2回
2017/11 訪問
極上!ワインにも合う「のだや」の岩塩で食べるひつまぶし
入谷鬼子母神門前のだや
2017/10/12
ICHIKO様
この度はご来店賜り、御礼申し上げます。
また、岩塩焼きひつまぶしをお召上がり頂き、ありがとうございます。
岩塩焼きひつまぶしは、当店名物の一つで、関西方面で食されているうなぎの塩焼きをヒントに
開発した、のだやオリジナルのメニューでございます。
ご指摘のように、お茶漬けを意識した塩加減でございます。ご飯とよくまぶして食して頂けると、
丁度良い塩梅となると存じます。
お客様の感動こそが私たちの原動力。これからもお客様に喜んでいただけるよう、
従業員一同、切磋琢磨していきたいと存じます。
これからもどうぞ「入谷鬼子母神門前のだや」をご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。
2017/11/05 更新
2015/05 訪問
匠の技が「TAKUMI」と呼ばれ、鰻のだやが「NODAYA」になる日。2015/5再訪
五月になりました!
皐月の心地よい風を感じるこの季節に、わたくしごとですがちょっとしたお祝い事があったので、のだやさんを再訪。
時間の制約もなくゆったりとしたひととき、季節を味わいながら記念日を悦ぶことができるのって、大人の振る舞いをしていただけたようでとてもうれしい。
店舗につくとちょっと表の感じが違ってました。
このメニュー写真がまたおいしそう!
通り過ぎる方みなさんがしげしげと眺めて通られるのもうなづけます^^
通路に藤の花のオブジェや鯉のぼりの節句細工。
こういった細やかな気分転換ができるのも、日本食に根付く粋なセンス!
のだやの裏梅の紋を見ただけでも、もう喉の奥がキュン!(笑)
条件反射ですね。
移転再開業して2年ですが、鰻屋さんとしては50年のさすがはうなぎ職人の総本家。
雑誌・テレビなどメディアや権威ある賞に選ばれていたり重鎮の貫録!!
見るとこの春にメニュー刷新したものもあるので、今日もとっても楽しみです~♪
<日本酒のサングリア>
えー、日本酒のサングリア?って思って物珍しさに注文してみたけど、美味しくって3杯リピート!
さっぱりとしていて爽やか!
うなぎにぴったりでした。
<ほたるいか>
いつも書いているように、いか好きですが特にほたるいかは大好き。
うう・・・のっけからこれですかー♪
ぬたも適度なかたさ、ぬめり!
<うなコロッケ>
この春の新メニュー!
表面カリカリ、箸をすっと通すなめらかな具で、ほろっとコロッケが崩れます。
なんとうなぎの身を蒸した?焼いた?ものが練り込まれているの!
添えられたソース、振ってある粉チーズですっかりうなぎイタリアン!!
<うなぎのハーブソテー フォアグラ添え>
カッテージチーズや野菜のソテーも添えられて一口サイズだけどしっかりとした食べ応え。
香ばしくソテーされたうなぎにバジルのソースが爽やかに香り、万国共通なうなぎの美味しい食べ方を再認識します。
イタリアンとフレンチのジャポネーゼの融合?
のだやさん、もうすっかり「NODAYA」!!
東京オリンピックで来日する数多くの海外の人にも是非ここお薦めしたいなぁ!!
そしてフォアグラのまた、濃厚で美味しいこと!
バルサミコなのかしら、ポルトソースなのかしら?
<うなぎの酢〆 うら梅造り>
きゃー。これは美しい!
一見すると絵画のようではないですか!?
しかも〆鰻・・・って人生初です。
秘伝の調合の酢で生のうなぎを〆たオリジナルメニューなんですって・・・
「のだや」のあの「裏梅」紋を模して、これまた華やかですねー!
しっかりした厚みのある身をぎゅっぎゅと噛むたびに、弾力が素晴らしくて、また品のいいお酢の味とうなぎの旨みが交互に口の中に広がります。
梅ソースかわさびでいただくそうですが、両方いただいてみた私のベストはわさび。
わさび、いい仕事してくれます。
<きょうすい(うな重)>
天然のうなぎに最も近いと言われる、幻のうなぎ「きょうすい」にやっと出会えたー!!
