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リブートした百余年の老舗料亭「桝形」来週から新装開店
リブートした百余年の老舗料亭「桝形」来週から新装開店グルメ和食2020年11月14日 12:56
日本料理「桝形」が新装開店するとのことで、レセプションを兼ねた前倒しの食事会に行ってきました!
来週月曜日、11月16日からリニューアルオープンするそうです。
料亭に分類される高級なお店なので、特別な日に行きたいですね。
着物の女将やスタッフの気遣いも丁寧で、大人の味と雰囲気に酔えます。
場所は凡猿と同じ桝形ビルの上階になります。完全予約制なので、エレベーターで上がるのですが関係ない人が入ってこないようにするために通常時はエレベーターがお店のあるフロアに止まらないようになっているそうですが、まだ新装オープン前だったからかも。この時は、まず凡猿の店の方に入って店員さんに案内してもらうという手順になるとのことでした。
お店の中はテーブル席とカウンター。
天ぷら懐石の場合はカウンター席のみだそうです。
テーブル席は個室になっています。
お座敷ですが、テーブルなので楽です。
窓の外には有楽町の眺めが見えます。周囲はビルですが、夜景をこの高さから見下ろすことがあまりないので気持ちいいですね。
個室ですが、アップライトでのライティングで天井に陰影ができていて、とても綺麗。
今回はてんぷらも頂けるとのことで、カウンター席。
少し背の高いバーカウンターのようなシートでしたが、クッションも高級でひじ掛けもなんだかふんわりしていて居心地の良い座席でした。
先付け。
味も細工も丁寧でこれからの料理に期待感があがります。
普段食べられない見事な料理です。
コラーゲンたっぷりの、すっぽん。
美味しい出汁みたいな味なのですが、聞いたらすっぽんの味なんですって。すっぽんってグロテスクで敬遠されがちですが、めちゃくちゃ美味しいです。ちょっと衝撃的でした。美容と健康にも良いのでこれから積極的に食べていきたいですね。
フグ刺し、お刺身。
あまり聞かない魚の名前もあり、勉強になります。
すごい新鮮で美味しいのは、早朝から釣り場で店主自ら仕入れて状態が良いのを大事に運んでくるからだそうです。通常の流通ルートを通らないので、素材の品質が良いのですね。料理は準備段階からですね。
焼き物で、ブランド豚や鰻など。鰻の白焼きにワサビで食べるの贅沢で好き。
牡蠣にゆばを和えたものだtったと思うのですが、甘くて美味しかった!
いくらに蟹肉のカクテル。いくらが立派!
ここから天ぷらです。
伊勢海老には金粉がのってて高級…!そしてインスタ映えMAX!
3種類の塩を好みで使って食べるのですが、迷ったら店主がおすすめの塩を教えてくれます。
岩塩とお茶の塩とすっぽんの塩だっけ? おすすめはすっぽんの塩で旨味がすごいです!
大根。天ぷらにたっぷり乗せて食べるのですがめちゃくちゃ美味しい。大根ってこんな美味しいんだというくらい美味しい。なんなら最後の方は大根だけおかわりしながら食べてました。
このつゆに天ぷらを浸して、大根をザクザクかけてかきこむのです!この食べ方良いな。
魚の皮の部分も僕は苦手なのですが、皮ってお菓子みたいで美味しいんですね。
揚げたての海老をすぐに食べられるように原宿スタイルで渡されたりもして楽しい。
いろんなものを次々に出してくれるのですが、写真に撮り忘れてます。食材は店主が丁寧に教えてくれます。
出てくる料理に合うお酒の銘柄を教えてくれるので、お酒と料理のマリアージュが楽しめます。
詳しくないので名前を忘れたけど、幻の銘酒と呼ばれるお酒も出てきてびっくりしました。
いちじくの天ぷら美味しかった・・・たらふく食べたい。
普段は魚のしっぽは食べないのですが。しっぽまで美味しく揚げられてるので食べてしまいました。本当にお菓子です。
〆はすっぽん雑炊か茶そばか選べるとのことですが、散々迷ったあげく雑炊にしました。ここの雑炊は食材が良いから出汁がきてて雑炊が美味しいんですよ。
最後にデザート。熱くて甘い大学芋に冷たいアイスクリームのコラボレーション。
最後まで気を抜けずに美味しい。
僕の所得だと少しハードル高めなお店になるのですが、ここぞという特別な時に利用したいですね。
2020/11/14 更新
2016/01 訪問
百余年の老舗料亭、大切な人に贈る浜松の心の懐石料理
僕の人生であんまり料亭って行く機会もないのですが、お財布と相談しつつも勇気を出して行ってみました。
