オサナイさんのマイ★ベストレストラン 2010

2010/04/17－2010/04/18　

結婚記念日のお祝いで宿泊しました。

事前に下調べをして、子供連れの宿泊客に優しいと評判のフォーシーズンズホテル東京・丸の内へ予約をいれました。

今回で１５回目の結婚記念日となり、今までは嫁さんのお姉さんに子供をあずかってもらい、
夫婦だけで記念日のお祝いをすることが多かったのですが、娘も今年で５歳・・・。
まだまだ、子供だけれども話せば大分　分別がつくようになってきました。

とはいえ、高級ホテルやレストランでの　“雰囲気ぶち壊し”を　自分達もして欲しくないタイプ
なので、事前にいろいろとリサーチしました。

フォーシーズンズホテル　ＨＰから

■子供へのホスピタリティーサービス

・お子様用のウェルカムアメニティー
・お子様用バスローブ
・ベビー用およびお子様用の洗面用具（無料）
・ベッドタイムのクッキーとミルク（無料）
・レストランおよびルームサービスでのお子様向けメニュー
・英語の絵本、塗り絵とクレヨン（無料）

などが準備されていて子供に優しいホテルであることが確認できました。

しかしながら、やはりパブリックなスペースになる　ｅｋｋｉ　での夕食は避け、あくまでも
親の責任において　守るルールは　しっかりと守るということにしました。

チェックインが15:00からとなっていましたが　妻に『日頃の子育て、ご苦労様』ということで
14:00よりエステの予約をいれていました。この時点で部屋の準備ができていれば
娘と私はチェックインできるということだったのですが、あいにく準備が整っておらず、娘と
一緒にロビーでお茶をして待ちました。

しばらくすると、15:00を待たずに、フロントの女性2人が　なにやらリンゴの形をしたオモチャ箱
（洒落ています。）をもって娘のそばまで歩いてきました。この中には塗り絵や、カスタネットや
ディズニーのマリーちゃん（子猫）のトランプなど　さまざまな　オモチャが入っていてウェルカム
アメニティーとして　プレゼントをしてくれました。

娘はカスタネットを選んでご満悦でした。また、スタッフの方たちの手作りの“子供用東京ガイド”
をいただいて、これには、事前に年齢と名前を言っていたのですが、“みうちゃん”　と名前が
書きこまれていました。　手作り感いっぱいなのですが、これが　かえって　人間味があふれて
いて好感がもてました。

他にも娘が喜ぶ仕掛けが・・・名前入りのウェルカムクッキー、ミニバスローブ、ミニスリッパ、
お風呂用玩具、クマのスポンジ、子供用ハミガキ、ぬりえ　など　親子共々、大興奮です。

と　ここまでは、子供のことを書きましたが、今度は親の番。

■結婚記念日を迎えた私達へのホスピタリティー

な、なんと・・・、シャンパーニュのハーフ（ルイ・ロデレール）を　ベリーの盛合せと一緒に
就寝前にもってきていただきました。　夕食は　子連れでもＯＫな八丁堀のマル３階で
とったので、　２次会としてシャンパーニュをお供に　インルームでくつろぎました。
（この時も、子供にはお休み前のミルク　と　イチゴのセットをもってきてくれました。）
今までも、スパークリングワインなどは、那須の二期倶楽部で経験して
いましたが、　シャンパーニュ　というのは・・・。　　う。。。うれし過ぎる。。。

ベリーも非常に美味しく、大きな銀盆に　うやうやしく　セッティング、供されました。

■ホテルのハードとソフトの両輪ががっちりと・・・。

最近では、近所にシャングリラ東京、ペニンシュラ東京、マンダリンオリエンタル　など
はげしく競争相手がいるので、ゴージャス感をとるのか、歴史の佇まいをとるのか、
また、ＰＣＰ（パシフィックセンチュリープレイス）という比較的小さな規模の敷地感覚から、
このホテルがどれだけのパフォーマンスを見せるのか疑心暗鬼でしたが、さすがにＦＳの
ブランドを冠しているだけのことはありました。

実は、高層階でなく低層階のフロアを、モダンなジュエリー箱のように使用した（室総数：
５０部屋強の）この空間、スマートで心温まるサービスを　また受けに再訪することは
間違い無さそうです。

※朝食は　ｅｋｋｉ　へ　つづります。

2010/10/12 　　3日目　 ＢＡＲ　ＴＩＭＥ　遅い夏休み　in　京都

今回の家族旅行で　１回は京都のＢＡＲを探訪することを目標としていました。
妻に無理を言って、夜ご飯を食べた後の２時間くらいを自由時間（笑）にしてもらいました。

場所は寺町通りの市役所裏手方向　お茶の一保堂に向かう通り（一保堂とは逆サイド）
にあります。看板にはリンゴをデザインしたマークしか無いのでご注意ください。

ビルの２階にある当店　ＥＶを降りると目の前に　リンゴのマークの扉　これを押し開けると
さらに木の扉、引いてあけると　照明の落とされた店内。カウンター８席の小宇宙が広がります。