均一のたれの沁み込み、香ばしい表面と裏腹にふんわりしっとりとした肉質の共水うなぎ・・・。
うわ・・・・
絶品です。
山椒はうなぎの味を邪魔しない縁の下の役目、身の下に敷こうねと教えてもらいました^^
<四季のフルーツとうなアイス>
デザートも頼んでみました。
うなアイス??
今月は抹茶。そのアイスの上に、なななんと!! うなぎの骨の粉とみつに蒲焼きのたれがかけられた、〆までちゃんとしたうなぎ尽くしのメニューになりました!!
大満足の一日は、美味しいが笑顔を運ぶんだなと本当に感じられた一席。
和の素材うなぎと思っていましたが、その型にはまらない調理法、下ごしらえの綿密さ、そこから生まれる多様なおいしさは、日本酒はもちろん、ワインやサングリアやビールや一つの枠にとらわれない美味しさの世界観を生むように思いました。
今日みたいにうれしい気持ちを共有するときこそ鰻を、そしてこのお店がぴったりくることを再認識です。
そうそう、最寄りの鶯谷からほど近い、東京国立博物館で、特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」をやっています。
これ見たいのーーー!!
だからその帰りにはまた「のだや」に行って、「NODAYA」のリミットなきうなぎへの挑戦を味わおうと思います。
昼からこの酢〆で白ワインで一杯なんて・・・・
シエスタじゃ♪ 極楽じゃ♪
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の だ や <入谷鬼子母神門前・のだやで鰻の贅をいただきます> 2013/9初訪
鰻の旬はいつでしょう?
ご存知ですか?
土曜の丑の日前後で 「夏」 と応える方がほとんどではないでしょうか。
実は 「冬」 、なんですって。
夏バテを解消するために鰻でパワーを、という世間の流れになっていますが、バレンタインチョコやクリスマス商戦と同じように、メーカーによって操作された情報なのかもしれませんね(笑)。
本当のところは、寒い冬を乗り切るために脂をたくさんたくわえた鰻こそ身がおいしい時期。
冬を前にした 「今」 が一番おいしいといっても過言ではないのですから、これは今食べなきゃいつ食べるの?といったところです。
そんなわけで、食通のお友達に連れてきてもらったのが、「入谷鬼子母神門前のだや」。
知る人ぞ知る鰻の名店でのランチは、
いろんなうんちくを聞きながら、とっても美味なる時間がゆったり流れるひとときでした。
場所はというと、「入谷鬼子母神門前」というバス亭の向かい!
真向かいです。
お店に着き、店頭にずらっと並ぶ写真を見ていると・・・・うう! もう生唾が!!
11時半から15時のランチタイム(ラストオーダー14時半)はお得な丼ものも多く、こだわりの老舗の鰻料理をいただきたい!とこの日も私が行ったときには人垣ができていました。
創業は明治元年にもさかのぼります。
もともとは「野田屋東庖会」とおっしゃる、鰻・川魚専門調理士を関東近郊の有名鰻料理店・日本料理店の店舗に派遣する団体さんだそうです。
現在も野田屋調理士紹介所として、100名もの調理士さんが在籍していらっしゃるとか。
また「のだや」さんとしては、根岸で鰻専門店を営業されていたものの、建物の老築化により一旦休業。
ここ入谷鬼子母神前に新たに軒を移し、「入谷鬼子母神門前 のだや」として再開業する運びとなったそうです。
新しい店構えながら、風格を漂わせる重厚感にはそんな深い理由と歴史があったのですね~。
芸能人もご用達? 横にある通用口からささっと入り、本日は奥のお部屋でいただくことにしました。
しっぽり、という言葉がぴったりな奥の離れにはのだやさんの裏梅の家紋が正面に。
たまには雰囲気を出してソソと離れにこもってみましょうか♡
お通しは、 鰻の西京焼き 海老 栗と銀杏。
美しい盛りでテンション上がります♪
うざく 1300円
職人技で薄くうすーくかつら剥きされたきゅうりでうなぎを巻き、爽やかなお酢でまとめられています。
食感よく、この暑さ残る季節にさっぱりした味がやはりうれしい。
実は店長さんお薦めだという、すごーく気になるものを注文したので、ソワソワ・・・w
しばらくすると運ばれてきました!