非常に雰囲気が良く、外商の人たちが商談でよく使うというのも頷けます。
「カウンター席」か「個室」、どちらでもと言われたので、カウンター席に。
以前までだったら必ず個室にしてたんですけど、最近はカウンター席にするようにしています。
料理人の人たちと話をしたり、料理についての想いを聞いたり、そういうのが大切だと思うようになりました。
街中の飲食店の人たちも、それぞれ浜松市街地の現状をなんとかしたいみたいで、色々と考えているみたいです。
僕も「街中活性化」と口だけで言ってるようにはならないように、自らも週末は街中に行こう、と強く思うようになりました。有言実行大事。
お刺身盛り合わせ
非常に丁寧に造っていただきました。どれも新鮮で美味しいです。
老舗という歴史の重みは食材にもこだわりがあり、漁師の方と直接契約しているそうです。
つまり、東京の高級店に流れてしまうような(←高く買い取ってくれるので)一番良い魚を譲ってもらえるのです。
地元を愛し、地元から愛されるようなお店でないと、なかなかこうはいかないですね。
サラダ
ここから先は、写真だけ見ても美味しさが伝わるかと思います。
もずく
イカそうめん
↑これかなり美味しい。ツルツルいけます!
桝形まんじゅう
名物だというのでどんなだろうと思ったけど、じゃがいもで再構築した中に、たまねぎやバターなどが入って本当に北海道はでっかいどーです。
天ぷら
茄子を中心にいろいろもらう。
美味しい茄子を食べてからナス好きになりました。
食べたい食材をいえば、なんでも作ってくれるそうです。素敵。
鴨の肉だったと思います。
スッポンの入った茶わん蒸し
牛肉。
焼き方に特徴あったので焼き方聞いたら「企業秘密」とのことでした。
網目ないし、串を通した後もないので不思議なのですが。
軽くあぶってオーブンで熱を通して焼いたりとか、いろいろ手間かけてそうですね。
茶そば
女将が「おすすめ」と言ったので。
確かに美味しい。仕事のプレッシャーでやられている胃にも優しいです。
女将さんはちゃんと着物を着て、優しそうな人で、気遣いも素晴らしく、ゆったりと楽しい食事をさせていただきました。
食事中は雰囲気作りも大切だとは思うのですが、くっつきすぎず離れすぎず、本当にリラックスして食事ができました。
おだやかな笑顔の素晴らしい女性を、久しぶりにみた気がします。
デザート
メロン、ぶどう、桃のシャーベットに、アイス等。新名物の「すっぽん生キャラメル」もついてきます。
料理のひとつひとつが丁寧で質が高く、これが料亭なんだ、と感じたひとときでした。
ファーストフードや格安チェーン店のレストランが増える中で、本当の食べ物の美味しさや、自分が住んでいる地元浜松でとれる食材というのを知るということは、自分の人生にプラスになることだと思います。
ハンバーガーやカレーが好きで美味しいというのも否定しないですが、旬の食材・本物の食材というのは、生命の大切さを知ることと同じで、他の人にもぜひ食べてほしいです。
自分に子供がいたら、この料理で育ってほしい、浜松を知ってほしい、と心から思います。
バブルの時代ならお得意様の接待に企業が使用するイメージだと思うのですが、特別な日に、大切な人に、常日頃の想いをこめて心のこもったサービスをしたいと思うなら、このお店がベストな選択だと思います。
すっぽん生キャラメル
お土産にできるというので、購入。
ちょっとお洒落な木箱風の入れ物に入っています。お土産に最適。
父母にプレゼントしたけど、あんまり褒める人たちではないのだけれど、かなり美味しいと喜んでいたので、相当美味しいのだと思います。
ちなみに「すっぽん」なので、かなり元気になれます。元気ない時にオススメ。
気が付かなかったけど、今レシート見たら、少し安くしてくれてた。ありがとうございます!
料亭の雰囲気も堪能し、美味しい料理に舌鼓をうち、街中活性化への想いも聞けて、なんだか充実した1日でした。
お値段、29,780円ナリ。
ごちそうさま。
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2014/09/19 追加
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http://yasukawa.hamazo.tv/e5627653.html
街中の老舗懐石料理の店「桝形(ますがた)」へ行ってきました!
