レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/07訪問 2017/07/29
2017年の夫婦誕生日イベントでリザーブさせて頂きました。うちは夫婦の誕生日がほぼ同日なため、一度きりのイベントです。今年のセレクトは「アンサンセ」さん。私と相方がかなり前からBMしていてビンゴだったため選ばせて頂きました。
ちなみに照明や雰囲気の関係上、写真の画質はイマイチになっておりますが、これは私の個人的な事情によるものなので、割り引いて見てくださいm(__)m
で、アンサンセさん。
横浜の北幸エリア。ハマボウルのあるあたりにあります。ビルの地下なのでエントランスも目立たず、本当に知る人ぞ知る大人の隠れ家的なお店です。
階段を下りていくと照明落とし気味の空間が広がり、イメージ的にはテーブル、照明の飴色と椅子の赤色のコントラストがとても雰囲気を出しています。席はカウンターが11席、テーブル席が3くらい。先客様は4人グループが1組とリザーブされた席が1組。雰囲気的にも、あまりキツキツに使われることはないと思います。
でオーダーなんですが、今回は料理はコースで頼んでワインはそれぞれの料理で合わせてグラスで頼むことにしました。1品1グラスです。ボトルよりこっちの方が我が家的にはいいかなと思ております。
お料理は6000円コース(税サ込)
・本日の野菜1・・・カルパッチョ的
・本日の野菜2・・・生ハムと合わせて
・野菜盛り合わせ、アーモンドとクルミのソース
・魚料理
・肉料理
・デザート
・コーヒー
他に4800円のコースやアラカルトもありましたが、イベントで二人ということでこれにしました。メニューは素材の関係で随時変わるようなので、あくまで参考程度で。
思い返して改めて見ると、やっぱりワインを引き立てるメニュー構成になってるかな。野菜が3皿並ぶのが印象的ですが、個別契約した地元横浜・・・というか旧鎌倉郡あたりの野菜農家さんですね・・・の旬な朝穫れ野菜を使われているとのことで、鮮度いい。中でも「とうもろこし」の甘さ、濃厚な味を放つマッシュルームが秀逸。三皿目の野菜盛り合わせなんて、彩りが芸術作品のようです。
魚はスズキのリゾット・・・違ったかな(;^_^A 忘れてしまいました。。肉は仔羊or鴨のセレクトで、夫婦でシェアしましたが、意外とワインに合うのは鴨の方だったかなという印象。
料理的にはこんな感じなんですが、このお料理を井筒監督風なシェフが熱心にひとつひとつ説明してくださいます。これが「熱」を感じてとてもよかったんです。
それに、最初の2皿までは自分たちでワイン決めましたけど、その後3皿目のワインをソムリエ(村田晃嗣先生風)さんに委ねました。そしたら、そのセレクトが抜群で、これはソムリエさんに委ねてしまった方が楽しめると判断して、後はお任せにしました(笑)お値段も、それまでのオーダーに沿った範囲で選んでくださっていましたので、セレクトを投げちゃってもいいような気がしますよ。所作といい、なかなか素敵なソムリエさんです。
いろいろ飲んだんですが、一番印象に残ったのは「La Rose Pauillac」でした。普段、ビールに焼酎な私にはよくわかりませんが、このワインは美味かった。こちらのお店と出会ったアクセントがついているのかもしれないけど(笑)
ワイン好きな相方は、ロゼの「Sonnemot Rose」がよかったそうです。ロゼは評価が高くない相方だけど、このロゼは別格らしい。
ほんとオススメです。
PS.何気に食後の珈琲がマンデリンで美味しかった。最後まで手抜きのない仕事。
2位
2回
2020/12訪問 2021/06/09
今回で通算三回目、食べログ的には二回目なので重複する所は省いて書いておきたいと思います。
また、宿全般に関しましては動画でまとめましたのでそちらをご参考に
※飛騨古川・とある旅館の一泊[八ツ三館]|2020 八ツ三館応援旅 #03 【旅日記vol.045】
https://youtu.be/FVsogeKwEj0
今回はコロナ禍でピンチとの報を聞き、こりゃ行かないとイカンということで万全の対策の元で行ってま知りました。まあ、そんなこともあってフルスペックのサービスとはいかないものの、それは禍明けてからのお楽しみということで行きたいと思います。
