ハラミ串さんが投稿したかたつむり(岐阜/山県市その他)の口コミ詳細

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ハラミ串のレストランガイド

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かたつむり山県市その他/郷土料理、野菜料理、創作料理

4

  • 昼の点数:4.6

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
4回目

2019/10 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

山の恵みが凝縮された超絶きのこの数々

【2019年10月 再訪】

またしても岐阜の山奥まで来てしまいました。10月は茸シーズン真っ盛り&狩猟解禁という絶好の季節^m^
前回訪問時に10月中旬が茸を一番楽しめると聞いてその場で即予約。今回は総勢8名での訪問です。
15000円で内容はお店にお任せ。その時に獲れた物を適当に見繕ってもらうにはこの予算が恐らくベストです。
香茸は特に強く希望しましたが、自然相手なので成果は確約出来ません。ちょっとドキドキ。

…が!どうやら大将は予約をすっかり忘れてたみたいです。そのままその場で凍りつく一向(^_^;)
たまたまここ数日できのこを大量に採っていたみたいで食材は足りるとのことですが、めっちゃ焦りました。
大人数でこんな山奥まで来て「出来ない」とか言われたらマジでシャレになりません。何とも恐ろしいです。
幹事はちゃんと1週間前に予約確認の電話を入れたようですが、この店は前日の電話もマストですね。

出足から相当バタバタしましたがやや遅れてなんとかコース開始…と思ったら、猪の前足ハムを1本渡されました。
骨付きハムをナイフと共に丸々一本渡されたのは生まれて初めてです。というか多分空前絶後の出来事と思われます。
どうやらいつもなら出てくる凝った前菜を仕込んでいない模様。これで適当に凌いでくれとのことです(^_^;)

酒はこちらがアレコレ持ち込んでいます。持ち込み料は1本1000円。ワイン・日本酒・焼酎等々をたっぷり^m^
ちなみに以前は酒の種類が貧弱だったんですが、ここ最近でワインを中心に品揃えはかなり良くなっています。

大将は調理の合間合間でこっちにも顔を出してきます。そして見せてくれるきのこやジビエの数々!
「うわ!何このキノコ、デカ! 」「穴熊ってこんな肉づきなんだ~」「蛇生きてるんですけど…?!」
繰り出される超絶食材に参加メンバーのテンションもグングンUP。この店は何回来ても楽しすぎます(^_^)

・猪の前足のハム
締った肉質で程良い燻製香とやや強めの塩気。野生動物とは信じられない深いコクと旨味があります^m^
これはそこらの高級ハムより数段上の旨さです。脂身も旨いですが赤身部分の旨さが超ヤヴァイ!

・塩茹で落花生
粒がめっちゃ大きな落花生。ホクホクの塩茹でですがちょっと芯を感じる硬さも少々あります。
エグミの無い優しい甘み。

・猪スペアリブ
大分内臓に近い部分を使っていると思います。先ほどのハムとは一転してクセも香りもかなり強烈(^_^;)
私はこれでもまあまあ大丈夫ですが、この獣臭に近い武骨な味わいが駄目って人も結構いました。
ある意味、こういうのにぶち当たるのもジビエなんだよなぁ。

・郡上天然鮎
中くらいのサイズで強めの塩と綺麗な焼き色。皮がパリッとしてて良い張りを保っています(^_^)
頭からバリバリ食えるし、ほろ苦いワタも繊細な白身部分と混ざると更に至福の旨さ。

・アミタケのお浸し
山のレバーと呼ばれるきのこ。コレは初めてです。何回も来ていますがまだ知らないきのこ出てくるね(^_^;)
で、このキノコですがマジでレバーです!これはちょっとビックリ。似ているとかじゃなくレバーそのものの食感。
きのことは思えないブリンブリンの弾力と歯触り。それでいて味わいはしっかりきのこ。おおお!!! コレは美味い!
きのこの存在感が圧倒的で、あっさりした出汁(きのこ出汁?)と合わせてあるのも正解ですね。素晴らしい(^_^)

・無花果の胡麻和え
口直し的な一品ですが、ほんのり甘口の熟した無花果に胡麻ペーストのコクと塩気が良く合います(^_^)

・焼き松茸
これは流石にご主人が採ったものじゃないと思います。キロ10万円するという岐阜県産の天然松茸。
私は正直松茸にほとんど興味が無い(高いしね)のですが、これはモノが違いすぎました。超旨いです!
松茸は香りを楽しむきのこかと思っていましたが、この松茸は豊かな香りに加え物凄くジューシー^m^
噛みしめる度に旨味豊富なスープが口の中にジワジワ溢れ出てきます。松茸って凄いきのこだったのね~