このお店は由緒正しい100年以上も続く高級店なのですが、僕のような未熟な人間でも受け入れてくれるありがたいお店です。
とにかく食材が美味しい! 経験豊富な職人が目利きによって、その日の市場で仕入れた旬の食材をお皿に出してくれます。生簀でさっきまで生きていたものを出してくれたり。
浜松産の食材にもこだわっているので、味付けではなく食材の美味しい食べ方や旬のものを教えてくれるので、なんというか「浜松に住む人として浜松と一体になれる」そんな感覚にもなります。
そんなお店が、新たに「天ぷら懐石」をスタートさせたと聞き、さっそく食べに行ってきました!
天ぷら懐石ですが、コースで1万円というお値段設定。高級食材の天ぷらをこれでもか! というぐらい食べられる贅沢なコースです。松茸、アワビ等、高級食材が次々に出てきます。
大切な人と、大切な日に、一緒に楽しんで想い出にしたくなり料理ですね。
まずは、お刺身の盛り合わせが出てきます。
これだけでも、すでに美味しい。
いろんな魚の美味しいところを楽しめます。
舞阪産生しらすも最高!
天ぷらが始まる前に、もう一皿、焼き物が。
金目鯛の西京焼きです。キンメですよ、金目鯛。上品な味付けが鯛とあってて奥深い。
横にある黄色いのは、栗と芋を合わせたものだそうです。
この色がまた、和風の雰囲気を出していて、お皿の上が世界を作っているのですよ!
こんな感じで、目の前で捌いて作ってくれます。
職人さんの技を愉しむのもいいのですね。
生簀から出したばかりの海老などもビッチビチしながら料理されていきます。
目の前のお皿に、揚げた品を1品ずつ置いていってくれるスタイルです。
食材の説明もしてくれるので、ビギナーにも安心。
天ぷら懐石のコースですが、このようにカウンターでふるまってもらうので、カウンター席の4人ぶんしか席がありません。
少ない席を取り合うことになるので、念のため予約した方がいいかもですね!
まずは最初に天ぷら! 車海老の前脚。
こうして食べるの初めてですが、香ばしくて食感もパリパリした感じで、なかなかいいですね。
やけに香りがいいな、と思っていたら、油を良いものを使っているので、その香りだそうです。
とにかく隅から隅までこだわったこの天ぷら、みんなにも食べてほしい。
次に本体。
ぷりっぷりでふわっふわで美味しい! 揚げたてで濃厚な海老の美味しさが味わえます。
ちなみに天つゆではなく、塩でいただきます。
次は、鱧!
2つあるのは、塩で食べる用と梅肉で食べる用。
好きに食べてもいいのはもちろんなのですが、こんな風に美味しい食べ方の提案までしてくれます。
この鱧は柔らかく細かい骨のいやらしさもなく、食べやすい!
これみんなに食べてほしい。
目の前には、ありとあらゆる高級食材が出番を待ち構えています。
そういえば「桝形」は今でこそ老舗割烹料理のお店ですが、スタートは天ぷら屋さんだったそうです。
『カルメン故郷に帰る』とか『二十四の瞳』とかで有名な、浜松が生んだ名映画監督「木下惠介」さんが通ったお店で、木下監督は「白魚のかき揚げ」が大好物だったと記録されています。
(ソース)木下家の食通息子 | エピソード 木下惠介生誕100年|松竹株式会社(公式)
http://www.shochiku.co.jp/kinoshita/content/episode/06.html
ちゃんと文献にも「桝形」と残ってる!
そんな天ぷらが、100余年の時を超えて目の前にあるのですから、大興奮。
偉大な名映画監督が愛した「白魚のかき揚げ」、大きな仕事の前には僕も食べさせてもらおうかな。良いクリエイティブができるかも!
クリエイター必見の、浜松名物料理になるかもですね。
櫨。
魚の違いがなんとなく分かってきた(気がする雰囲気)
銀杏。
あんまり好きではない食材なのですが、これ食べて普通に美味しい!
苦手な食材をまたひとつ克服できてしまった気がする。
白ゴーヤー&アスパラ。
アスパラは甘かった!
