浜の布袋さんが投稿した風和(茨城/大洗)の口コミ詳細

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浜の布袋の食べある記

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浜の布袋 (50代後半・男性・神奈川県) 認証済

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閉店風和大洗、那珂湊、常澄/あんこう、海鮮、日本料理

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 3.2
      • |CP 3.3
      • |酒・ドリンク 2.5
1回目

2016/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気3.2
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク2.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

どぶ汁 とにかく どぶ汁

2016.-1月現在、食べログポイント3.18ですって。ありえない低ポイントに驚きを隠せないのと、逆にそのせいで大挙して押しつぶされずにありつける喜びとで複雑でありますが・・・それは置いておいて

どぶ汁・・・これを食べたくて恋焦がれてかれこれ7、8年。途中震災がやってきて見送り続けてきただけに、やっとこさという感じでの訪問です。大洗・・・津波にやられましたし事故もいろいろありましたが、アニメ効果もあってお客さんの足は確実に戻ってきているように見えます。なんか東北がクローズアップされるけど、茨城や千葉も津波で被災してんだよね ホント。

で「風和」(かぜなぎ)さん。こちらは大洗ホテルの2階ダイニングですので、大洗ホテルの口コミも参考になるかもしれません。あちらは宿泊、こちらは昼食の住み分けになろうかと思います。本来は宿泊がいいのですが、あんこう期間中は週末予約は全て満室。。仕方なし。

アクセスは自動車で直行すればそれに越したことはないのですが、それだと「あんこう鍋」を目の前にして酒飲めず・・となるので水戸にて宿を取り、鹿島臨海鉄道で大洗駅。そこから徒歩で15分程度かけてやって参りました。バスは本数が少なく、恐らくランチに使えるバスはないので、タクシーか歩きかという選択になります。電車の時刻も微妙に早いので、まあいいかなと。ちなみに帰路はホテルの前にバス停があり水戸駅行きがありますので、そちらを利用。時刻表は写真に添付いたしました。だいたい1本/時かな。

ホテルに付きますと中央にエントランスホールがあり、正面に太平洋の大海原がドド~んと広がります。私達は交通の都合上折り合わず見合わせましたが、宿泊者対象にここで「あんこう解体ショー」が行われるようです。そのホールから階段を上がって二階に上がりますと「風和」さんの入口になります。海に面して細長いお部屋には4人テーブルが7卓、6人テーブル2卓程度あり、ほとんどは海に面した席になりますが、ランチ時は太陽の直撃を受けるため御簾が降りていますので、あんまり海寄りメリットはないかな。料理写真も日光のせいで白飛び気味です。

予約に関しましては、一ヶ月前に電話で。どぶ汁指定。あくまでも宿泊客の合間の営業時間なので11:30~14:00(LO13:30)が実質的予約時間です。食材の関係と人気店ということもあり「飛び込みはほぼ不可能」と思われます。

■□■□ ここから料理レビューです □■□■
あんこう どぶ汁(税込6,480円)2名以上
「あんこう」は深海魚であるためか、体に沢山の水分を蓄えているため鍋にダシ、水などを一切使うことなくアンコウから出る水分だけで鍋が成り立つのです。(野菜の水分も加わりますが、アンコウの方が多いくらい)

まずお鍋は割烹着を着た板さんが完全に仕切ってくれます。材料だけ渡されて「はいどうぞ」というスタンスではありません。そもそも素人では無理です。それはこちらのお店のイチオシ理由のひとつ。宿泊だと部屋で仲居さんとかみたいだから、そういう意味では昼食組の方がいい。実際、宿泊でもランチで「どぶ汁」という常連さんはいた。
(もちろん仲居さんもトレーニング積まれているとは思いますけどね)

で、まるでマジシャンのように空のお鍋を見せられます。そしてそこに大量の「生」あん肝を投入して弱火でじっくりと過熱していきます。すると、それだけで大量の水分が鍋に出てくるのです。その後に身を投入。これで一層の水分が出てきますので、そこに野菜を入れます。味付けは味噌のみ。投入の都度、「あんこう七つ道具」を解説してくださいます。

あんこう七つ道具・・・身、肝、卵巣、エラ、胃・ヒレ・皮

なお、板さんはずっと付きっ切りではなく、3人ほどのチームワークで全テーブルの鍋守をしておられますので、タイミングに応じて異なる板さんがやってきますが、それもそれで適度に距離もでき、会話が変わるので中々面白い嗜好に思います。

で、鍋が丁度よい塩梅になりますと板さんが小皿に取り分けてくださいます。あんこうの濃厚なダシが効いた身、卵巣は・・・・想像してください・・・・うまい。卵巣は食感。エラは小骨のような見た目なのですが、この小骨みたいなものをボリボリと頂く食感を楽しみます。ボリボリとは言っても軟骨程度。

最後にお雑炊を頂いて終わるのですが、これもまた・・・うめぇ。雑炊でお酒飲める味です。

あんこう鍋は食べたけど・・・どぶ汁はやっぱり違う


その他としては、
あんこう供酢(税込2,700円)
七つ道具を湯通ししたもの。酢味噌で頂きます。この味噌がお店によって特色が出るみたいです。

強いて難を言えばアルコールオーダー。
ビールは生中で700円、小で500円。中瓶で700円・・・ままあここはいい。
ただメニュー的には日本酒・焼酎よね・・・すると
一番安い日本酒・月の井でも二合で1000円になる。焼酎も安い180mlのデカンタ売りで税込1404円。水やら炭酸水とかは別途・・・と まあこうなる。
なので、6480円の鍋ではありますが、結局10000円/人程度の出費には・・・なっちゃうんですわ。

ここで若干コスパポイントが下がってしまうのが残念といえば残念。

フロアーサービスが行き届いているのでサービス料と考えればさほど不満はない。

  • 身と野菜

  • 大量の生肝

  • このエラが美味いのだ

  • 雑炊

  • とりわけ後

  • とりわけ後

  • 身。真ん中は卵巣。

  • 供酢

  • 2016.-1現在のホテル前バス停時刻表

2016/12/21 更新

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