yasukawaさんが投稿したいっ木(静岡/第一通り)の口コミ詳細

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いっ木第一通り、新浜松、遠州病院/日本料理、ふぐ、すっぽん

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.3
      • |酒・ドリンク 4.3
1回目

2011/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク4.3

懐石・いっ木

営業部長曰く、「オレ、払ってないから値段知らない」

結構なお値段でしたけど、僕の人生のテーマ、エクスペリエンスに勝るものなし。
この味、僕自身が体験して、僕自身のイメージを得る!ということで飛び込みました。

小さなお店でしたが、隠すことなど一切しないで、丁寧に料理を出してくれたので、行って良かった。
僕らの時間帯の前に、初老の方々がおしゃべりしながら楽しんでたんですけど、聞けば常連とのことで、この値段で普通に愛されてるなんて、よっぽど良いお店です。

お膳の様子。
食前酒ももらえるのだけど、僕は運転手なので飲めない。運転手じゃなくても、お酒飲めないけど。
ちなみに銘柄は企業秘密とのことです。
友人いわくかなり美味しいのだそう。隣のお客さんも「しつこく訊いても、なかなか口を割ってくれないのよねー」と笑ってました。

一回日本料理コンペティション東海北陸地区優勝
第一回静岡県日本料理コンテスト県知事賞受賞
静岡県富士の国都づくり仕事人受賞

・・・数々の輝かしい受賞歴。凄すぎます。

京都の老舗として超有名店「菊乃井」(ミシュラン3つ星)に勤務していたとのことです。

■京都の老舗料亭 菊乃井
http://kikunoi.jp/

しそのドリンク

食事前に出してくれました。
暑い日だったので、嬉しいサービス。
冷たいのと酸味があるのとで、「食うぞ!」という食欲が沸きます。

前菜のジュレ

冷製トマトをベースに、魚とか大根とか野菜とかがたっぷり入ってる。
暑い日には、食が進みますね。
伝統というより、自分なりの創作が入ったメニューだと思います。
これ美味しかったー。

汁物

スッポン、うなぎ、みょうが、など。
出汁はスッポンで丁寧に出したとのこと。
スタミナのつくものばっかりで、おそらく暑い夏をのりきるための心遣いなんでしょうね。

ニラの花

すごく味の濃いニラでした。
花が咲いてました。
この時期にしかないという、手に入りにくいものだそうです。ラッキー!

きれいに氷の上に盛られた小鉢。
ここから自分のぶんを取り出します。
見た目涼しいし、可愛いし、恋人と行くと取り合いっこしたりで楽しそうですね(妄想)。

ひとつひとつが、かなり丁寧に作られてた!
完全予約制なのは、仕込みが結構大変だとのこと。

お店が休みの日は、仕込みでほとんど終わるらしいです。
良いサービスを成立させるって、裏側はこんなに大変なんですね。

お刺身

地元にこだわった、お魚。
地産地消とテーマでやってるそうです。

県外の美味しい物を取り入れるという考え方もあるけど、それだときりがないし、輸送コストもかかって提供する値段が高くなる。でも地元にもこんなに美味しい素材があるのに、誰にも気付いてもらえない。地元の素材がこんなに美味しいってことを知ってもらいたい、と熱く語ってくれました。

料理論もいろいろ聞かせてもらえましたが、面白かった。

名前忘れちゃったけど、この野菜も目利きで見付けてきたっぽく、すごい濃い味でした。

カニ身とカニミソととうもろこし。

とうもろこしの甘さがかなり凄かった。
とうもろこし大好きな自分としては、この甘さが気になるところ。
地元・森町といえば、「幻のとうもろこし」と言われるほどの爆発的人気で、入荷後・即完売になる「甘々娘」の生産地ですが。
「甘々娘」は次のステージに入っていて、その品種になるそうです。

(参考)甘々娘、ついに販売開始!!:ええら森町・ヘッドライン情報
(参考)甘くてジューシーなトウモロコシ「甘々娘」 森町で収穫最盛期

とうもろこし冷たくて美味しかったなー。
また食べたい。

焼き魚

「幽庵焼き」という調理方らしいです。
いろいろ勉強になりますね・・・。

爽やかな香りを楽しみつつ、魚の味を楽しめる一品。
魚があんまり好きじゃない僕でも楽しめました。



シンプルだけど奥が深い。
野菜嫌いな僕でもたいらげることができるほど。
汁も最後の一滴まで飲み干しました。

取り分ける前に写真を撮るの忘れたけど、こんな全体像。

飯物

たこ・ウニ・ウナギとか。

「悔しいけどウニは値段に比例する」とのことで、高級なウニらしいです。

このお店は調理教室などいろんな活動もしているのですが、最近は「食育」のことを考えていて、動いてるとのことです。
ご飯を炊いたときのあの匂いを子供が「気持ち悪い」と言ったことがショックで、和食の良さや文化を子供達に伝えてあげたいんだとか。

若いのに精神も高尚すぎて、輝いてました。

そういえば、料理人って包丁を扱う仕事だから、弟子をとるときに人間性をよく見ると聞いたことがあります。(短気な人だとカッとなって包丁で斬りつけられて殺傷事件になるから)
料理人ってカッコイイですよね。

細かいところまで丁寧です。

デザート&緑茶

ほんわかしますね。

ヨーグルトのシャーベットでした。

お菓子

羊羹。
和食食べた!って感じで終われます。

抹茶

こうして飲むと、美味しいですね。
お上品です。

なんだか日本の心を感じた数時間でした。
もう財布が許してくれる限り、何回も通いたい。

またすぐ食べにいこう!

