スリランカのメインイベント、シギリヤロック登頂です。
父親である王を殺し王座を奪った狂気の王、カッサパが異母弟の復讐を怖れ、地上100メートルの切り立った岩の上に王宮を作りました。
当時の王はここに500人の妻とともに暮らしていたそうですが、水浴びをするためのプールや飲み水用の貯水池があるのには驚きました。
考えればわかりますが、雨水を貯めるだけでは飲み水も水浴び用の水にもなりません。
どうも当時はポンプ的な仕組みがあったのではないかと言われてますが、外から見る限りでは断定もできずその仕組みはいまだに解明されていないそうです。
ちなみにこのシギリヤロックが発見されたのはまだ最近のことだそうです。
イギリス人が当時ジャングルの中にあった岩山を調査したところ、その頂上に遺跡らしきものを発見し、その後の調査で周辺から資料となる石板等が見つかったのだそうです。
休憩なく昇り降りしてだいたい1時間半くらいかかりますが、昼以降の暑い時間帯はスズメバチが出没することもあるため7時の開園直後から登り始めるのがオススメです。
ちなみにスリランカ人は入場料はRs50だかですが、外国人は$30という理不尽さ。
まぁ今更スリランカ人も登ることもないから、維持管理のためにも外国人観光客から徴収しようということでしょうか。