『不思議に感じたり感心したり、より一層疑問に思ったり』食道者さんの日記

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食道者の食物道

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 思えば就職してから今までGWに連休をした事が私はありません。
職を3回変わりましたが、その度に何故かは分かりませんが
GWは仕事でした。今年も変わらず仕事でした。

 過日に少し時間が空いて活字が読みたくなり本屋へ行きました。
戦争中のヤマト最後の日を記した書籍を見つけて購入しようか迷いました。
結局は購入しませんでしたが、近々購入しようと考えています。
その際に橋下大阪市長の事が書かれた雑誌を立ち読みしました。
この人は大阪府知事在任当時に財政面の改革をほぼ成功させたと思います。
 この人は発言が過激に思われて賛否両論な事項もありますが、
君が代の斉唱と国旗掲揚の不起立問題については至極当然な事と思いました。
私はサラリーマン時代から海外へ行く事が多く、
安全な国から紛争が起きている国にも行きました。安全と紛争は
まったくの正反対です。民主主義国と共産主義国も異なる思想です。
中国の様に真似ばかりしている国もあれば北朝鮮の様に無秩序な
行為を世界に行う国もあります。世界一の軍事力を誇るアメリカや
永世中立国のスイス等、いろいろな国がありますが、
共通して言える事はどの国も国旗と国歌を大切にしている事です。
それなりの行事が行われて国旗が掲揚され国歌を歌う時に起立しない人を
どの国でも私は見た事がありません。起立しない行為は
どの様な意図なのか?反戦論者の多くが起立しないと聞いた事が
あります。戦争反対は最もな意見だと思いますが、国旗と国歌は
それとは異なる次元だと私は思います。その様な考え方の人が
教壇に立ち、今から育つ子供達に良い影響を与える事が出来るのでしょうか?
ここ数年言葉足らずと思えてしまう会話や、メールで何でも済ませてしまう
若者に疑問を感じる事が多くありました。妙な育ち方をしたのかな?と
失礼ですが思ってしまう事もありましたが、妙な人が妙な教え方をすれば
妙な人が出来てしまうのは当たり前の事なのかなと思う様になりました。

 言葉のギャップと言うか言葉の意味を理解せずに使っているのではと
思う事も増えました。
 私が小学5~6年生当時に皆がよく話す際に言葉に出たのが「うそっ?」と
「うそだぁ~」でした。学校の先生や両親、近所のおじさんやおばさんに
その言葉を使う度に注意された事を覚えています。
「嘘の話をする人はいません!」とか「人の話にうそと言い返すのは失礼だ」等
言われてみればその通りだと思うのですが、その当時は何故かその言葉が
妙に出ていました。最近驚くのは小学生でも「ありえない」と言う言葉を使う事です。
このありえないは「有り得ない」と「在り得ない」で多少意味は変りますが
どちらにしても人との話しで使う言葉としては根拠があって使われる言葉だと
私は思います。言わば「前面否定」に通じてしまう可能性がある言葉だからです。
人間不信と言う言葉も20歳になりたての方から聞きました。
どれ程の深い付き合いがあったのでしょうか?聞いていたり話している時でも
全てをその通りに解釈すると大変な大事かと思う事があります。

 ずっこけた事がこの前ありました。バイトで雇っている22歳の女の子に
残業が出来るのかメールをしたところ、ハイ(^^♪の返信がありました。
バイトでも仕事です。(^^♪は無いだろうと思いましたので仕事のやり取りだから
絵文字はやめておこうと言いたかったのですが言えませんでした。
 本当は当たり前の常識を周りの人が説明してあげないといけないと思うのですが
最近の私は事なかれ主義になりつつある様に思えます。

 過日に勤務地が変わるスタッフの送別会をしました。楽しい宴会で
皆で居酒屋で食事をして今までの労をねぎらい新天地でも活躍する様に
激励をしました。宴会が終わり数名は帰りましたが残った皆でカラオケに行きました。
まったく知らない歌手やグループの歌を聴いてその歌詞に感心しました。
友達や特定の異性を大切に思い、または愛し将来を頑張って行こう的な
歌詞や、時代の変化に囚われずに信念を持とう的な歌詞もありました。
もう歳なので流行の歌は分かりませんし原曲を聴いた事が無いので
歌っている歌が上手いのか下手なのかは分かりませんが、それらの歌詞を
聴いてこれ程までの教材がありながら何故に簡略化されたかの様な
会話や信念が見当たらない行動をする若者が多いのかと疑問に思えました。
 以前にフジTVでやっていた救命ヘリのドラマでコードブルーと言う番組が
ありました。出演していた新垣結衣さんが可愛いので観ていたのですが
観ている内に素晴らしいドラマ構成ではないかと思いました。
仕事に向かう情熱や責任感、同僚を思う気持ちやチームワークの大切さ
いたわりや思いやり等、実に良い事だと思い若いスタッフにこの番組の事を
言ったところ殆どのスタッフが観ていました。人として仕事に対する気持ちや
家族や仲間達との関係、思いやり等を感じるには良い番組だと言ったところ
あれはドラマですからと逆に諭されてしまった事がありました。
なので素晴らしく感じた歌詞も、あれは歌ですからになってしまうのかもしれません。

不思議に感じたり感心したり、より一層疑問に思ったりする毎日です。
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