味しいというか、今まで食べたことのないような美味しさだったので、またリピートしたいと思います。

http://yasukawa.hamazo.tv/e5712416.html
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(↓2015/05/29追加)
浜松街中にある「日本料理 桝形」に行ってきました!
このお店はアッパークラスでセレブな企業社長などが利用する高級割烹料理のお店なのですが、最近、高級食材をちょっとずつ天ぷらにしていただけるお得なメニューが始まったので、僕のような一般ピープルも行くことができるのです。平日がねらい目です!

過去に「天ぷら懐石」をいただいた時の記事はこちら。

●木下惠介監督が愛した天ぷら! 老舗名店「桝形」の天ぷら懐石
http://yasukawa.hamazo.tv/e5627653.html

●またまたクリエイター御用達の天ぷら懐石料理。
http://yasukawa.hamazo.tv/e5725399.html

というわけで、さっそく「天ぷら懐石」を食べ進めたいと思います。

イカソーメン。
ゴクゴク飲める美味しいめんつゆと一緒に。
すぐ上の画像との違いは、「つゆ」が入っているか入っていないかです。

お刺身盛り合わせ。
写真を見てもらえば分かる通り、すごい高級魚で、脂がハイレベル。舌の上でとろけます。
少し炙ってあるので甘みが出ていて、今までで一番美味しい刺身です。
このお店のお醤油も独特の甘みがあり、それがまた美味しいのです。

1品目。海老の前脚。
カリカリしてお菓子みたいに食べられます。濃厚なエビの香りが。

2品目。海老本体と、脳みそ。
プリプリの海老が甘くておいしい。

3品目。紋甲イカ。身がプリリとしていて美味しい。

4品目。穴子。1つは塩、もう1つは梅肉で。今ヨダレが出てしまうほどさっぱりした酸味で美味しい。

岩牡蠣。立派だ・・・。そして美しい。なんていうか、オーラがありますね。
天ぷらにするのは勿体ない、と言っていましたがお願いして2個のうち1つを揚げてもらいました。

5品目。岩牡蠣。加減も丁度良いけど、そのままの方が良かったかも。
僕は牡蠣は苦いというイメージがあるのですが、まさにミルクのような濃厚さと甘さで美味しい。

6品目。アスパラ。大きくて立派。味がしっかりしていて美味しい。

7品目。とうもろこし。かなり甘くておいしい。とうもろこし好きにはたまらん。
今度は、かき揚げにしてもらって大量に食べたいくらい美味しい。

8品目。枝豆。これも立派。豆特有の香りがたってて美味しい。

9品目。なんだったか忘れました。

10品目。太刀魚。力強さを感じさせる身。美味しい。

11品目。うなぎの塩焼き。山葵と一緒に食べるとピリリとした辛さに甘さが合わさって幸せなほど美味しい。もっと食べたい。

12品目。ゴーヤー。苦みが全く無くただ美味しい。
13品目。黄色いズッキーニ。野菜の甘さを感じられて美味しい。

14品目。鮎?

15品目。すっぽん。コラーゲンたっぷりでお肌つやつや美味しい。すっぽんって美味しい。

16品目。何か忘れました。

ここで、何故か珍味4種。どれも高級そう。

17品目。ちょっと覚えてない。

18品目。すっぽんの肝?

19品目。伊勢海老。言わずもがな高級美味しい。

20品目。しいたけ。濃厚で美味しい。

21品目。たまねぎ。甘さがたまらんほど美味しい。

美味しいので、普通にたまねぎスライスをもらう。

22品目。なんだったか覚えてない。

23品目。白子。ゆるふわ美味しい。

24品目。ウニ。磯の香りが高級美味しい。

ということで、天ぷら懐石(特別バージョン)終了。
特別バージョンというのは、少し品目が多いからです。普通の人はお腹いっぱいになるので、こんなに食べないので品目がもう少し少ないそうです。
旬の地元食材を使うためコース内容は変わるのですが、大体内容はこんな感じだそうです。

高級食材をちょっとずついろいろ食べられるので大満足な上、高級食材といっても少しずつなので、お値段もお得です。
普段食べられないようなものを、特別な日にちょっと試してみるというのもいいですね。

〆にご飯。かき揚げ丼になっています。ミニサイズなのでペロリ。
つゆが優しくて、身体に染みわたるようです。

赤出汁。このお店の赤出汁は本当に美味しくて、僕が赤だし好きになるほどです。

最後にデザート。
メロンや苺に蜜柑といったフルーツに、三ケ日蜜柑のシャーベット。
ここでも地元食材にこだわっています。
この果物も品質が良く、高級料理店の風格がありますね。

・・・と思いきゃ、最後にもう一度、丼の大盛りを所望。
ビッグサイズです。

最後に、階下にある居酒屋「凡猿」で扱っている100%葡萄の「赤」を取り寄せてもらいました(大好物)。
「赤」と「白」があるところがワインっぽくて、呑めない僕には適しています。

こんな感じの天ぷら懐石。
ぜひみんなにも食べてほしい確かな品質と味です。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

たんぽぽ (名護市 / カレー、喫茶店)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2014/06訪問 2014/06/16

レトロな洋食カレー。1回は食べておきたい老舗の味。

カレーが美味しい!カレーを食べるならここ!と教えてもらったカレー屋さんへ行ってきました。

クチコミでも美味しいと評判で、バイカーの間でもこのお店を目指してツーリングして帰ってくる、というコースができあがるくらいファンも多いとか。
創業50年以上で、手間暇かけたカレーを食べられるというお店、行ってみないことには人生とはいえない。
そんな気がしさえしてきました。

お店は特に大通りに面しておらず、普通に民家の間にあります。
特に目立った看板などがあるわけでもなく、通常なら通り過ぎてしまいそう。

お店の中は少し暗く、重厚なバーのような雰囲気です。
どっしりしたテーブルにソファ、壁にはワイン等のボトル。
銀座なんかの雰囲気にも似ています。

客層は、壮年の夫婦、女性グループなど。
静かに食事を楽しむのがマナーという空気がひしひしと伝わってくるようなお店のため、客層も限られてくるようです。

注文してしばらくすると、つけあわせが登場。
カラフルで綺麗。

わりと時間をまたされて、ようやくライスが登場。
綺麗に隙が無く盛り付けられています。
現場では気づかなかったのですが、写真で今見ると表面に縦に切り込みをいれるかのようにしゃもじの跡が見えますね。