白ゴーヤーは不思議に最近食べ慣れている気がするけど。少し苦みがあるけど、普通のゴーヤーよりは苦みが微量でさっぱりしている。
白い種類は新種ではなく最初からある種類で、沖縄では緑が主流ですが、台湾では白いゴーヤーの方が多く流通しているそうです。
紋甲イカ。深みのある味。
太刀魚。
身が締まっていて力強い。
(写真無し)
穴子。
ぷりぷりしていて美味しい。タレの印象が強いけど、こうして食べると普通に美味しいですね。
鮎。まるごと1本。
頭からかぶりついても柔らかい。苦みもなく身が甘い。
ピーナッツの豆腐。沖縄のジーマーミー豆腐ですね。
山葵だけで食べます。
これ本当に美味しかった。1ダースくらい欲しい。
そしてラストスパートで、高級食材のステージへ。
松茸。
目の前で調理してくれるので本物に決まってるのですが、なかなか感動の瞬間ですね。
香りを愉しんで、とのことです。
このへんから、写真が分かんない。
そして興奮して撮ってないのがたくさんある。
(写真なし)
料理は、イチジク、カマス、なめこ、サンマ、アワビ、黒むつ、です。
車海老の脳をオオバで包んだもの。
オオバも海老も苦手なんだけど、普通に美味しい。
伊勢海老。
結構大きい部位。さすがのおいしさ。揚げたてホクホク、ぷくぷくプリプリです。
(写真なし)
ラストに、海苔を巻いたウニ。
締めに、「かき揚げうどん」+「天丼」「天ぷら茶漬け」の3種類から選べるそうです。
3人で行ったので、別々のものを注文してみました!
かき揚げ+うどん
さっぱりしたかったら、これですね!
確かうどんも美味しいのを仕入れてたはず。
天丼。
味付けが上品でくどくない。少しもの足りないかな、と思ったら、この1品が丁度いい。
食べやすくて箸が進みます。
天ぷら茶漬け。
さらさらといただけて、ボリューム感もあり。迷ったらこれですかね。
どれも食べたいくらいで本当に迷ってしまいますね!
最後はデザート。
三ヶ日みかんのシャーベットでした。
さっぱりしていて、最後に相応しい一品。喉ごしもすっきりです。これも美味しい。
量的にも大満足です。
こんな感じで、高級食材のオンパレードを天ぷらで楽しむ、というコースです。
1万円という値段設定が高いとみるか安いとみるかですが、安いに決まってます!
一生かけてお目にかかるような美味しい高級食材が一気に楽しめちゃうわけですよ!
しかも老舗の料理長自ら、腕を奮ってもらえるんですよ!
ということで、来月もう一回食べに行こうと思います。
これでまた仕事を頑張れます!
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(↓2014/10/29追加)
浜松にいらしたお客様が帰り際に「鰻の美味しい店ってどこですか?」と聞かれることも多いのですが・・・。
うなぎ屋さんって、夜遅くまでやってないので、会社帰りくらいの時間帯に行くのが難しいのですよ!
という理由で、もんもんとしていたのですが、自信を持っておすすめできるお店があったのでご紹介。
そのお店とは。
老舗の割烹料理のお店の作る「うなぎ」!
それだけでも美味しそう。
こういう高級料亭のお店では、職人さんが認める美味しい食材が入らない限りメニューに出さないので、はずれは絶対にありません。
この鰻も相当の良いルートから仕入れたようですが、それをオーナーシェフである大将自ら捌いて蒸して焼いてくれるというのですから、これはもう期待感バリバリです。
日本料理の料理人って、包丁技がすごいから、なんでもできるんですって!
で、いつもはカウンターなのですが、お客さんで繁盛していたこともあって、個室に移動。
たぶん僕は桝形さんの個室で食べるの初めてだと思います。
まずはいつも通りに、小皿から。
丁寧な仕事でいつも美味しい。最近ここで食べる塩辛のおいしさに目覚めました。
まじいくらでもいけますよ。
というわけで、うなぎ実食。
この太さ! 大きさ! すごく立派。料亭のテーブルに出されるに相応しい、堂々とした姿です。
見ての通りの、天然ものと見間違うがごときの大物ぶりのぷりぷり感。
僕クラスが食べていいのかと神に問いたいくらいのクオリティです。
口に含むと、優しく豊かな甘さが広がり、食べ応えがあります。
身がぷりぷりとしていて厚く、なかなか食べたことのないような立派なもの。
味付けは、通常のうなぎ屋のように甘くなく、上品な甘さです。
なんていうか、なんだろう? 料亭らしいというか、そんなちょっと高級感のあるような味。
こればっかりは伝えきれないので、食べてみてほしいです。
最後に、肝のお吸い物。
身の大きさに相応しい立派な肝ですね。
こちらのお吸い物も上品な味で、最後をしめるに相応しいものでした。
そもそものベースとなる「うなぎ」の仕入れが良いので、そのへんのうなぎ屋さんと比べても全然美味しいです。
気になるお値段は、1,800円~3,500円といったところ。
急に鰻を食べたくなったり、急にもてなす必要があったりとした場合にもすごく便利。
街中なので新幹線や電車が近くて、お客様の送迎にも便利だしね!
