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昼の点数：4.9
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￥1,000～￥1,999 / 1人
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料理・味 4.9
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|サービス 4.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 3.5
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［ 料理・味4.9
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| サービス4.0
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| 雰囲気5.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク3.5 ］
緩やかな時の流れ。下町のランチ。
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2021/12/16 更新
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年末。寒気と暖気がせめぎ合い、雨のしとしとと降る天候の中、こちらの銘店に伺いました。
店の入り口に、マスターに寄る年波のせいで昼時は14時までになさった旨が記されていて、胸が痛みます。「お好み焼き」（広島風）を焼くのはすでに息子さんがメインでやっておられます。おかみさんの話では、週末に鉄板をピカピカに磨くのだけは今もマスターがやっていらっしゃるとのこと。やはりお好み焼き屋さんの命は鉄板。とても力と技量がいる仕事とのことで、まだ息子さんには任せられないとおっしゃっていました。
ちなみにマスターは1964年東京五輪にホッケーで出場された方です。
注文は「普通のお好み焼き（1000円）で十分。肉と卵は入ってるから。」（byおかみさん）
じんわり温かい鉄板を囲むと、師走の寒さも忘れるほど温まります。常連さんたちがにこやかにおかみさんと語らいながら、鉄板の上のお好み焼きをつつく。ランチタイムですが、半分以上のお客さんが瓶ビールを一本注文。つい私たちもお願いしてしまいました。
昼間からビールとは年末感が深まります。お客さんはみんなニコニコ。一見さんのお客さんが隣の常連さんといつの間にか打ち解け、何やら話をしています。暖かく、緩やかな時間。神田という町の、わずかに残った下町の雰囲気の、その残り香。