・香茸と舞茸の天ぷら、花咲栗と銀杏の素揚げ
・天ぷら盛り合わせ(里芋団子、稚鮎、白茄子)
天ぷら・油揚げの盛り合わせが2種類。どれもこの時期ならではの旬のものばかり。特にきのこね^m^
見た目はシンプルですがこの栗と銀杏は身が程良く締まっていて味が濃いです。シンプルな塩味で十分旨い。
白茄子は普通の茄子とは全然違います。もっとジューシーで香りが良いです。これも味が濃く感じるな~
そしてやはり真打は香茸!!! 香りが目に見えるんじゃないかってくらい強烈です。なんだコリャ(T_T)
なんかのガスでも発しているんじゃないかって位の強烈な芳香。出汁のニュアンスも感じる不思議なきのこです。
摘みたて・生の状態でも香りを確認しましたが、加熱すると更に凄いです。これはもう何と言えば良いのか…
乾燥物は通年で楽しめますが、生で頂けるのは今だけ。めっちゃ凄いものを頂いてしまいました(T_T)(T_T)(T_T)

・ツキノワグマ焼き
・ツキノワグマ脂刺身
ほぼ脂身ですがツキノワグマはこの脂身が最高に旨いです。サラッとした質感の綺麗な脂。
クドさは全くなく風味豊かなスープみたいな豊潤な味わいです。ぬぅう、最高かよ(T_T)
脂は刺しでも頂きました。融点はそんなに低くないので、こっちだと風味はちょっと感じにくいです。
とはいえこれは中々面白い食べ比べです。そしてこの生食は駄目って人も一定数いるハズ(^_^;)

・やまどり茸 きのこ鍋
・天然クレソン、猪しゃぶしゃぶ、猿しゃぶしゃぶ ←え?
ヤマドリダケ・鹿の舌・舞茸・木耳・ヌメリグチ・ヒラタケ・ショウゲンジシメジ・ムラサキアブラシメジ…等々。
ここまで種類が多く入るきのこ鍋って中々ないです。しかも普段あまり聞いたことのないきのこのオンパレード^m^
この鍋は香りが素晴らしいです。うっとりする豊潤さで普通の出汁の香りとは全然違う何とも言えない芳しさ。
このまま食べても滅茶苦茶美味しいですが、更にここへ脂ノリ満点の猪を投入してしゃぶしゃぶっとね(^_^)
この猪めっちゃコクがあって旨いです。サラリと解ける脂の綺麗さもお見事。フフフ、こりゃ堪らんネ。
で、気になるのがお猿さん。年間5頭まで捕獲OKらしく、可食部分は少ないものの一応食用になります。
これはまあ、ぶっちゃけそんな旨くは無いです。そして不味くもない。んん~ちょっと酸味がある様な…
鬼を祭る神社の供物はザクロって聞いたことがありますが、人間も酸っぱいらしいですね。シランケド(^_^;)

・アカヤマドリタケとタマゴタケの雑炊
先ほどの鍋を使った超贅沢な雑炊。旨味の塊であるタマゴダケとアカヤマドリダケを追加投入してあります。
カレー粉でも入ったかのような鮮やかなオレンジなのはこのキノコの影響ですね。んん~良い香り^m^
ぶよぶよしたアカヤマドリタケは信じられないくらいの旨味が出ます。和製ポルチーニの異名は伊達じゃない!
色んなきのこやジビエからにじみ出た風味と香りにこの2つのきのこがさらに合体して信じられない絶品になってます。
かたつむりに来るたびに頂く雑炊ですが、今回はシーズン真っ最中だったこともあり過去最高だったかもしれません。

・フルーツ盛り合わせ 
・珈琲とお茶受け(高山まめつかげ)
食事の〆はフルーツ盛合せと和菓子に珈琲。この店はフルーツも何気に凄いもんを取り揃えています(^_^)
ここまでずっと圧倒的な香りと風味にさらされまくっていたので、ホッと一息出来ました。

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【最後に】
出足は不安と絶望しかありませんでしたが、結果的には過去最高の内容でした。きのこってやっぱスゲーな(^_^;)
ジビエに関して言えば当たり外れが多少ありますが、天然素材にムラは付きもの。多様性を受け入れるのも肝要です。
それとこういうお店では特定の食材を求め過ぎてはいけないです。むしろ知らない食材との出会いを妨げてしまいます。
今回の収穫の1つはアミタケですが、これだって通常のコースだったら出ていたか分かりません。面白いもんです。
自分の好みは伝えた方が絶対良いですが、内容に関しては食材チョイスも含めてお店に任せた方が良いですね(^_^)
次はいつ訪問できるかな~ ご馳走様でした。

  • 猪の前足のハム

  • 猪の前足のハムUP

  • 猪の前足のハム(自分で切り分けたヤツ)

  • 塩茹で落花生

  • 塩茹で落花生UP

  • 猪スペアリブ

  • 猪スペアリブUP

  • アミタケのお浸し

  • 郡上天然鮎

  • 無花果の胡麻和え

  • 焼き松茸

  • 焼き松茸UP

  • 香茸と舞茸の天ぷら、花咲栗と銀杏の素揚げ

  • 香茸の天ぷらUP

  • 舞茸の天ぷらUP

  • 栗と銀杏の素揚げ

  • 天ぷら盛り合わせ(里芋団子、稚鮎、白茄子)

