H.M.スカイさんが投稿した手打そば風來蕎(神奈川/たまプラーザ)の口コミ詳細

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手打そば風來蕎たまプラーザ/そば、天ぷら、居酒屋

1

  • 昼の点数:3.8

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.9
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.6
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/02 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味3.9
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.6
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

そばの名店が作りだす至福の空間。

妻と父との3人で初めてたまプラーザ駅に降り立つ。
ここに来たからには、そばの名店「風來蕎(ふうらいきょう)」に行っておきたい。

12時台も半ばに入り、行列を見越して到着するも、店頭に人影はなし。
それでも中をのぞくと、入口前のスペースに4人が並んでる。

外のイスに座って待つこと数分で「先にご案内しますねー」と、割烹着姿の店員さんから早くも声がかかる。

13時15分までという期限付きでプライベート感のある席も提案されたけど、せっかくだから長居したいと思い、他の客と同じテーブル席を選ぶ。

客ごとに意匠が異なる箸置きや封のされた割り箸、重厚感のある湯呑みを前にして、着席と同時に格調の高い店であることを実感する。

年季の入ったメニューは、数えきれないほどめくられたと思われる質感があり、手によくなじむ。
多種多彩なそばはどれを選んでも間違いなさそう。
迷った挙げ句、妻が前回食べたという「天せいろ」(税別1,880円)に決め、妻は今回は「鴨せいろ」(1,580円)、父は「天ぷらそば」(1,880円)にする。

上質な和の空間にやさしく流れるジャズ。
ここにいることが、なんだか幸せに感じられる。

待つこと10分少々で配膳。
箸が床に落ちるアクシデントがあったものの、非を詫びる店員さんの言葉遣いと、新しい箸をすぐに差し出す別の店員さんとの連携プレーが強く印象に残る。

料理に向き直ると、見た目は実直ながら、その凛とした佇まいに好感を抱く。

しなやかで喉越しのいいそばに、すっきりとした丸みのあるつゆ。
これはおいしい。
油断するとすぐに食べきってしまいそうだから、ペースでを落として食べ進めることにする。

天ぷらは、海老を筆頭に、にんじん、ししとう、さつまいも、なす、レンコンと、彩りよく野菜を配した構成。
サクサクと軽やかな衣に包まれた厚切りの野菜を、引き立て役に徹する天つゆにくぐらせれば、おいしくないわけがない。
大根おろしも辛味が控えめで上品だ。
海老はおいしいと思ったのも束の間、すぐにどこかに消えてしまった。

絶品のそばと天ぷらを交互に食べ進める時間は至福。

最後はそば湯で〆る。
濃厚なとろみが加わり、つゆが白く濁る。
おいしくて、つゆなしでも飲み干せる。
「鴨せいろ」のあったかいつゆも、また格別な味わい。

お茶をすすりながらゆっくりしようかと思ってたけど、7人の客が入店したのをきっかけに席を立つ。
席を譲り渡す格好になり、店員さんは恐縮そうだったけど、次の予定もあるし、今日はこのあたりで切り上げることにする。

会計時に領収書を頼むと、宛名を印字してくれた。
こういうところでも他店との違いを感じる。

退店時には、13時ごろとはいえ店頭にも列が伸び、人気の本領を発揮してるように見受けられた。

おそらくこのエリアの住民はみんな「風來蕎」に足を運んだことがあるんじゃないだろうか。
そばをここまで極めた店の敷居が高くないってすばらしい。

[2024.2.11訪問]

  • 天せいろ

  • 天せいろのそば

  • 天せいろのつゆと薬味

  • 天せいろの天ぷらと天つゆ

  • 鴨せいろ

  • 天ぷらそば

  • そば湯(単体)

  • そば湯入れ

  • 卓上の調味料など

  • 湯呑みと箸

  • 卓上のメニューなど

  • 店名の由来

  • 食材の説明(蕎麦、だし)

  • 食材の説明(醤油、塩)

  • 食材の説明(自然薯、生ゆば)

  • メニュー(おせいろ〜天ぷらそば)

  • メニュー(そばいなり、丼ものなど)

  • メニュー(一品料理1)

  • メニュー(一品料理2)

  • メニュー(一品料理3、そばがき)

  • メニュー(一品料理4)

  • メニュー(鴨料理)

  • メニュー(甘味)

  • メニュー(熟成大吟醸)

  • メニュー(日本酒)

  • メニュー(白ワイン)

  • メニューメニュー(赤ワイン)

  • メニューメニュー(スパークリングワイン、スパークリング日本酒)

  • メニュー(梅酒)

  • メニュー(ウイスキー)

  • 店内の様子

  • テーブル席

  • プライベート感のある席

  • 入口前

  • 外観

  • 外観(引き)

  • ショップカード(表)

  • ショップカード(裏)

2024/02/17 更新

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