綺麗にカレーを絡ませる工夫なのだろうか。

こちらはカツカレー用のライス。
分厚く大きめのカツが、ご飯の頂上にちょこんとのってる状態。

いよいよカレー到着。
高級カレーの代名詞であるソースポットに入ってきます。

ちなみにこの容器の正式名称は「グレイビーボート」。
カレーソースを取り分ける大きなスプーンみたいなのは「レードル」。

スパイスの香りは、お皿に入れた直後が一番強く感じることができるので、この時に香りを楽しむのもいいですね。

で、お味の方は。
すごく美味しいです! まさか南の果てでこんな美味しいの食べられるとは。
手が込んでいるというより、日本人の好みに合った味。
最近のカレーはひねりを加えているというか、必要ないアレンジが多い中、昔からの作り方で美味しいカレーを守っているのではないでしょうか。

僕は通常のポークカレーではなくビーフカレーを食べたのですが、いろいろ煮込んでいると感じられるほど豊潤で、銀座にある「煉瓦亭」のハヤシライスのクオリティに匹敵するとさえ思いました。
このカレーは何度も食べたい。
家が近くにあったら、絶対通ってるだろうなぁという味。

銀座の雰囲気を想い出すような、古き良き昭和のカレーの老舗。
創業50年のお店で、カレーは30年作り続けているとか。

値段的には沖縄の中でも高い部類に入ると思うけど、それでもまた食べたくなります。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

屋台拉麺 身空 (舞阪 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 1.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/01訪問 2014/01/10

幻の、野生のラーメン

美味しいという評判は聞くことが多いのですが、不定休の屋台ラーメンのため食べられずにいた噂のラーメン「身空(MISORA・ミソラ)へ行ってきました!

見た目がアグレッシブな、イかした屋台ラーメンです。

実は、1回訪問したことがあったのですが、場所がどこかも分からず、最終的に見つけたはいいのですが休みで真っ暗だったという暗い過去が。
今回は、ちゃんとWEBで確認してから行きました!

■浜松市 屋台拉麺 身空(MISORA)‐FC2ケータイホームページ
http://k2.fc2.com/cgi-bin/hp.cgi/misora-sid/

かなり自由に不定休のお店なのですが、営業日は「○月○日、本日営業」と書かれるので、WEBをチェックするのをおススメします。昔は夜間のみの営業だったのですが、現在はお昼だけの営業になっているようです。しかも1人でやっているため買い物に出ている間にお店に行ってしまうと開いていないという。これはもう幻のラーメンといっても間違いないです。

場所ですが、イオン浜松志都呂店の西側の道路を、まっすぐ南に向かってバイパスに乗る直前の交差点になります。
うっかりすると見逃します。夜間だと周囲に何もないのでイルミネーションで分かりそうですが、昼間だと逆に見つけにくいような。
畑の隅にある農作業入れの小屋くらいをイメージして探したほうが、見つけやすいと思います。
外見は上の写真の通り。

最初、見た瞬間に「どこから店に入るんだ?」という疑問がまずわきます。

「屋台ラーメン」というイメージから、たこ焼き屋やタイ焼き屋のように窓から注文を取って受け取るものなのか、野外にテーブルが並べられてそこで食べるものなのか、テント形式のものなのか、というところですが。
最後の「テント形式」が一番近いイメージです。

車を停めているいる間に、小屋の1部が開いて、店主が顔を覗かせてくれたので、入口がようやく分かりました。
というか、店主さんは優しそうな人なので、敢えて分かりやすくするように顔を覗かせたのだと思います。店主さんありがとう。

中に入ると、地面は地肌でした。
屋台形式では違和感ないと思うのですが、四方を壁に囲まれた室内のような雰囲気だと、床が地面ってなんかすごく違和感を感じますね。いや、本当にテントならおかしくないのですが。
それだけ、この室内のように思える小屋が完成度が高いということなのでしょうか・・・。

音楽は「中古屋で購入したグレードの高い高級スピーカー」みたいなものが地面に置かれ、JAZZみたいなのが流れていました。店内の至る所にウクレレや譜面台といった音楽関係のものが置かれていたので、店主さんはバンド活動などもしているかもですね。

天井を見てみると、最初の骨組みはテントだったことが分かります。
そこから補強につぐ補強を重ね、雨を凌ぐトタン板の天井が付き、木材で補強され、風をしのぐ壁が追加されて・・・と現在のような店の姿になったのではないでしょうか。ところどころに針金などが結ばれていましたが、まったく錆びついてはいませんでした。

メニュー表を手渡されると、マニアックなキーワードがぎっしり。
ラーメン知識の低い僕にはよくわからない、マニアックな世界観。
スープ出汁の種類など、こだわりがあるようなのですが、全く分からないので店名のついた「ミソラ」という味噌ラーメンを注文。

小屋の壁際で、お客さんに背を向けて調理するのですが、丸見えです。
地面に直に置かれた小型の冷蔵庫、発砲スチロールで冷やされているミネラル水、買い物袋に入ったままの食材をがさごそとしながら調理開始。コンロは学生アパートでよく見るアルミの流し台のようなものです。

電機やガスがどこから来ているんだ?とまず思うのですが、普通に小屋にひっぱりこまれているみたい。
ただ水道水がどうなってるか心配。どこかに蛇口があるんだろうか。

食材などは、業者用スーパーで間に合わせるというより、自分が気に入って選んだものを各所で随時購入するというやり方みたい。あんまり効率的な経営を考えられるほど器用な店主じゃないみたいですね。

