H.M.スカイさんが投稿したつけ麺 道(東京/亀有)の口コミ詳細

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つけ麺 道亀有/つけ麺

1

  • 昼の点数:3.9

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 3.6
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/04 訪問

  • 昼の点数:3.9

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス3.6
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

並ぶ価値を証明する至高のつけ麺。

亀有でゆっくりランチできる時間を確保できた今日は、ここぞとばかりに「つけ麺 道」に向かう。
日曜日の12時台という真っ向勝負の時間帯。
人気店だけに1時間くらいの待ちは覚悟のうえだ。

亀有駅北口から一番街に入り、12時ちょっと過ぎに到着。
店先の椅子に4人が座ってるのが目に入る。
もしや待ちが4人だけなのかと思いきや、そんなことは当然なく、向かいのダイソー裏手沿いに列が長々と続いてる…。
子どもも含めると、19人の行列。

まあ、これくらいはいちおう想定内。
天気も悪くないし、のんびりと待つことにしよう。

商店街のレトロなスピーカーから流れる明るい曲調のJ-POPが、なんとなく場を和ませてくれてる。

10分ほど経ったころ、「買ってきちゃった」と後ろから聞こえる。
え?
後ろの2人組の客がもう食券を買ったようだ。

食べログのマニュアルに従い、店員さんの案内を待ってたけど、間違いだったんだろうか…。
そんな不安を抱き始めたところに、店員さんが食券の回収にやってきた。
やっぱりもう食券を買っていいタイミングだったようだ。

選択肢はあまりなく、今日のつけ麺は「濃厚塩つけ麺」(1,200円)と決まってるから、それを並盛りで。
茹で前で200gあるというから、並盛りで十分とみた。

「つけ麺」とだけ書かれた食券を店内の店員さんに渡す。
すると「先ほどの場所でお待ちください」との案内を受け、列に戻る。

日差しが出たり、出なかったり。
列がある場所は日陰で風もあるから、上着がないとちょっと肌寒い。

30分が経過。
店頭の椅子に座れるのはいつになるのか。
長期戦を覚悟してウィンドブレーカーを羽織る。

赤いファサードが目立つ「ニューピリカ 華」だろうか、近隣の店舗からおいしそうな匂いが漂ってくる。
さすがにお腹が空く。

列に並ぶことなくお土産を購入する親子を見てると、うらやましくなったりもする。

4人ずつの入れ替え制で客が案内されてるから、遊園地で乗り物のアトラクションを待ってるような感覚だ。

待ち始めてから50分ほどで、前の2人組を追い越す形で「1名様どうぞー」と案内され、先頭から4人目として椅子に座る。 
日なただから膝元があったかいし、富豪に昇格した気分。

そこからさらに10分待ち、店内から「どうぞー」と声がかかる。
L字型のカウンターの中ほどの席につく。
「お待たせしましたー」と調理に入るご主人。

まず目に入ったのは、店を鼓舞するように厨房周りに掲げられた言葉の数々。
「山岸一雄」名義で「参った」と「人生の試練に打ち勝て」、「やまぎ志かずお」名義で「福は無欲無為より生ず」という文字が力強く書かれてる。
この店の系譜をここから感じ取ることができそうだけど、素人が下手に触れるのはやめておく。

ノリのいいジャズが流れる中、さらに待つ。
店内で待つのは、雰囲気といい、ラーメンの匂いといい、やっぱり違う。

入店してから10分弱で配膳。
店員さんから「スープ熱いのでお気をつけください」と出された丼は、手加減なしに熱い。

ご主人からは「レモンを絞って…」と案内されたから、まずは麺をそのまま食べ、さらにはレモン汁とともに食べてみる。
うん、たしかにこれはおいしい。
麺の香りもいいし、太さから歯触り、喉越しまで申し分ない。

これを熱々のスープにくぐらせると、至高のつけ麺が完成する。
スープはいい意味で、思ったほど濃厚な感じがない。
濃いというより味わい深く、その完成度の高さに惚れ込む。
それだけに何か1つが際立つのではなく、終始バランスがいい。

トッピングもそれぞれが秀逸で、しっとりとしたチャーシューの旨みも、ワカメのシャキシャキとした噛みごたえも捨てがたいけど、特に驚いたのは卵の甘さだ。
ほとんどケーキを思わせる味。
この店はクレームブリュレを出すくらいだから、スイーツを作るのが得意なんだと思う。
その技術を味玉に使ったらこうなったという逸品。

待ち時間はたしかに長かったけど、食べてる時間は特別な思いに浸れる。
食べながら、待った甲斐があったと思える。

ただ、入れ替え制だから、ゆっくり食べる自由はない。

4人1組で食べ終わらないと間が悪いから、他の3人とある程度は足並みをそろえないといけない。
もう少しゆっくり食べたいという後ろ髪を引かれる気持ちとともに退店。

まったく減ることのない行列に「待つ価値あるよ」と心の中で言い残して店を後にする。

機会があれば、定番のつけ麺もぜひ食べてみたい。

[2023.4.23訪問]

  • 濃厚塩つけ麺

  • 濃厚塩つけ麺のつけ麺

  • 濃厚塩つけ麺のスープ

  • カウンター席からの眺め

  • 店内の様子

  • 店内の掲示

  • 卓上の調味料

  • 看板

  • 入口

  • 商店街のスピーカー

  • 券売機

  • 麺の量

  • ご来店のお客様へ

  • 濃厚塩つけ麺の案内

  • 店のこだわり

  • メニュー

  • 追加トッピング

2023/06/16 更新

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