1回
2015/11 訪問
『京都賞』京料理の神髄。歴史あるお雑煮の深み
卵豆腐(ほうれん草、菱蟹、うに、菊)出汁のゼリー
卵豆腐(ほうれん草、菱蟹、うに、菊)出汁のゼリー
卵豆腐(ほうれん草、菱蟹、うに、菊)出汁のゼリー
まずはビール
なかむら名物「一子相伝」白味噌雑煮
絶品☆なかむら名物「一子相伝」白味噌雑煮
絶品☆なかむら名物「一子相伝」白味噌雑煮
お造り(鯛の皮しも、いか、まぐろ)
お造り(鯛の皮しも、いか、まぐろ)
緑茶、地下水、冷酒「京の四季」
冷酒「京の四季」で一献
お店の大切な地下水
白ぐじ(甘鯛)のゆず酒蒸し
白ぐじ(甘鯛)のゆず酒蒸し
八寸(鯖寿司、ゆず釜、海老芋、イチョウ芋、さんまくらま煮、海老、丹波栗、きゅうり、ぎんなん)
八寸(鯖寿司、ゆず釜、海老芋、イチョウ芋、さんまくらま煮、海老、丹波栗、きゅうり、ぎんなん)
八寸(鯖寿司、ゆず釜、海老芋、イチョウ芋、さんまくらま煮、海老、丹波栗、きゅうり、ぎんなん)
八寸(鯖寿司、ゆず釜、海老芋、イチョウ芋、さんまくらま煮、海老、丹波栗、きゅうり、ぎんなん)
女将さん
女将さんとみんなで
はも焼き霜、松茸とみょうが和え
京料理の神髄「ぐじ(甘鯛)の酒焼き」
ぐじの酒焼き
ぐじの酒焼き→お湯を注いで、汁物として頂く
ぐじの酒焼き→お湯を注いで、汁物として頂く
ぐじの酒焼き→お湯を注いで、汁物として頂く
ぐじの酒焼き→お湯を注いで、汁物として頂く
松茸ごはん
松茸ごはん。松茸がたっぷり
代白柿にアールグレイのゼリー
女将さんとご主人
日本のノーベル賞=京都賞
日本のノーベル賞=京都賞
日本のノーベル賞=京都賞
2015/11/25 更新
生きる経営の神様=稲盛和夫氏が創設された日本のノーベル賞『京都賞』授賞式に参加するため、京都へ。夜は、『食べログ』仲間の間で評判の歴史ある名店『なかむら』へ伺いました。半年近く前から予約をして、楽しみにしていました。
京料理の伝統を大切にして、「古い料理を古いままに」という理念のお店。入り口から温かい出迎えをして頂き、お座敷に通されました。ゆったり取られた個室で、清潔感があるけど、張り詰めた空気感でなく、とてもリラックスできる雰囲気です。最初の一品を口に運び、「一番いい時季の京都に来たなあ」と実感しました。
京都の白味噌が大好きで、お餅好きな私にとって、忘れられない味となったのが「なかむら名物・一子相伝 白味噌雑煮」です。「一年を通じて出している逸品」で「出汁や調味料を一切使わず、地下水と練った白味噌だけ」で作られている一子相伝のお雑煮。
一口味わった瞬間、白味噌の深いうま味と香りが体中に広がりました。ねっとりして、甘味のある京都の白味噌。出汁を使っていないのに、この深い味わいは驚きです。香ばしく焼いた丸餅と、ほんのり香る辛子の風味。何杯も食べたい、究極の美味しいお雑煮でした。「このお雑煮を食べるために、また来たい!」と心から思いました。
途中、「若女将が休みなので」と女将さんがご挨拶に来てくださいました。「『京都賞』で京都へ来ました」とお伝えすると、「稲盛さんは、昔からよく来てくださっていました。『京都賞』を作るとき、名前をどうするか? うちで相談されていました。もう30年も前の話なんですね」と懐かしんでおられました。「稲盛さんは、とても社員さん思いの優しいお方」とも。
たまたま予約したお店が、偶然にも『京都賞』を生んだお店だったなんて! 嬉しい偶然で、同席したみんなで、幸せな気持ちになりました。