調理しているところを見ていると、食材はともかく。
平べったいフライパンのような鍋・・・というか鍋じゃなく小型のフライパンそのもの?でラーメンを煮ていました。
おそらくお湯が少なくて火力が直接伝わるからそうしているんではないでしょうか。
ただ、寸胴鍋に麺の玉を放り込んでおけばいいという調理法ではなく、麺に付きっきりで手元も動かしていないといけないのでこっちの調理法の方が大変そうですが。

初期投資の借金をして設備を揃えれば、もうちょっと楽に経営できそうなんだけど。
ただそういう操業をしなさそうな店主。

15分ほど待って、ようやくラーメン到着。
「超濃厚味噌拉麺ミソラ」900円。
持ってくるときに少し説明もしてくれます。

一緒に付いてきた小瓶は市販の「四川風ラー油」。最後にちょっと入れて味を変更しても良いみたいです。
「塩加減が気になるようなら調節します」と、味に対するこだわりがあるようでした。

「スープOFF」と書かれていたので、「まぜそば」や「油そば」のようなスープが少ない濃厚なものを想像していましたが、イメージ通りのものでした。麺にソースがかかったようなものを想像した方が早いです。

八丁味噌をベースにした味噌スープ、刻み海苔、ダイスカットの玉ねぎ、とろとろに崩れてスープに同化したシーチキンのようになったチャーシュー、天かす、味玉1個ぶん、ちぢれ太麺という構成。

まずスープを味見しようとしたところ、どろどろすぎてすくえない・・・。
しょうがないので、麺に絡めて一口。

衝撃的な一口でした。
浜田山を食べた時も衝撃的でしたが、こちらもインパクトのある味。食べてる途中から、もう他のラーメンも食べてみたいという欲求が止まりません。

というか、スープが飲みたかった。
こだわりのラーメン屋さんのスープが飲みたかった。ごくごく飲み干したかった。
しかし、どろどろのこのラーメンでは夢適わず。

麺は自家製ではないと思いますが、茹で加減も丁度良く美味しいです。
スープの方は量が少ないので判別しづらいですが、八丁味噌と玉ねぎの相性が良く、直接的ではない奥深い辛さと芳醇な香りがあります。麺を食べ終わった後に少し残るのですが、このスープにご飯を突っ込んでおじやにして食べたら美味しそうだった。ご飯メニューないみたいだから断念したけど。

チャーシューは固形ではなく、どろどろに崩れてスープと一体化しています。麺に絡みやすいので、これはこれで美味しい。
天かすなども入っていて、けっこうクリエイティブ。
各エリアに分かれていろんな味が存在するので、濃厚でくどいように思えても、最後まで楽しめます。
そう思うと、スープが少ないというのは味が混ざらないようにするのに丁度良い設計ですよね。

化学調味料を使わない、というのが売りだそうで食通の間ではこのことを「無化調」というらしいのですが、桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」(通称:桃ラー)を使用しているので、完全な「無化調」ということにはなっていないらしいです。

ただ実際、化学調味料を使わないで調理する、ってすごくない?
自分で素数である素材同士の相性を見て、掛け算で味を構成するってことでしょ。
先にある程度の設計ができていないと難しそう。

とにかく、ラーメン好きが作る独創性のあるラーメンという感じで、すごく美味しい!
修業をして技術的に完成されたトラディショナルなラーメンとは全く逆の、野生から出現した新鮮で生命力に満ち溢れた拉麺と言う感じです。これはこれで、どんなラーメンを見せてくれるのかワクワクするお店です。
他のラーメンがどんな味なのか確かめてみたいという欲望が止まりません。
不定休なところが難で、すごく行きにくいのですが、チャレンジをしてまでも食べに行く価値のあるお店だと思います。

またひとつ、応援したくなるお店が増えました!

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

辨松 (遠州病院、第一通り、新浜松 / ふぐ、すっぽん、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2014/02訪問 2014/02/03

新和食=(フレンチ+和食)+アート

2月3日は、節分です!
つまり。このお料理、よーく見ると、海老で「鬼の顔」が作ってある・・・!
海老のむき身を折り曲げて尻尾が角になった、赤鬼さんですね。
吊り目ぎみの黒胡麻の目も、なんだか表情があって可愛いです。
ちゃんと豆も乗ってます。
鬼は外。

じゃぁ、「福は内」の部分は・・・と探したら。

まさかの「富久娘」。
「ふく」が、ここにあったとは・・・!
芸が細かくて、あなどれないですね。

ということで、街中にある「辨松(べんまつ)」さんに行ってきました!
店名の「辨松」が読めなかったのですが、「べんまつ」です。簡単に「弁松」と表記されていることもありますね。

このお店は、50余年続く割烹・仕出しのお店です。
長くバリバリの職人が作る京和食のお店だったのですが、新しいことにチャレンジするのが大好きな3代目の店主が「新和食」を掲げ、洋の食材を取り入れた「和食+フレンチ」の新しいスタイルを構築しています。

そんな和と洋の融合した「新和食」という芸術を、一度、感じてみたいなぁと常々思っていたわけです。

街から大通りを挟んで少しだけ離れていることもあり、車で店の前まで直接行けます。
店の前に数台、車を停めることのできるスペースがあるのですが、乗り合わせていった方が無難です。

場所は、「もろ川」の前。市役所前の通りから、東側に2本入ったくらいの場所になります。
2階以上は、宴会場になっているのでしょうか。

玄関は、シンプルモダンな作りで、木+ガラスという和の雰囲気ながらも洋の雰囲気もあるイメージ。
お店の概念を具現しているかのようですね。
このドアは2重の扉になっていて、すごいです。

お店の前にはメニューや値段があるので、入る前に確認できます。
店構えからちょっと入るづらい雰囲気なのですが、こうしてくれると親切ですね。

中は、広いカウンター。奥に個室が並んでいます。
カウンターの奥に厨房があって、そこに数人料理人がいるみたいです。
僕は店主さんの話がきけたりするほうがいいなぁと思ってカウンター席にしました。

カウンター席から前を見ると、こんな感じに。
最近の建築業界では、こういうモダンな雰囲気の内装が流行なんですかね。
ルーバー+間接照明で、木の感じに陰影ができて雰囲気が楽しめられます。

