ハイダウェイさんが投稿したふじ原(愛知/久屋大通)の口コミ詳細

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とにかく食べたい!

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移転ふじ原久屋大通、栄町、栄(名古屋)/日本料理、居酒屋

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2010/07 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

職人気質の大将とカウンター越しに楽しく真剣勝負♪

ちょっと遅くなったけど、誕生日を祝ってくれるって言うで、先週までずっとメキシコだったから、食べるなら和食がいいなぁ〜〜と選んだのが、ここ「ふじ原」

久屋大通にあるホワイトメイツというビルの奥にひっそりとありました。
このビルは初めて来たけど、気になる店がチラホラあるじゃん!
ガラガラっと引き戸を開け、短い玉砂利の敷かれたアプローチを2歩ほどで渡り、もう1つ引き戸を開けたこの空間が、このふじ原のすべて。
カウンター7席、テーブル席が2つという、すごく小ぢんまりとしたお店です。

平日の夜に予約をしたら、その時間はすでにいっぱいだという事なので、開店してすぐの5時に予約をした。
カウンター席の一番奥の席でした。
決してゆったりとはしてなかったね。

さて、基本は単品注文で、酒を飲みながらってところなんでしょうが、
おまかせコースも8,000円からやっているという事なので、10,000円で2名分をお願いしました。

じゅんさい 梅肉と山葵添え
これは涼しげな一皿だ。
この日は暑かったから、まずは見た目でホッとさせられる。
口に運ぶと、細かく砕いた氷も入ってるようで、よく冷えたじゅんさいが口の中で、シャキ、ヌルッっと踊る♪
梅肉はそこまで感じなかったけど、山葵が結構強く感じた。爽やかだ。

若鮎の一夜干し
エッ?これが鮎?? と思ってしまった。
もともと鮎はめったに食べないんだけど、もっと大きいイメージだったから。
若鮎って事は、子供だから小さいの?
確かに食べると、鮎の苦味と香りが口に広がる。
うん、これはししゃもじゃなくて、確かに鮎だっ!すっごい熱々。

枝豆のすり流し
丁寧にすられた枝豆の舌触りが心地いい。
中には、“オランダ湯葉”ってのを炊いたものが入っていた。
周りの1枚目はしっかりとした食感だが、中はしっとりと溶けるように柔らかい。初めて湯葉をうまいと感じたかも。

前菜5種盛り合わせ(?)
ってところかな。
右奥のは、生落花生を茹でたもの。シャキシャキと落花生っぽくない食感のあと、食べ馴染んだ香ばしい味が広がる。
左奥に隠れてるのは、きゅうりとみょうがとジャコを合えたもの。嫌いなみょうがが少なめでおいしく食べれた。
右前のは、葉山葵を漬けたもの。結構辛い。
左前は、トマトのレモン煮。そんなモノがあるんだねぇ〜!
トマトの酸味はほとんどなく、爽やかな甘みが口に広がる。
そして、真ん中は、鱧の子と肝。鱧の卵なんて初めて食うか?甘めに味付けしてあって、時々肝の食感がコリっとくる。

お造り7種盛り合わせ
味わいながらのカウンター越しの大将とのグルメ知識トークが楽しい。
例えば、こうやって盛られた刺身は、手前から奥にかけて味が濃くなるようになってるから、手前から食べると良いとか、
皿の上に乗ってるものは、すべて食べれる事が多い。右の小さな花飾りみたいなものも、穂しそと言って、箸で花の部分を醤油にしごき落とすと、しそ風味の醤油になって楽しめるんだとか。ホントだ、うまいっ!
さて、まずは見慣れない赤みを帯びた
真っ白に湯引きした鱧をよく目にするが、これは焼き造り。
うわぁ〜〜、鱧ってこんな味がするんだっ♪
その横は生シャコ。しゃこを生でなんて初めてだっ!
すごいよ、ほとんどボタン海老か生タラバかって感じの食感と甘みだっ。
真ん中の赤貝ヒラメも、鮮度が良くコリコリしてうまい。
一番左の剣先イカも甘かったなぁ〜〜!
奥のは、天然しまアジと、まぐろの海苔巻き。もちろんうまい!

