この口コミは、くうのむわらうさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.6
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料理・味 4.6
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|サービス 4.6
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|雰囲気 4.6
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|CP 3.8
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|酒・ドリンク 3.4
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[ 料理・味4.6
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| サービス4.6
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| 雰囲気4.6
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| CP3.8
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| 酒・ドリンク3.4 ]
銀座で一番好きな江戸前鮨屋
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2012/12/04 更新
2010.11
何回か再訪。さらに人気が出ているようで最近は当日予約がかなり難しくなっている。詳細内容は2回書いているので割愛。2回目と同じようにつまみは食べずににぎりのみでの訪問でだいたい2万円くらいの支払いが主。
こちらの店の舎利のいろいろな意味でのカタさがあまり好きではなかったんだけど、最近むしろ馴染んできたというか、むしろこのカタさもありなんだなと思うようになってきた。逆に今は舎利自体や舎利のにぎり加減がやわらか過ぎる店が苦手になってきた。
ひとりでもデートでも接待でもいい。夜の遅い時間もやっている。おまかせでもいいしお好みでもいい。春空さんの接客は肩に力が入りすぎかなと思うときもあるけど基本的には誠実で心地いい。銀座ではこういう鮨屋ってなかなか無い。
評価を上方修正。銀座の鮨屋では一番好き。私の好みでは銀座以外においても別枠の日本橋橘町都寿司を除けば鮨さいとうと肩を並べる江戸前鮨の名店。銀座でこの自由度を保っているのが何より素晴らしい。これからも定期的に訪問予定。
2010.04
前回の訪問ではつまみの段階で酒を飲みすぎてしまい、にぎりをじっくり楽しむ余裕が無かったという反省点がある。にぎりと向き合うために、当日予約で前回とは違うおひとり様での訪問。にぎりのおまかせの注文。
眞子鰈
障泥烏賊
白甘鯛 ○
鮪赤身
鮪中トロ
鮪大トロ
小肌 ○
鮑
鯵 ○
車海老
車海老
春子
赤貝
鰹
蛤
縞鯵 ○
鳥貝
小柱軍艦
鱚 ○
紫雲丹 ◎
海松貝
穴子 ◎
玉 ◎
<追加>
穴子 ◎
玉 ◎
ビール2杯
何と25貫も食べてしまった。で、21,000円。ざっくり計算すると1貫あたり800円程度。安い。前回の訪問とは間逆の感想を持ってしまった。すきやばし次郎のほぼ半値くらい。満足度はかなり高い。
舎利はやっぱりいろいろな意味で固い。塩もあまり利いて来ない。若干温かい気もする。舎利の相性が合わないのは相変わらずだなあ。こればっかりはどうしようもない。
白甘鯛は塩〆が絶妙。昆布〆にしないところが青空さんのセンス。季節はズレてると思うけど、江戸前仕事でそれを感じさせない仕上がり。小肌、鯵あたりの〆加減もよかった。
貝類は全般的によくなかった。特に舎利ともあっていなかったような気がする。
鮪は中トロ、大トロが熟成不足に感じた。敢えてそうしているのかもしれないけど、私の好みではない。前回もそうだったけど、青空の鮪との相性があまりよくない。