かなり美味しいというか、今まで食べたことのないような美味しさだったので、またリピートしたいと思います。
http://yasukawa.hamazo.tv/e5712416.html
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(↓2015/05/29追加)
浜松街中にある「日本料理 桝形」に行ってきました!
このお店はアッパークラスでセレブな企業社長などが利用する高級割烹料理のお店なのですが、最近、高級食材をちょっとずつ天ぷらにしていただけるお得なメニューが始まったので、僕のような一般ピープルも行くことができるのです。平日がねらい目です!
過去に「天ぷら懐石」をいただいた時の記事はこちら。
●木下惠介監督が愛した天ぷら! 老舗名店「桝形」の天ぷら懐石
http://yasukawa.hamazo.tv/e5627653.html
●またまたクリエイター御用達の天ぷら懐石料理。
http://yasukawa.hamazo.tv/e5725399.html
というわけで、さっそく「天ぷら懐石」を食べ進めたいと思います。
イカソーメン。
ゴクゴク飲める美味しいめんつゆと一緒に。
すぐ上の画像との違いは、「つゆ」が入っているか入っていないかです。
お刺身盛り合わせ。
写真を見てもらえば分かる通り、すごい高級魚で、脂がハイレベル。舌の上でとろけます。
少し炙ってあるので甘みが出ていて、今までで一番美味しい刺身です。
このお店のお醤油も独特の甘みがあり、それがまた美味しいのです。
1品目。海老の前脚。
カリカリしてお菓子みたいに食べられます。濃厚なエビの香りが。
2品目。海老本体と、脳みそ。
プリプリの海老が甘くておいしい。
3品目。紋甲イカ。身がプリリとしていて美味しい。
4品目。穴子。1つは塩、もう1つは梅肉で。今ヨダレが出てしまうほどさっぱりした酸味で美味しい。
岩牡蠣。立派だ・・・。そして美しい。なんていうか、オーラがありますね。
天ぷらにするのは勿体ない、と言っていましたがお願いして2個のうち1つを揚げてもらいました。
5品目。岩牡蠣。加減も丁度良いけど、そのままの方が良かったかも。
僕は牡蠣は苦いというイメージがあるのですが、まさにミルクのような濃厚さと甘さで美味しい。
6品目。アスパラ。大きくて立派。味がしっかりしていて美味しい。
7品目。とうもろこし。かなり甘くておいしい。とうもろこし好きにはたまらん。
今度は、かき揚げにしてもらって大量に食べたいくらい美味しい。
8品目。枝豆。これも立派。豆特有の香りがたってて美味しい。
9品目。なんだったか忘れました。
10品目。太刀魚。力強さを感じさせる身。美味しい。
11品目。うなぎの塩焼き。山葵と一緒に食べるとピリリとした辛さに甘さが合わさって幸せなほど美味しい。もっと食べたい。
12品目。ゴーヤー。苦みが全く無くただ美味しい。
13品目。黄色いズッキーニ。野菜の甘さを感じられて美味しい。
14品目。鮎?
15品目。すっぽん。コラーゲンたっぷりでお肌つやつや美味しい。すっぽんって美味しい。
16品目。何か忘れました。
ここで、何故か珍味4種。どれも高級そう。
17品目。ちょっと覚えてない。
18品目。すっぽんの肝?