揚げ素麺と甘鯛の唐揚げ野菜あんかけ揚げ
素麺はただの飾りと思うなかれっ!
下に隠れる、トロっとしたあんかけを纏ったほっこりした甘鯛の唐揚げと一緒に崩しながら食べると、香ばしさとポキポキという食感が絶妙!
甘鯛も肉厚でうまいなぁ〜

焼き物盛り合わせ
左のは、牛肉の野菜巻き。わけぎ、コーン、ピーマン、大根おろしと具だくさんで、ほんのりマスタードの風味がする。食べ甲斐がある。
鮭の西京焼きは間違いないやねっ(ゝω・)b
大きな肉の塊は、名古屋コーチンの手羽焼き。ゆず胡椒風味で柔らかい。
右奥の鳥貝と椎茸の梅バター焼きが一番うまかった!バターの味がしっかりしていて、鳥貝をこんな風に食べるのは初めてだ。鳥貝シコシコ。
添え物もおもしろくて、左下のは、子メロンだってさっ!マジであのメロンの小さいヤツ。漬け物になってた。
真ん中のは、ほおずきトマト。そんなモノがあるんだねぇ〜〜。トマト?ほおずき?
味はフルーティで、マンゴーの味がするとか。

天麩羅3種盛り合わせ
メゴチ、キス、とうもろこしの天麩羅。
魚はどっちも肉厚でほっこりうまい。それよりも感動的だったのが、とうもろこし!激甘っ!!
塩もパウダー状で、すり鉢で擦ってるんだってさ。仕事が細かいねぇ〜

続きまして、締めのご飯物ってことで、炊いた土鍋が目の前に置かれました。
しばし蒸らします。

数分後・・・・ ジャーン!

新生姜のご飯
蓋を開けた瞬間から、生姜の爽やかな風味が強烈に広がる!
お椀によそって食べると、どんなに生姜の風味が強烈かと思うと、味的にはほんのりって程度なんだよね。
それよりもシャキシャキした食感を楽しむって感じ。
あとから、ピリっと刺激を感じる。
お吸い物もうまいわぁ〜〜〜♪

すいかのシャーベット
これも凝ってておもしろい。
ただのスイカのシャーベットじゃなくて、柔らかくてちょっと柚子っぽい風味がする。
そして、パッと見にすいかの種のように黒く点々と見えるのは、あずき。よく考えてるなぁ〜


いやぁ〜〜、久しぶりにちゃんとした和食を食べに行ったけど、ここはアタリだったわっ!大満足。
大阪の有名割烹で修行した大将で、仕事も細かくしっかりしてるし、どの食材もよく目利きしてあってうまいんだよなぁ〜
そうそう、トークもおもしろいんだわ。

けど、カウンター越しの厨房では、大将ともう1人若いお兄さんの2人で切り盛りしてるんだけど、
このお兄さんの手際がよくて、昔ながらの師弟関係って感じで、小さな声で大将の厳しい指図が飛ぶんだよね。
一緒に行った子は、かわいそうだったって言ってたけど、いや、σ(・ω・。)的には、料理に対する大将の真剣さが伝わってきて、こっちも真剣に味わえてよかった。
それに、あのお兄ちゃんも絶対にイイ料理人になると思うなぁ〜〜。

今回はおまかせコースだったから関係ないけど、テーブルに置いてあったメニューはすべて手書き。
頭に日付も入ってるから、毎日手書きしてるんか!?と驚いた。細長く余裕で100品以上はあるんだよ。
聞こえたらしく、『仕事だから当たり前です。』だってさ^^。
おまかせのがどれもうまかったから、他のも食べたくならうなぁ〜。今度は単品で注文してみよっと♪

  • ビルの2階奥に小ぢんまり

  • カウンター数席、テーブル席2つだけ

  • じゅんさい 梅肉と山葵添え

  • 若鮎の一夜干し

  • 枝豆のすり流し

  • 中には、“オランダ湯葉”

  • 前菜5種盛り合わせ

  • お造り7種盛り合わせ

  • 揚げ素麺と甘鯛の唐揚げ野菜あんかけ

  • 焼き物盛り合わせ

  • 天麩羅3種盛り合わせ

  • しばらく土鍋で蒸らします

  • 新生姜のご飯

  • 新生姜のご飯

  • すいかのシャーベット

  • 厳しくも楽しい大将

  • 毎日手書きのメニュー

2010/08/31 更新

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