この口コミは、H.M.スカイさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:3.9
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.5
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|雰囲気 3.8
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|CP 4.2
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.5
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| 雰囲気3.8
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| CP4.2
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| 酒・ドリンク- ]
スリランカ式絶品カレーの多重奏。
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タンブリンカレー(ランチタイム950円)+チキン
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タンブリンカレーのプレート
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サラダ
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カウンター席
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2階席
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外観
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ランチメニュー
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2017/01/07 更新
ランチに目当てのラーメン屋を数軒回ったものの、年明け早々に営業してる店はやっぱり少ない。
そんな中、スリランカカレーの人気店「タンブリン」が営業してるのを見つける。
夏以来の訪問だ。
13時半過ぎでもすぐには入れず、男性の1人客の隣に並んで待つ。
10℃を超える、この時期にしてはポカポカあったかい陽気。
待ってる間に箱根駅伝で青学が3連覇を果たしたとのニュースが入ってきた。
店内を改めて覗くと、ご主人が1人で全部やってる様子。
どうりで客が出ていった後もテーブルがなかなか片付かないわけだ。
今さら店を変えるのもなんだから、もう少し待つことにする。
20分ちょっと待ってようやく呼ばれた。
店内に漂うスパイスの香りを感じながら2人掛けのテーブル席へ。
後から来た2組めの2人組はカレー切れとのことで入れず。
わりとギリギリだったようだ。
ランチはサラダとドリンクがセットになった「タンブリンカレー」(950円)が基本。
これにトッピングを加えたり、量を増やしたり、ルーの辛さを変えることでアレンジできる。
僕は前回「フィッシュ・アンブルティヤル」(カジキをゴラカというスパイスで煮込んだもの)を追加したから今回は「チキン」(250円)にし、辛さは1段上の「辛口」に。
妻は前回同様「牡蠣」(350円)にして、ご主人おすすめの「中辛」にした。
モノトーンの色調でまとめ、温もりの感じられる木材を使用した内装。
ゆったりとした洋楽が流れる中、ご主人がせっせと食器を片づけ、注文を取りにいき、キッチンに戻って調理に取りかかる。
3、4分ほどでまずはサラダが出てきた。
レタスと赤いパプリカにレモンと黒胡椒をきかせたドレッシングがかかってる。
シャキッとした野菜がシンプルにおいしい。
カレーの登場にはさらに15分ほど要した。
ボウルに「ホッダ」と呼ばれるスリランカ式のルー。
プレートにはライスと8種類のおかずが彩り豊かに並べられている。
レンズ豆を煮込んだ黄色いパリップから右回りに、なすのモージュ、キャベツのピクルス、糸みつばと水菜のサラダ、ルヌミリス(唐辛子と玉ネギの和えもの)、ポルサンボル(唐辛子風味のココナッツ)、ビーツのキラタと美しく並び、真ん中にはパパダム(豆せんべい)がマストのように立つ。
美しいプレートだ。
一つ一つの説明は割愛するけど、それぞれが辛味、甘味、酸味、塩味をバランスよく受け持っていて、異なる食感を楽しめるのがいい。
栄養が偏りがちなカレーに野菜たっぷりというのもうれしい。
個人的には、「ポルサンボル」がチーズのような風味でカレーに合うし、好きだ。
スパイスを炒って魚介系のだしとココナッツミルクで煮込んだというルーは、油や小麦粉を一切使ってないそうだ。
その分、スパイスをしっかりと味わえる。
「辛口」はかなり辛く、普通なら「大辛」と言われるやつだ。
でも単調な辛さではなく、ほのかに甘さがあり、舌触りも滑らかでおいしい。
そのまますすっても、ライスと野菜にかけてもどちらでもいける。
野菜もカレーによって味わいを増し、さらにおいしくなる。
途中、小さなグラスでマンゴージュースが出てきた。
濃厚。
ラッシーみたいに、しびれる辛さを和らげてくれる。
チキンは煮込まれてておいしいけど、作り置きされたものが冷たいまま出されてる感じ。
前に食べたカジキは温かかったような気がする。
まあどっちにしても、肉がなくてもおかずは十分にあるから頼まなくてもいいと思う。
牡蠣もおいしいけど、クレソンとレモンが添えられてた前回と比べると、見劣りする。
そういえば、カレーも以前は卵付きだった。
価格を維持するためにところどころ節約してるのかもしれない。
ライスはスリランカのお米かと思ったら、日本のお米。
せっかくだから本場の米を食べたい気もするけど、あえて日本米を合わせてるんだろう。
ちなみに、ビリヤニは本場の米(バスマティライス)を使って作ってるようだ。
相変わらず満足度の高いプレート。
並ぶ価値はある。
この店は内装だけでなく、カウンターに並ぶジャズや思想関連の本、欧米の小説など文芸作品にもセンスが光る。
店内は1、2階合わせて20人も座れないくらい小ぢんまりとしてるけど、吹き抜けの2階席はロフトみたいで、また違った雰囲気を味わえそう。
今日が今年の営業初日。
ご主人が1人で対応してるのは奥さんが家庭の事情でお休みだからとのこと。
しばらくはオペレーションが落ちそうだけど、時間があるときに再訪したい。
[2017.1.3訪問]