【夕食】
・先附
フカヒレと飛騨産ホウレンソウの玉子豆腐
松の実・くこの実・柚子・チャービル
>>ほうれん草の香り豊かで冒頭から期待値大
・八寸
牡蠣時雨煮 フォラグラ照焼 唐墨真薯 人参松風 帆立いくらおろし掛 赤蕪チーズ寄せ 雪輪蓮根
>>少量ずつ小分けにされ、多くの美味を味わえる。ミーハーな私はフォアグラに魅了される
・お椀
宿儺かぼちゃ豆乳仕立て 白玉だんご イタリアンパセリ
>>「宿儺かぼちゃ」は飛騨高山の名産物。デザートでもいいくらいのお味。食感がかぼちゃのテイストを保ち全体的に奥深さを感じる。
・お造り
天然鰤 マグロ 飛騨とらふぐ ヒラメ
>>飛騨は山国と侮るなかれ、山を越えれば富山の幸が沢山ある。そう、ここでは山の幸、海の幸の両方を満喫できるんだ。前回は急遽富山まで魚食べに回って帰った。また飛騨とらふぐは飛騨で養殖に成功して新たな食材となっているものです。
・焼物
鰤柚子味噌田楽 朴葉焼き 赤蕪酢漬
>>とにかくブリがブリブリに美味いのだ・・・
・強肴
飛騨牛A-5等級
>>メインディッシュ。うましうましうまし。脂の旨味を味わいつつも爽やかな食感。
・酢の物
鮟肝ポン酢餡 ヤーコン梅酢漬 ディル
>>ヤーコンも飛騨で作ってるのかな。飛騨牛の食後の清涼
・汁
大根 みず菜
>>この大根の溶け込んだお汁が申し分なく美味い。お汁だけど強烈に印象に残る。
・御飯
じゃこ御飯 刻み三つ葉
・香の物
飛騨漬物
>>じゃこ御飯のじゃこの味わいはほどよい存在感で美味。
・水の物
九十チョコレート羊羹 林檎のマリネ 苺
【朝食】
・釜炊き炊き立て「こしひかり」
・こうばしい香り漂う朴葉味噌焼き
・朴葉味噌焼き(炭火)した後の飛騨漬物を朴葉で焼いて頂く
・しめじで味付けされた納豆
が特に印象的。
また、夕食中に会長さんが口上されるのがまたいい。そちらは動画で取り扱っています。
問題なく今回もオール5。パンチアウト。
この禍をなんとか乗り越えてください。
今回の目的地は「八ツ三館」ここです。こちらは以前にも来たことがあり、再訪。雪の中、山越えてやってくるだけの価値がこの宿にはあります。大竹しのぶ主演の名作映画「あゝ野麦峠」の舞台にもなった宿で、宿自体の話をし始めると止まらなくなりますので、それはまた別のお話といたしまして、今回は「食べログ的」内容で書いていきたいと思います。
私・・・旅した結果、ぶっちゃけ「牛」は西の松坂、東の米沢。それ以外はどれも一緒・・・という独断と偏見を持っておりますが、その例外中の例外がこちらです。確かにお安い宿ではありませんが、サービス、料理共に他の地域の同価格帯の宿と比較してクオリティが抜けていると私は感じております。
■ロケーション
飛騨古川にあり、目の前に流れるは「荒城川」。こちらの宿に訪れると、この川淵の細い道を車で入ってくることになります。車寄みたいなもんはないんですが、これはこれで「八ツ三館」来たな~という感じです。
■外観
こちら新館などもあるのですが、母屋である「招月楼」は明治38年に建てられた歴史ある建築物で、国登録有形文化財に指定されています。昔ながらのガラス入りの引き戸の玄関。店の提灯もエイジングされた渋い感じが滲み出ていて申し分がありません。
朝早く起きて朝風呂行く時に、この引き戸越にみる「雪の朝」はなかなかオツです。
■店内雰囲気など
これ語りだすと止まりませんので控えておきますが、訪問が2月でした。翌月のひな祭りを控えて館内はひな人形博物館状態で、至る所にお内裏様とお雛様がいらっしゃいます。全部で100組を越えるとも言われているものはどれも歴史感が満載で、大切に受け継がれてきたものなのだと分かります。
お風呂は温泉ですが、19時までは大人には粋な計らいごとが行われております。私はこれがたまらんのです(笑) ナイショ
食事処は朝も昼も個室。今回は窓側をご用意いただきまして、雪景色を満喫しながらの夕朝食となりました。
ちなみに、夕食は部屋の照明が落とされていて、雪庭に蝋燭様の炎が灯されていて幽玄な雰囲気を味わうことができました。これは部屋割り次第というとこもあるかもしれませんが、部屋それぞれに異なる良さが演出されています。