  • 白茄子の天ぷらUP

  • 稚鮎の天ぷらUP

  • 里芋団子の天ぷらUP

  • ツキノワグマ焼き

  • ツキノワグマ焼きUP

  • ツキノワグマ焼きUP

  • ツキノワグマ脂刺身

  • しゃぶしゃぶ用の猪

  • しゃぶしゃぶ用の猿

  • 茸鍋

  • クレソン投入

  • 猪しゃぶしゃぶ

  • あかやまどり茸と玉子茸の雑炊

  • あかやまどり茸と玉子茸の雑炊UP

  • あかやまどり茸と玉子茸の雑炊UP

  • 漬物

  • 果物

  • 高山まめつかげ

  • 珈琲

  • ニンギョウダケ

  • 松茸 キロ10万円の超高級品

  • 香茸

  • 千本シメジ

  • 老茸(ろうじ)

  • ショウゲンジジメジ

  • 熊の手

  • 熊の手

  • 穴熊の肉

  • 蛇が生きてるんですけど(^_^;)

2024/05/19 更新

3回目

2019/04 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

ジビエにキノコに天然鰻まで!

性懲りもなくまたこの山奥に来ました。在来線を乗り継いで最後は岐阜駅からタクシーで移動。
大阪から片道4時間弱の長旅です。酒呑みたさに4人が誰も運転をしたがりませんでした(^_^;)
今回酒は持ち込み(持ち込み料1000円/本)です。料理は予算15000円でお願いしました。
リクエスト食材は香茸とジビエですが、その時々でベストなものであれば何でもOKとお伝えしています。

・前菜盛合せ
こごみ・大根・小鮒の甘露煮・コシアブラ・南瓜・里芋・天然鴨の燻製・飯(いい)・モズクガニの子供・アジメドジョウ、
鹿のすい臓の燻製・筍と盛り盛りな前菜。こごみに味噌をかませたり大根は熊出汁だったり発酵食品を絡めて来たりと。
いや~相変わらず前菜からワールド全開ですね(^_^)

・あまご塩焼き
遺伝子汚染が進んでいるみたいで純粋なあまごは貴重とのこと。この日も純粋なアマゴは1匹のみでした。
ふっくら瑞々しい身とパリッとした皮。強めの塩気が野趣あふれる味わいを一層高めてくれます(^_^)
ちなみに交雑種と純粋種だと純粋種の方が旨かったです。

・香茸のリゾット
乾燥させた香茸とチーズを合わせたリゾット。むせかえる様な濃い香りが立ち上る凄い一品です(T_T)
ポルチーニのような芳香にシイタケを連想させる旨味。チーズのコクにも全く負けない芯の強い旨さです。
香茸は私の強いリクエストで出していただきましたが、やっぱりこの茸の旨さと香りは最強です。

・猪の肩ロース
脂身の少ない赤身部分ですが旨味がギュッと詰まっています。豚肉とも違う深いコクと適度な噛みごたえ(^_^)
猪はこれまで毎回頂いていますが、そのたびクオリティが高く驚きます。脂身も旨いけどロースも最高ですね。
こんな状態の良い猪はそうそう頂けるものではありません。これもこの店の真骨頂の一つです。

・鮎の熟れ鮓、カタクリの酢漬け、わさび菜、つくし
小鉢が一気に4つ。山菜系3品と鮎の熟れ鮓。どれもはっきりと個性のある食材ないし調理法ばかりです(^_^)
貴重なカタクリを始め山菜系はどれも普通の野菜とは全然風味が違います。つくしも何気に中々の旨さ。
鮎の熟れ鮓はかなり麹系の香りと味が強いです。好みがはっきり分かれそうですが私はこういうのも好み。

・真鴨の炭火焼(もも・ロース)とインカのめざめ
前回は鉄板焼きで頂きましたが今回はお店の人に焼いてもらいました。塊で焼き上げた後にカットしています。
鉄板焼きは目の前で焼けるライブ感やシズル音が楽しいんですが、火入れはお任せした方が断然良いです(^_^)
鴨は血のコクと脂身に旨さが集中します。食べ応えがあるのはロースですが旨さはももが断然上ですね~

・天ぷら:わかさぎ、のびる、たんぽぽ
・天ぷら:たらの芽、こしあぶら、ふきのとう、こごみ
天ぷらは山菜中心の構成で計7品。たらの芽・こしあぶら・ふきのとうあたりは天麩羅で鉄板の旨さ(^m^)
のびる・たんぽぽ・こごみも少しのクセやほろにがさや食感のムラがありますが、コレはコレで個性的で良し。
この店でこんなに天ぷらを沢山いただいたのは初めてですが、何気に衣の具合も揚げ加減も素晴らしいです。

・天然鰻の白焼き
運よく尻尾のあたりをゲット。鰻は脂も旨いですが天然モノだと皮とその下あたりが抜群に旨いんです^m^
パリッと香ばしい地焼きの皮とジュワッと沁みる脂の旨さ。しっとりホロッと崩れる身も素晴らしい。
天然鰻はモノにより味わいが大きくブレますが、この鰻は状態が中々良かったです。

