2回
2025/07 訪問
ヒレじゃなくフィレ
2025/07/16 更新
2023/06 訪問
味も価格もデタラメに美味い肉
信じられない美味しいお肉をね、
すき焼きにして
溶いた卵に浸して
炊きたてご飯に乗せて
空腹状態で食べたら
どうなるでしょうか？
なぞなぞ風に言ってみたが、
トンチはない。答えは明瞭。
そりゃハイになっちゃうよね。
生きてて良かった。
すき焼きとしゃぶしゃぶ、
どっちを食べたいかと聞かれても、
どっちも好きだから決められない。
でも人生は残酷なもので、
決断を迫られてしまう。
でも人生っていうのは
どっち着かずの俺にも時々やさしい。
A5の和牛がしゃぶしゃぶとすき焼き、
どちらも食べられるという
夢の食べ比べコースがある。
演出もニクい。
高級感ただようシルバーの三段重で
お肉が登場。
テープカットから。
はさみの持ち手はホルスタイン柄。
上から野菜。ロース。肩。
た、たまらん。
こんなにデタラメに美味い肉を
こんなコスパ良く食える店を俺は知らない。
A5が凄いのか、オリーブ牛が凄いのか、
この店が凄いのか、思考が迷子になる。
そうそう、オリーブ牛って小豆島生まれ。
いかにも健康そうな牛さんだけど、
他との違いは、脂があっさりしてて
もたれにくいんだってさ。
通りであんなに食べたのに胃袋絶好調。
書きすぎると嘘くさく聞こえるのでそろそろ終わりたいと思うが、お通し的に出てくるオリーブ牛のお刺身、とてもやばかったです。
忘れられない味な思い出をありがとう。
【肉鍋】A5ランク小豆島オリーブ牛
【食べ比べ和牛しゃぶしゃぶor焼きすき】コース
●しゃぶしゃぶまたは焼きすき
（オリーブ牛/肩・霜降りロース/お野菜）●小豆島より オリーブ牛のお刺身
●オリーブ牛テールのテリーヌ
●讃岐コーチンの薪たたきカプレーゼ
●ハモン・ド・テルエル
●お食事セット（ご飯、お吸い物、香の物）
●生卵とアンチョビドレッシングのサラダ
●〆のうどん
●アミコーノのジェラート
2023/07/20 更新
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天才と努力家がいるとする。
努力家は必死に天才に追いつこうとするが
実はこれがなかなか難しい。
なぜなら本当の天才は努力もしちゃうから。
努力を惜しまない天才にかなうはずがない。
素材の良さを天才とするならば、
調理は努力と考えてみる。
すると、この肉料理がもたらす結果は
衝撃しかない。
最高の素材と、最高の調理。
それが認められたのか、
東京都の知事賞を取ったコース。
小池さんも認めたってこと。
彼女がグルメかどうかは知らんがね。
店内の薪で肉を焼くという、
屋内自然派設計の牛料理店。
カウンターからメラメラと燃える薪は
いつまでも見ていられる。
料理の話をする前にちょっと語りすぎた。
前菜の前、スタートに立つ前は肉刺しから。
薪料理は焦らされるというわけ。
オリーブ牛のロースの刺身なんだけど、
焼かない肉ってこんなに美味かったっけ。
のっけから、とろっとろな気分。
5種の前菜の美しさと美味しさを堪能しながら
「美」には共通の感動があるのだと改めて実感。
リブとろの椀しゃぶはまさに、
高級というより至高の料理を頂いている感じ。
大人になってよかったよ。
そしてメインの仙台牛フィレ。
「ヒレ」じゃない。「フィレ」。
俺もこれからヒレかつとか食べるとき
フィレカツって言おうかな。
ひっぱたかれるだろうな。
まあ、ひっぱたかれたような驚愕の美味さ。
何が良いって、量。
腹も満たされてきた頃に最後のピースを
美味しくうめる絶妙な量。
あっさり紫蘇と新生姜の土鍋ご飯を
一杯だけもらって残りは持ち帰りおにぎりに。
ニクいサービスだよまったく。
東京都知事賞だけど
都民じゃなくても食べられる。
三鷹へGO！
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【薪と肉 伝統を紡ぐ 和のコース
～受賞記念特別仕立て～】
■純生肉刺
オリーブ牛 ロース芯
■前菜
桜海老と焼き茄子の浸し
ウルテ酢味噌和
鱧天麩羅
アスパラとヤングコーン アンチョビ黄身酢
牛の握り
■リブとろ椀しゃぶ
オリーブ牛リブロース
モロヘイヤ 金糸瓜 蓴菜 青柚子
■牛舌白味噌煮込
■かまど焼
仙台牛フィレ
玉蜀黍 赤茄子 若茗荷酢漬け
■フルーツトマトとパセリ餡の茶碗蒸し
■紫蘇と新生姜、梅肉の土鍋ご飯
■季節の果物とジュレ アミコーノのアイス
【かまど焼 NIKUYOROZU】
東京都三鷹市下連雀3-15-13 1F
営業時間｜12:00 - 14:00
17:00 - 23:00（最終入店21:00）
※2025年7月時点
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