あと、忘れてた。食前酒の際に案内されるカウンター。なかなか雰囲気のある空間なんですが、「君の名は。」に出てきた口噛み酒と同じ「瓶子」(お酒の入ったやつね)が置かれていました。中身は口噛み酒じゃなくて蓬莱さんのもののようですが、映画が好きな人にはなかなかの演出でしょう。
■料理 その一 夕食編
長くなりますので、レビュー自体はかいつまんで。あとは画像をご覧ください。
まず最初に、こちらのお料理を考案、提供してくださった秋田直樹料理長はじめ、板場、フロアーの皆様方に改めて御礼申し上げます。
【先附】
生海苔豆腐 雲丹唐墨 菜の花 くこの実
・椀に盛り付けられてやってきますが、この唐墨を頂いた瞬間に日本酒モード全開
【八寸】
鰯カレー煮 豆つかげ のし梅酒粕 百合根梅の香 海老雪掛け 筍飛騨牛ローストビーフ 姫甘藍酒盗のせ
・んー またもや人を酒漬けにしようという魂胆ですな(笑) 微量ながら早速お出ましの飛騨牛ローストビーフは筍にサンドされてなかなかの美味。姫甘藍(芽キャベツ)の酒盗のせも味と食感の相性がいい
【お椀】
梅椀 帆立真薯 梅人参 大根 椎茸 一枝牛蒡(ごぼうのこと) 小松菜 柚子
・黒椀の美しいこと。嫌味のない程度の椎茸と小松菜。春を感じさせます。
【造り】
飛騨とらふぐ 甘海老 平貝 トラウトキャビア
・「飛騨とらふぐ」とは飛騨地方で養殖に成功して新たな地元食材としてプロモーションをかけているもののようです。梅のジェルが乗った感じで頂きましたが、なかなか美味し。また他のものも総じて美味しいのは・・・
飛騨は山国と言えどもあの富山湾が近いんです!! ですから、山の幸、海の幸の両方 かなり良質です。
ちなみに・・・これにより翌日は富山経由の横浜帰りが確定いたしました・・・
【焼き物】
鰆二身焼 白蕪千枚漬け
・サワラ出してくるか~ どこまで追い込まれるのだ ワタクシ うまし
【強肴】
飛騨牛A−五等級 登録農家・山勇畜産 識別1434637114
・最初に焼き方を聞かれます。ミディアムレア指定。 溶けます。 昇天
【酢の物】
サーモン絹田巻 蓮根 柚子ゼリー掛け スナップえんどう 梅麩 ディル
・料理と関係ないけど、この器が好きだな。サーモンもレベルが違うわ
【汁】
あおさ 豆腐
【ご飯】
浅蜊御飯(飛騨産ひとめぼれ)
【香の物】
飛騨漬物
【水の物】
抹茶ブラウニー フルーツ餡蜜
・お酒の後の飛騨の味噌スルは・・・うめぇなぁ アサリご飯もたまんねぇ!
■料理 その二 朝食編
直食も夕食と同じ部屋で頂くことになります。
ここで来ました「朴葉味噌」 これと白メシあればいくらでも食べられますわ!
固形燃料で焼いていきます。「干物」も同様に。
ちなみに、味噌汁が入っていた赤漆の器がとても気に入りました。
■お酒など
飛騨古川は高山と並んで地酒が有名、かつ美味い。
蒲酒造場の白真弓、渡邊酒造店の蓬莱、大坪酒造店の神代、などが代表ブランドです。これらのお酒を飲み比べできるメニューありますので、ここで味わって帰りに買っていくというのも悪くないですよ。我が家は渡邊酒造店があっているみたい。
付記
料理と関係ないけど箇条書き
・社長が台湾にプロモーション行っちゃったから聞けなかった夕食の語り 残念だった・・・私にとっては19時までのお風呂に並ぶ、八ツ三館のお気に入り。
・仲居さんが部屋も食事処も同じ方が担当して頂けるので、相性がよければ非常に居心地がいい。
・夕食時に大女将がご挨拶くださり、写真を撮ってくださるのもこちらの名物です(笑)
・積雪時の帰り際。車周りに積もった雪を取り除いてくださっています。すぐに積もってきちゃう訳ですけれど、これは出やすいので助かります。
・なぜか八ツ三館で除雪車を持っている
以上 文句なくパンチアウトの オール5です。
3位
1回
2017/02訪問 2017/03/18
今回は飛騨牛の旅をしに来た訳ですが、宿で頂いた富山のネタがあまりにも美味かったし、富山のYoutuber「yuji kuroda」さんの動画で、富山の寿司のレベルが凄く高いのも見ていたので、雪の数河峠を越えて富山まで進出してしまいましたよ。姉小路軍の神保攻略といった感じでしょうか。
で、せっかく富山なんだから、カウンターで寿司・・・とか思うじゃない?ただ富山ってそれほどハイランクの回らない寿司屋さんて多くないわけ。ランキング上位もだいたい回転ずし。それは・・・それだけ富山の回転ずしのレベルが高いってことでやんす!
