2回
2018/06 訪問
次の夢！ いつかはここに泊まりたい
2018/12/01 更新
2015/09 訪問
次の夢！ いつかはここに泊まりたい。
長野市や須坂市からラグビーの聖地、菅平に行こうとすると、
その街道筋のこの旅館の前を通ります。
木立に囲まれていますから、注意深く眺めていないと、
この旅館を気が付かないで通り過ぎてしまうかもしれません。
ここは、一軒だけぽつんと佇んでいるにもかかわらず、
一年先まで予約が埋まっていて、予約が取れないという温泉旅館です。
夕食の質にボリューム、それに夜食まで付く食事の良さに加えて、
従業員の皆様のお客様への当たり方が、つかず離れず素晴らしいと、いろいろな方からお聞きします。
実際にこの旅館の社長さんから、過去からの分析や、将来の見通し、
他との差別化を図ったり、従業員に働きやすい環境を用意するなど、
お役様に満足いただくための戦略をお聞きした時は、それまでない感動をいただきました。
そして、この戦略と、それを実現している一人ひとりの従業員が、
今のこの旅館のポジションを作り上げていることがわかりました。
未だ泊まったことがないですし、予約さえも取れていないのにもかかわらず、
この旅館を是非訪れてみたいと思い調べてみると、カフェなら予約がなくても訪れることができることがわかりました。
そうとわかれば、行かない理由はありません。
場所はわかりにくいところですから、注意深く向かいました。
駐車場に入ってどこに車を停めようか迷っていると、
気が付かないうちに従業員の方が近くまで寄って来ていて、
「ここにどうぞ！」と合図をしてくださっています。
私への案内が済むとその従業員は、何事もなかったように、
玄関付近の掃き掃除に戻り、さっさと仕事をこなしています。
車を降りて玄関に向かい、その従業員に改めて招き入れていただき、橋を渡り、建物の中に入りました。
緑が多いです。静かです。そして、建物や調度類が重厚で、浮ついたところがありません。
お茶だけいただきに来たと告げると、カフェの場所を案内してくださいました。
その中に入ると、ここもやはり全体の雰囲気が重厚で、
外に向いて緑の木々を眺められるどっしりとしたチェアや、
テーブルを囲んだ席、落ち着いて読書ができるチェアなど、いろいろな空間が用意されています。
他のお客様がいらっしゃらないので、外の景色を眺められるテーブル席に着きました。
メニューを拝見し、カモミールとレモングラスのハーブティーをお願いしました。
辺りは静かです。
周りの緑豊かな木々と、重厚な建物が音を消してしまうのでしょうか。
耳を傾けてみると、川の流れや木々が風に揺られる音が聞こえます。
やがて、ハーブティーを持って来てくださいました。
その従業員さんに、ちょっとしたことをお聞きしたのですが、
なかなか主観的にウィットに富んだ受け答えをしていただき、ちょっと驚きでした。
普通は、もっと差しさわりのない答えが返ってくることが普通ですのに。
ハーブティーの味の方は、香りが豊かです。
ほかのお店との特別な味わいの違いはないのですが、
ポットに入ったお茶は１回では飲み切れず、快適な空間に必然的に長居ができます。
新聞を読み、周りの景色を眺め、ゆったりとした時間を過ごしました。
やがて、時間が経ち、ハーブティーも飲み終え、席を立ち、お支払いをしてカフェを出ました。
駐車場に向けて歩いていくと、後ろから自然な雰囲気で店員さんに声をかけられました。
「これはお客様の持物ではないでしょうか？ 席に置かれていましたので。」と。
それを見て「あ！ いけない」「恥ずかしい」という思いを抱きましたが、
何事もなかったように声をかけられ、普通のことのように接してくださいましたし、
その方は笑顔で渡してくださいます。
自然と「うっかり忘れてしまいました。ありがとうございます。」と自然に応えることができました。
何か恥ずかしいことをしたなんて、どこかに吹き飛んでしまいました。
こういう対応ができることがきっと社長の戦略と、従業員のお皆様のおもてなしなのですね。
まだ泊まったことがないですが、今回のことをきっかけにますます泊まってみたいと思い始めました。
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
岩の湯
2015/09/03 更新
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菅平高原に登った帰り、心を落ち着けることができる場所で、しばらくゆっくりしたいと思いました。
岩の湯に向かったのは必然だったのかもしれません。
駐車場に入ると、車を停めるための案内をしてくださる方が、いつものように出て来てくださいました。
車を降り、カフェでお茶をいただきたいことを話すと、エントランスに案内してくださいました。
カフェに入ると、前回来た時と同じレイアウト。
店員さんの姿が見えなかったので、空いている席に座りました。
少しの後、どうやら奥の部屋での接客を終え、店員さんが戻ってきました。
そのとき、私達を見て発せられた言葉が自然で、空間が和みました。
メニューをいただき、レモングラスのハーブティーと、ゆずキャラメルタルトをお願いしました。
持ってきていただくまでの間、店内を眺めました。
自宅の部屋に居る雰囲気もある内装です。
ポットに入ったハーブティーとタルトを持って来てくださいました。
ハーブティーは、穏やかなレモンの香りで、お茶を飲んでいる感じが残るもの。
タルトは、ゆずとキャラメルのソースに、サクサクとしたタルトの生地と、アーモンドの香ばしさが味わえる一品。
思ったよりも甘く、ハーブティーとよく合います。
店内は静かで、聞こえるのは、窓の向こう側を流れる川の音と、風に揺られた木々の音だけ。
1時間近く過ごさせていただき、身体を休めることができました。