ちょうど席が空いていたので着席できました。直後、電話の予約をお断りしていたので
確実にということであれば　できれば予約をしたほうが良いのかもしれません。


『何をお飲みになりますか？』

ここは、迷わず　カルヴァドス　にしました。

『どれくらい、お飲みになられますか？』

いろいろな種類を飲みたいです。

『それでは、ハーフの量で　半額にしてお出ししますね。　下からだんだん上げていくようにします。』
（つまり、値段の安いものから高いものへと提供していただいた。）
↑
この提供方法　ワインでは　よくあるけど　ショット売りのハードリカーでははじめての経験である。
実に　呑み助の　ツボをとらえた　やり方である。　うれしぃ～。


■本日、飲んだもの
・Ｌｅ　Ｌｉｅｕ　Ｃｈｅｒｉ　　　　　　　　Ｃａｌｖａｄｏｓ　Ｐａｙ　ｄ’Ａｕｇｅ　　Ｈｏｒｓ ｄ’aｇｅ
・Ｒｏｇｅｒ　GROULT　　　　　　　 Ｃａｌｖａｄｏｓ　Ｐａｙ　ｄ’Ａｕｇｅ　　Ｒｅｓｅｒｖｅ　Ａｎｃｅｓｔｒａｌｅ　　
・Comte Louis De Lauriston 　 Ｃａｌｖａｄｏｓ　Ｐａｙ　ｄ’Ａｕｇｅ　　1946
・Ａｄｒｉｅｎ　Ｃａｍｕｔ　　　　　　　　Ｃａｌｖａｄｏｓ　Ｐａｙ　ｄ’Ａｕｇｅ　　Ｒａｒｅｔｅ　

すべて　初飲みで　美味しかったのだが、飲むに連れて　熟成香が　ムヮーンと鼻腔でただよう感覚が
強くなっていったような感じである。

それにしても、1946年って　第２次世界大戦の　終戦２年後ですょ・・・。ノルマンディー上陸（1944年6月6日）
から２年後。そんな時代背景の中　作られた　ＣＡＬＶＡＤＯＳ　こんなお酒に　これから会えるかどうかも
わからないし一期一会で　渾身の力でカウンター越しに対峙してくれた　オーナーマスターのＴ氏・・・。

京都のＢＡＲにて　お茶の心を感じました。

2011/07 　再訪

梅雨が明けて酷暑の東京。外回りのリサーチが一段落したので　本日は喫茶で立ち寄った。
ホロ苦い　キャラメルアイスクリームを　　２クープすくってもらい、お腹には申し訳ないが冷え冷えの
アイスコーヒーを注文。

店主の山野くんと　お互いの近況　や　最近食べた美味しいもの　とか　たわいもない　おしゃべりを
していると　突然　『実は　今月号のｄａｎｃｙｕのカレー特集に掲載されたんだ。』　と　うれしいお知らせ
を聞かせてくれた。

2006年のオープンからすでに5年もの歳月が経過している。継続すること　と　努力を怠らないことが
彼の　ひょひょうとした　風貌の裏側に隠れている　真摯な姿勢である。

それは、味にも反映されていて　今回のｄａｎｃｙｕへの掲載も　努力の結果の賜物なのである。

お店の終わりに　いつもの調子で『今日　これから　飲みに行かない？』とお誘いしたが、明日の朝
４：３０から仕込みがあるからゴメン。と丁重に断られた。　短い営業時間の裏側にある努力も垣間見えて
ますます、お店が盛り上がっていくことを確信した。

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ＣＯＺＹ　＆　デリシャス

2010/03/26　再訪

デジカメを購入したので、もう少し良い写真をあげなければ　と・・・　ランチで訪問。
本日はミックスカレーをいただきました。ゴロゴロと野菜が何種類も入っていて、
鶏手羽元も２本鎮座しています。いつもながら、スパイス・味のバランスとも　すばらしく
美味しい。

メニューにあるように　カレーと共に１品（飲み物）つけると１００円引き、２品（飲み物＋デザート）
つけると２００円引き　とお得に楽しめます。デザートも　担当の奥様の丁寧な仕事が
ほどこされたもの。じわじわと美味しいです。

池袋散策。　一足延ばして　行ってみる価値のある味だと思います。


おまけ：メニューやお店のキャラクターとなっている　かえる　は　ぴよぴよスーパーマーケット
などで活躍中の絵本作家　工藤ノリ子　http://www.buch.jp/　さんの手によるものです。

最近　発行された　ＨＡＮＡＫＯ　for　ＭＥＮの池袋ページにお店が紹介されています。

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2009/12/02　初レビュー

ここは、僕の好きな　東京３大　ＣＯＺＹ　＆　デリシャス　カレー店のひとつです。

店主の山野くんとは予備校時代からの友達です。気がつけば四半世紀がすぎていました。
仕事で近くにきたので久しぶりに美味しいカレーをご馳走になりに立ち寄らせてもらいました。　
本日は、メニューには載っていない　軟骨ソーキカレーを薦めてもらったのでそれにしました。

今夏、沖縄に行ったときにかなりの頻度でソーキソバを食べ、軟骨の食感や美味しさを
カレーに転用することを思いついたとのこと・・・。それから、試行錯誤を重ね、（何回、水から煮て
茹でこぼし・・・その後に○○するということを聞かせてもらいました・・・。企業秘密　詳細書かず
(笑)　）そして今の味に仕立て上げたようです。軟骨の食感を　あまり柔らかくなりすぎないように
ワイルドに残していくコンセプトは非常に共感できるし、それにも増してカレーの中に入っている
野菜の種類と美味しさも特記するに値します。（今日のカレーの中には大根、ブロッコリー、しいたけ、ドライトマトなどが入っていました。この野菜たちは奥様の実家で作られているようです。）