で、今回お邪魔したのは「廻転とやま鮨富山きときと空港店」さん。他に富山駅前店もありますけど、こちらが実質的な本店のようです。空港である・・・ということは止めやすい駐車場もついているってことで、車アクセスにはうってつけ。おまけに飛騨寄りのロケーション。行ってきましたよ。
ああそれと・・・私がレビューする前にラジオで森卓(森永拓郎)に絶賛されちった! 彼は牛丼しか食わないかと思ってたけど、やっぱりいいもんくってるな(ーー;;
■ロケーション
富山きときと空港の一階にあります。空港の駐車場には無料と有料があって、無料だとターミナルから離れちゃうんですが、こちらは提携になっているので有料に止めても駐車券が出ます。お店の方に申し出てください。店の目の前に止められるのでもったいないです。
■外観
空港のロビーに面した和風な佇まい。みた感じは新しい。
■店内雰囲気など
店内に入るとカウンターがデーンと。8席くらいかな。他にテーブル席2、小上がり2という席数。客と客の間に1席開けているので実質的に満席状態。先客さまはツーリストもファミリーもいますけど地元が多いかな。寿司食べに空港に来るって感覚。駐車場考えたら悪くないもんなと思う。(そんなことより味がいいんだが、それは後の話としてですね)
小上がり以外は回転ずしのベルトが面していてグルグル回っているんだが・・・・寿司はまったく回ってない(笑)回らない回転ずしです。最初は回転させてたらしいんだけど、富山で寿司屋やるのに富山の本物扱わないでどうすんだってことで回すのをやめて本物の富山産を扱うことにしたそうだ。その日の揚げの状況で他県のネタもあるけど、それも正直にメニューにのっている。
あと名物といえば自信満々の大将だな(笑) 触ると焼けどそうなくらいに富山の魚に熱い大将は話し始めると熱弁が止まらない。従業員も若干引き気味(笑) ←従業員を怒らないでくださいね(;^_^A まあ上級なサービスじゃないと言えばそらそうだが、そういうカテの店でもないし、このくらい熱く地元の魚を愛されるとこっちも悪い気はしないしファンになる。
■料理
ランチは、
お手軽ランチ(1200円)、上にぎりランチ(1780円)、特上にぎりランチ(2680円) 2017.-2現在
に分けられます。ちなみにランチといいつ17時までこの価格でやってるらしい。白エビとトロが食いたきゃ特上にするしかない。けど・・・そうそう来れないから特上いっとく。
他に追加オーダーで蟹みそ1貫(390円)、やりいか(290円)、赤がれい(390円)を追加。
おちゃけについては、私は運転のため飲めないが、相方が地酒飲み比べBセット(980円)を頂いた。
実食・・・美味い物をかいつまんで。
この日は「トロ」と「いくら」が県外。
といいつつ、かなりのレベルは保ってる・・・もう舌で感じる食感がまったく違う。
神魚・・・と呼ばれる「ノドグロ」は炙った香ばしさが美味い。
かに・・・なんというか凄く繊細な味 そうそう経験できない食感
白子・・・うまくて当然な食材だけど、みずみずしい特徴あり
ぶり・・・2017年の寒ブリは不漁で早々に終了宣言が出たけど、脂の乗り具合が別格。富山を代表するだけのものだ。
やりいか・・・甘くて美味いねぇ
かにみそ・・・これ単品オーダーだけど必食推奨! よくこぼれイクラってあるけど、あんな感じでカニミソが乗っている。なんじゃこりゃ~という濃厚なカニミソ。そりゃね口に入れたら笑うしかないよ。もうなんか\(^o^)/って感じだ。
とてつもなくおいしゅうございました。飛騨の次いでではなく本気で富山旅行企画したいと思います。北陸新幹線は金沢ばかり目立ってるけど、富山あなどれず。
4位
1回
2017/08訪問 2017/09/26
四万十に来たからには鰻でしょ 旅日記 VOL.010 足摺岬への旅 その7
足摺岬の帰り道、四万十の沈下橋でも見て帰ろうということになったのですが、その際にランチとして利用させて頂いたのが「四万十屋」さんです。こんな高知の端っこでありながら、なんと8名のフォロー先さまが訪問済みです。すごいなぁ。
先に言っておきますと、お盆などの来客集中日は天然鰻の入手が間に合わないので天然を取り扱わないようですので、そういう時に行かれる方は、そこは抑えて行った方がいいと思います。 ただ・・・養殖でも十分美味しいですけどねぇ(笑)