・天然キノコの鍋、天然クレソンとセリ添え
猪、ツキノワグマ、穴熊 しゃぶしゃぶ 花山椒添え
ヤマドリダケをはじめ色々な茸が目一杯入った山間ならではの超贅沢鍋。この店の名物にしてこの日のメイン。
茸の豊潤な出汁がしみだしまくった鍋のスープはもうそれだけで物凄い旨さです。香りにもクラクラ(T_T)
ヤマドリタケはブニブニしてて脆い食感ですが旨味は強烈。この茸が入ると鍋の旨さがどえらいことになります。
そして満を持して猪・ツクノワグマ・穴熊を投入。軽く湯がいて脂身が透き通るような感じになったら食べ頃です。
もうそんなに驚くことは無いだろうってクマーッ!!! 何度食っても旨いじゃねーか(T_T)
獣系ジビエは脂身が最高に旨いですが、そこに茸の旨味が合わさるとマジで最高です。ええ、最高なんです。
一般的な脂身とは全然質感が違う綺麗でサラッと口どけする極上の脂身。脂身だけならツキノワグマが一番ですね。
味わいの上品さではしっとりした食感の穴熊が一番。猪はオールラウンダー。赤身も脂身も旨いです。

・アカヤマドリダケのリゾット
更に茸の宴は続きます。アカヤマドリダケを贅沢使いしたリゾットです。米と茸はスーパー合うんです。
そのままごくごく飲める旨さの出汁に緩くなった米の甘みが加わると発狂ものの旨さ。ぐぬぅ旨いぃぃ(T_T)
合間に香の物を挟みつつ夢中でむさぼり食います。こんな旨いリゾットこの店以外で喰えないですね。

・ビワのコンポート、国産パイナップル、ポンターレ、宮崎マンゴー
この店は何気に果物も凄いのを揃えています。もうさんざん食ったけどこれならお腹に難なく収まりますね(^_^)

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【最後に】
今回もジビエにキノコに山菜に天然鰻と目一杯堪能させて頂きました。山の恵みって本当に素晴らしい(^_^)
3回目の訪問でも感動は全く色褪せません。ある意味究極のレストランなんじゃないでしょうか。
というわけで、狩猟解禁&茸シーズン突入となる10月に次回の予約をいれました。もう今から楽しみです。
この店は今後も通い続けるであろうお気に入りです。こういうのが好きな人は絶対訪れるべき名店ですね。
ご馳走様でした。

  • 前菜盛合せ

  • あまご塩焼き

  • 香茸のリゾット

  • 香茸のリゾット

  • 猪の肩ロース

  • 猪の肩ロースUP

  • 鮎の熟れ鮓、カタクリの酢漬け、わさび菜、つくし

  • 鮎の熟鮓UP

  • カタクリの酢漬けUP

  • わさび菜UP

  • つくしUP

  • 真鴨の炭火焼(もも・ロース)とインカのめざめ

  • 真鴨の炭火焼(ロース)UP

  • 真鴨の炭火焼(ロース)UP

  • 真鴨の炭火焼(もも)UP

  • インカのめざめUP

  • 天ぷら:わかさぎ、のびる、たんぽぽ

  • 天ぷら:たらの芽、こしあぶら、ふきのとう、こごみ

  • 天然鰻の白焼き

  • 天然鰻の白焼きUP

  • 天然鰻の白焼きUP

  • 天然キノコの鍋

  • 天然キノコの鍋 天然クレソンとセリを投入

  • しゃぶしゃぶ用の猪・ツキノワグマ・穴熊 花山椒添え

  • しゃぶしゃぶっとね^m^

  • ・アカヤマドリダケのリゾット

  • 香の物

  • ビワのコンポート、国産パイナップル、ポンターレ、宮崎マンゴー

  • 珈琲

  • 熊の手とか(^_^;)

  • よく分からんものが色々(^_^;)

2019/05/26 更新

2回目

2019/01 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

2度目でも衝撃 ジビエときのこの殿堂

前回の訪問でジビエときのこに衝撃を受けたかたつむり。今回はバスをチャーターして総勢12名で訪問です。
名古屋駅からの出発でしたが、特に渋滞がなければ大体小一時間ほどで到着します。

事前に食べたい食材は幹事を通じてお店に伝え済み。予算15000円で目一杯色々出してもらう腹積もりです。
私のリクエストはジビエもそうですがとにかくきのこ!この店で扱っているキノコは最高すぎるのです^m^
酒は参加者がワインを色々と持ちこみ。前回は運転手だったので飲めませんでしたが今回は思う存分飲めます。

・先付け
猪の頬肉、熊出汁の大根、小鮒、まきがき、あじめ泥鰌、バターかぼちゃ、さつまいも、里芋、猪のハム、猪の膵臓。
出足からトップギアの気合入りまくりな盛合せ。よくぞこれだけ色々な山の幸を集めたものです(^_^)
どれも単に珍味ってだけじゃない滋味深い味わいのものばかり。そしてぶっちぎりで旨かったのが猪の脾臓。
味付けは軽めの塩だけだと思いますが、しっかりした歯触りで噛みしめるたびにじわじわ旨みが溢れます(T_T)
猪はこの後大腸も頂きましたが、野生の猪の内臓って凄い旨いですね。こんなの中々食べられないです。
まきがきはこの辺りの郷土料理で柿を使った素朴な甘味です。こんなのまで出してくれるとは何とも嬉しい(^_^)