また、つけあわせのレンズ豆やしょうが入りの千切り野菜、櫛切りのレモンなど、味に変化球・
アクセントを加えるための付け合せ　にも　余念がありません。（通常の頭だと、福神漬け、甘酢
ラッキョウ、デリー系の玉ねぎピクルスなどが付いていそうですが　そんなに単純ではありません。うーーん　センスあるね！！！）
　
　当店、雑誌なんかには取り上げられていませんが、シャンツァイをはじめ独特なスパイス使いを
していて独創的なカレーだと思います。日本にある　どのカレーカテゴリー　《インド、パキスタン、
ネパール（中央アジア）、タイ、ベトナム、カンボジア、マレーシア（東南アジア）日本発（欧風カレー、お袋のカレー（いわゆる市販のルーを使った小麦粉たっぷりのトロットしたもの）、札幌スープカレー、蕎麦屋の出汁を効かせたカレー、デリー系、ココイチ　等　etc）》にも属さないと思います。

それがゆえに、　かえる食堂ワールドな　カレーはここでしか食べられません。カレー好きなら
スパイスのＭＡＧＩＣを楽しみにわざわざ此処まで来る価値があると思います。

ぜひ、お試しあれ！！！　

※食後のコーヒー、デザートにもこだわりがあり、コーヒーはコーノ式ドリッパーで一杯一杯
丁寧にいれていただけます。奥様担当のスイーツも甘さ控えめでとても美味しいですよ。

2010/10/02　再訪

土曜日がやっていることを確認してから　本日は妻と一緒に　夜ご飯。

初訪以来、会社の仲間とも来るようになり、店主の鎌田さんとも顔見知りになりよく利用させてもらっています。

お通しのセンスはすばらしい。居酒屋でお通しが美味しいと　つかみでグッと持っていかれますが

まさに本日のお通しもエクセレント。豆イカの干物、イクラの出汁醤油漬け、白身魚の揚げたもの

どれも手がかかっていて美味しいです。

もちろん、お刺身も、おでんも美味しい。本当に料理と味を作ることに手間隙をかけています。

妻ももちろん大満足でした。


2010/06/28

■[こんなに蒸し暑いのにおでん・・・いやいやおでんです。]

酔いどれ小父さん　のレヴューに誘（いざな）われて　22:30なのに　とことこ　歩いて訪問。

仕事が終わり一人酒。カウンターには若いリーマン兄さん　２人連れ×２組　
まだ、大丈夫ですか？　と問いかけ　ＯＫをもらいました。１１：３０には閉めますと
言われてメニューをよくよく吟味。

なんとも引力が強いメニューに　疲れた顔に笑みがこぼれていたと思います。

にんまりとする理由は、メニューの豊富さと　その価格設定にあります。

本日の注文

・お刺身盛り合わせ
　生本まぐろ（新潟県　佐渡ヶ島産　）生うに、釣りあじ　の３種盛り

⇒このマグロ　すごいですね。ご主人がネタケースを席まで持ってきてくれて、部位の
　説明をしてくれました。魚貝類のネタが載っている単行本も持参して詳細を説明。
　（この本にはマグロの輪切りがイラストで細かくかかれています。）

　いつもは尾のほうを仕入れているけれども、今日は頭の方にしましたということで、
　脳天　と　その直下（口の中で溶けるスジが入った部位）　、そして少し横の赤身が
　強い部位ということで３種類　楽しめました。

　まぐろも　定置網、はえ縄　漁方により　どっちがどっちだったかはうる覚えですが、
　食感の違いがでてくるのだそうです。ほかには国産にこだわらず、良いもの＝美味しい
　ものを仕入れていますとのこと　（たとえばスペイン産の生　本マグロなど）

　うにも粒のかたちがキレイに残っている上物。
　
　釣りあじも　程よく脂がのった　臭みのまったくない上物。
　
・大あさり浜焼

⇒こちらも　どこ産かは　書かれていませんでしたが、私自身　生涯始めて食べた一品。
　直径６～７cmはあろう２枚貝を開き、丁寧に包丁を入れ　酒とちょっと醤油を
　たらして焼き上げています。サイズも味もアサリとしてはアンビリーバボー!!!