お値段、3万8千円くらい。
ごちそうさま。
http://yasukawa.hamazo.tv/e3128099.html

(2)---------------------------------------------------------------------
http://yasukawa.hamazo.tv/e3196366.html
日曜は、「いっ木」に行ってきました。
1ヶ月前に衝撃を受けて以来、次は何時行くかなぁとうずうずしていたのですが。

僕は基本、洋食(肉)ばっかり食べてて、和食(魚)はそんなに食べないのですが、ここのお店のは「また食べたいな」って思います。

・1ヶ月前の記事


食べログ見ると、評価が「静岡一」「東海地区若手No.1」と、大絶賛の嵐ですね。

さて、料理の話。


食事前の、しそのドリンク


写真取り忘れたけど、次の料理の前に先付。

あと、お椀にお酒注いでもらえる。

京料理に詳しくないから、ちょっと勉強しようかな・・・。


前菜
ぷちぷち感がいいかんじ。あと煮凝りになってるから、ビシャビシャにならないでまとまっている味というか、口に入れやすいというか食がすすむかんじ。


汁物
鱧とか入ってた。すごく上品な質素な味(他に言いようがない)。
あと自分の勉強不足だけど、マナーとか分からないから食べ方難しいなー。お金持ちの人って、どこで勉強するんだろ? 帝王学で親からとかなんだろか。
まぁ僕は食べたいように食べるけど。

1.上のお椀をひっくり返して、それに汁を注いで飲む。
2.飲みきったら蓋を開けて、中の具を、はむはむ食べる。


八寸

今日は、大きくて立派な1枚の葉っぱの上に乗ってました。
なんか風情があるね。


拡大。造型も見事。
同じ種類のものが2種類づつあるので取り合いのケンカにはなりません。


お皿に取り分ける。見た目すごい! テンションあがります。

地元の食材にこだわっていて、おいしいと言われてる他地域の食材に負けないくらい、この地元にも美味しいものがあるんだよ! という意気込みが伝わってくる。


お刺身
めっちゃ脂がのってて美味しかった~。
お寿司やさんの魚みたい。

ワサビを醤油に溶かして、それから食べてた頃の僕はもういないです。
あと、何回か聞かれて何回も答えられないのでここに覚え書きしとくけど、お刺身の横にある緑色のスポンジみたいな野菜は「ずいき」でサトイモ類の茎。(Wikiで調べたら、使い方にショックを受けたけど・・・)



小さなピンクの花は「シソの花」です。見た目可愛い。
柔らかくて贅沢なんだけどシンプルな味がしますね。


焼物
今日は鰻。関西風でした。パリッ、ジュワーというかんじ。
白焼きっぽく素材の味が楽しめるようになってて、これ美味しかったなぁ。
養殖物じゃなくて、天然ものなんだって! 高価そう・・・。



今回は取り分ける前に、ちゃんと写真を撮らせてもらいました。
お店の娘もちゃんと着物着てて可愛いですよね。
料理名を一生懸命喋ってくれるんだけど(僕は聞いてもどうしても覚えられないけど)、「全部暗記してるんですか?」って聞いたら「さっき大将にこっそり聞き直しました・・・」って。


中身拡大。
ピーマンみたいに見える野菜がコショウ効いててカリカリして美味しかった。なんか難しい名前の野菜だったけど。ピーマン好きになりそう(ピーマンじゃなかったけど)


取り分けてもらうの図。

スッポンは何の臭みもなく、ただただプルプルした食感を味わえます。
コラーゲンだから女の子にオススメ。


雑炊
ぐつぐつ。


取り分けてもらう。香の物と一緒に。

これおかわりしたいぐらい美味しかった。


デザート

梨のアイス。梨がたっぷり入って美味しい! これもおかわりしたい。
梨って水分が多いからジュースにしたりお菓子にしたりって難しいって聞いたことあるような。スイカもそうだけど。


いちょうの葉っぱは、食材の買い付けに行った際に、店主自ら選んで拾ってきたりするそうです。こんなところにも地味に努力とこだわりが。
若いのにこんなに頑張ってる人がいて、感動さえ覚える。