一応、関連動画を上げておきます(私の動画です)
https://youtu.be/aDggoKWaAuo?list=PL4c7olIL-VTgOEoNc1TJtD1Y_DsqxLCsw&t=408
■ロケーション
四万十市街地から、足摺岬へ抜ける国道321号沿い。四万十川の雄大な流れを目の前にした実にいいロケーションにあります。駐車場も非舗装ではありますが台数は多く止められます。迷うことはまずなさそうなロケーションです。
■外観
川魚料理屋さんによくある木造二階建ての建物。川の漁師さんの家ってこんな感じだったのかなぁ。
■店内雰囲気など
まず正午着でしたが、かなりのウェイティング。何人待ちとか分かりません。そのくらい待っています。名簿式です。記録を見ると、名簿に記載してから着席するまで約60分かかっています。一応ご参考に。
一階は川の漁師さんが使っていたらしき漁具が展示されていたり、地元のお土産を売っていたりします。食事処は2階。ただウェイティングは一階になり、呼ばれてから階上にあがるスタイルです。
二階に上がりますと、テラス席、テーブル席に大別されます。テラス席は川が展望できる席ですが、ビニールだか樹脂だかで仕切られているのでエアコンは聞いてますし、虫が飛んでくることもありません。ただ席数の関係で大人数だとテーブル席になるようです。こちらだと川は見えません。
店員さんは地元のバイトさんでもおられるのか、とても若い皆様がフロアーをされていますが、とても丁寧な接客です。
■料理
私は運転するので飲めませんが、相方がゴリの唐揚げ(550円)とビールで一杯やりました。ビール銘柄はアサヒですねぇ。ゴリというのは川の小魚なんでしょうけど、川の臭みはなく、食べやすい魚でした。鮎好きだと臭みがないのは逆に物足りないかもしれませんが。
で鰻。ご予算ないので鰻丼(2150円)をセレクト。ちなみにうな重(3000円)。
ん~ 激うま! 関東は蒸しますが、西は焼きますので香ばしさが違いますね。同じ西日本同士で比較すると分からないですが、東から来たもんにとっては、この香ばしさは美味い。鰻も肉厚。タレは山椒が効いてちょい辛いかなぁ。この組み合わせが絶妙に美味い。
みなさんが高評価するだけのことはある。
すんばらしい。
5位
1回
2017/04訪問 2017/04/28
さあて、この日は「天丼ころも」さんの天丼を食べるためだけに横浜から新湘南バイパス飛ばしてやってきましたよ。ずっと行きたかったけど、距離的になかなか足が向かなくて、今回は勢いつけていきました。
結論から言うと「うまい 激しく美味い」なので、日常使いならともかく、遠出をしたとか、たまにしか来れないというなら迷わず「海老穴子天丼」(1680円)を勧めたい。メインが二つ入っているから値は張るが、質はそれを遥かに凌駕する。
■ロケーション
平塚のR134の一本市内寄りに「西海岸商店街」という通りがある。道路は市道平塚大磯海岸線。ここの平塚信用金庫のある交差点を海側に入ったところにあります。コインパーキングは平塚信用金庫にもあります。これが至近かな。
■外観
建物自体はモルタル風のアパートみたいな感じでそっけない。お店の入口も「天ぷら」の暖簾でもなければ飲食店とはわからない。お隣の美容室の看板の方が目立つくらいだ。ただ逆にその方がそそられるのだけど(笑)
■店内雰囲気など
外観でそう書いてしまうと「キタナシュラン系」?と思われそうだが、そんなことはなく店内は真新しい白クロスでカウンター、厨房ともに綺麗。ただちょっとレオパレスチックな内装ではある。天井を見上げるとクロスが張られていて何気に間接照明になっている。確かに厨房と比較して客席の照明は柔らかく感じる。故に料理の写真のライティングにもほどよい(笑)
席数はカウンター9、4人テーブル1、2人テーブル2。そしてテーブル席も至ってシンプル。雰囲気的には街の食堂という感じなので、ゆっくりまったりという感じではない。ランチがメインになりそうな感じです。
夜に行きましたが先客さまなし。大将は50代前半といった感じでお一人でした。BGMは我らがエフヨコだったような気がする。
■料理
めったに来れないので 「海老穴子天丼」(1680円) いってしまいました!ちなみにこれは張り出しメニュー。