・白えびかきあげ

⇒サクサクにしあがったかき揚　白えびの上品な甘さが舌にうれしいですね。

・小あじ唐あげ　なんばん風

⇒箸休めといって　サービスで出していただきました。三杯酢の中に　きれいに出汁をひいて
　 います。こんなところに味の違いがでるんでしょうね。

・おでん　お好み
玉子、しそチーズ、さつまあげ、いいたこ

⇒出汁が良くしみこんだ玉子、変化球のさつま揚げにしそとチーズが鋳込んであります。
　さつまあげ　なんということのない普通の姿かたちですが　しっとりと美味しいです。
　いいたこ　　これだけは別小皿で　出汁でさっと煮あげられて　醤油と山椒で味が付加
　されています。これもアテとしては　最高に美味しい。

ということで

サクッと飲み終わりましたが充実した１日の終わりをむかえることができました。

まだまだ、のびしろ　のある若いご主人　さまざまなチャレンジをして　大きく羽ばたいて
ほしいと思います。

2010/11/06　夜ご飯

本日は￥8400（税、サ込）のコースをいただきました。　コースの内容は以下の通り。
初めて食べる食材も多く、説明を聞かなければ、すべてを理解することができませんでした。
奥様なのかホールでサービスをしてくれる女性も、料理に対する自信と美味しいものを提供する喜びに
満ちていたように思います。説明も清々しく・・・。

①鰆の棒寿司
→サバ（バッテラ）、鱧は食べたことがあったけど鰆ははじめてでした。
先附　で棒寿司を切ったものを　出されるのも面白い趣向。

②フエフキダイの酢〆　皮目を炙って
→フエフキダイって？
スズキ目スズキ亜目に所属する魚類の分類群の一つ。沿岸の浅い海で生活する。（wikiより）
酢〆にした白身のフエフキダイ　皮目が炙ってあるので瞬間燻製のよう　下に　焼きなす　とろろを敷いて

③牛蒡すり流し　松茸のフライ
→お椀の蓋を開けると牛蒡特有の香りが立上り　これまた大地の養分を造形化した松茸のフライと
マッチしている。

④うちわ海老　焼・酒蒸し　半分づつ
→戦国の武者の鎧を思わせる外観。食べるところは少ないが　焼きの香ばしさ凝縮感　と　蒸しの
しっとり感　の対比がおもしろい。

⑤トラフグ白子　牡蠣ポルチーニ
→トラフグ白子のねっとりにスダチを絞って、　牡蠣には薄切りにしたポルチーニをソテーしたものを
合わせて醤油の焼けた匂いが食欲をそそる。やるなぁ・・・。

⑥トラフグ薄造り
→小さな薄造りのお皿に　刺身、皮の湯引き、少しだけ身を茹でたものも。ポン酢で。

⑦真鯛　塩釜焼き
→圧巻の塩釜。塩釜と真鯛の間にはかつら剥きした大根を挟んで、大根が透明になるほど塩釜の
中で蒸されています。身質のぷりぷり感とふわりとした食感が塩釜効果か。しっかりと目までいただきました。

⑧お刺身　イサキ炙り、タカノハダイ、ギンガメアジ
→イサキも皮目を炙っていて、皮の香ばしさと身質の味の統一がうまく表現されている。

→タカノハダイって
スズキ目タカノハダイ科に所属する魚類の一種。南日本の沿岸で普通に観察される海水魚である
白身魚であるが独特な臭気をもち味はまずく、食用とされることは少ない。（wikiより）とあるが
まったく、臭気は無く、鮮度が良いのだろうか美味しくいただけた。

→ギンガメアジって
標準和名「ギンガメアジ」は長崎での呼称に因み、銀色の体表が銀紙を張ったように見えることから
「銀紙鯵」と表記する。しかし釣りやスクーバダイビング等においては「銀河目鯵」の字を充てる人も多い。
日本での地方名は他にヒラアジ（各地）、ヒラジ（浜名湖沿岸）、メッキ（和歌山、体色から）、ナガエバ（高知）
、エバ（高知・鹿児島）、ゼンメ、ガツン（鹿児島）、クチミチャー（沖縄）等があるが、これらは本種のみならず
扁平な体型の大型アジ類の総称として用いられる。（wikiより）　これも美味しいですよ。

⑨蕪蒸し　カワハギ射込　毛蟹あん　カワハギの肝
→蕪の中にカワハギの身が射込んであり、しょうがの風味をやや強めに効かした毛蟹の身が入った餡と
蕪のとろりと蒸しあがった肉質がマッチしている。餡の中にはカワハギの肝も見られ、全体的なさっぱりさに
コクを与えている。

⑩〆　雑炊
→お店の魚に対するこだわり。　その出汁に様々な魚がぎゅっと詰まっているようであり、卵とじにしてあるが
お米を食べさせるというよりも、魚の凝縮したエキスを食べさせる感じ。ぎゅっと美味しい（笑）

⑪デザート　玄米茶と牛乳のゼリー　洋ナシコンポート　巨峰
→ここまで、驚きとともに食事をいただいてきたが、最後まで手綱をゆるめることは無かった。このデザート
一瞬、自分のあまり好きでない　甘い牛乳寒天かぁ・・・と　がっかりしたのも束の間。・・・・・・！！！美味しい。
苦みばしった玄米の香りぷんぷんで、味も苦味で甘みを閉じ込めてあるつくり。脱ｃｈａｐｅａｕ！

とここまで、長く書き綴りましたが　一言でいうと　“すべて美味しかった”　です。

季節をかえてまた訪問したいと思います。

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【ランチ　凄い内容。】

新橋はランチで　舞浜　や　ととや　、宇和島など
魚の美味しいランチどころがたくさんです。仕事場が　新橋、汐留あたりなので、これらの
クラシカルなランチどころには日頃お世話になっております。