そして料理スタート。
この日はコースにしてみようかなと考えていたのですが、急だと用意できないということでアラカルトで一通り注文してみました。
コースの時は、数日前に予約したほうがいいそうです。

この前菜の写真は冒頭の通りです。

いつもどおりのウーロン茶。

お刺身の盛り合わせ。
お皿かわいい。そして盛り付け方がお洒落!
女子が喜びそうですね。

洋食のお皿にお刺身がのってくるというのも珍しいと思います。
でも綺麗で、これはまた新時代の和食という感じです。見た目って大事だなぁ。

天ぷらの盛り合わせ。
塩か天つゆを選べるのですが、塩にしてみました。

スペアリブ。
これはガチガチの和食だったらまず無いかもですね。
少し和風ダレになってると思うのですが、いい感じ。
ほろほろと柔らかく、骨がするっと抜けます。

地野菜チーズ焼き。
チーズを塗った野菜を、かりっと焼いたもの。
注目すべきは、その盛り付け方なんですけど。

写真撮る時って、アングルに悩む人も多いと思うのですが、何気ない盛り付け方の一皿がきれいで「肉眼で正面から」見た時がとにかくカッコイイのです。
カメラのファインダーを通すと、なんだか違和感があるんですね。
スマホで撮影してるやつがなんだと言われれば返す言葉も無いですけど。

とにかく、写真ではなく、肉眼で確かめてほしい。

イノシシ肉の岩塩焼き。
このお店ではジビエも豊富で、イノシシと鹿があったのですが、イノシシ被害も記憶に新しいイノシシにしてみました。
癖があるとは思いますが、僕は好きです。
ちょっとレバーっぽいというか、独特の臭みもあるのですが、脂の少ないお肉が好きな人にはきっと好きだと思います。
かなりの低カロリーで、お肉のくせに、血液がサラサラになるらしいですね。

っていうか、この赤いお皿が綺麗で、すごい欲しいんだけど。
でも高そう。
東京のどっかで食べた時に似たような透明のお皿で、下に花弁がはさんであったのを見たけど、あのイメージを自宅でもやりたい。そういえばあおの時のお皿、ショープレートだったなぁ。このお皿で食べられるのってなかなか良い体験だ。

お酒関係。生、ミードル、ルクロシュ、プレモンペール等。
ワイン系も充実していて、ボトルラベルもお洒落なのが多かったです。
和食に合うお酒を教えてくれます。
和食と合う洋物ワインを飲みながら食べるという雰囲気もなかなか。

麩のガーリックトースト。
トーストの代わりに「焼き麩」を使ったものです。
これはなかなか良いアイデアですね!

トーストのように胃袋にたまるものを食べたくないという時など、お酒を飲みながら軽くつまむ時など最適です。
軽くサクサクで、お菓子よりももっとライトな感覚でガーリックの香りを楽しめます。

メニューには「麩のピザ」もあったので、こっちも食べてみたい。

あと、見逃しがちですが、上に乗ってるパセリ。
写真をよく見てもらえれば分かるのですが、これ乾燥パセリじゃなく、フレッシュパセリなのです!

このいくらでも手が抜けるというか、普通はレシピ的にも乾燥パセリで当たり前だというところを、コストや在庫の問題のある生パセリをわざわざ用意するという仕事の仕方に、お店の本気度が伺えます。
こういう本気の仕事を見たら、僕も刺激受けちゃって仕事を頑張らなくちゃなって思っちゃいますね。
こういうレベルの仕事したい。

アボガド・マグロのサラダ。
この組み合わせ最初に考えたの誰なんだろう、すごいクリエイティブ。
少しワサビの香りがするマヨネーズであえられていて、だけど薄味で上品でした。

ちなみに今頃サラダで順番がおかしいのですが、それは僕が適当にアラカルトで適当なタイミングで注文しているので、既に順番が無いせいです。
基本的に注文した順番で出てくるみたいですね。

地鶏の唐揚げ。
このお店の唐揚げが食べてみたかったので、注文してみた。
少ししっとり系で、柔らかい唐揚げでした。
地鶏なのでしっかりした味なのですが、上品です。

というか、この盛り付け、どうですか。
草木の豊かな庭園で数匹の鶏が遊んでいるかのようなイメージにも見えます。
ここまでくるとアートでしょ。

豚肉のナンプラー蒸し。
塩ポン酢で食べるのですが、これもまた新しい経験で、美味しかった。
白菜なんかも塩ポン酢で食べるとマジ美味しい。
これ自分でも作って、鍋料理で食べてみたい。
「塩ポン酢」。料亭を中心に最近流行らしいのですが、これさっぱりしていて素材の味を引き立立てて、これブームがくるんじゃないかなぁ、って思ってます。

三ヶ日コロッケ。
メニュー表を見てたらあるのに気づいて注文。
ほくほくでお芋の味が楽しめます。

白子のリゾット。
これも上品で、薄味で美味しい。
白子が苦手な僕でも、言われなければそのまま食べちゃうレベルの美味しさ。

和食なので脂が多くならないようにとか、洋食の要素と和食のバランスにすごく気をつかってメニュー開発しているようでした。

親子丼。
他にも牛丼とかいろいろあって、メニューが大衆的なものもあって面白い。
僕のように飲まないでガッツリ食べたい人のニーズにも合っていますね。

あおさのお味噌汁なんかもついてきて、お得です。

最後にデザートのつもりのブルーベリー。目が良くなりますね。

ラム酒風の大学芋。
名前だけで注文してしまった。名前だけで美味しそう。

ラム酒の香りのする大学芋で、芋の美味しさもそうなんだけど適度な甘みと、お酒の香りでぱくぱくと食べられます。
お皿の上に乗ってるのはハーブ茶っぽいシャーベットと、ドライフルーツに和菓子の白い粉みたいなのをかけたもの。
このバランスで食べるのがいいですね。

最終的に喉が渇く気がするので、最後のお茶でホッとします。

全体的な感想なのですが。
敷居の高いお店を想像していたのですが、杞憂でした。
お店の人はみんなカフェみたいなユニフォームを着ていて馴染み深いです。
料理は手早く出されますので、待ち時間もそんなにありません。