まず目に入ってくる「錦牡丹」のどんぶり! この器を見ただけで条件反射で腹が鳴る。そして、そこからはみ出しまくりぃの穴子天!このフォルムだけでもレアだわなぁ・・・
ふたを開けるとビックリ箱を開けたかのように「穴子」・「なす」・「みょうが」・「えび」・「ししとう」・・・そして「穴子の骨」ときた。どれも揚げたてなのは言うに及ばず、ネタがいいものばかりなので穴子や海老は舌感がなんとも言えない心地よさだ。たれは若干辛めなのでベタベタした甘ったるさがないのもまた良。
ただ海鮮なので水揚げしなかったら出しようがないので、常に穴子にお目に掛かれるという訳ではないので、そこらへんは
受け入れましょう。しかたなし。
しっかし うめぇな
名店と呼ばれてるとこより余程うまい。
6位
1回
2017/05訪問 2017/07/01
近江牛を地元価格満喫 旅日記 VOL.009 京都鉄旅 その6 (おわり)
滋賀県って関東から一番近い関西で、神奈川って関西から一番近い関東で。そのためか最近の関西旅行は滋賀県で夕食食べてから帰途につくというのがパターン化してきています(笑)
で今回は以前から地元口コミでブックマークしていた「雲海」さんへ。近江八幡にはちょっと前まで「吉林」という激しく安くて激しく美味い店がって重宝していたんだけど閉店してしまって途方に暮れていたところに「雲海」さん発見。救われました。
ちなみに・・・今回私は時間が読めない行程だったため予約なしで開店時間に突っ込みました。土日は予約がダメ?(未確認)という情報もあります。週末、オープン後30分もしたら満員で行列が出来てしまう繁忙店ですので、週末などにフラっと行ってすぐに食べられるイメージではないと思います。
■ロケーション
国道1号と湖岸道路の中間に一本走る滋賀県道42号。裏道の裏道的な場所で空いている。その県道の「久保団地入口」という交差点のすぐそばにお店があります。駐車場は砂利の空き地で相当な台数が止められますので車アクセスで問題ありません。(お酒はアウトになっちゃうけどね)
■外観
いつから営業されているのか分かりませんが建物自体は真新しい平屋建です。看板には「純近江牛」と書いてあります。ただ、先ほど書いた県道からはちょっと見にくいので、基本的には地図を見ていかれた方がいいかなと。
■店内雰囲気など
テーブル席もあれば小上がりもあります。ちょっと店内全部を見渡せる環境ではなかったので席数とかは分かりません。
フロアーサービスについては、忙しいながらもとても丁寧な印象。新人店員さんが担当になりましたが、常に先輩社員さんがフォローに入っているので特に不安・不満もなく心地よく食事をすることができました。
お客さんは基本的には家族連れが多いね。場所的に住宅地ってのもありますし。
■料理
今回は待ち合わせを兼ねたので・・・一番肝心なオーダーを最後に回したら・・・ものの見事に完売くらいました・・・チロリ~ン そのメニューは特上ハラミ(1480円+税)。とにかく皆さま開店直後にこのメニューを目的に来ているらしく、一巡目に入って、最初にオーダーしない限りは・・・まず売り切れる代物のようです。
ということで私は食べられませんでしたが、他の食べロガーさんの感想を待ちたい所です。
以下、厚切りロース(1580円)、ホルモン(480円)、焼き野菜(450円)、豚トロ(480円)とオーダーしました。
もうカルビの脂は厳しくなっている私にっては、こちらの厚切りロースは美味しい。ほどよく脂が入っていて、かつ赤身の食感も味わえる。1580円にしてはかなりいい満足感です。
あと個人的に好きなホルモン。近江牛の地元ホルモンは私には脂が厳しいことは厳しいんだけど、やっぱりやめられない。コスパだけなら、ひたすらホルモン、ひたすら白飯でもいけますわ。
あとアルコールですが、私は運転するので飲んでいませんが、生中が480です。美味しいのにお値段が全体的に安く抑えられている店が多い滋賀県民はうらやましい限り。
7位
1回
2017/02訪問 2017/03/18
ポイントは鉄道好きのスパイスが入っておりますm(__)m
飛騨牛の旅シリーズ最後のレビューは鉄道好きなら聖地とも言える「ブルートレイン」さんです。もう店内が鉄道です。そして店内を周回しているHOゲージも面白い。入った瞬間から子供のように大興奮しちゃいます!
