くうのむわらうさんが投稿した鳥しき(東京/目黒)の口コミ詳細

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くうのむわらうの痛飲記

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鳥しき目黒、白金台、不動前/焼き鳥

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 3.4
1回目

2014/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク3.4
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

一生懸命

2011.04

ミシュラン掲載。食べログで焼鳥ランキングで全国1位。でも変わらない。相も変わらず女将さんの電話応対は心地いい。電話で直前予約を断られても、この対応の誠実さであれば、決して嫌な気分はしない。

もてなしの心、というのとはちょっと違う気がする。一生懸命、というのが適している気がする。18席の焼きに徹しながらも、客の動きをきちんと見ているご主人の臨場感を堪能するだけでも楽しい。そんな空間。

味は以前よりも若干濃い目、強めになった印象がする。酒飲みとしては許容範囲か。以前も書いた「素材を信じた意思のある焼き」は健在。外す串がない。全ての串が最適の状態で供される。

料理の意思ほど酒の品揃えに強い意志を感じないのが残念。ありがちなアッパー系居酒屋のような意思のない品揃えというか。悪くは無いけれど、焼鳥の頂上店として考えると、物足りないと思うのも事実。

材料が残っていれば、お土産を頼む事が出来る。「お弁当」と呼ばれていた。2,200円。見るからに美味しそうなそれを注文しようとしたが、材料がなく頼む事は出来なかった。予約時にお土産をお願いする事も可能。

予約が取り難いのが難点。というか、予約が取り難くて当たり前の店。写真の料理で4,000円程度かな。納得価格でご主人と女将さんの一生懸命を感じながら最高水準の焼鳥を楽しむことが出来る最高の店。満点。

2010.06

当日予約なんて絶対無理な超繁盛店のこちらの店に当日予約の電話。

私「今日行きたいんですが・・・。」
店主「申し訳ございません。生憎本日は予約でいっぱいでして・・・。」

ここまでは想定の範囲内。もちろん諦めない。

私「遅くなってもかまわないので、席があくまで待ちますので・・・。」←かなり健気
店主「時間や席の確保はお約束できませんが、それでもよろしいでしょうか。」
私「家、近くなので大丈夫です。電話もらったらすぐに行きます。」←かなり健気
店主「了解しました。席が空き次第、電話させて頂きます。」

何とか当日予約OK。で、21時過ぎに席が空いた旨の電話がかかってきた。まあ、この日は体が空くのは21時くらいからだったのでちょうどよかった。こんな感じで時間は分からないし日によっては無理な場合があるけれど、何とか当日予約が可能。

食べたもの一覧。木札を見ながらのお好みも出来るけれど、今回はおまかせでの注文。「ストップしてと言うまで出し続けるのでお腹がいっぱいになったら言ってくださいね」というスタイル。

●さび
●血肝
●白玉
●銀杏
●背肝
●合鴨
●つくね
●アスパラ
●波
●砂肝
●ぼん
●膝の軟骨
●小玉葱
●ちょうちん
●はつもと
○焼きおにぎり
○スープ
○お新香

これで5,000円。食べる量によって値段も変動するけれど、普通に食べたら5,000~6,000円くらいに収まると思う。目黒駅すぐの立地でそれなりの設えの空間で昇天・超絶レベルの味の焼き鳥って考えると高いということはないかな。

夜の5,000円の食事でここまで満足感が高いものってほとんどないと思う。変なチェーン系居酒屋とか行っても料理だけで5,000円とか普通にいっちゃうでしょ。それを考えたらもう全然満足度が違う。

何が凄いって焼きが完璧。18席の焼きを大将ひとりで対応していてみるからに大変な感じなんだけど、供された全ての串が万全の焼きの状態だった。ひとつとして違和感があるものが無かった。

素材を信頼している意思のある焼き、というのが一番しっくりくるかな。大将は「ただ焼いているだけですよ」と謙遜するけど、全てにおいて明確な意思を感じる焼き。レアが必要な素材は徹底的にレア。大将の思いが伝わってくる。

特に昇天・超絶レベルのものは、さび、白玉、合鴨、つくね、ちょうちんあたり。そのなかでもちょうちんは別格。ていうか反則。写真にもある通り、黄身と鶏のマリアージュということなんだけど、鮨さいとうで鮪中トロを食べたときに感じる快楽に近い水準というか。数百円でこれが味わえるんだから有り得ない。

酒の話。エビスビール生500円、焼酎グラス500円からと値付けは妥当。飲んだのは生ビールと赤ワイン。Sileni Satyr Pinot Noir(5,000円)。これはもうちょっとだけ安くてもいいかな。やっぱり焼き鳥にはピノ・ノワールがよく合う。クセの無い飲みやすい味で悪くない。

品揃えはもっとこだわって欲しいかな。高いワインも置けばいいのに。

接客の話。焼き鳥屋って人気店では一見お断りだったりマイルールが厳格だったりって店が多いけれど、いろいろな意味で良心的で懐の深い店。女将さんはいつも笑顔での接客だし、大将は見た目強面だけど話しかけると誠実に気さくに会話をしてくれる。

ピークの時間帯はさすがに会話を出来る余裕はないけれど(それでも話しかけたらキチンと対応してくれる)、21時以降のある程度落ち着いた時間帯だと大将の仕事に対する真摯な姿勢が伺える会話が出来て非常に面白い。大将といろいろ会話したい方は遅い時間がおススメ。

デートに使える店。安いし。同じくらいの値段で考えると、例えばコジャレてて雰囲気よくて料理があんまり美味しくないダイニングバーとかの100万倍いい。最初は「えっ?焼き鳥?」って彼女に反応されるかもしれないけど、この美味しさにむしろビビる。「こんなに美味しい店知っているのはタダ者じゃない」と羨望の眼差しに変わるはず。笑

特に最初のデートにいい。最初のデートでいきなり高い店に行っちゃうと、それが基準になってその後の男性の懐が大変でしょう。今後のデートの場所を「安くて美味しくて居心地がいい店」っていう流れに持っていくにはベストの選択。

料理の質。値段。雰囲気。大将・女将の真摯な姿勢。当日予約出来る利便性。。。諸々を考えると私にとって唯一無二の焼き鳥屋ということになる。焼き鳥に関しては新規開拓する必要ないかな。満点。

■■■
※全席禁煙
※客層は6割がカップル、2割が男性サラ・リィ・マン、1割が女性同士といった感じ

  • 2011.04

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  • 血肝&さび

  • 白玉

  • 銀杏

  • 合鴨

  • つくね

  • アスパラ

  • 砂肝

  • 小玉葱

  • ちょうちん

  • 焼きおにぎり&スープ

  • 木札での注文も可能

  • 割烹のような外観

2014/12/25 更新

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