つい最近、最近と言っても数年前に職場に来た採用希望者の履歴書を見て
平成生まれと分り絶句した事がありました。何っもうそんな成人が存在するのか!
当時、故小渕元首相が竹下内閣で官房長官を務めていて、額に入った筆書きの”平成”という
文字を見せたのを思い出しました。あれから今年で25年が経ちました。そりゃ歳を取る訳だと
新年早々一人焼酎を呑みながら呟きました。
大切な二人の息子達は元気なんだろうか。この事は何時も頭を過ります。
両親の離婚という普通なら経験をしなくてもよい事を経験させてしまった代償は、
今になっての音信不通という悲しい状況を招いてしまいました。
大抵の事はこれも人生と片付けて生きてきましたが、この状況は非情に悲しい事です。
私が言うべき事ではないと分りつつ、二人の息子達が無事に幸せな家庭を築いてほしいと
思うばかりです。
自分で起業して6年が経ちました。人の所為に出来るならずばりここ数年は民主党の
政策、特に経済政策が無策に等しかった事を言いたいです。
6年間を通して自分の行った事業を客観的に見ると”良くもなく、悪くもなく”または
”不景気な世の中で奮闘した”でしょうか。得るものも多かったし失うものも
多かったように思います。逃げ口上ではないですが、私は人に使われる方が能力を
発揮出来るのではないかと思います。そう思えば起業するまでの数十年に
二度ほど親方様が変わりましたが、二人共に実に素晴らしい親方様だったと
懐かしく思うばかりです。あの頃が懐かしい。
経済、内需、外交、防衛・・・全てにおいて無策に等しい民主党内閣がやっと
倒れてくれました。野田前首相の最大の功績は民主党政権に終止符を打った事と
民主党を解党レーンに乗せた事だと思います。
安倍首相の体調を揶揄する報道や週刊誌もありますが、一国の指導者は頭が働けば
それで良いのではと私は思います。状況を読む事と適切な指示が出来れば
物事は進むものです。自民党は勢力を磐石にする為に、次に行われる参議院議員選挙を
勝利しなければなりません。それには国民からの支持を取りつける為に色々な手段を
講じるはずで、国民に直結するのは景気回復による暮らしの安定です。
なのでこれから参院選挙までにどの様な経済政策が行われてどの様に景気が回復するか
とても楽しみです。反面、期待感で上昇している株価や為替相場が、期待を裏切る様な事が
生じて一挙に下落する恐れがある事も忘れてはいけないと思っています。
リーマンショックや上海同時株安等々、長らく塩漬けになっていた保有株たちを
最近は目が潤まないで希望を抱けて見れるようになりました。為替も順調です。
しかしこの順調が一番怖い。有頂天になっていると知らずに落とし穴に近づいていくのが
私の人生であったように思います。その結果は穴に落ちる。
今の私には穴に落ちたら這い上がる体力がもうないと自分でも分っています。
しかし穴に近づく、即ち何かで良い事があると必ず有頂天になる。
生活は幸せだと思います。思いますなどと言ったら相方に無礼になるので幸せです。
私は恋愛で結婚をしました。良い妻でした。16年間の結婚生活は少なくとも私にとっては
幸せであり、かけがえのない息子二人に逢う事を齎してくれました。して別れた妻は
どうだったのだろうか。離婚に際し代理人を立てて離婚を進めたくらいなので
大か中か小か分りませんが激怒だったのであろうと大凡推測がつきます。
離婚に際し年老いた母は常にあなたの見方だからと言ってくれた言葉が胸に沁みました。
私は今仕事の事情で香川県高松市に滞在していますが、二人の子供達はそれぞれ
学業の為に東京に居ます。東京に居る年老いた両親が、特に母が私に気を使いつつ
二人の息子達を実家に呼び食事をさせてくれています。嬉しい事と思いつつ、何時まで
年老いた両親に心痛な思いをさせるのかと自分が情けなくなります。本当は自然に
孫として接する事が出来たはずなのにと。
離婚をしてもう再婚はしないでおこうと私は心に決めていました。何でそう決めたのか
思い出せませんが、少なくとも子供達が成人するまでは再婚をしないでおこうと決めていました。
私は相方に逢えて幸せです。歳の差が窮屈に思える時もありますが、
その窮屈さが苦ではまったくありません。相方と愛犬達と暮らす毎日が何より幸せな日々だと
思う今日この頃です。
つい最近香川県下に多く出店しているマルナカというスーパーの駐車場で怒鳴られたので
怒鳴り返した事がありました。それはハンデキャップ用の駐車場に見る限りそうではない
人が車を停めたので私は注意をしました。そうしたら怒鳴られました。
頭にきて怒鳴り返しながらふと思いました。そうかこの常識知らずの男は頭が、いわば脳みそが
ハンデキャップなんだと。以前は見過ごしていた事ですが思わず注意をしてしまいました。
結果は想定外の怒鳴られる羽目になり、頭に血が昇り怒鳴り返す。これを見ていた方たちは
おそらくガラの悪い人たちだと思ったと思います。
若い頃に口やかましいおっさんらが数人いや数十人は居ました。
何かにつれ俺の若い頃はとか、俺がお前くらいの歳の時はだのと
比較にならないであろうと思える比較話を持ち出して聞かされたものです。
私は頭の中で今とは物価が違うとか、お前くらいの頃は丼ご飯を三杯は食べていたと
言われた時も、そんな食べ方をしたら胃を病むと心の中で呟いたものです。
私もそろそろその口やかましいおっさんの仲間入りなのでしょうか。注意し怒鳴られふと
そう思ってしまいました。
常識や良識の度合いは人それぞれ、いや家族単位でそれぞれだと思います。
食事のマナーとしてくちゃくちゃと音をたてて食べる事は、分類で別ければ非常識な事だと
思います。しかしたまに家族全員がくちゃくちゃ食べている光景を見る事があり、
その家庭ではそのこと事態が常識になっているのだなと思う事があります。ただ公然と
ルールを守らない行為に度合いはありません。しかし迂闊に注意をして攻撃されて
傷を負うような事にでもなったらと不安にも思います。となれば若い頃にうっとおしく思った
口うるさいおっさんらが減った事が、ルールを守らずに常識良識にも範囲の大きい度合いを
生じさせてしまったのではと思います。私が口うるさいおっさんになろうとしているのでは
ありませんが、もうそう思っている職場のスタッフが居るかもしれません。
ここ数年は相方と幸せな生活がおくれています。ただ苦労も多い事は確かです。
今年一年は今迄と同様に幸せであり去年より少しでも苦労と思える事が少ない年に
したいと願います。