■ロケーション
富山市街の住宅地の中にあるのでランドマークらしきものがありません。駐車場は店頭に三台分くらいありますが、対面にもあるようです。
■外観
ちょっと通りから駐車場分入り込んでいるので目の前に来ないと存在に気づきませんが、昭和な三階建てビルの一階。古びた黄色いテントに「ブルートレイン」の青い文字。下には・・・模型列車運転中と書いてあります。
入口ドアの左手にはブルートレインの車両の一部を切り取ったかのようなショーケース。インクブルーにゴールドのラインが・・・たまりません\(^o^)/
逆側には珈琲駅ブルートレインの看板がかかっています。前に車がぎっちりなので魅力的な店頭写真は撮れなかったけど、この店頭もたまんない人にはたまんないはずです。
■店内雰囲気など
店内に入りますと天井が客車のようなアールを描いた感じになって、独特の照明で部屋を照らしています。なんともノスタルジック。座席はボックス席様になっていて4席ほど。カウンターは6席。
店内にはバックカウンターを車両基地としたHOゲージが周回していて、カウンター席だと目の前を、テーブル席だと壁側を走行するので間近で見られます。まあボックス席の場合は壁と言っても窓で仕切られたジオラマなんですけどね。
呼び方は知らないけど、いくつもの車両が交互に順次走行するようなシステムになっていて、ちゃんと車両基地に戻っていくんですね・・・そして今は知っている形式にランプが付いたりして・・・
興奮しちゃって書きまくってますが・・・写真をご覧いただいたほうが一目瞭然です・・・(;^_^A
席に着きますと、普通のテーブルの他に、列車によくあった小さいテーブル・・・缶ビールをちょこんと乗せる程度のもの・・・の木製版があって砂糖が置いてあるんですが・・・・この下のL字金具も実に渋い・・・・なんかたまんない仕様・・・
そしてメニューを開けばそこは時刻表ワールド・・・・L特急マークなんて興奮するしかないですよ
あと、子供向けに500円だっけかな?出せば模型運転体験をさせてもらえるみたいです。ただ、これは店内周回模型ではなくて、カウンターの頭上を巡っている別路線です。お子様向けですね。
はい もう これ以上なにも申しません・・・
■料理
では喫茶店ですからお飲み物のお話を・・・
豆はキーコーヒーを使っているみたいで、鉄道もので端っこに追いやられていますがウォータードリップの機械が飾られています。
オーダーは珈琲(ブルートレイン)500円とコーヒーチーズケーキ(自家製)500円をセレクト
コーヒーチーズケーキとはババロアですな
さあて・・・今から来た道を車で帰るよ 横浜まで。山いくつ越えてくんだっけかな・・・
8位
1回
2017/05訪問 2017/05/25
熊本の旋律 麦茶のようなコーヒー アロー 2017・南九州な旅 NO5
熊本に4回くらいは来ただろうか。毎回毎回、行きたくてもスケジュール的に行けなかった珈琲アロー。今回は意地でも行くぞと決めて、熊本市街撮影と合わせて一人で行ってまいりました。訪問時間はGW中の18時ころ。
開業してかれこれ50年を越えるという・・・熊本の歴史をそのまま見てきたお店「アロー」
ネットで見ると「琥珀色の珈琲」ということで記事がヒットします。実際、マスターにお話しを聞いたりしていると「焙煎」をあまり体にいいもんじゃないと思っているようなので、生豆に近いものを使っているのでしょう。実際、挽いている豆などはそんな感じです。そして凄まじい集中力でネルドリップされます。途中で電話が鳴ろうが何しようが聞こえていません。
ご常連の話では、ドリップ中に電話しても出ないのはみんな知ってるから別にいいのだそうです。まあ実際、お一人でやっていて途中でドリップやめていたら美味しいコーヒーなんて出せませんものね。まあ、こういうお店はそれもいいと思う。
でコーヒーを頂きます。
本当に本当に琥珀色してます。というか透明に近い感じすらします。名前だけじゃいなんですよぉ 本当に琥珀なんですよぉ
一杯飲んでみます。
珈琲は珈琲なんですが、麦茶のような爽快感、そして麦茶の麦を感じるような感覚でコーヒー豆を味わうことになりました。これは衝撃的です。麦茶っぽいゆえに口の中に柔らかく珈琲の風味が膨らみます。
こういうのは他で味わったことはないですねぇ うまい。
