國芳の浮世絵展が開催されていたので、実に久しぶりに札幌郊外の芸術の森へ出かけました。前に来たのはバーンスタインのPMFピクニック野外コンサートなので25年ぶり??あまりに久しぶりなのでどこに美術館があるのかすらわからなくなっていました。
今回はかなり気合の入った企画で國芳の作品のみの構成で前期と後期の作品が総入れ替えとなっていて、前期はぼんやりしていたら5/27まで!あわてて観に行きました。
展示は解説がとても充実していて、作品の背景などよく知らない人でも理解できるよう工夫されていて非常に良かったです。
欲を言えば解説のプレートを作品の後ではなく、作品の前に読めるようにつけておいてくれたら(作品を観た後、その隣の解説プレートを読み、また戻って作品を見返す人が多いので…)、混雑が少なくて見やすいと思いました。
美人が雪見をしている絵の梅と椿がとても美しく印象的でした。
橋場のおばけ地蔵の絵なども実際の地蔵を観たことがあるので感慨深いものがありましたね。
後期の展示もとても楽しみです。来月から三菱一号美術館で始まる暁斎の展覧会は行けそうもありませんが國芳を替わりに満喫します。