・お雑煮
時期的にこんな小粋な一品も登場。とはいえそこはやはりかたつむり。具材は天然ヒラタケ・黄金株・菜の花です。
上品な出汁にうっとりするようなヒラタケの芳香が加わってなんとも言えない良い味わいになっています(^_^)
お雑煮もこうやって頂くと大変なご馳走ですね。

・猪の肩ロース
この後の鉄板焼きは各自で焼くスタイルでしたが、この料理の火入れはお店がやってくれました。
これは要するに猪の塩焼き…なんですが、状態の良い雌の猪が入ったらしく肉質が最強に素晴らしいです^m^
弾力のあるむっちりした歯触りと、噛みつぶすたびに滲み出てくる旨み。野趣溢れる感じが堪りません。
家畜ではちょっと味わえないワイルドな質感で、脂身部分がまた最高に旨いです。

・鴨燻製
しっとり仕上がっていて鴨の旨みがギュッと凝縮されています。田舎料理とは一線を課す上品さ(^_^)
これはモロにワイン向けの味わいです。山奥ならではの上質なシャルキュトリ。これも素晴らしい。

・サラダ
このタイミングでサラダです。どっさりの野菜にフレッシュな風味のヴィネガーとパルミジャーノ。
この店は何気に野菜も旨いです。合間にこういうのを挟んでくれるとコース全体が締まります。

・猪ももハム
こちらは前回も頂いた品。フツーのハムなんかより断然上の美味しさ&高級な味わいです。
骨付きの状態から目の前で都度薄くそぎ切りにしてくれる演出も良いですね(^_^)

・里芋、もろこ、銀杏 天ぷら
この天ぷらはいかにも「山の幸」って感じのネタで構成されています。このラインナップだけでニンマリ(^_^)
ネタそのものが上質なのは勿論、何気にこの店の天ぷらの揚げ具合も中々。もろこなんかはかなり旨いです。
もろこって味は良いけどちょいと川魚的な泥臭さもある印象だったんですが、これは全然臭みなしでした。

・猪レバーのバターソテー
猪のレバーは初めて食いました。ムッチムチの弾力があってパサついた感じは皆無。このレバー凄い!
結構しっかり火が入っているんですが、レバーの力強さが勝っていて物凄い瑞々しさ。そして深いコク(T_T)
私はこれまでホルモンを喰いまくっていますが、これは牛や豚とは別次元。物凄いパワーを持っています。
猪は脂身が一番旨いと思っていましたが、この日頂いたこのレバーと脾臓はその概念を軽く覆してくれました。

・あざみ、のびる、干し柿の天ぷら
天ぷら第二弾はかなりの変化球。のびるはともかくチクチクとげのある紫のあざみも喰えるとは驚き(^_^;)
とはいえ、これはあざみとは全く分かりません。じゃあ一体なんだと思ったのかと言われても困りますが。
干柿は天ぷらにすると中の水分が活性化してねっとりした質感になります。これも面白いな~

・鉄板焼き:鴨モモとロース、猪大腸、1年熟成のインカの目覚め、ヒラタケ、飛騨ネギ
鴨は血の滴る何とも艶めかしいビジュアル。脂身の質感からもなにか熱のようなものを感じます。
ロースとももを頂きましたがこれが滅法旨いです。特にもも!血のコクと脂身の旨さが悶絶もの(T_T)
普通の鶏肉とは全く違う深い味わいで、噛みしめるほどに旨みが口中に広がります。ぬぅぅ旨い。
更に驚愕だったのが猪の大腸。ムッキムキの歯触りで旨味もしっかり。そして脂身はサラッと上品です。
所謂シマチョウなんですが一般的に理解するホルモンとは全くの別物です。なんじゃこの力強さ!
鴨や猪大腸の脂を吸いこんだヒラタケやネギも超旨いです。こんな鉄板焼き、喰ったことないよ(T_T)

・天然キノコ鍋 天然クレソン添え
・しゃぶしゃぶ:猪肩ロース、アナグマ、ツキノワグマ(急遽追加・1人2切れ)
・アカヤマドリダケとトリュフを投入した雑炊
キノコどっさりで素晴らしい芳香を放つ魅惑の鍋。この鍋は味も良いですが香りでクラクラしますね^m^
キノコはそれ自体がかなり旨いですが同時に良い出汁も提供していて、どんどん鍋が旨くなってゆきます。
その素晴らしく旨い出汁を使って猪肩ロース・アナグマ・ツキノワグマをしゃぶしゃぶっと…。ぐぬぅ最高かよ(T_T)
猪の旨さはここまでさんざん味わいまくりましたが、アナグマもツキノワグマも最高に旨いです。ジビエは脂身が旨い。
アナグマは脂身だけでなく赤身のしっとりした舌触りも素晴らしいです。これはジビエの中でも最高峰ですね(^_^)
きのことジビエの旨味も加味された鍋は、最後アカヤマドリダケと国産トリュフと玉子を加えて雑炊にします。
私はこのアカヤマドリダケというキノコが大好き。ブニブニしてますが香りが素晴らしく旨味の塊です(T_T)
この鍋は色んな食材の旨さが渾然一体となった超絶のご馳走です。これだけの足し算でよくぞ味が纏まるものですね。