来たー♪ こちらが限定で、見つけたときだけの幻の「うな太郎重」 3500円 吸い物とお新香つきです。
こちらが本当にスゴイ!
舞台の左右に 肝の花道。
圧巻過ぎてふたを開けたとたんの肝の縦列駐車に、大興奮しちゃった!
一匹からもちろん一個しか取れない貴重な鰻の肝を、ずらっと並べに並べたその肝の数は13~4匹ぶん!
看板に「肝、あります」と見つけたとき、のだやFacebookで見かけたら、即オーダーですよ!
もちろん真ん中の蒲焼きも柔らか~しっとりの厚みで美味なのは言わずもがなですが、やっぱり「うな太郎」の肝だけにキモは、香ばしくって味わい深い肝焼きの怒涛なる量。
「ひかえーおろー!」とでも言いたくなる、大人のうな重「うな太郎」。
ちなみにお米は山形のつや姫を。
大粒でつやがあり、水分を含みすぎない炊き上がりのお米が鰻のたれと合うのだとか。
焼きめの香ばしさのあとに、たれの沁み込んだ肝のコクのあるうまみがきて、さらに遠くから肝らしいほろ苦さが駆け寄ってくる。
頬がキュッとうなるほどの肝焼きのおいしさ!
内臓を旨いと思えるようになると、オトナの贅沢を感じますね。
気付くと、珍しさから縦に肝だけをつまみ食べ進んでおりました(笑)。
でざーと♡
鰻はビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、EPA、ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など、栄養が豊富なところは知られていますが、唯一含まれないビタミンが、ビタミンC。
そのビタミンCを補う意味もあって最後はフルーツで〆るのがいいそうです。
さっぱりしておいしかった♪
鰻にはさばきかたはもちろんのこと、焼きかた、火の起こし、あおぎ、
伝統とワザが生き、伝承されていきます。
関東風の蒲焼を焼くときは、素焼きし蒸した鰻を、炭に灰をかけて柔らかな火で。
ひつまぶしの鰻はむき出しの1,000℃の炭で生から一気に。
その両方を同時に焼ける名人が、ここ「入谷鬼子母神門前のだや」さんにはいらっしゃいます。
(この日の焼き師・富田さんがそうでした!)
あと、放生会などのお話もうかがったり。
季節感を大事にし、彩りを大事にし、
四季のある日本を愛で。
食べることはいのちをいただき愛おしむこと。
そう、再認識させてくれた、鰻屋さんでした。
四季のフルーツとうなアイス。秘密はうなぎの骨の粉とたれ!
のだや
肝吸いー
生のうなぎを特製のお酢で〆たもの
はうはふと!
共水うなぎ重
幻の共水うなぎキター!
酢〆は梅ソースかわさびで!
うなぎの酢〆 うら梅造り
日本酒のサングリア
フォアグラ
うなぎのハーブソテー
うなぎのハーブソテー フォアグラ添え
うなコロッケさくっと!
うなコロッケ!
ほたるいか
渡部さんに!
節句細工
店頭
家紋・うらうめ
入谷鬼子母神門前のだや
2015/05/07
ICHIKO様
この度はご来店頂きまして心より御礼申し上げます。
また、今回は当店の看板料理であります「きょうすい重」をお召上がり頂きましてありがとうございます。
昨今は、マスコミ等で、当店並びに“幻の鰻・きょうすい”の知名度が高くなりましたので、お客様のご注文率一番でございますが、
ICHIKO様のように、“美味しさの真髄”をご理解頂いているお客様にこそ召し上がって頂きたい逸品でございますし、また、当店の“匠の技”をご評価頂きまして嬉しい限りでございます。
ありがとうございます。
今後も、“匠の技”で調理する“幻のうなぎ”並びに“うなぎ創作料理”のご提供に努めて参りたいと存じますし、一品料理も、更なる新商品を開発してゆきたいと思います。
お客様のご声援が、当店従業員の最大の励みでございますので、今後とも、お客様にご満足頂けるお店を目指して鋭意努力して参りますので、「入谷鬼子母神門前のだや」を末永くご愛顧賜りますようお願い申し上げますと共に、ICHIKO様の、またのご来店を、従業員一同心よりお待ち申し上げます。
2015/05/08 更新
新発見! 新感覚!