和食と洋食のいいとこどりの「新和食」というテーマの部分ですが。
僕は和食より洋食が好きなのですが、自分に合っていると思いました。
和食だと、必ず「焼き魚」みたいなイメージもあるのですが、このお店はそういう伝統や固定概念みたいなのに固執しないので、食べたい料理を食べられる「自由」があります。

店主さんはデザイン学校の出身で、それで盛り付けなんかにデザインセンスを感じるのですね。
お父さんが和食の職人なのに、なぜ3代目である店主さんがフレンチを取り入れることになったかですが、学生時代にフレンチのお店でバイトを始めたら、フレンチが面白くなってしまったからだそうです。
がちがちの和食ではなく、フレンチの要素を取り入れることによって今の時代に合った料理にもなっていると思うので、結果的に面白いですね。

カジュアルな雰囲気の洋食はあっても、カジュアルな雰囲気の和食はなかったきがするので。
高級すぎず、フレンチのカジュアルな雰囲気を取り入れることで、他店との差別化もできてますね。
きれいな内装は、女子にはうけると思います。店主さんもイケメンだし。

料理の質や技術は高級割烹ですが、価格は良心的。
値段もメニューに明記されているので安心です。
あと、アラカルトが多くメニューが頻繁に変わるので、無限ループで通えます。

「和食があんまり好きじゃなくて」とか「魚より肉が好き」みたいな考えを持っている人には、一度食べてみてほしいです。
たぶん和食が好きになる前進になるのではないでしょうか。

(詳細は下記ブログ記事で)

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5位

弥助 大謝名本店 (浦添前田、てだこ浦西、経塚 / つけ麺、ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 1.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2015/12訪問 2016/01/04

VIP向き、高級つけ麺

通勤路に突然工事が始まり、その進捗具合を確認しながら通り過ぎていたのですが、先週、ついに新店舗オープンとなっていたので、さっそく行ってきました!

お店の名前は「麺屋弥助」。
新規開店ラッシュが続く、58号線沿いです。
駐車場も広く、看板も目立つのでとても入りやすいです!

このお店は姉妹店に割烹・寿司のお店もあって、高級な材料を使うことでもクオリティが保たれているみたい。
これは期待できる・・・!

夜中の11時くらいに行ったのですが、入口からは座って待っている人と、並んでいるらしき人の姿が見えて驚愕。
こんな遅い時間でも並んでいるとは・・・。
しかし、浜松だと考えられないのは、新店オープンなのに、この時間までスープが余っているという事実。
よく経験するのが、お客さんが想像以上に来てしまって、仕込んだスープが売り切れしてしまって泣く泣く帰るパターンなのだけど、沖縄ではそんなことないのかな。

ちなみに行列なのだけど、先頭の集団が券売機があることを知らずにずっと待っていたからみたい。
よく分かんないけど、前の人が捌けて券売機で買ったら、係の人がすぐに席に案内してくれました。

メニューは、通常のもの、味玉、特選、辛いの、煮干し、というラインナップで、全部つけ麺。
麺の量は、小・中・並・大。
「中」と「並」ってどう違うんだろう?おんなじ値段だけど・・・。
メニュー自体もどう選んだらいいのか悩む商品の分け方なのですが、一番興味を持った「特選」が980円という金額設定に衝撃を受けて、逡巡。
無難に「味玉」の「並」880円にしました。たぶん、通常のものに味玉が入ってるだけだと思う。
しかし、つけ麺なのに高い・・・。

店員さんに案内されて、席へ。
非常に丁寧に案内してくれて好感。
ただ、終始何かに怯えたような態度が気になった。
たぶん教育係の人がかなり厳しくて、それで接客マナーが維持されているんだと思うけど。

店内はテーブル席の他にカウンター席もあって、このカウンターがかなり長い。
回転寿司のレールのように、というか牛丼屋のカウンターのように、カウンターの中に店員の導線があって、そこからカウンター越しに丼を出すという形になってる。
なかなか無駄のない設計にちょっと感心した。これからラーメン屋をやりたいという人はぜひ参考にしたいレイアウト。

席について忘れ去られてるんじゃないかと心配になった頃に、ようやくつけ麺が到着。

まずは、麺。
国産小麦100%ということで、噛むとさすがに良い香り。これだけでもちょっと美味しい。
他のラーメン屋さんの麺は「なんか味がしないな?」というのが多かったのだけど、ここのは大丈夫だった!
蕎麦みたいに黒い点々が入ってるのは、ロースト胚芽だそうです。香りづけに使ってるみたい。

太麺でコシがあり、もちもちとした食感がい感じ。
この麺は、かなり好きな方!

続いて、スープ。
かなり豚骨カラー。豚骨の雰囲気がぷんぷんする。食べてみても、もう豚骨。濃厚です。
魚介豚骨ということなのですが、良いバランス。
かすかな豚骨特有の臭みがあるものの、濃厚で凝縮された旨味がガツンときます。
たぶん流行のイマドキの味なんだと思う。

スープのどろどろした感じは、スプーンですくえそうなほど固形に近いです。
天下一品のそれに近く、太麺に絡んでくるのもいい!
絡みすぎて、最後の方はスープなくなっちゃったけど。。。

ちなみに麺の量の「並」は、成人大人がちょとだけ物足りないと思うくらいのレベルで、通常のラーメン店でのボリュームと同じ感覚で大丈夫だと思います。

あと、写真ないけど「〆ご飯」も注文。
注文してからかなり遅れて食べ終わるころに来たから、写真撮るのを忘れてしまった。
「〆ご飯」が通常の「ご飯」と違うのは、各種薬味や調味料が入ってるところ。
ただ、生卵がポンと入ってるので、「味のついたたまごご飯」という表現がぴったりだと思います。

最後、余ったスープを使ってご飯で味わってみようかな、と思っていたのですが、そうなる前にスープが足りなくなってしまったので・・・。ちょっと麺につけすぎたようです。食べ方のペースをもっと工夫しないと駄目ですね。