・フルーツと珈琲
猛烈な食体験のあとはさっぱりフルーツと珈琲で〆ます。この店はフルーツもかなりイイものを揃えてます(^_^)
上がりまくったテンションが心地よくクールダウンされました。

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【最後に】
最初の訪問も衝撃でしたが今回も凄かったです。訪問のハードルが高すぎるお店ですが来て良かった(T_T)
で、分かったこともいくつか。まず、鴨は塊の状態をお店の人に焼いてもらった前回の方が旨かったです。
赤身の繊細さはアナグマ。脂身は猪かツクノワグマ。そして状態が良い猪のホルモンの旨さは格別です^m^
この店の良さを知るには本来2人~4人がベスト。予算15000円位でご主人にお任せするのが最も楽しめます。
希少食材のお店ゆえ大人数での訪問はお店にかなり負担です。皆に行き渡らない食材は当然出できません。
…とまあ色々書きましたが、やはりこの店は最高です。今度は季節を変えて4人くらいで再訪したいです(^_^)
元々大好きなお店ですが、もはやすっかりこの店のトリコになってしまいました。ご馳走様でした。

  • お雑煮

  • 猪の肩ロース

  • 猪の肩ロースUP

  • 猪の肩ロースUP

  • 鴨燻製

  • サラダ

  • 猪ももハム

  • 里芋、もろこ、銀杏 天ぷら

  • 猪レバーのバターソテー

  • あざみ、のびる、干し柿の天ぷら

  • 鉄板焼き用の鴨モモ

  • 鉄板焼き用の猪大腸

  • 鉄板焼き用の1年熟成のインカの目覚め・ヒラタケ・飛騨ネギ

  • 鉄板焼きの様子

  • 鉄板焼きの様子

  • 鴨モモ焼き上がり

  • ヒラタケ焼き上がり

  • 山盛りのクレソン(鍋用)

  • 天然きのこ鍋

  • しゃぶしゃぶ用・猪肩ロース

  • しゃぶしゃぶ用・アナグマ

  • しゃぶしゃぶ用・ツキノワグマ

  • 猪肩ロースが良い感じに煮えました^m^

  • 漬物

  • アカヤマドリダケと玉子を投入して雑炊に

  • 雑炊UP

  • フルーツ

  • 珈琲

  • 今年の茸

  • 乾燥させた香茸 素晴らしい香り(T_T)

2019/02/12 更新

1回目

2017/11 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

本物の山の恵みに溢れたレストランを超えた存在のお店

【総評】
岐阜県山県市。車でしか訪問できない山里にある、ジビエや茸といった希少食材を扱うレストランです。
この店の「扱う」とは、単に仕入れが豊富という意味とは全く違って、もっと深くかかわっています。
野生動物を捌くのもキノコ狩りで山に入るのも、仙人みたいな風貌のご主人自らが行っています。
そうして手掛けた山の恵みの数々は、いままで体験したことが無かった凄まじい美味しさに溢れていました。
私はこれまでもジビエやきのこは結構食べていましたが、この店で頂いたそれらは全くの別次元。
こんなお店が存在していたとは本当に驚きです。本年度訪問したお店の中でぶっちぎりの1位です。

-----------------------------------------

岐阜県山県市。いままで聞いたこともなかった場所ですが、この山里に唯一無二の凄いお店があります。
外観は普通の木造平屋の民家そのものですが、良く見ると庭先に獣の皮がぶら下がっていたりします(^_^;)
元々キノコ採りを生業としていたご主人が、ジビエとキノコを出すレストランを自分で直にやり始めたそうです。
お店としては営業してから5年ほどですが、山の恵みに関しての取り扱い方や目利きは筋金入りの本物です。
調理はご主人ともう一人の女性の2人で担当していて、サービスは更に別の女性が担当しています。

ご主人は非常に気さくで話好きなので、食材のことや調理についてアレコレ詳しく教えてくれました(^_^)
山でたまたまフクロウと正面から目があった時の話を偶々聞きましたが、そういう体験談を伺えるもの楽しいです。
ちなみにフクロウの感想は「かわいい」ではなく「肉付きが良くて旨そう」だったそうです(^_^;)

扱う食材がマニアックなこともありこちらは完全予約制。食べたい食材と予算を伝えてお任せするスタイル。
豊富に取り扱うツキノワグマ・穴熊・鹿・鴨といったジビエは、業者任せにせず状態を確認してお店が直接捌きます。
今回は15000円の予算でコースを組んでもらいました。このくらいの予算が一番あれこれ一通り楽しめるそうです
ちなみにドリンクはビール・ワイン・日本酒等がありますが、今回は運転手なので葡萄ジュースです(T_T)