それでも、やはり新規店で勢いがあり実質的で、なによりも美味い　というお店はなかなか
見当たらず、今日は新規店で魚を食べたく　食べログを検索すると　大御所ブロガーさん達の
評価が高いこちらにあたりました。

最寄りの汐留駅から一駅、大門　浜松町へ　Ｂ１出口より　歩いて２，３分　近いです。
お店のファサードは新しいながら落ち着きのあるしつらえでなにやら良い雰囲気です。

お店の中も　きちんとした和モダンで小さいながらも落ち着いた感じです。ただ、一人で入ると
なると、テーブル席しかなく　ランチは相席をしていないのか、ひとりで恐縮してしまいました。
13:30に店に行きましたが、この時間で満席～。ちょうど着いたときに２名で食べていた方
たちがでられたので、運よく入れました。

ランチの内容は１２００円としたら非常に良い内容です。

鯛飯　：　鯛の出汁と炊きこんだご飯　切り身ものっています。

アラ煮：　アラ煮と品書きに書いていたと思うのですが脂ののったブリの正肉　切り身が
　　　　　 ２切れ　また 大根も大きく切られていて　美味い出汁とネギ、醤油と甘辛く炊き
　　　　　　こまれいます。 ネギがちらされているのが普通の煮ものとチト違う感じです。
　　　　　 また、この煮物の上に　カレー風味に味付けされた大ぶりな（洒落じゃないです。）
　　　　　 ブリの唐揚げが乗せられていてブリ三昧な感じ。味と料理法の違いで３切れ提供

刺身：　　さらに刺身にもブリが、他にも鯛と　（たぶん）関アジの しめサバが　けっこうな量。

これら　３つの皿を中心に　さらに　お吸い物、白菜のお漬物、小鉢（豆腐）と　品数が凄い
充実しています。

これだけ充実した品数なので、日本人たるもの　ご飯のオカワリが欲しくなります。
ところが、残念なことにご飯が終了していて　みなさんオカワリができませんでした。
僕は、オカワリをしようと思って、食べる配分をしていたところ前の前の前の人（３人前）で
終了になってしまいました。

多分、お店も　鯛飯にしているので白ご飯の用意はしていないようです。こんな低コストで
やっているのでしょうがないかなぁと・・・。思いながら　ちょっとだけ、生殺し状態になり
つらかったです。

それでも、再訪　当当当　確　ということで　また、お邪魔します。

2010/11/04　　　約１ヶ月ぶりの再訪

約３週間前に京都に旅行したことを話すと、一気に料理話しになり　京都のすっぽんの有名店　大市　さんの
話しになりました。大市さんは浜名湖のすっぽん養殖の老舗「服部中村養鼈場」のすっぽんを使用しているんだけど
うちのは会津産ですとおっしゃっていました。

この立地ですっぽん　を提供してしまう　チャレンジ精神　みあげたものです。

お客さんにお店で楽しんでもらいたい。なおかつ自分が提供する料理で自分も楽しみたい。そんな言葉を聞きました。
素晴らしいですね。

写真を追加（計５枚）
・刺盛（かわはぎの薄造、まぐろ赤身、するめいか）・丸鍋・エースのほうの丸鍋・生牡蠣・而今

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2010/10/07　　再訪

【小ぶりな　にしん　の刺身】

本日はふりで来店。２１：００を回っていたこともあり比較的すいていました。
ひとりでカウンターにすわり、まずは瓶ビールを注文。

本日のメニューの中に　長崎　トラフグの薄造りがあったのでこれを注文。
皮の湯引きも美味しく　けっこうな量　盛られています。

また、天然の　しま鯵のかま焼　があったのでこれも注文。

ビールを飲み終わったのでコンチャイトロの小瓶にさしかえると　
『いつもワインを飲まれるんですか？』とカウンターの向こうから　お声掛けいただきました。

『なんでも、飲みますよ』と返事をしたものの　平日は、明日に酒が残るのを気にして
日本酒は飲んでいないのです。（けっこう好きなんですけどね・・・。）

ここは、やはり日本料理のお店　日本酒が充実しています。

じゃあ1杯だけとおススメを　飲みましたが、結局おススメが美味しくて２杯も飲んでしまいました。

日本酒へのアテは　なにかおススメありますか？　と質問したところ
にしんの刺身はいかがですか　とレコメンドされ　そちらにしました。
ほとんど、最近はスーパーでも見られることの少なくなった魚　にしん　両親の出身が青森ということも
あり、この北の魚には愛着があります。

店主いわく　焼き魚にするには少し　ふくよかなほうが美味しいけど、刺身にするのであれば、だんぜん
少し小ぶりなほうが、美味しいとのこと。食べて納得　脂の乗りもちょうど良く日本酒に良く合いました。

魚の知識も豊富な店長。　またまた、美味しいものを食べに寄らせてください。
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2010/05/04

【こんなに繁盛していたなんて・・・。家族３人　ハートフルな居酒屋】

北松戸で一杯飲むときは　大衆店の　しちりん　に良くいきます。
でも、ちょっとグレードをあげて美味しいものを食べたいとなると、なかなか　該当するお店が
みつかりませんでした。