紫雲丹は抜群。コクというかウマミというか。強烈な味わいで且つシツコサを感じない。これは癖になる。このまま突き抜ければ穴子、玉に続く青空の目玉のネタになりそうな予感。
穴子はツメ。時期的に厳しいと思うけど、大安定。これは舎利との相性もいい。穴子のやわらかさが舎利を包み込む。やっぱり何度食べても青空の穴子は素晴らしい。
玉が前回よりよかった。ふんわり甘くて最高。穴子はもしかしたらどこかで青空を超えるものと出会うかもしれないけど、玉はその可能性は無いだろうな。世界一。ある意味、玉以外のネタは玉までの前座の存在。
夜遅い時間からのスタートであれば当日予約も可能かも。ちなみにこの日は22時に入店した。閉店は24時。昼をやっていない分、夜が遅いのかな。銀座の遅い時間で気軽に寿司をつまむことが出来る貴重な店。
他では食べられない極上のネタが複数あるので、季節ごとにお好みでにぎりのみさくっとつまんで帰るという使い方でこれからも訪問予定。魅力的な江戸前寿司屋であることは間違いない。
2010.03
高橋青空さんは自分の仕事はもちろんの事、弟子や給仕への指示出しやら客の酒の減り具合に対する気配りとかの諸々がとにかく素晴らしい。待たされるって感覚無いもんなあ。客が酒を注文して出てくるのが遅かったら、青空さんが気がついてすぐに給仕に確認してたし。すごいわー。
ネタがどうかとかそういう以前に、青空さんがとにかく魅力的。集中してるんだろうな。空間の雰囲気も合わせて安心して接待とかでも使える感じ。
青空さんと客との距離感はそれほど近いわけではないので、他の客に空間を支配されてしまう危険性みたいなものはそれほど高くはないのかなとは思った。
食べたもの一覧。抜けてたり、間違えているものがあるかもしれない。料理の写真は一切撮っていません。最後のほうは青空さんとかなりフレンドリーにいろいろな話が出来たので、お願いしたら大丈夫だったのかも知れないけど。
<つきだし>
空豆
<つまみ>
鮃
蛸
蒸し鮑 ○
蛍烏賊をすりつぶしたもの ◎
あら汁
細魚昆布〆 ◎
紫雲丹・馬糞雲丹 ○
蝦蛄
蜊
鯖
鯨尾身 ○
鮟鱇肝
莫久来
平貝海苔巻き
子持ち槍烏賊
<にぎり>
墨烏賊
甘鯛塩〆
鮪赤身
鮪中トロ
鮪大トロ
小肌
蛤
鰤 ○
車海老(2貫に分けて)
春子
赤貝
鯵
鳥貝
鯨尾身 ◎
穴子 ◎
玉 ◎
鉄火巻き
紫雲丹 ○
<酒>
(一人当たり換算)
ビール1杯
冷酒3~4合
で、一人当たり換算で脅威の4万円弱。「お前ら、飲みすぎだし、食いすぎだろ」って声が聞こえてきそうだけど、ちょっと高いかな。もうちょっと頑張ったら京味行けるもんなー。
まあ、銀座価格といってしまえばそれまでなんだけど。私達は銀座に似つかわしくない極めてミスボラシくてラフな格好で行ったので、客を見て値段を決めているということは無いと思う。
この店は、おまかせで食べるより、お決まりのほうがいいのかもしれない。ネタも安定しているというより、一部にかなり突出したものがあるって感じだから。ただ、私はつまみが面白かった。つまみをたくさん頼むと高くなっちゃうんだろうな。そこがジレンマといえばジレンマ。
つまみはお酒が進む感じでよさげ。蛍烏賊、細魚昆布〆あたりは絶品だったなー。酒飲みのことが分かってるというか。雲丹は紫雲丹が出色。違いがはっきり分かって、食べ比べるのも面白い。
舎利は固い。握り加減も固い。言われているほど、酢はきつく感じなかった。好みの舎利加減ではないけど、これはこれで嫌いではない。青空さんの捨て舎利は様式美。それに関しては、肯定も否定もしない。
鮪が期待したレベルではなかった。残念。舞鶴と言っていた。厳しい時期なのかな。これはたまたまだと思いたい。穴子と玉は人生最高。たぶんこれからの人生でも他の店でこれ以上のものに出会うことって無いんだろうな。それくらいの逸品。たくさんオカワリする人がいるのも分かる。
接待とか同伴とかの「銀座であることの必然性」がある人たちにとってこの店は稀有な存在なんだろうなということは分かる。ゆっくり飲めて食べられて、青空さんの所作も素晴らしい空間。ただ、接待やら同伴やらで使う可能性がゼロの私の立場からすると、やっぱりこの店はCPが気になる。溜池山王のお気に入りの2店とかと比べちゃうと特にそう感じる。
今度はお決まりで2万円以内に抑える感じで再訪する予定。