・前菜
動物性なのはモクズ蟹・アマゴの甘露煮・猪の燻製・味女泥鰌(アジメドジョウ)の天ぷらの4種。
野菜系はさつま芋チップス・かぶ・宿儺南瓜(すくなかぼちゃ)・里芋・熊出汁の大根・むかご・荏胡麻の味噌・冬いちご。
前菜からいきなり凄い盛り盛りです。天ぷら・煮物・燻製と手数も豊富で思わず笑みのこぼれる豪華さ^m^
食材の豊富さも嬉しいですが料理としてもそれぞれかなりしっかり造りこまれています。この前菜凄いね。
素揚げのモクズ蟹はこんな小さいのにしっかり蟹の味がします。ドジョウはホクホクした身質で上品な味わい。
アマゴの甘露煮もほろりと口の中で崩れるイイ感じの煮え具合。甘ったるさがなく魚の旨さが上手に引き出されています。
野菜系の旨さも素晴らしく、熊出汁で炊いたという大根なんかはこの店でしか出せない凄い逸品。かなり旨い(^_^)

・鹿のヅケ
脂身の少ない締った部位を使ったヅケ。ねっとりした舌触りに醤油のコクが加わった生肉好きには堪らん一品(^_^)
鹿はどちらかと言えば淡白な味わいの印象だったんですが、このヅケは味付けもハマっていて非常に力強い味わいです。

・鮎の塩焼き
鮎を楽しむにはかなり遅い時期ですが、ギリギリ落ち鮎が入ったとのこと。これは嬉しい(^_^)
旬は外れているかもしれませんが、この鮎は皮目に乾燥したみたいなパリッとした張りがあって香ばしいです。
頭からしっぽまでバリバリ全部いただいてしまいました。

・猪のスペアリブの炭火焼き
シンプルな炭火焼ですが、脂身にブリブリとした弾力と甘みがあって、骨周りの味の濃さも素晴らしい。
ジビエの旨さの大半は脂身にあると感じていましたが、これは正にそれを体現したような悶絶モノの料理です(T_T)

・みたたき
初めて聞く料理名。鳥の内臓を発酵させて作った料理だそうです。パッと見はうるか(鮎の内臓)かと思いました。
烏賊の塩辛みたいな味わいの珍味ですが、言われてみると確かに肉っぽい風味も感じます。酒飲みてーよ(T_T)

・太秋柿とカブのサラダ
オイル・塩・胡麻等でごく軽めに味付けしたサラダ。素材の味を直に活かした味付けでこれも旨い(^_^)
味が強めな料理が続いていたのでこのタイミングで出てきたのも丁度良かったです。

・ジビエの刺身
ツキノワグマ・穴熊・真鴨の三種類。ツキノワグマと穴熊は予約段階でリクエストしておきました。
ジビエは脂が命なのでまさか生食するとは思いませんでしたが、意外や意外!これが滅法旨いのです^m^
軽めにスモークされた穴熊は肉の味が濃いです。ツキノワグマの脂身は口の中でじんわり優しく溶けます。
真鴨は締った肉質を予想していましたが意外にも柔らかな質感。血のコクが最高に旨いです(T_T)
この刺身三品は私がこれまで抱いていたジビエの概念を気持ち良く覆してくれました。これ、凄いな~

・揚げ物盛合せ
素揚げと天ぷらが入り混じった盛合せ。殻付き栗・干し柿・銀杏・ふきのとうに、なんと熊の脳みそです(^_^;)
食材がいかにも秋の山里って感じで嬉しくなるラインナップ。干し柿は天ぷらにしても中々イケますね~
そして気になる熊の脳みそですが、白子みたいな味わいとふんわり食感でかなり旨かったりします(^_^;)

・真鴨の炭火焼き、ささみの刺身
真鴨を丸ごと焼いてから切り分けてもらいました。予め部位ごとにカットして目の前で焼くこともできるそうです。
暫し待って出てきた皿は胸肉・もも・レバー・ハツ・砂肝・ボンジリ等がゴロゴロ並んだ圧巻の盛り付けです^m^
この真鴨は血のコクと脂身の旨さが何とも強烈です。シンプルな塩だけの味付けで十分以上に旨いです。
普通の鶏肉とは味わいも食感も全く違っていて、荒々しさも感じる風味が堪りません。ぐぬぅ、堪らん(T_T)
ささみはそのまま生食用に出てきました。焼き物と違ってねっとり舌に絡みついてきます。これもまた絶品です。

・天然ヒラタケの焼き物
焼き葱を添えたヒラタケの焼き物。天然ものなんて今まで食べたことがあったかどうか…
このヒラタケは肉厚でむっちりした歯触りがあります。香りも強く凄い充実した食べ応え!
シンプルこの上ない料理ですが、キノコの旨さをストレートに味わえて満足感は相当高いです^m^

・猪もも肉のハム
足の形をしたブツを目の前で切り分けてくれました。なんか凄くワイルドでいいですね、コレ(^_^)
見た目こそ凄いですが、このハムは舌触りも味わいも非常に上品です。猪は赤身部分も旨いねぇ。
塩加減は控え目で肉の旨味が前面に出た感じのハムでしっとりした質感。これ、高級なヤツですよ!?