ここのお店は　いつも買い物に行く　ハローマート食賓館の　となりにあるので、頻繁にお店の
前は通っていましたが、ついつい行きそびれていました。

本日は、ちょっと美味しいものということでおじゃましました。

この日はＧＷ中の休日、すいているかなぁ　と思って行ってみたら　トンデモナイ・・・。
座敷、テーブルとも埋まっていて、カウンター席しか空いていませんでした。子供をつれて
いるので　どうかなと思いましたが、娘をはさむカタチで着席。
娘の居酒屋カウンターデヴューとなりました。

座ってから来るは、来るはお客さんの流れが切れません。かなりの人に断りをいれていました。
その分、こちらは気合を入れて頼まなくっちゃ。

本日　頼んだもの

・お通し　（若筍土佐煮・もずく酢）
→土佐煮、鰹節のからんでいる煮物　美味しいぃですよね。けっこう甘く炊かれています。

・お通し（子供用）　卵焼
→切り昆布入り　出汁に使用した昆布か・・・？細く刻んで卵焼きの中にいれています。
　昆布も柔らかくて、卵焼きの柔らかさを邪魔しません。

・冷やしトマト
→色はもうちょいだけど糖度はあがっています。つけてある塩は結晶がみえるような自然塩
　こだわりがありそうです。どこのものか、ちょっと今度聞いてみます。

・サービス　マグロづけ
→『ちょっと料理に時間がかかりそうだから・・・。』とつなぎにサービスでだしてもらいました。
　美味しい　づけマグロ！！　気が利きます。

・銀ダラ西京焼き　ヤマモモ
→西京焼き　薄めの味付けで上品です。つかりすぎるとしょっぱくなりますから・・・。

・鰻の白焼き　骨せんべい　ハーフサイズ
→手順をみていると串に打ってある鰻を一度　蒸し器にいれてフワッとさせてから、
　ロースターに入れます。付け合せの骨せんべいは、さすがに作りおきかな・・・。
　
・豚バラの塩焼き
→豚バラをロースターでじっくり焼き上げます。上にのってくる芽ネギがこの店の
　センスを感じさせます。

・新玉ねぎのチーズ焼　
→これが、圧巻。というか、こういう仕事ってどれだけ仕込みに手がかけられたかが重要
　だと思います。　皮付きの新玉ねぎをそのままロースターにいれ　ゆっくりと火を入れます。
　注文が入ってからだと提供が遅くなるので　事前に外側の飴色の皮の部分は真っ黒に
　なるまで火が入れられていて、これを半割にして、ホワイトソース＋チーズをのせて
　もう一度ロースターへ。十分に火がとおり　チーズがとろけ　熱熱になれば完成です。
　中の玉ねぎがトロットロで甘み２００％　こういう料理大好きです。

・ねぎピザ
　締めの１品。長ネギがホワイトソースとチーズにフタをされて生地のうえでトロトロになって
　います。生地も厚手でバリバリ　美味しい。長ネギとクリーム系の取り合わせは
　ヴィシソワーズで実証済み。（むろん、ポワロねぎですが・・・。）

と満足の宴でした。

お刺身は頼みそびれましたが、北海道産　殻つきウニ　や　生ダコ、カツオ刺し　
才巻き海老（生きている）などがありました。次回は是非食べてみたいです。

息子さん　と　お父さん　と　お母さん　家族３人。サービスが回らなかったり、頼んだ品が
出てこなかったりということもありますが、温かい気持ちで見守りたいと思います。
そういうのに、ハラを立てる人は、はっきりいって行かないほうが良いかと思います。

これまで行かなくってごめんなさい。これからは美味しいものが食べたくなったら予約して
うかがいます。

2010/10/15　５日目　　茶寮へ　　遅い夏休み　in　京都

紫野　大徳寺の禅寺で　

利休（1522-1591）のことを考え、　
金毛閣（山門）頭上に自分の像を安置、山門をくぐる秀吉の怒りをかったといわれている。
その後、自刃。　なぜ、侘び好きのお茶の大家が金毛閣のような派手な山門を自分の名の
大普請でこしらえてしまったのか？

一休（1394－1481)のことを考え、
出生自体にトラウマがあり、女犯をおかさないで、それを売り物にしていること自体を
別の俗に浴していると禅僧に対して批判をし、自身を『狂雲子』とし弟子には自分の真似はするな
と戒めた彼の心は・・・。

「有ろじより 無ろじへ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」
「南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ 」
「釈迦といふ いたづらものが世にいでて おほくの人をまよはすかな」

沢庵(1573-1645)のことを考え、
幕権が大徳寺・妙心寺の栄誉人事権をじかに握ろうとしたことに　寺の慣習を守るべく抗し流罪になった
“紫衣事件”　お寺の自治を守る抵抗で　長いものに巻かれない潔さ・・・。

司馬遼太郎　（りょうは本当は「辶」（しんにょう）の点が二つです。）さんの　
街道をゆく　３４　大徳寺散歩・中津・宇佐のみち　を事前に読んで楽しく散歩をすることができた。

その後、北大路通　を東に行き　下鴨神社の　北にあたる　当店に　名物のわらびもちを食べにお邪魔しました。

平日のpm3:00くらいでしたが、ぜんぜん混んでいなくて　食べログ基礎情報に書かれている
“子供連れは座敷不可”だったので土間のスペースでいただくことを覚悟していましたが、