塩好きの私もうなるひつまぶしを堪能してきました(♡∇♡)!
入谷の鰻の匠の店「のだや」さん。
ひさびさの訪問です。
オープンの11時に行ったら、もう行列があって入れないかと!∑(゚Д゚)
予約していたんで大丈夫だったけど・・・一瞬ヒヤリ。
でも前後の人も予約していたのに早く来て並んでいたのは、お目当てのメニューを食べたいから
材料や手間が希少なメニューは、出会えた時が食べ時。
それはここ「のだや」だって同じで、限定○食というメニューがたくさんあるんです。
食通なアンジャッシュ渡部建さん(今や佐々木希ちゃんのダンナさん!)が絶賛したことでも「のだや」さんは知られていますが、奥の部屋に通されると壁にずらりと並ぶ著名人、グルメなみなさんの色紙をついじっと読んじゃいますね~
そういえば私たちの後からいらしたマダムたちはFacebookをチェックしてから来たと会話に出ていました。
そりゃそうですよね。旬のおいしいもの、メニューやお薦めは都度変わります。
SNSで老舗を探して、そして時間や取り扱いメニューを調べるのは今や当然かもしれません。
さて、ランチタイムでもあるけど、ひさびさに来てせっかくなのでグランドメニューからひつまぶしをセレクト!
白ワインもスタンバイして、ド―――――――ン!
ひつまぶし(しお) 「うらうめ」5000円
初めて鰻を”しお”で!! ゚ *。(´Д`人´Д`)。* ゚
塩で食べたときのほうが食材の持つ本来の味、香り、甘さ、そして旨みがダイレクトに舌に届く気がして、最近はそばもかつおもお肉もまずは塩でいただくようにしています。
でも鰻に塩焼きって今までは出会ったことがなかった、ゆえにいただいたことがなかったんですよね。
「のだや」で根強い人気を誇ると聞いていた塩焼き、ぜひこれは食べてみないとと思ったのです(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+
ひつまぶし用の生のうなぎをさばいて強火で一気に素焼きに。
蒸してから焼くものとは炭も行程もまるでちがうので、手間暇がかかり一定数しか焼けないというからすごい。
表面はカリカリっと。身はふわり。ローズソルトの粗潰しのコリッとした食感に出会えて、うなぎのとろける甘さを再発見します。
最初はそのままよそって食べてみて、んんんんー!とうなってから薬味をのせて。
ごはんにもたれがかかっているんですがこれがまた塩焼きといいあんばい。
あれれ、もしかして私はたれよりしおが好きかも!!!
本来の身の甘さや場所により違う弾力、皮目のほろ苦さ、そんなこんな鰻の持つ素の味わいがダイレクトに感じられる気がする。
そして何より塩焼きはワインにぴったりで。
なんだかもう「ひつまぶし」の枠を超えた新しい一品の扉を開けちゃった感じですよ!
そこに添えられた自家製の香のもの、肝吸いも贅沢にいい後援を送ってくれます。
さらにお茶が用意されていたので、味変でお茶漬けに!
わさびがまた岩塩に合う合う!!
胃に沁みわたるおいしさ・・・
ただお茶漬けだとサッパリしすぎていて、最後はダイレクトに塩焼きの味を感じて締めたかったからまたひつまぶしに戻って、わさびと薬味増量! 大サイズでも完食です!
きれいに食べ終えたときの空のお茶碗を見下ろすときがごはん星人でよかったと思う瞬間ですね~。