そんな理由で、ちょっとのスープをかけて食べてみたのですが、〆ご飯、けっこういけました。
少しアルコール系の香りしたけど、みりんか何かなんだろうか。アクセントになっていて美味しかった。次はしっかりスープをかけて食べてみたい。

オープンしたばかりなので「どうせ味が安定してない上にオペレーションが悪いんだろうな」と思っていたのですが、想像に反する良店でした。

味のクオリティは高く、かなり美味しいのですが、値段設定が・・・なぁ。
それだけ材料や手間暇かかってるかもだけど。
メニューにバリエーションがあるわけではないので、そう何度も通わない店だと思うけど、もうちょっと安かったら嬉しかった。

でも美味しいし通勤路だから、開店フィーバーが終わって客足が落ち着いたら、また食べに行きたいな。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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6位

最強食堂 浦西店 (浦添前田、てだこ浦西 / カレー)

1回

  • 夜の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2014/07訪問 2014/07/24

カレー欲を満たす一皿

浦添にある「最強カレー」というカレー屋さんへ行ってきました!

このお店は、前にも記事にした「最強食堂」がカレー専門店としてリニューアルされたお店とのことです。
なんで急にカレー店になったのかはよく分からないのですが、とにかくあの「最強」シリーズのお店ということで、行く前から期待大でした。

真夜中だったのですが、お店の中には人影がいっぱい。
さすが最強。

店に入ってどうしたらいいか戸惑いましたが、背後に券売機が。
相変わらず分かりにくい券売機から、「最強カレー」という名前をチョイス。

真夜中にも関わらず、老若男女のお客さんがじっと座っています。
3割~4割は観光客っぽい恰好をしていました。

最近営業時間が変わったらしく、お店に入ってきたお客さんが「閉店ですよ」と店員に声をかけられるシーンが何度もありました。地元に人気ですね。

テーブル席の他に、カウンター席もありました。
1人客も多かったですが、使っている人はいなかったです。

内装は綺麗で清潔。広々としています。

かなり長い時間を待たされて、ようやくカレーが到着!
到着っていうか、自分でカウンターに取りに行くシステムだけど。

お皿はすごく大きい。
ルーの色は黒く、いろいろスパイス以外が煮込まれている感じ。
なんというか、「昔ながらの日本のカレーライス」といったイメージ。

水分が多く、食感のイメージはココイチとかあのへんに近いかも。ただ野菜とかが煮込まれている感じはしない。
少し硬めのご飯によく絡み、安っぽいけど僕は好きな味。
実家のカレーは固形ルーを大量に使うドロドロというか固形のカレーだったので、逆に新しさを覚えているのかもですネ。

「最強カレー」というメニューは、カレーの他にトンカツ、チキン南蛮、ゆでたまごなど、あらゆる種類のトッピングが全部乗せになっているものみたい。まさに最強。

トンカツは水分の多いこのルーに合っていて、いい感じ。
薄くもなく厚すぎも無く。柔らかくて食べやすいので、僕はこれくらいの厚さがちょうどいいです。

チキン南蛮は、タルタルソースってカレーに合うのか?という疑問はのこるが、チキン南蛮単体で食べるとすごく美味しかった。甘辛さが適度に濃く、それがタルタルソースと合わさってガツンとくる味。チキン南蛮定食とか食べてみたい。

さすがにこれだけ具があると千円ちかい値段だったのですが、ボリュームがあり、「カレーを食べたい!」という欲求を満たすことができて大満足。
たぶん時々食べたくなる味だと思うので、また再度食べにきたいです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

最強食堂 宜野湾店 (てだこ浦西 / 食堂)

1回

  • 夜の点数: 3.0

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 2.0
    • | 雰囲気 2.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2014/06訪問 2014/06/03

コスパ最強、無敵の大衆の味方

噂の「最強食堂」。
「最強の」の名を冠する、強者の集まる食堂。そんなイメージで行ってきました!

黄色い地色に、ベタなフォントが目を引く、良い看板が目印です。

このお店は、24時間営業、無休。
価格帯も550円~700円くらいと、かなり僕レベルの財布には優しい、とても心の優しい店主さんが経営するお店です。
会ったことないけど、たぶん店主さんは、すごく優しいひと。うん、きまってる。

通りに面したところにあるお店で、駐車場も広いため入りやすいです。
深夜というか、24時間営業のためいきやすい。
客層は、まぁ僕らレベルです。僕らクラスです。
一回、デートらしきカップルが入ってきて、入口付近にある自動食券販売機の前で立ち止まり、ゴニョゴニョと話したら帰っていきました。そんな店です。

ということで、食券を先に買うシステムです。

メニューは店内の壁に「文字だけで」書かれているので、想像力をフルに働かせます。
文字だけで料理の内容を想像できるぐらいじゃないと、最強の強者でなければ、許されません。
価格を参考にボリュームを想像したら、食券を購入します。

食券ですが、あまりにもメニューが多すぎて販売機のボタンが足りないからか、2種類の料理名が書いてあります。
なので、提出する時に、どちらの料理を希望するのか伝える必要があります。
なんか不思議な気がするけど、そんな疑問、最強食堂に吹く風には吹き飛ばされるでしょう。だって最強だから!