19品目。伊勢海老。言わずもがな高級美味しい。
20品目。しいたけ。濃厚で美味しい。
21品目。たまねぎ。甘さがたまらんほど美味しい。
美味しいので、普通にたまねぎスライスをもらう。
22品目。なんだったか覚えてない。
23品目。白子。ゆるふわ美味しい。
24品目。ウニ。磯の香りが高級美味しい。
ということで、天ぷら懐石(特別バージョン)終了。
特別バージョンというのは、少し品目が多いからです。普通の人はお腹いっぱいになるので、こんなに食べないので品目がもう少し少ないそうです。
旬の地元食材を使うためコース内容は変わるのですが、大体内容はこんな感じだそうです。
高級食材をちょっとずついろいろ食べられるので大満足な上、高級食材といっても少しずつなので、お値段もお得です。
普段食べられないようなものを、特別な日にちょっと試してみるというのもいいですね。
〆にご飯。かき揚げ丼になっています。ミニサイズなのでペロリ。
つゆが優しくて、身体に染みわたるようです。
赤出汁。このお店の赤出汁は本当に美味しくて、僕が赤だし好きになるほどです。
最後にデザート。
メロンや苺に蜜柑といったフルーツに、三ケ日蜜柑のシャーベット。
ここでも地元食材にこだわっています。
この果物も品質が良く、高級料理店の風格がありますね。
・・・と思いきゃ、最後にもう一度、丼の大盛りを所望。
ビッグサイズです。
最後に、階下にある居酒屋「凡猿」で扱っている100%葡萄の「赤」を取り寄せてもらいました(大好物)。
「赤」と「白」があるところがワインっぽくて、呑めない僕には適しています。
こんな感じの天ぷら懐石。
ぜひみんなにも食べてほしい確かな品質と味です。
2016/12/20 更新
料亭(懐石料理)のお店「桝形」。創業明治24年、100年以上続いている老舗中の老舗。浜松の飲食店の中でもリーダー的な存在のお店です。
系列店の方の「凡猿」には定期的に行っていたのですが、そろそろ特別な料理を食べにいきたい、オリンピックだしね、と自分に言い聞かせて高級店を予約しました!2年ぶりくらいになるんでしょうか、めっちゃ楽しみ!
オリンピック開幕式の夜に伺ったのですが、街中の駐車場はいっぱい。
東京では宣言中で飲食店が自粛を強いられる中、経営難に陥る店も多いと思うのですが、少しだけ安心はしました。
ウイルス対策をちゃんとしている店も多いので、自らの行動を気を付けつつ、経済活動をしていきたいですね。
桝形は料亭なので懐石料理が美味しいのですが、天ぷらもめちゃくちゃ美味しいです。
迷った挙句、両方を合わせた特殊なコースにしてもらいました。
名前入りのお品書きが、めちゃくちゃ嬉しい。
スペシャル感が増しますね。
どうまん蟹、ウニ、キャビアなど、贅沢の限りを尽くしたような先付。
最初っからこんな高いレベルなの?と思わずにはいられない。
そして地元の「浜松産」にこだわっているところが、また”粋”なんですよね!
続いては小鉢っぽいもの。いろんな味が楽しめて嬉しい。
ほおずきサーモン、寒天寄せ、バイ貝、等の高級懐石料理に出てくる品々。
カステラ玉子はすっぽんエキスが使われていて甘みがすごい。
赤むつ。l高級寿司屋さんでも食べたことのない脂ののったトロで、とろとろ。
舌の上で溶けるとはこのことだと思います。こんな良い赤むつのトロは食べたことない。
質も良いと思うのですが、何より新鮮なんだと思います。
ワサビは目の前でおろしてすぐに出してくれます。
このワサビがまためちゃくちゃ美味しくてそのまま食べたいくらい。
すっぽん塩鍋。
お店は醤油が自慢とのことですが、あえて塩で、とのこと。シンプルに塩にした方がすっぽんの美味しいエキスが味わえるとか。
出汁のスープがめちゃくちゃ美味しい。
なんていうか、こだわりで何時間も煮込んだ美味しいラーメンのスープというか、それくらい美味しい。
生姜で味が調えられているのですが、白ネギにもあっていてこれでご飯が食べたいくらい。
お皿の底まで舐めまわしたいくらい美味しいです。
ここから天ぷらが始まりました。
目の前であげてくれて出してくれるカウンタースタイルで、新鮮な食材を熱いうちに食べさせてくれるので、めちゃくちゃ美味しいです。
まずは車海老のあたま。
カリカリしていて美味しい。
本体(?)の方。こっちはぷりぷりしていて美味しい。
海老ってこんな風に部分で楽しむものなんですね!
