H.M.スカイさんが投稿した松戸中華そば 富田食堂(千葉/松戸)の口コミ詳細

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松戸中華そば 富田食堂松戸/ラーメン、つけ麺

1

  • 昼の点数:3.8

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 3.6
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/12 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス3.6
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

午後3時の絶品つけめん。

松戸駅近くの病院で年に一度の健診を終え、遅めのランチをとるべく、予定どおりラーメン屋へ。
初めての店でたどり着くまでに若干もたつき、ギリギリで惜しくもラストオーダーに間に合わず。

となると、このあたりで一番近いのは「富田食堂」だ。
こんな展開で名店に足を向けるのは申し訳ない気もするけど、開き直って通し営業の恩恵にあずかることにする。

15時少し前に入店すると、人気店といえど、さすがに客はほとんどいない。
テーブルとカウンター合わせて3、4人程度。

さっそく券売機で「特製濃厚つけめん 中(270g)」(1,400円)の食券を購入する。
「空いてるカウンター席どうぞー」との声を受けて、ほぼガラ空きのカウンター席の真ん中あたりに堂々と腰を据える。

「つけ中、特製いただきましたー」と元気に注文が通る。

とりあえず水を取ってきて、つけ麺の食べ方指南やスープ割りのルールなどが事細かに書かれた卓上の文面に目を通しておく。
この店は数回目だけど、1人で来たのは初めて。
こうやってカウンター席でじっくりと麺を待つのは新鮮だ。

入店時は3人だと思った店員さんが、いつの間にか5人体制になってる。
ランチタイムは満席でも、この時間帯は客よりもスタッフの数のほうが多い。
それでも手が空くなんてことはないようで、目の前の厨房では黒いシャツと白のエプロン姿で白のタオルを鉢巻きにした店員さんたちが、備品の補充や食材の仕込みなど、各自の仕事をせっせとこなしてく。

注文から6、7分経ったころだろうか。
店員さんがそばまで来て、「つけめん、10分かからずに上がります。もう少々お待ちくださいませ」と丁寧な案内がある。
客を待たせてるという意識がちゃんとある証拠だ。

こちらのはやる気持ちをなだめるかのように、BGMのジャズが今になってゆったりと聴こえてくる。

結局、店員さんの声がけから10分ほどで「特製つけ麺、中盛りでーす。お待たせしましたー。スープ割りもありまーす」と配膳。

こんもりときれいに盛られた麺と、丼からはみ出したチャーシューと、いかにも濃厚なスープ。
食べる前から気持ちが高ぶる。

スープより先に店の自慢の麺から手をつけることにする。
何もつけずにまずは1本。
うん、おいしい。
ほのかな甘みと風味豊かな極太麺で、1本でも食べごたえがある。

数本を束ねてスープにくぐらせると、絶品。
豚骨と魚介をベースにした濃厚でとろみのあるスープは、塩気がまろやかで、麺と同じく甘みがあるのが特徴的。
麺との絡みがいいから、気をつけて食べないと麺を食べきる前になくなってしまいそう。
それは避けたいから、控えめにスープを使いながら食べ進める。

トッピングのチャーシューというか、豚肉3種はどれもが個性を放ってる。
一番手前のは、いわゆるバラチャーシュー的なもので、味の染み込んだ厚みのある肉がいい感じ。
真ん中の長いのはハム的なもの。
これはさっぱりとした豚の脂身が、つけ麺にはもったいないくらいにおいしい。
一番奥の豚肉は燻製だろうか。
燻した香ばしさがあり、これもおいしい。
この3種を食べ比べられるというのは贅沢。
そしてやわらかくてまろやかな煮卵もたまらない。

炭水化物とたんぱく質のてんこ盛りで栄養バランスが悪いけど、そんなことはこの際どうでもいいだろう。

気前よく盛られた麺をスープとトッピングと一緒に頬張るという至福の時間が流れる。

ただ、麺の量が明らかに多く、スープを残すのがなかなか難しい。
麺を食べ終わったころにはスープはほとんど残ってないけど、当然、スープ割りをお願いする。
「柚子入れて大丈夫ですか?」と聞かれ、もちろん入れてもらう。

戻ってきた丼には控えめな量の割りスープ。
それでも濃厚なスープに慣れた舌を、やさしい和出汁の味わいで癒してくれる。
柚子の香りもちょっとした口直しになる。

30分で空腹が満腹になった。

気づけば、客は自分も含めて10人くらいに増えてる。
周辺の店が営業してないわけだから、客がひっきりなしにやってくるのは当然かもしれない。

2人組の客のテーブルからは「つけ中2丁でーす」との声が上がる。
つけ麺の中盛りは定番のようだ。
他の客の注文を聞いてると、どうやら「スープ増し」もできるらしい。
今度はそれも付けたほうがいいだろう。

それにしても、これほどの店に並ばずに入れるとはありがたい。
ラーメン屋こそオフピークがいい。

[2023.12.15訪問]

  • 特製濃厚つけめん 中(270g)

  • 特製濃厚つけめんの麺とトッピング

  • 特製濃厚つけめんのスープ

  • 特製濃厚つけめんのスープに麺

  • 煮卵

  • 残ったスープ

  • スープ割り

  • カウンター席からの眺め

  • 濃厚つけめんの食べ方指南

  • もりそばの案内

  • 店内の様子

  • 外観

  • 券売機(つけめんの選択画面)

  • 券売機(最初の画面)

  • 予約メニューの立て看板

  • ご利用時のお願い

2023/12/16 更新

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