ほぬー。さんが投稿したアンビカショップ(東京/蔵前)の口コミ詳細

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アンビカショップ蔵前、田原町、浅草(東武・都営・メトロ)/その他

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  • テイクアウトの点数:4.8

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人

インドの出張所。観光地としても面白い。(この日はラドゥ。)

ビーガンのインド人が経営する国内随一のインド食材輸入問屋であり、国内のインド料理店の有力ブローカーだとも噂されるアンビカコーポレーションが運営する、直営小売店。本社一階にある同店はインドのローカルスーパーマーケットのような近代的、かつオリエンタルな雰囲気があります。所狭しと並んだスパイス類(プライベートブランドが多くとても安い)に、バスマティ米やアタ、ダールなどの穀類、コリアンダーやライムなどの生鮮類。店内で臨機応変に接客し、少しでも困っていそうな客を見ると少々食い気味に助け舟を出してくれる親切なインド人留学生の店員。
コロナで海外渡航が容易でない昨今、インド料理にご興味がある方なら、少々寄り道をしてでも同店を訪ねると、ちょっとした旅行気分も味わえる、インド本国の出張所のような本格的なお店です。(観光地としてもお勧めします)

不肖、私は土日は自炊をしておりまして、簡単なインド料理を時々作ったりしており、時折同店にスパイスや穀類を買いに伺うのですが、同店では自社製のちょっとした生菓子なども売っていらっしゃって、お邪魔した際に時々購入いたします。

本日、生鮮食品コーナーで販売されていた、橙色が印象的な丸いお菓子。ラドゥという、ひよこ豆と小麦粉、バターなどから作られたインド伝統のお菓子です。見た目は桜餅のように粒々の穀類感があるのですが、フォークを入れますとホロホロと解けます。ほんのりカルダモンの香りがする切れ端を口に運ぶと、濃厚なバター香と甘味。表面の稗の実のようなざらりとした舌触りが心地よい逸品。ああ、インドの味。

自宅にいて、遥かなるインドの大地に思いを馳せる、口福の逸品です。他にも試してみたいと思います。

2021/04/04 更新

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