菓子
黒くてよく見えないけど。そして和菓子と言えば抹茶。


お薄
泡立ってクリーミーになった抹茶。
前は泡とか粉っぽかったりで抹茶って飲めなかったんですけど、ここで飲んでいらい好きになりました。


パウンドケーキ

誕生日だということで、ご好意で出してくれました。
甘納豆が入っていて、その甘みで自然に甘くなるという。しっとりと形がくずれない程度の堅さも有り、僕は好きな味。和と洋のコラボレーションってイメージですね。これお土産にしたかった。


お値段、3万8千円くらい。
ごちそうさま。

(3)--------------------------------------------------------------------------
http://yasukawa.hamazo.tv/e3383784.html
クリスマスにはチキンとケーキというのが常識、というのが食品業界では常識なのですが、洋食が勝ち組みたいな雰囲気どうだろう、ここは敢えて「和食でクリスマス」とかどうだろう・・・と考えて、さっそく予約して実行。

予約したのは懐石料理の「いっ木」さん。
最近「食べログ」の浜松地域の美味しいランキングでも上位に選ばれていましたが、若いのに一生懸命な仕事ぶりにほれこんで、どうしても食べたくなってしまいます。
ちなみに食べログからは表彰状が贈られてきたらしいです。
ちょうど当日で新年のおせち料理の仕込みのために店舗の営業自体は終了、とのことなので今年中に行けてラッキー。

ここはアラカルトは無くて、すべて店主のおすすめでコースが作られているので、とくに何もせずにお料理スタート。内容が前もってわからないのでドキドキですね。
クリスマス当日ということもあって、カウンター席が満席だったのですが、すべての人に同じ料理ではなくて、同じようなコースでもその人に合わせてなのか微妙に内容が違うのですね。


ゆず湯にミントを浮かべたもの。
朝に雪が降ったみたいなので、温まります。


柔らかくて温かくて、ほっこりします。


お正月の「おせち」は、あっという間に予定数に予約が入って終了。
内容見てたらすごい良くて、これ食べたかった・・・。
来年は狙おう。


カニ肉がどーんと入ってて豪華。カニだと濃厚な味のイメージが多いけど、予想に反して繊細で薄味で上品でびっくり。こんな発想の仕方もあるんだなぁ。


このお店の八寸は、とても楽しみ。
今日はクリスマスらしくポインセチアが飾られていました。


このお盆に乗せかえる。
この中に「このわた」みたいな希少な食材がありました。
知らなかったんですけど、ナマコには青と赤があるそうですね。
赤のほうが漁獲量が少なく、値段が倍以上とのことでした。


お寿司にミントが入ってて、爽やかだった。
寿司にミントって発想もなかったけど、さっぱりしてて香りがよくて、すごい合う。


お魚もサラダ仕立て。


マグロもごまだれに。
これも変わってて、初めて食べた味だけど美味しい。
意外に合いますね。
ごまだれは自分で作ったオリジナルソースだということです。


日本酒あっため器。


クリスマスなのでシャンパン。
たぶん年末にも飲むことでしょう・・・。


僕のホットウーロン茶。


そういえば、ここでお肉出してもらうのって珍しいかもな・・・。
イノシシ肉。
ここで、養殖と天然の違いってどこ? という興味深い話になる。
人によって育てたられた家畜・人間が餌を与えて育てたものが「養殖」なのは明らかなのだけど、じゃぁその定義でいうと、人間が作った餌で釣られた魚、人間が仕掛けた餌によって作られた罠で捕えられた動物はどうなんだろう? 人間の作った餌を1回でも口に含んでいる動物は養殖じゃないのだろうか。
このイノシシは猟師さんのそんな「こだわり」で、山に入って「ケモノ道」を見つけた猟師さんが餌を使わないタイプの罠をしかけ、それによって捉えたものを生きたまましめたもので、猟師さん曰く「これが正真正銘の天然もの」ということだそうです。
なんか原始的で人間の本来の本質というか、世界の生命を感じるような壮大な話ですよね。


雑炊は、トリュフ入り。

さらにステーキ。
目の前で焼かれてるお肉って、なんかワクワクします。器も好き。
いつもは野暮ったい里芋があら不思議、なんだかホクホクと香り高いお芋に。


デザートは、チーズケーキ、柿のアイス、パフェ。


アイスに柿というところが面白かったのですが、和食をちょっと洋向けにアレンジしたようなメニューでした。
こういうのって新たな発見とかあって楽しい。
チーズケーキは流行のレアチーズケーキではなく、しっかりとしたベイクドチーズケーキ。そういえばベイクドタイプって久しぶりに食べた気がする。
表面に焦げが入っていて、これがまた美味しい。


ミニパフェの器が、また可愛い。
こういうのはエクスペリエンスだと思うのですが、味だけでなく見た目にも楽しくさせてもらって貴重な体験させてもらえるのって、外食の重要なサービスだと思えますね。


でもこだわる部分はこだわる抹茶。


最後のお菓子も、クリスマスっぽく、ショコラで。


最後に抹茶をいただいて終了。

来年、新年そうそうもここで食べたいな。

お値段は2万5千円くらい。
ごちそうさま。

2014/09/05 更新

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