・熊出汁とキノコの鍋
熊で取ったという出汁にたっぷりのキノコ。この時期はアカヤマトリタケやヒラタケが入るみたいです。
この鍋は熊とキノコの旨味がぎっしりで、クラクラめまいがする様な素晴らしい芳香を放っています(T_T)
ご主人はアカヤマドリタケをポルチーニに例えていましたが、この素晴らしい香りはポルチーニかそれ以上。
少しとろみのある部分に味と香りが特に強くあって、むさぼるようにして食べてしまいました。
キノコと熊出汁だけで相当旨い鍋ですが、更に穴熊・猪・ツキノワグマの肉を贅沢にしゃぶしゃぶにします。
この出汁にジビエの脂身の旨さまで加わると悶絶物の旨さです。むぐおぬぅあうぉがぁ、これ旨いっす(T_T)

・アカヤマドリタケの雑炊
キノコとジビエの旨味がぎっしり詰まった鍋の極上スープで雑炊を作ってもらいました。これ、ヤヴァイです(T_T)
米の甘味が加わるとスープの旨味は更に広がります。香りも旨味もこれまで体験したことの無いような凄い一杯でした。

・じゃがバター・国産トリュフ添え
珍しいので試しどうぞと言われて出てきました。なんと国産トリュフです。国産品があったとは知りませんでした。
こちらはヨーロッパ産と比べると香りが弱く味も殆ど無し。見た目はトリュフですがちょっと違うかなあ(^_^;)
とはいえ中々面白いものを食べさせて頂きました。

・香茸入り炊き込みご飯
乾燥させた香茸というキノコを使ったシンプルな炊き込みご飯ですが、これは香りが本当に素晴らしいです(T_T)
食べる前から香茸のうっとりする香りが漂いまくっていますが、食べると口の中や鼻孔にも香りが充満します。
香りが目に見えるんじゃないかと思えるほどの強烈な体験でマジでビビりました。これ旨すぎます(T_T)(T_T)(T_T)

・デザート
食後は栗きんとん・ラフランス・メロン・シャインマスカット・みかんのフルーツ盛合せです。
ここまでのコースで味・香り・食感の凄さに晒され続けていたので、最後の最後でホッと一息つく感じでした。
そして、何気にこのフルーツはどれもかなり良い物を使っていますね(^_^)

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【最後に】
この衝撃はどう伝えたらいいのか…。五感全部が刺激されるような凄い体験をしてしまいました(^_^;)
私のキノコ体験がそんなでもないことを差し引いても、この風味と味わいの衝撃は恐らく生涯忘れないでしょう。
この店に来たら是非目一杯アレコレ楽しんでほしいです。これだけの感動を得られるお店はそうそう他にありません。
訪問のハードルが非常に高いお店ですが、私はきっとまたこの時の感動を確かめに再訪することでしょう。
ご馳走様でした。

  • 前菜

  • 前菜UP:冬いちご・さつま芋チップス・蕪 等々

  • 前菜UP:モクズ蟹・アマゴ甘露煮・猪の燻製・大根 等々

  • 鹿のヅケ

  • 鮎の塩焼き

  • 猪のスペアリブの炭火焼き

  • みたたき

  • 太秋柿とカブのサラダ

  • ジビエの刺身

  • 穴熊UP 軽くスモークしてあります

  • ツキノワグマUP

  • 真鴨UP

  • 揚げ物盛合せ

  • 真鴨炭火焼

  • 真鴨炭火焼(胸肉のあたり)UP

  • 真鴨炭火焼(もものあたり)UP

  • 真鴨炭火焼(レバー)UP

  • 真鴨炭火焼(砂肝・ボンジリ)UP

  • 真鴨ささみ

  • 天然ヒラタケ焼き

  • 猪もも肉ハム

  • 猪もも肉ハム

  • 鍋用の肉(穴熊・ツキノワグマ・猪)

  • 鍋用の肉(ツキノワグマ・穴熊・猪)

  • 穴熊UP

  • 猪UP

  • ツキノワグマUP

  • 熊出汁と茸の鍋

  • 鍋(取り出し後)

  • アカヤマドリタケの雑炊

  • 国産トリュフを添えたじゃがバター

  • ジビエしゃぶしゃぶ中

  • 穴熊UP

  • 猪UP

  • ツキノワグマUP

  • 香茸入り炊き込みご飯

  • ぬか漬け

  • 食後のデザート

  • 葡萄ジュース

  • 珈琲

  • キヌガサタケ

  • キヌガサタケ(地中部分も)

  • ヒラタケ…だったかな?(^_^;)

  • なんと国産のトリュフ!

  • 乾燥させた香茸 素晴らしい香りがします(T_T)

  • 猪のスペアリブ

  • 扱ってる食材

  • 果実酒もいろいろ

  • 干し肉作成中

  • なんか色々(^_^;)

  • なめし中の皮(^_^;) ツキノワグマ・ハクビシン・アライグマとか

2017/12/28 更新

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