店内の様子は、ベタな「食堂」をイメージして間違いありません。
間違いというか、食堂の中でも「最強」なわけですから、食堂のイメージを最強にまでもっていただければ予想通りだと思います。

テーブル席の他、奥にはお座敷があります。
ゆっくりできるからか、お座敷席の方が人気あるみたいです。

待って数分、料理が運ばれ・・・ではなくて、セルフサービスなので番号を呼ばれたら取りにいきます。

豚の生姜焼き定食を、注文しました。

ご飯、お味噌汁、漬物のセットです。

値段が安すぎるのでボリューム的にはどうだろうなぁ、と思っていたのですが、見た目以上にわりとあります。
成年男子でも充分なボリュームです。

生姜焼きは、想像していたより薄味。もうちょっと若者向けのギトギトした味かなぁと思っていたのですが、優しい質素な味です。

料理の味だけは攻撃的ではないんですね。

目玉焼きもいい感じに半熟で、わりと丁寧。
お肉も少ないということはなく、かなり満足です。

価格も安く、
ボリュームにも満足で、
美味しい。

これはもう大衆食堂の中でも最強といっていいと思います。

こちらは名前を忘れたけど、ミックスフライ的な丼。
なかなかのボリューム。
でも僕は、同じ味が続くのでこういうのは苦手。

カツカレー。
「最強カレー」という同系列店があるので、比較する意味でも注文。
こちらのほうがちょっとボリューム的に物足りないですね。その分価格は安いけど。

ちなみに一度に注文したわけではなく、コストパフォーマンスも良く美味しかったのでリピートしているのです。

1人暮らしだと、妙にみそ汁が飲みたくなったり、野菜に対する意識が高くなったりすると思うのですが、こういう店は積極的に日常的に利用したいですね。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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8位

宮里そば (名護市 / 沖縄そば、カレー)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/06訪問 2014/06/18

地元に愛される沖縄そばの店

沖縄そばで美味しい店、ということで「宮里そば」に行ってきました!

こちらの人には沖縄そばもう食べました?とかよく聞かれるんですけど、来るたびに連れて行ってもらったりしてたので、そろそろ飽きてきたというか・・・。
でも、浜松の人は「うなぎ食べました?」とか決して聞くことがないから、県民性というか土地柄による人格の違いを感じたりします。

そんなわけで、宮里そばなのですが。

このあたりでは有名な、地元に根差した沖縄そばの店だそうです。
観光地って、美味しくなくても儲かる飲食店とかが多く、ビジネス的には成功しているのかもだけど僕はあんまりそこにお金を落としたいとは思わなくて。
見極めるポイントは、「地元の人が集まるお店」かどうかだと思っています。

つまり美味しい店というのは、地元の人が何度も訪れる店。
こういう情報が発信できたら、という想いがあります。

結論を言ってしまえば、宮里そばは、まさにそんな感じのお店でした!

土地勘のない上に、連れていってもらったので場所的にはよく分からないのですが、58号線から枝分かれした道にちょっと入ったところにあるようです。
周囲は開けていて、看板も大きなのがありますので目立ちます。
特に駐車場が広く、慣れていないレンタカーで来る観光客にも便利ですね。

外見は平屋の一軒家の、少し古びた民家といった印象。
中は広く、大衆レストランといった感じです。

ギンガムチェックのテーブルクロスに、ポリ椅子。
すごく親しみやすい雰囲気です。

天井が高めだったり、大きな窓から光が入ってくるため、かなり開放的で明るい雰囲気です。
しかし、この窓、暴風雨とか防犯とか大丈夫なんだろうか。浜松街中だと絶対許可されない仕様です(ちょっと羨ましい)。

ちなみに古い家なのですが中に食券自動販売機があって、先にそちらで購入するシステム。

しばらく待って、沖縄そば到着。

店内には出汁の良い匂いが充満しているのですが、現物を見て納得。
昆布がどーんと乗ってます。

ちなみにこのサイズは「沖縄そば(小)」いつもだったら大盛り系にガッツリいくところですが、この後食事をする予定だったので抑え気味です。

味の方は、分かりやすいのは出汁のおいしさ。
癖の無いシンプルな出汁で、日本人なら大好きなはず。
なんというか、日本料理のお店で出てきそうな、すごく丁寧な味です。

僕はあんまり沖縄そばが好きではないのですが、この出汁はかなり美味しくて、ごくごくと飲み干してしまいました。

沖縄そばの特徴のある麺ですが、個人的に好きな味。
麺は少し固めが好きなのですが、僕の好みに合っていました。

今まで食べた沖縄そばの中では、一番自分に合った味だと思います。美味しい!

テーブルに置かれた調味料関連。
「とうがらし」と書かれた容器は、「コーレーグース」といって沖縄で育つ唐辛子「島唐辛子」を泡盛につけ込んだ薬味だそうです。通は、これを沖縄そばに入れて食べるのだとか。

辛いのはいいのですが、液体部分が泡盛ということで、飲めない僕には縁が無い。

全体的に好印象。ぜひまた来たいお店だし、安心して人に薦められるお店です。

こういうお店が地元に愛され、成長していくような街になって、さらにいろんな人から愛される沖縄になれば素敵ですね。

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9位

茶房一葉 (首里、石嶺 / カフェ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/06訪問 2014/06/13

お茶県民も満足! 全国のお茶の味と茶器を愉しむ店

静岡県民には当たり前で気づいていないと思うのですけど、食中食後に緑茶を飲んだりする文化って、普通に当たり前ではないんですよ。
沖縄では「ジャスミン茶(さんぴん茶)」を飲むのが主流で、あんまりというか全然緑茶を見かけません。
美味しいお茶が普通に飲めるって、静岡県のすごいところなのです。

コーヒーの違いの分かるという舌の持ち主はやたら多いのに、なぜかお茶の違いが分かる人には巡り合わない。
日本人って不思議です。

というわけで、南城市にある「茶房一葉」へ行ってきました!

ここは、畑に囲まれた隠れ家的な喫茶店です。
慎ましくも健気に経営されている感じです。
小さな店なので、大勢でいかない方がいいかも。
1人とかで静かにお茶を愉しむ、そんなシーンがよく合うお店です。

畑道にあるのですが、1軒だけ目立つので逆にすぐ見つかるかも。

場所的に車で行くしかないのですが、駐車場は数台分あるのですが少ないです。
お店の規模的にも小さいので、駐車場がいっぱいだったら諦めるぐらいしないといけないと思います。

お店の中は狭いけれど、とてもきれいで清潔です。

「日本茶インストラクターがいる店」だそうです。
これは期待しちゃいますね。

茶器がいろいろ置いてあったので聞いてみたら、お茶に併せて出してくれるみたい。
中国茶だったら中国の茶器だったり。
お茶の文化を楽しめるこういうサービスは嬉しいですね。

静岡茶を出してくれました。
2年ほど前から掛川で話題の「深蒸し茶」です。
僕は、冷茶ならこの深蒸し茶を飲むのが好きなのです。
甘みが強くてコクがあり、ごくごくと美味しく飲めるのでおススメです!
冷たいお茶だと香りが出なくてあんまり好きじゃないのですけど、深蒸しなら全然気にならずに美味しいです!

