私も詳しいところではなかったので、今回のハワイ訪問にあたってチップについていろいろと調べてみました。
日本の中ではチップの習慣がないのでハワイでも軽視している方は多いと思いますが、ハワイでチップを払わないのはクレームを付ける時くらい、らしくこれを知ってからは払うように心がけました。
テイクアウトやファーストフード程度なら払わなくても良いケースがあるようですが、それでもレジ横にチップを入れるボトルが置かれてたりするので、きちんと対応してくれた場合には$1~2くらい入れるのが良いでしょう。
元々飲食店の店員さんの給料はとても安く設定されているようで、サービスによってお客さんからお金を貰え、という意味なのか給料だけでは通常暮らしていけない額なんだそうです。
給料だけの問題でもなくそもそもハワイの都市部では生活にかかるお金が非常に高く、そこそこの生活をするには年収1500万くらいは必要だと言われています。
コンドミニアムのようなところのワンルームを借りるにも2~30万かかりますし、飲食店で食事をしてもチップを入れると$15~20前後はかかります。
物価全般を考えると、実感として東京都心に住む際の2倍前後のコストがかかる印象です。
飲食店の店員さんの給料の一部を客が肩代わりするみたいで納得できない人もいるとは思いますが、これは商習慣の違い。
習慣の違いを認めたくないというのは、まるで家の中では靴を脱ぐ習慣の日本にあって平然と土足で入り込むようなものだと思います。
ちなみに額の目安は、レストランのようなお店だと代金の20~25%くらい、もっとカジュアルなお店だと15~20%程度を目安にしていました。
日本人を含む東洋人はケチ、というのが一般的な評価らしく、払わなかったり払っても10%程度という人が多いのかもしれません。
だからと言って必要以上に払うのも変な話ですし、あくまでこのくらいの目安で良いんじゃないでしょうか。
また飲食店に限らず、ホテルでベッドメイキングをしてくれる人には外出の際テーブルの上や枕元などに$1~2置くのが良いですし、タクシーの運転手にも代金の15%くらいというのが普通です。
ホテルにチェックインした時に部屋まで荷物を運んでくれたら$1、複数あったり余程多ければもう少し払うべきだと思います。
何でもお金みたいで嫌気がさすかもしれませんが、感謝の気持ちを表すつもりで実践してみてください。