なんと、すいていたからなのか座敷に通していただきました。あの広い座敷にわれわれ含め２～３組くらいでした。

わらび餅と上生菓子“嵯峨野”を注文

でてきたわらび餅は　もっちりと練り上げられていてぷるんぷるんでいて、こしがありました。

娘もこのわらびもち　スゴク気に入ったようです。
取分けで食べさせたのですが、従業員の方が『お子さんに食べさせるときはいくつかに分けてください』
とアドバイスしてくれて（のどを詰まらせないため。）あの　もちもち　と格闘して　１個を３分割にしました。

また、上生菓子も　・・・娘一人で完食。　もろに和顔の娘　あんこ大好きです。

昨年、下鴨神社の御手洗祭（7月23日-26日）にいきましたが、水が清らかで夏で猛暑なのにすごく冷たい。
琵琶湖や比叡山からの地下水が流れているらしく、パワースポット的にもこの地域は秀でていると感じられました。

多分にこの水がお菓子の出来を良くしていると思われます。

了

2010/08/17

凄い種類のシャンパーニュがセラーに眠っています。（お店の女性の方が　現在は200から300
種類と申しておりました。）こんなに種類を揃えているところは、日本では　ここだけのような気が
します。

今日は妻の誕生日祝いに食事をしました。
自分も妻もお酒が大好きで、とくにシャンパーニュはお祝いの日とか何かの記念日にあける
ことがあります。（普段飲む　泡は、ＣＡＶＡやスプマンテ、クレマンなど）

ここ、ヴィオニスさんはＨＡＰＰＹ　あわ（泡）～なる凄い企画をやっていて　早い時間に入店して
最初のオーダーから２時間　１人　4200円で今月のシャンパーニュが飲み放題になります。
これってシャンパーニュ好きには　たまらないですよぉっ・・・。

今月の指定　シャンパーニュは

ベリーズ・ユナイテッド・キングダム・キュヴェ、グラン・クリュ、マイィ
Ｂｅｒｒｙs　Ｕｎｉｔｅｄ　Ｋｉｎｇｄｏｍ　Ｃｕｖｅｅ、Ｇｒａｎｄ　Ｃｒｕ　Ｍａｉｌｌｙ

英国王室御用達　ベリーズ ブラザーズ＆バッドのオリジナルシャンパーニュです。
マイィ村の特級格付けブドウのみを使用。
ピノノワール主体のフレッシュでさわやかな香りと豊かな果実実をお楽しみください。

とメニューにあり、ＰＮが６５％含まれるのでコクがあるのかと思いきや、酸味が強く
フレッシュな味わい。連日の暑さにまいっていたので　酸味が程良くきいていてスッキリと
飲めました。

料理のほうも、
つきだしで　でてきた冷たいコーンスープ　とても甘い。素材の味が良くでていて美味しい。

続いて
ポークのリエット、ムール貝のアメリケーヌソース、栃木シャモのロティ、
どの料理も手がかかっていて素晴らしい。
特にムール貝はフランス　ブルターニュ（モン　サン　ミッシェル）産で　これにブランデーで
良く焼き上げられたオマールの出汁が美味しいビスクスープがかけられている。
まずいはずがない。

デザートには沖縄産のマンゴ、軽い味わいのガトーショコラ　
すべての料理に通しで　飲めるシャンパーニュは甘いところもカバーできる。

あと、1日限定15個の　クロワッサン　クロワッサンはシャンパーニュに合うんです。
とレコメンド　焼きたてをメインに合わせてだしてくれますが、４個予約してだしてもらいました。
イースト香はシャンパーニュの中に含まれる香り、そしてバターの香りも重たい
シャンパーニュにはマッチします。

お店の人には飲みすぎで申し訳ないくらい飲みましたが、帰り際には、『またお越しください。』
と声をかけていただきました。

もちろん、再訪は必至です。

2010/03/24 再訪

前回　掲載してない写真をアップ。

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2010/03/08

会社の同僚と　ディナーで訪問

このお店　前々から　となりで仕事をしている中国の才女（Ｕちゃん）とよく訪問してました。

勝見洋一さんが　サライ　2010年3月号で推薦していた当店。（記事のみ。）

勝見さんの言葉をそのまま使わせていただくと、

家庭的な上海料理の店。「昔の上海の味がしっかりと残っている。このような店は、もう
上海にもほとんど残っていないのではないでしょうか。日本人の口に合わせなかった
中国料理で、安くて美味いですよ。」

僕は、勝見洋一さん　著　　中国料理の迷宮（講談社現代新書）　が好きで　何回も
リピートして読んでいます。

■本日注文したもの

・アヒルの醤油煮
骨付きのアヒルのもも肉を　醤油とともに甘辛く煮ています。すごく美味しい。

・クラゲの冷菜
透明なクラゲ・・・　生ではないと思うが、あきらかにいつも口にする黄色くぶよぶよとした
ものとはモノが違う。酢醤油のドレッシングをかけて。

・当店名物　ナス揚げ
発注必須！！！ビールをのみながら　この薄切りのバリバリとしたナス揚げを食べる。
家で、何度か再現を試みたがどうにもこうにも　うまくできない。