沖縄は「浅蒸し」らしいので、広まってくれると嬉しいな!

お茶受けに「月餅」もいただきました。
ほんのり甘く、疲れた身体が癒される!お茶の苦みと一緒に食することで、相乗効果で美味しいです。

月餅って、実家の時だと食べたことなかったので知らなかったのですが、中国のお菓子だそうですね。

あんまんみたいなの。

中に薄紫色のグレーの餡が入っているのですが、「田いも」という沖縄ではメジャーな芋だそうです。
ねばねばしているのですが餡子みたいに甘く、神秘的な色もあって、なんだか不思議な感じ。
これも滅茶苦茶美味しかった!
砂糖が入ってないのにこれだけ甘いって、なんだかすごい。

小さな店で、女主人さんがひとりできりもみしているので、あんまりお客さんで溢れかえってほしくないなと思いつつ、いろんな人に美味しいお茶を飲みにぜひ行ってみてほしいお店。
世界・全国各地のお茶が集められていて、飲み比べてみるのも楽しいし、それぞれの土地の食文化を感じてみるもよし。
文化を感じることのできる希有で静かなお店だと思います。

沖縄ではあんまりお茶のお店がないからか、漫画の取材とかもくるそうです。
その漫画とは「茶柱倶楽部」。
勝負に勝ったらライバルが仲間になる展開の戦闘アクションもなければ、手からビームが出たりもしない。卓越した画力もないマンガのようですが、文化的でなかなかに面白そう・・・。
このお店もこれから登場するようなので、どんな登場の仕方をするのか楽しみに追ってみたいと思っています。

  

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10位

スパイス酒場 吟遊詩人 (掛川 / カレー、アジア・エスニック、バー)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2014/01訪問 2014/01/22

JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村

屋台村「掛川本陣通り」内にあるカレー屋さん「スパイス酒場JANCURRY(ジャン・カレー)」です。

独特のオサレ感というか・・・ひとことで簡潔に言うならアーティスティック。
天井やテーブルやお皿のひとつにまで、メッセージ色の強い空間になっています。
世界中というか地球まるごと1つにしたような感覚を覚えます。

メニューはこんな感じ。
まだまだ発展途上で、メニューに追加したり試行錯誤してるみたい。

メニューがいろいろあるので迷うところですが、大好きなキーマカレーを注文。
ひき肉たっぷりの本格的なものでした。
これ、かなり美味しいです!
僕の友人はおかわりして、もう1皿食べてしまっていました。

時々カレー粉のなかに挽肉が放り込まれたようなキーマカレーを見かけますが、これは違う。
肉汁にスパイスのハーモニー。

ご飯のほうは、デフォルトでサフランライス。
追加料金なしで最初からサフランライスにしてあるって嬉しいですね。

良い意味で手作り感があり、舌触りが優しい。
お肉とスパイスがよく絡んで、かなり研究しているという感じ。
まぁ難しいことはおいておいて、とにかく美味しいのです!たぶんこれ嫌いな人いないでしょ。

プチトマトがのってたり、彩りも良いしおススメ。

これは「インドのお菓子」。
世界中を回り、自分の目で食文化を経験してきたからこそできる遠別眼。
コーンフレークを揚げたものようでした。ドライフルーツが時々紛れ込んでて、それが甘くてアクセントになっています。

っていうか、お皿カッコイイな・・・。

クリーミーな泡を出す機械が置かれているので、缶ビールでも生ビール相当の味が出せます。

店内は狭めで、テーブル1つとバーカウンターが1つ。
この丸テーブルもカッコイイですね。
でも隣にオープンテラスのテーブル席がたくさんあるので、そちらで食べた方が開放感があって良いかもですね。
外の席には、ちゃんと屋根が付いているので雨でも濡れません。

全体的な感想としては、人が集まりやすいお店だな、と。
もちろん屋台というプラットフォームで周囲にテラス席があるという状況もそうなのですが、店主自身がバーのような感覚で気軽に寄ってもらいたいと考えているからではないでしょうか。

カレーは男女や年齢関係なく「好きな料理」として人気。
そんなカレーをテーブルの上の皿に置き、人と人を繋げていく。

コミュニケーションというスパイスも入って、お酒もカレーも美味しくなる。
カレーが大好き、カレーにはうるさいという人に、ぜひ行ってほしいお店です。

(中略)

この写真は、店内にある壁に描かれた巨大な壁画。
「吟遊詩人」というタイトルのこの壁画は、店主である西尾さんが大学時代の友人に描いてもらったものだそうです。
絵の上には実際の楽器やレコードがセットされていて、立体的な構図にもなっています。

この壁画は、かなり巨大な絵の一部で、本当は右側にも左側にも続きがあります。
立ち並ぶビルの摩天楼からスタートして、砂漠の熱砂をこえ、鬱蒼としたジャングルを抜け、いろんな国で黒人や白人と出会い別れ、音楽を通じて彼ら彼女らの人生に触れていく。そんなストーリーが込められているとのことです。

吟遊詩人というテーマの定義は、WEBサイト上では以下のようになっていました。

(中略)

文章からも分かる通り、店主である西尾さん(=JAN(ジャン))は、世界一周を経験しています。それも過去3回。初めての時は19歳の時だったとか。

もともと西尾さんは大阪でバーを経営し、自らもライブイベントを開催するなど音楽活動もしていたそうです。


なぜバーを始めたのかの話は、HP上にも語られているのですが、大阪や宮古島での修業の後に、出身地である掛川でお店を開くことにしたとのことでした。

迫力のある題字は、壁画と同じく、友人作。

(※食べログレビュー用に中略・再構成しています)
詳細は下記へ
http://yasukawa.hamazo.tv/e4763944.html

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