塩も3種類(トマト塩、お茶塩、すっぽん塩)と出してくれて、大将がどの塩で食べるのが合うか教えてくれるので知識がなくても大丈夫です。
そして塩と合ってめちゃくちゃ美味しくなるのが不思議。
世の中にソースやドレッシングがあるのが不思議に思えるくらい美味しいです。素の食材が美味しいってほんとすごい体験です。
アスパラガス、しゃきしゃきです。
アスパラガスって苦手な部類だったのですが、これ食べてめちゃくちゃ好きになりました。甘くておいしい。
太刀魚。身がしっかりしているイメージですが、箸でほろりと。いや箸がとまらないですね。
大根の鬼おろし。僕はお酒を飲まないので習慣がないですが、前回感動するくらい美味しかったのこれ。
大根が甘くて美味しいのです。
つゆに入れて天ぷらといっしょにいただくのですが、出汁の美味しさもあってすごい進む。
大根だけでもエンドレスで食べ続けられる。大根ってこんな美味しんだって改めて思った。
アオイリイカ。ちょっとレモンしぼっていただきました。すごい深い味わい。
まいたけ。キノコ苦手であんまり食べないのですが、ここの天ぷらで僕は克服済です。
まいたけの天ぷらおいしい。
生岩牡蠣。食べるのを避けてきたので見分けられないですが、めちゃくちゃ良く新鮮な牡蠣とのことです。
そして、この季節の生牡蠣は当たりにくいらしいです。板前さんの知識、すごく勉強になる。
オクラ。上手にうすく天ぷらにしてあってすごい。
はも。目の前で骨を切るのをやっていて、技術の凄さを感じる。
しいたけ。これも豊潤で美味しい。
うなぎ。うなぎの天ぷらってあんまり食べたこと無いですね。
タレのも美味しいけど、これはうなぎの素の美味しさがわかる。なんでタレの味をつけちゃうんだろ?ってなります。
とうもろこし。大好物。
系列店の居酒屋「凡猿」の方でとうもろこしのかき揚げめちゃくちゃ食べるのですが、ほんと甘くて美味しいです。
かぼちゃ。低温でじっくりと加熱していくと甘みが増すんですって。
ケーキみたいにふわふわでとろける甘さです。スイートポテトをこえるんじゃないか。
とうもろこしの衣を使った天ぷらをやる予定っぽかったですが、急遽スープをもらいました。
牛乳を使ってないらしいのですが、クリーミーで甘くて美味しい。
つぶつぶの食感も良いですね。
峯野牛のステーキの天ぷら。これもあんまり食べたことないけど、もう間違いなく美味しいにきまってる。
脂がとじこめられて、中は赤くてジューシー、外は香ばしさがあってすごく良い。海苔も合いますね。
天竜川の鮎。
まな板の上で飛び跳ねてるというか、今まで水槽にいたやつを目の前で捌いてくれました。
僕は今までこういう姿そのままのやつを食べるのが苦手なのですが、これは頭からいけました。
頭の部分とか苦いと思っていたのですが、これは普通に美味しくて、魚ってこんな美味しいんだって思いました。
なんか無人島で生きていけそうな、そんな可能性すら感じましたね(僕は捌けないけど)。
甘鯛の骨蒸し。
懐石料理だと鍋が定番ですが、夏の暑い時なので、こういう形にしてくれたみたい。
魚料理に慣れていない僕には箸の使い方すらよく分からないのですが、普通に食べ方を教えてもらいました。
鯛って美味しいですね。
伊勢海老のリゾット。
ご飯の部分を何にするか悩んでくれたようですが、一番美味しく食べられると選ばれたのがこれ。
コース終盤で少しお腹もいっぱいになってきたのですが、食べ始めたらもう止まらなくて物足りないくらい食べました。
伊勢海老の濃厚な旨味もそうですが、ご飯や味付けの部分が丁寧なんでしょうか。とにかく美味しかったです。
付け合わせの味噌も美味しかった。
最後にデザート。
季節のフルートとしてシャインマスカット、マンゴー、白桃。そして三ケ日ミカンのアイス。
どれも普通に甘く美味しくて間違いが無く、品質を気にして選びまくったものなんだろうな、と思います。
お茶の色、めちゃくちゃキレイだった!
料理もサービスも最高だった。
また来月いきたい。
僕の所得では普通は手に届かない高級店なのですが、やっぱりたまに行くとヒエラルキーが分かるというか、違いが再確認できますね。
値段というより、食材の質や積み上げた技術、丁寧な仕事。いわゆるプロの仕事です。
僕もプロとして、自分の仕事が他人に認められるようにちゃんとやろうと再確認できます。
http://www.masugata.jp/