・ザーサイ
ちょいと、甘すぎるかなぁ・・・これは四川の辛いものに軍配があがる。

・よっぱらい海老
紹興酒　醤油などと一緒に生の海老を漬け込んで・・・。おばちゃんが殻を剥いて提供して
くれるから、飲兵衛で　ものぐさな僕にもＯＫ。このネットリ感は韓国料理のケジャンにも
通じるものがある。メニューにあったら必食。

・ブロッコリーとホタテの炒め
ブロッコリーは固めに茹でて食感を残しています。ホタテの柔らかさとの対比がおもしろい。
塩味。

・卵とカニの炒め物
いわゆる　かに玉　だけど天津風　甘酢餡はかかっていません。

・いしもち　と　キクラゲの蒸し物
塩味、清湯で蒸してスープごと片栗粉で固めてあります。さっぱり美味しい。

・豚のすね肉の　醤油煮　（ｖｅｒ.少し辛くして）
これまた、みんな　おどろいた。　豚のすね肉の塊を醤油だれで煮込んだもの。
直径50cmほどの大皿の真ん中に鎮座するすね肉は、箸をいれるとはらりと柔らかく切れます。
この柔らかさにも　再度　みなビックリ！！！

最後に
ここはランチも　やっているけど、ランチとディナーは　　これが同じ店かっ・・・！！てくらい
違います。昼と夜はまったく別の店です。ランチは凡庸な　一般的な町の中華料理屋
さんのようです。昼だけ　食べて判断してはいけません。

2010/02/20、21

今回の軽井沢旅行20日、21日の両日とも　ほぼ開店時間（10：00am）直撃でうかがいました。
会社の厚生寮より近かったので朝食後の一服ということで散歩がてら訪れました。

木立を抜けてそぞろ歩くと、南ヶ丘の晴山ゴルフ場に積もった雪を通して冷たくなった風が
張り詰めた空気をつくっています。
それでも、天気は快晴のため　一面の雪と青空のコントラストが詩的な絵を作り出しています。

この静かな土地から南米に豆を買付けにいっているということにも　はっきりとしたコントラスト
が感じられます。

南ヶ丘の陸橋を南側に渡ってすぐのところにお店があります。

昔、多分　ペンションを営まれていたのかなと思われる建物。玄関で靴を脱いであがります。
左手のドアをあけると暖炉のあるリビングがあり　そこが喫茶室になっています。

開店時間　早々ということもありお客様はわれわれだけでした。
途中、お客様がきたと思ったら、別の窓口の豆販売コーナーにきたお客様でした。

■20日の注文

・丸山珈琲のブレンド　（私）　[定番の深入り]　

・ダイアモンド　ダスト　（妻）　[透明感のある深入り]

・リンゴジュース　　　　（娘）

・チョコとヘーゼルナッツのケーキ

自分は深煎りのコクのある珈琲が好みであるので　丸山珈琲のブレンドは　まさにツボでした。
こってりとしたボディーでありながら、酸味とマイルドさを　同居させ、
水の違いによるものなのか　とろりとした液体のネリがあったのも秀逸でした。

ケーキは珈琲を邪魔しないあっさりタイプの味でした。

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21日（2日目）に伺ったとき　日曜日の朝っぱらからここに来るお客様は　たいへん珍しかった
らしく、また、昨日も　朝一の訪問であったので　（多分、丸山さんのお父様と思わしき方が）
顔をおぼえていてくださって　声をかけていただきました。

お客様がいなかったのも手伝って軽井沢に関する世間ばなし（夏と冬の軽井沢の違い、
東京への新幹線通勤客の増加、南ケ地区のケヤキ並木の一部　移植の話しなど）

面白く興味深い話しを聞かせていただきました。

■21日の注文

・グアテマラ・モンテクリスト　[2009年　カップオブエクセレンス　第2位　入賞ロット]

・ホワトデーブレンド　　　　　　

・リンゴジュース

[“グランクリュ”シリーズ　各国産地の「グランクリュ　特級畑」と呼べる優れた農園、生産者の
素晴らしいロットを紹介しています。グアテマラ・モンテクリストは　ピーチやメロンのような風味。
透明感のある滑らかな舌触り]とありましたが、

なかなか私の舌で　コーヒー豆の風味・味わいを　ここまで感知するのは難しく
あらためて　バリスタの皆さんの舌には感心させられます。
好みは１日目に飲んだ　深煎りの丸山珈琲ブレンドです。

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この敷地内で陶芸工房を営まれていることもあり、陶芸作品や地域の作家さんたちの
作品も展示即売しています。

われわれは旅に出ると　“コレ”を見るとあの旅行のときはこうだったね。という
記憶呼び起こし装置（メモリー・オブ・カンバセーション）として、いろいろな雑貨を
現地から連れて帰ります。

今回は、陶芸工房の　先生が作った杉の木のオブジェを連れて帰りました。
釉薬のムラのある照りと素地が透けて見える素朴な感じの作風で軽井沢の木々を
思い出させます。

もちろん、お土産にコーヒーも買いました。


グアテマラ・サンヘラルド　[ﾋﾞﾀｰﾁｮｺやｷｬﾗﾒﾙの風味。滑らかな舌触りとｺｸ　深煎り]

ダイアモンド　ダスト　[透明感のある深入り]

水の違いがあるからどこまで美味しく淹れられるか・・・。