無理して来ただけのものはあるアロー。夜遅くまでやってるからって酒飲んだ後に来ちゃうと味がわかんねーだろーな(笑)
PS このお店はワンメニューなので座った時点でコーヒーをオーダーしているのと一緒です。出てくるまで待ちましょう。もちろん「あの~メニューは?」なんて言ってはいけません。一見宣言しているようなもんです。まあ宣言するのは勝手なんですが(笑) もちろんそれは浜の布袋とかいう人のことです(自爆)
関連動画
https://www.youtube.com/watch?v=rtZYHo2rX9g
9位
1回
2017/06訪問 2017/07/13
野毛散歩の〆でやってきたのが「雅」さん。鶏の専門店と聞いてオープン時からBMしていたお店です。
■ロケーション
野毛の大通りより山寄りって言ったらいいんだろうか。メインの繁華街の喧騒とは別に住宅エリアに佇むお店です。
■外観
マンション一階テナント。エンジの暖簾、キンミヤ焼酎のポスター。白提灯・・・なんとも引き寄せられる。
■店内雰囲気など
私はオープン直後に入ったけど、後から次から次へと来客・・・あっという間に満席。店内はオープンからあまり日が経っていないということで真新しく、「味」がある店内・・・という感じにはなってない。これは仕方ないところ。
カウンターの向こう側では炎が上がって大将が鶏を焼いている。確かにこれをやっていたら予約電話に出るのは無理だわ。そして焼きたてがすぐに銀皿に乗せて客の前に出てくる。
■料理
鶏専門だけど、一般的な居酒屋メニューもラインナップされています。ただ今回は鶏オンリーと決めて入ったのでそちらは今回はやめといて鶏のみ。ただ、これだけだとさほどラインナップは多くないので長尻しないバル的な飲み方になりました。
で鶏。確かに鮮度がいいのかジューシーでコクがある。だからといってケンタッキー・フライド・チキンとは違うんだが(笑)
和鶏を焼いた旨みが出ていて鶏の中ではなかなか美味しい料理を提供してくださっていると思いました。
ってちょっと上から的な書き方かな。鶏って飛びぬけてってのが難しいジャンルでもありますから・・その。
お料理は銀皿でやってくるのもニクイんだな。まだお皿には傷があまり入っていません。もう傷で輝くが曇るくらいに繁盛されるお店だと思います。
10位
1回
2017/05訪問 2017/06/30
近江の味覚を創作料理で頂く 旅日記 VOL.009 京都鉄旅 その4
京都鉄道博物館へ行った後、宿取った大津で夕食。知人との会食のためレビューメモをあまり取っていないので軽めのレビューになりますが・・・「うまい」その時期その時期の旬な食材を使い、素材の味を十分に引き出して味合わせてくれる素晴らしいお店です。故に予約必須。
■ロケーション
大津の中央大通り・・・に面さず(笑)静かな住宅地の中にあります。ランドマーク的なものはありませんので地図を見ながらのアクセス。駐車場は近隣にコインパーキングがありますが、ここは是非ともお酒も味わっていただきたいところです。
■外観
建物は町屋です。夜になると暗い中、町屋の入口に光る暖簾を照らす白熱灯の暖色がいい感じに導いてくれます。エンジ色の格子もほどよく雰囲気を醸し出します。
紺地に白文字の暖簾にはこうあります。「近江の食近江の酒をゆったりと」
■店内雰囲気など
今回は大人数で二階に通されたため全体がどのくらいかは分かりませんでした。個室もあればお座敷もあるのでお子様連れでも問題なく利用できるかと思います。
コツみたいなものがあるとすれば、超の付く人気店ですので早めにオーダーしないと後半のオーダーは遅れ気味になります。そこんとこを念頭にオーダーペースを立てるといいかもしれません。
■料理
会食のため、メニュー詳細は失念しましたので写真のみにしますが、総じて素材の味を生かした美味です。ただ、一般的な居酒屋メニューの唐揚げとかは標準的(当然ながら美味しい範疇でね)だったかな。
お酒は・・・滋賀県は銘酒が沢山ありまして、それらのかなりの銘柄をカバーしておられます。
動画の趣味を始めたのと、近隣の行きたいお店は結構行き尽した感が出てきてリピートが増えたこともあってレビューが少な目の一年でした。そのなこともあって上位は旅先が占めています。
ただ一位は・・・地元横浜! ソムリエとシェフの男気でオサレな雰囲気に惚れたね!